英国

オーフス国立・大学図書館(デンマーク)、英・Preservica社とテレビ・ラジオ番組やデジタルコレクションの長期保存等の関する契約を締結

2016年10月3日、デンマークのオーフス国立・大学図書館(statsbiblioteket)は、英国のPreservica社と、9月29日付で、デジタルコレクションの長期保存等の技術に関する契約を結んだと発表しています。

同契約は、同館が所蔵するテレビやラジオの全国放送や各地方番組の映像・音源や、音楽・演説・CM・新聞のデジタル化コレクションを、Preservica社のシステムを用いて一括して管理し、長期保存、利用提供する事を目的としています。

DANSKERNES DIGITALE HUKOMMELSE SKAL SIKRES ENDNU BEDRE(statsbiblioteket,2016/10/3)
http://www.statsbiblioteket.dk/om-statsbiblioteket/danskernes-digitale-hukommelse-skal-sikres-endnu-bedre

State and University Library of Denmark collaborates with Preservica to safeguard history of Danish cultural heritage(Preservica,2016/10/3)

英国図書館情報専門家協会、「人生を変える図書館賞2016」の授賞プロジェクトを発表

2016年9月30日、英国図書館情報専門家協会(CILIP)は、2016年の「人生を変える図書館賞」(Libraries Change Lives Award)の受賞プロジェクトとして、ノーフォーク図書館による、住民に対して地域の健康プロジェクトに関する適切な情報提供・アドバイス・ガイダンス等を行なう“Healthy Libraries”事業が選ばれたと発表しています。

Top award for Norfolk Libraries’countywide health initiative(CILIP,2016/9/30)
http://www.cilip.org.uk/news/top-award-norfolk-libraries-countywide-health-initiative

CA1882 - 動向レビュー:英国の国立公文書館・大英図書館における私文書の閲覧体制―利用者の視点から― / 奈良岡聰智

近代日本の政治外交史研究において、私文書(政治家、外交官など個人が残した日記、書簡、書類、写真など)が果たす役割は極めて大きい。戦後日本で、私文書の収集・保存・公開を先駆けて行ってきたのは国立国会図書館憲政資料室で、コレクションの量や多様性、文書の収集・保存のためのノウハウの蓄積、研究者とのネットワークの深さなどの点において、他を圧倒する存在である。...

OCLC、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)とデジタルレファレンスサービスの提供について合意

2016年9月29日、OCLCは、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)と、英国及びアイルランド国内でのデジタルレファレンスサービスの提供について合意したことを発表しています。

OCLCの“QuestionPoint”を用いて行なわれるもので、先行して実施された、北イングランドの25の高等教育機関の図書館によるコンソーシアム“The Northern Collaboration ”とOCLCによる事業の成功を基盤にした合意です。

現在のところ、33の大学が合意に基づいて契約したと発表されています。

OCLC and Society of College, National and University Libraries (SCONUL) partner for virtual reference service(OCLC,2016/9/29)
http://www.oclc.org/news/releases/2016/201603sheffield.en.html

関連:
Academic libraries from the UK’s Northern Collaboration to use OCLC QuestionPoint for out-of-hours enquiry services(OCLC,2014/12/12)

Elsevier、“Brexit”が研究コミュニティに与えた影響に関するデータ、指標、資料等を掲載する“Brexit Resource Centre”を開設

2016年9月28日、Elsevier社は、世界の研究コミュニティに対して、英国の国民投票によるEUからの離脱(“Brexit”)が与えた影響を観測し、研究者、機関、基金、政府の政策決定者などを支援する研究データや指標のほかオンラインのリソースを集積した“Brexit Resource Centre”というウェブページを同社のウェブサイトに開設しました。

Brexit Resource Centre(Elsevier, 2016/9/28)
https://www.elsevier.com/connect/brexit-resource-centre

Facebook(Elsevier, 2016/9/28)
https://www.facebook.com/ElsevierConnect/posts/1068027296626996

Elsevier Launches Brexit Resource Centre(STM Publishing News, 2016/9/28)
http://www.stm-publishing.com/elsevier-launches-brexit-resource-centre/

参考:
Brexitの投票結果を受け、欧州の大学が英国の大学と連携する重要性を述べた共同声明が発表

英国で“Living Knowledge Network”が始動:英国図書館ほか24の大規模図書館が参加

2016年9月27日、英国図書館(BL)とイングランド芸術評議会(ACE)による2年間のパイロットプロジェクト“Living Knowledge Network”の始動が発表されています。

