公立図書館

英国・Libraries TaskForce、2015年の上半期の進捗レポートを公表 2016年の3月までに99%の公共図書館で無料のWiFiが利用可能の見込み

2015年11月26日、文化・メディア・スポーツ省と地方自治体協会によって設立された、英国のLibraries TaskForceが、2015年の上半期の進捗レポートを公表しています。

レポートの主な内容として以下の点があげられています。

・英国の全ての公共図書館に無料のWiFiを設置するために740万ポンドの資金を用意し、これにより2016年の3月までに99%の公共図書館で利用できるようになる。
・Tinder財団からの10万ポンドの資金で、16の公共図書館で、社会的に排除され集団に溶け込むのが難しい集団にデジタル技術を身に着けさせる試行的な新しいアプローチを実施。
・6つの市立図書館が、中小企業や起業のための中核機能を持つために、英国図書館(BL)、英国芸術評議会(ACE)、コミュニティ・地方自治省からの進取的な図書館に対する40万ポンドの資金を確保することを支援。
・首長や議長が、中央省庁や地方自治体と面談する際、図書館の価値や如何に図書館がリテラシー構築やビジネス、健康、社会福祉のような分野で地域を支援しているか強調。

また今後のこととして、優秀事例を参考にすることを目的とした地方自治体のためのツールキットを作成するとのことです。

NHK「くらし☆解説」で「図書館の役割って何?」がテーマに(記事紹介)

2015年11月26日、NHK「くらし☆解説」で「図書館はどう変わろうとしているのか」が放送され、当該放送の記事が、「NHK 解説委員室」の「解説アーカイブス」に掲載されています。

佐賀県の武雄市図書館の登場、本の分類・選書の問題、全国図書館大会における新潮社の佐藤隆信社長の発言など、公立図書館を中心とした図書館をめぐるニュース等に触れられ、図書館の役割についての議論の深化を期待したい、と結ばれています。

NHKオンライン
http://www.nhk.or.jp/
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/232510.html
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2015-11-26&ch=21&eid=11636&f=2265
※2つ目のリンクは、NHKオンラインの「NHK 解説委員室」、「解説アーカイブス」の「くらし☆解説 「図書館の役割って何?」」の記事で、3つ目のリンクは、番組表の当該放送のページです。

参考:
NHK「視点・論点」で「視覚障害者と読書」が取り上げられる(記事紹介)
Posted 2015年10月2日
http://current.ndl.go.jp/node/29561

米国・ワシントンD.C.、全ての中高生に図書館カードを付与(記事紹介)

2015年11月25日付のWashington Postが報じるところによると、ホワイトハウスの主導により、ワシントンD.C.の全ての中高生に図書館カードが付与されることになったとのことです。

プログラムの名称は“ConnectEd Library Challenge”で、4月頃、米国のオバマ大統領が、30のコミュニティーに対して、全ての生徒が図書館カードを持てるようにしたものとのことです。

ワシントンD.C.では、約7万人の生徒の学生証に図書館カード機能が付加されることになったようです。

DC public school students now have city library cards(Washington Post,2015/11/25)
https://www.washingtonpost.com/local/dc-public-school-students-now-have-city-library-cards/2015/11/25/b13347a6-9344-11e5-befa-99ceebcbb272_story.html

参考:
インディアナポリス公共図書館、図書館カードを生徒に配布
Posted 2015年9月29日
http://current.ndl.go.jp/node/29528

E1736 - 「神奈川県行政資料アーカイブ」の構築

 ○はじめに
 設置母体である地方公共団体が作成する行政資料を収集することは,公立図書館の任務の一つと考えられるが,ペーパーレス化が進む中,電子媒体の地方行政資料を系統的・網羅的に収集し,保存することは多くの公立図書館の課題となっている。神奈川県立図書館(以下当館)はその課題に取組むため,2015年4月に,神奈川県政策局情報公開課県政情報センター(以下県政情報センター)及び神奈川県立公文書館(以下公文書館)と連携して「神奈川県行政資料アーカイブ」(以下アーカイブ)を設置し,10月1日にウェブサイトを一般公開した。本稿では公開に至るまでの経緯などについて紹介する。

第17回図書館総合展で初実施の「地方創生レファレンス大賞」が発表

2015年11月11日、図書館総合展において、「地方創生レファレンス大賞」の最終審査と授賞式が行われました。

「地方創生レファレンス大賞」は、地域活性化や地域課題解決に結びついたレファレンスを顕彰するもので、地方創生レファレンス大賞準備委員会及び文部科学省が主催したもので、今回の図書館総合展が初の実施となり、元昭和女子大学特任教授の大串夏身氏が審査委員長をつとめています。

賞は以下の3つで、受賞者とレファレンスサービスを受けた図書館は以下のとおりです。

●文部科学大臣賞
「中心市街地活性化に繋がる図書館活用 ~マチナカの人・歴史・再発見!~」
応募者:鳥取市中心市街地活性化協議会・タウンマネージャー・成清仁士氏
レファレンスサービスを受けた図書館:鳥取県立図書館

●公益財団法人図書館振興財団賞
「遠隔画像診断事業立ち上げ時の課題解決」
応募者:株式会社ワイズ・リーディング・中山善晴氏
レファレンスサービスを受けた図書館:熊本県立図書館

