公立図書館

韓国国立中央図書館(NLK)、公共図書館における3年間の貸出しデータを用いて行なった高齢者に人気のある図書の分析結果を発表

2018年9月20日、韓国国立中央図書館(NLK)が、公共図書館における3年間(2015年1月から2018年8月まで)の貸出しデータ2億9,000万件を用いて行った、60代以上の高齢者に人気のある図書の分析結果を発表しました。

文学関係は除いた、上位200冊の分析の結果、生活と人生をテーマとした人文系図書が42%を占めて最も多く、歴史(38.5%)、趣味(8%)、健康(6.5%)、経済・財テク(1.5%)と続きます。上位には、岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』も含まれています。

一方、文学関係では、韓国の作家による図書が81%を占める結果となったとのことです。

文部科学省、「文部科学省設置法の一部を改正する法律等の施行(文化庁の組織再編)及び文部科学省組織令の一部を改正する政令の施行(総合教育政策局及び文教施設企画・防災部の設置)について(通知)」を発出

文部科学省が、2018年9月28日付けで、各都道府県教育委員会教育長、各指定都市教育委員会教育長、各国公私立大学長等宛に「文部科学省設置法の一部を改正する法律等の施行(文化庁の組織再編)及び文部科学省組織令の一部を改正する政令の施行(総合教育政策局及び文教施設企画・防災部の設置)について(通知)」を発出しています。

「添付5 組織再編により担当課・担当係が変更される主な業務一覧」によると、図書館関係では、新設される総合教育政策局教育人材政策課に「社会教育主事・司書及び司書補の養成・研修の企画・実施社会教育功労者表彰に関すること」(現・生涯学習局社会教育課)、「司書教諭及び学校司書の養成・研修の企画、実施に関すること」(現・初等中等教育局児童生徒課)が移管されます。

大和市立図書館(神奈川県)、昔の新聞記事・映像を用いて「回想法」を体験するイベントを開催

神奈川県の大和市立図書館が、2018年9月29日、昔の新聞記事・映像を用いて「回想法」を体験するイベントを開催しました。

読売新聞が作成した回想法用のDVDを用いて「回想法」を体験するもので、昭和30年代の新聞記事やニュース動画を見ながら、過去の出来事のクイズに回答したり、参加者が語り合うイベントです。

【終了しました】よみうり回想サロン~昭和30年代、懐かしいあの頃を語り合おう~(大和市文化創造拠点シリウス)
http://yamato-bunka.jp/library/2018/003273.html

参考:
E1669 - 高齢社会における図書館について考えるシンポジウム<報告>
カレントアウェアネス-E No.280 2015.04.23
http://current.ndl.go.jp/e1669

宝塚市立中央図書館(兵庫県)、マチ文庫をつくるための連続講座2018「あの人に聞く宝塚の町のはなし 第1回 梅野町のマドンナ登場」を開催:インタビュー内容は冊子に

兵庫県の宝塚市立中央図書館が、2018年9月29日に、マチ文庫をつくるための連続講座 2018「 あの人に聞く宝塚の町のはなし」の第1回「梅野町のマドンナ登場」を開催しました。

宝塚市立図書館では、ひとりひとりの中にある宝塚の記憶や経験を小さな本にまとめ、共有し、保存していくの取り組み「マチ文庫をつくるための連続講座」を開催していますが、2018年度は、これまでの2年間行ってきた座学形式の入門講座ではなく、毎回、宝塚に関わりの深い人をゲストに招き、聞き手がその人にインタビューをして、その内容を1冊にまとめるという形式で実施されます。

インタビュアーの話の引き出し方や、聞き取った内容の本への纏められ方等の過程を実地に見て、参加者が、本(冊子)の作り方を学ぶことが目的です。

第1回目は多数の芸者がいた宝塚温泉街の思い出話を元芸者に聞く内容で行われました。

CA1937 - 動向レビュー:国内の公共図書館における健康医療情報サービスの最近の動向 / 池谷のぞみ

 2000年代の前半から、国内の公共図書館において健康医療情報を提供する取り組みに積極性が増すと共に、その動きに広がりが出てきている。厚生労働省が提示した地域包括ケアシステム構想では、市民が可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制の構築がめざされている。地域包括ケアシステムの構成要素には、本人の希望と経済力にかなった「すまいとすまい方」と「生活支援・福祉サービス」の連携があり、必要に応じた「介護」、「医療」、「予防」という専門的なサービスの提供がある。そしてそのシステムの根底に位置づけられ、重要となるのが、本人・家族が在宅生活を選択し、実際にそうした生活を送ることの心構えを持つこととされる(1)。本人・家族が適切な選択をし、そのための心構えを持ち、実際に生活を送れるようになるために前提となるのが、適切な情報である。健康医療情報へのアクセスを市民に保障することはこれまで以上に重要になってきているといえる。