同プロジェクトは、知識や資源・活動を共有するために、各地域の専門家と全国規模の組織力を結び付けることを目的としたBL、ウェールズ国立図書館、スコットランド国立図書館(NLS)の各国立図書館のほか、国内の21の大規模な公立図書館が参加する全国規模の図書館ネットワークで、

(1)世界クラスの図書館サービスを多様なコミュ二ティーに届けるために知識を共有し、図書館の総合力を強化する
(2)利用者のための各種プログラムやコンテンツを共同開発する
(3)共同での資金調達や証拠集め等、強力なパートナーシップを形成する

ことを目指しています。

The British Library forms nationwide network of libraries to share knowledge, collections and creativity(BL,2016/9/27)
http://www.bl.uk/press-releases/2016/september/living-knowledge-network-formed-by-the-british-library

英国図書館のビジネス・知財センター、開設10周年:記念イベントを開催

英国図書館(BL)で、中小企業や起業家・発明家のビジネスの立ち上げ・運営のための支援サービスを行っている、ビジネス・知財センター(Bisiness & IP Center:BIPC)が、2006年の開設から10周年をむかえるに当たり、2016年9月27日、10周年を祝うイベントを開催します。

当日は、ビジネスの専門家との1-2-1セッションや、ランチタイムトーク、ワークショップなどの各種催しが行われます。

BIPCは開設以来、50万人を超す利用があり、特に、アフリカ系・アジア系・エスニック・マイノリティ(42%)や、女性(60%)の利用が多いことが紹介されています。

Start-up Day(BL)
http://www.bl.uk/events/startup-day?ns_campaign=bipc&ns_mchannel=bl_website&ns_source=bipc&ns_linkname=BIPC_promo_startup_day&ns_fee=0

Start up city: The British Library’s Business & IP Centre celebrates ten years of helping Londoners realise their dreams(BL,2016/9/22)

英国図書館、イギリス東インド会社やインド参事会の記録類のデジタル化を開始

2016年9月20日、英国図書館(BL)とAdam Matthew社は、BLが所蔵する英国インド省のイギリス東インド会社やインド参事会の記録類(1550年から1950年)のデジタル化を行なうと発表しています。

5か年計画の事業であり、2017年1月には第1段の資料が公開される予定です。

デジタル化された資料は、専用ウェブサイトを通じて提供されるほか、BLのセントパンクラス、ポストンスパ両館の閲覧室で無料で利用できます。

East India Company records to go online (BL,2016/9/20)
http://www.bl.uk/press-releases/2016/september/east-india-company-records-to-go-online

スコットランド国立図書館(NLS)が、英国の歴史地名を保存するプロジェクト“GB1900 project”へのボランティア参加を呼びかけ

2016年9月20日、スコットランド国立図書館(NLS)が、英国の歴史地名を保存するプロジェクト“GB1900 project”へのボランティア参加を呼びかけています。

“GB1900 project”は、英国陸地測量部(Ordnance Survey)による1888年から1913年の地図にある、300万件ほどの地名のリストを作成することを目的としたプロジェクトです。英国のRoyal Commission on the Ancient and Historical Monuments of WalesやNLS、ウェールズ国立図書館等の6つの組織がパートナーとなっています。

ボランティアの参加者は、地名を追記するだけでなく、その場所に関する個人の記憶を記録するという形でも貢献できるというものです。

GB1900.org
http://www.gb1900.org/

Place names volunteers(NLS, 2016/9/20)
http://www.nls.uk/news/press/2016/09/place-names-volunteers

Project to preserve historical place names(NLS, 2016/9/20)

研究データ公開プラットフォームfigshare、英国王立協会刊行の11誌についてポータルを作成

2016年9月7日、研究データの見つけやすさを高めるために、figshareが、英国王立協会刊行の11誌についてポータルを作成したと発表しています。

今までデータ共有は、Dryad、Genbank、EarthChemなどの分野別データリポジトリや論文の補足資料として行われていました。9月から、データセットを含めた補足資料は、figshareにも自動的に収録されるしくみになっています。

Figshare Partners with The Royal Society to Increase Research Data Discoverability(Digital Science News Blog、2016/9/7)
https://www.digital-science.com/blog/news/figshare-partners-royal-society-increase-research-data-discoverability/

Making data discoverable with figshare(The Royal Society Publishing blog、2016/9/7)

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