●審査員会特別賞
「創業300年の老舗をひご野菜でブランド化」
応募者:くまもと森都心プラザ図書館・河瀬裕子氏
レファレンスサービスを利用した人:細工豆腐製造卸販売の老舗「麩屋氏助」

地方創生レファレンス大賞 最終審査・授賞発表(図書館総合展)

「図書館と地域をむすぶ協議会」が発足 同協議会発行の「綴」通信が創刊 ウェブサイト、パンフレットなどもリニューアルされ公開

2015年11月10日付で、「図書館と地域をむすぶ協議会」が発行する『「綴」通信』の創刊号が発刊となっており、その他、11月中の日付を更新日として、同協議会のウェブサイトやパンフレットなどがリニューアルされています。

「図書館と地域をむすぶ協議会」は、図書館が地域の教養と読書文化の基盤として、果たすべき本来の機能と役割を追求し、さらに図書館を、地域活性化を担う場と位置づけ、地域の将来を支える人材の育成と多様な経済文化創出の実践を目的とする任意団体とのことで、以下の5つが活動の柱とされています。

(1)空間づくりからシステム構築、企画・運用・支援まで図書館に関わる各種コーディネート
(2)図書館および地域づくりを担う人材の啓蒙・育成とネットワーク化
(3)図書館と地域づくりに関するモデル事業の推進とワーキンググループ運営
(4)推奨するシステムおよびサービスの安定供給のための斡旋と管理
(5) 図書館をめぐる環境改善および社会的な地位向上のための各種活動

活動事例も掲載されていて、今後内容も順次公開される予定とのことです。

慶應義塾大学講師/編集工学機動隊ギア代表の太田剛氏がチーフディレクター/コーディネーターをつとめ、全国のいくつかの図書館の館長をはじめ図書館関係者などがアドバイザーとして参加しているようです。

福井県立図書館、ドコモショップとの共催で、「携帯・スマホで県立図書館を使いこなそう」講座を開催

2015年12月16日、福井県立図書館は、ドコモショップ福井店との共催で、「携帯・スマホで県立図書館を使いこなそう」講座を開催します。

携帯電話・スマートフォン等で、借りたい本の検索や予約などができる「インターネット予約サービス」の活用を図るため、操作方法を紹介する講座とのことで、同店のスタッフによる、参加者3人1グループでの検索、予約、延長等の操作説明と、参加者自身の携帯、スマートフォンを使った操作体験等が予定されています。

参加は無料で、15名が定員となっています。

「携帯・スマホで県立図書館を使いこなそう」講座 参加者募集のお知らせ(福井県, 2015/11/17)
http://www2.pref.fukui.jp/press/view.php?cod=7QbB5c14469708159b
http://www2.pref.fukui.jp/press/atfiles/pa081447204374aA.pdf
※2つ目のリンクはポスターです。

「携帯・スマホで県立図書館を使いこなそう」講座を開催します。(福井県立図書館, 2015/11/19)

宮古市立図書館(岩手県)、郷土企画展「がんばれ三鉄展」を開催

2015年11月21日から27日まで、岩手県の宮古市立図書館は、2015年度の郷土企画展として「がんばれ三鉄展」を開催しています。

三陸鉄道に関する本の展示や三陸鉄道の写真展示がおこなわれているほか、11月22日には、三陸鉄道株式会社の社員を招き、講演会「線路はつながった 三陸鉄道復興の始発駅」なども開催されたようです。

岩手県宮古市 宮古市立図書館トップページ
http://www.city.miyako.iwate.jp/shogai/tosyokan_top.html
※「図書館からのお知らせ」として「●平成27年度郷土企画展「がんばれ三鉄展」とあります。

参考:
岩手県宮古市、『三陸鉄道情熱復活物語』と『三陸の海』の点字本兼墨字本を三陸鉄道株式会社から受贈
Posted 2015年5月18日
http://current.ndl.go.jp/node/28487

広島市立南区図書館、子育て支援講座「楽しく学ぼう おこづかいゲーム」を実施(12/12)

2015年12月12日、広島市立南区図書館が、南区民文化センターにおいて、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会の会員を講師に招き、子育て支援講座「楽しく学ぼう おこづかいゲーム」を実施するとのことです。

ゲームを通して、お金の使い方やおこづかい帳の書き方を学び、お金について考えるものとのことです。

対象は小学生で、定員は30名(先着順・要申込)とのことです。

子育て支援講座「楽しく学ぼう おこづかいゲーム」(広島市立図書館,2015/11/19)
http://www.library.city.hiroshima.jp/news/minami/2015/11/246.html

参考:
公共図書館が金融リテラシー教育の情報資源となり得るために(記事紹介)
Posted 2015年11月11日
http://current.ndl.go.jp/node/29938

オーストラリア・ヴィクトリア州立図書館、所蔵する1970年代の写真7万枚のデジタル化に着手

オーストラリア・ヴィクトリア州立図書では、40年の間で、7万枚のメルボルンの通りや歴史的な郊外の歴史的な写真を所蔵してきたが、これまで利用されることがなかったとのことです。

そこで、同図書館では写真をオンラインで公開するためのデジタル化作業に着手したとのことです。

写真からは、70年代初頭の建物やファッションや生活様式を見て取れるとのことで、地域ごとに平均800枚程度の写真があるようです。

州立図書館では、地元自治体が写真をオンラインで閲覧可能とするために支援することを望んでいるとのことです。

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