CA1932 - オーテピア高知図書館:県と市の合築による一体型図書館 / 小泉公乃

 2018年7月24日、高知県高知市において新図書館等複合施設「オーテピア」(1)が開館した。オーテピアは、(1)オーテピア高知図書館(表1)、(2)オーテピア高知声と点字の図書館、(3)高知みらい科学館の3つの施設からなる複合施設である。その中核的施設であるオーテピア高知図書館は、高知県立図書館と高知市民図書館による合築(がっちく)の図書館であり、県と市の図書館を1つの建物内で共同経営するという日本ではこれまでにない取り組みである。筆者は、このオーテピア高知図書館を対象として、建築における初期段階の2016年2月から現在にわたって観察調査とインタビュー調査を組み合わせたエスノグラフィーを行ってきた。それ以前については、資料調査を基礎にインタビュー調査を行った。表2は,合築前の高知県立図書館と市民図書館の基本情報である。

金沢市立金沢海みらい図書館で「図書館で過ごす時間を豊かにする椅子Ⅲ」展が開催中:金沢美術工芸大学の学生が同館のデザイン・シチュエーションに合った椅子を考案

石川県の金沢市立金沢海みらい図書館で、2018年9月22日から10月9日まで「図書館で過ごす時間を豊かにする椅子Ⅲ」展が開催されています。

金沢美術工芸大学製品デザイン専攻3年生の学生21名により制作された椅子21脚が展示されています。

椅子の制作に当たっては、図書館利用者へのアンケート調査や観察を行い、同館の建築デザインとシチュエーションに合った椅子が考察されています。

同イベントは今年で3年目で、同館で行われるのは今年で最後となります。

9/22(土)~図書館で過ごす時間を豊かにする椅子Ⅲ(金沢市図書館,2018/9/11)
https://www.lib.kanazawa.ishikawa.jp/index.php?action=pages_view_main&ac...

むかわ町立穂別図書館(北海道)、ボランティアにより復旧作業中

平成30年北海道胆振東部地震の被害を受けた北海道のむかわ町立穂別図書館においてボラティアにより行われている復旧作業が、地元のポータルサイトで紹介されています。

2018年9月14日からの作業で3万冊の図書の整理が進んでいますが、同館は、全ての本棚が倒壊、破損し再開の目途が立っていません。本の貸し出しを希望する場合は、同館まで連絡するよう依頼しています。

むかわ町民ポータルサイト・ポム
http://pomu.town.mukawa.lg.jp/dd.aspx?moduleid=1002&_PickUp_para=15#modu...
※「過去の新着情報」に、「穂別図書館へも沢山のボランテイアが応援 2018年09月17日」「穂別図書館・ボランテイアの力で整理が進む 2018年09月18日」「むかわ町立穂別図書館からのお知らせ 2018年09月25日」があります。

大阪府立図書館、「平成30年北海道胆振東部地震」で被災し、大阪府及び近隣府県へ避難している住民を対象に利用者登録を実施

2018年9月20日、大阪府立図書館が、「平成30年北海道胆振東部地震」で被災(平成30年北海道胆振地方中東部を震源とする地震に係る災害救助法の適用者)をし、大阪府及び近隣府県(京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県・三重県)に避難している住民を対象に、臨時的措置として利用者登録を実施すると発表しました。

実施期間は、2019年3月31日までです。

なお、同館では、「平成30年7月豪雨」で被災し、大阪府及び近隣府県に避難している住民へも利用者登録を実施しています。

平成30年北海道胆振東部地震により大阪府および近隣府県に避難されている皆様へ 《大阪府立図書館利用者登録のご案内》(大阪府立図書館,2018/9/20)
http://www.library.pref.osaka.jp/site/info/oshirase-hokkaidou2018.html

京都市図書館とジュンク堂書店京都店が読書活動推進で連携:子ども向けブックリスト「本のもり」掲載本を店舗で紹介

京都市図書館が、ジュンク堂書店京都店とのコラボ企画『「本のもり」を巡って~図書館と本屋さんのコラボレーション~』を2018年9月21日から10月19日まで実施すると発表しています。

同館が作成したブックリスト「本のもり」(「赤ちゃん編」「幼児編」「小学校低学年編」「小学校中学年編」「小学校高学年編」「中学校編」の6種類)で紹介した本を、ブックリストとともにジュンク堂書店京都店の児童書売場で展示するものです。

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