英国

CA1074 - HMSOに民営化の動き / 飛田由美

イギリス政府刊行物の出版システムは,過去30年間比較的安定していた。HMSO(Her Majesty's Stationery Office:英国印刷庁)は議会・政府資料の最大の出版者であり,最大の売手である。しかし近年,政府機関から直接出版されるnon-HMSOと言われる資料が政府機関の数が増えるのと共に増加し,現在で…

E454 - 英国の図書館界,DRMに対する懸念を表明

英国図書館(BL)や図書館・情報専門家協会(CILIP)等で構成する図書館・文書館著作権同盟(Libraries and Archives Copyright Alliance)は,2月6日,デジタル著作権管理(DRM;E315参照)システムが図書館に及ぼす影響について懸念を示す文書を公表した。これは,超党派の議員インターネットグループ(A…

E453 - レファレンス・ツールの一括利用契約−MLAの"Reference Online"

英国博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)は,2月20日付けプレスリリースにおいて,イングランド国内149の公共図書館行政庁の参加を得て新サービス"Reference Online"を開始することを発表した。Reference Onlineは,「将来への枠組み」(E056参照)の一環として行われるサービスで,14の出版社が提…

E450 - 機関リポジトリ登録のインセンティブ

英国情報システム合同委員会(JISC)の助成を受けて活動している英ラフバラ大学のRights and Rewardsプロジェクトは,1月,機関リポジトリ(E382参照)について大学教員430人にアンケートした結果をまとめたレポートを発表した。レポートでは,講義ノートや教材などの教育用資料を収録するリポジ…

E449 - RSSで提供される雑誌目次をOPACに取り込む試み(英国)

出版社がウェブサイトを構えるのが当たり前となり,オンラインジャーナルも増えてきた昨今,雑誌の新刊目次をRSS(CA1565参照)で提供するサービスも普及してきた。英国では,この目次RSSデータをOPACに取り込むためのソフトウェアを開発するプロジェクト"TOCRoSS"(Table of Contents by Really Simply Synd…

CA1058 - コンピュータによる利用調査の活用 / 田邊智子

コンピュータの普及は,かつて多くの時間と労力を必要とした大量のデータの解析を容易にし,得られた情報を業務に活かすことを可能にした。図書館でも例外ではない。すでに多くの図書館で,貸出業務の機械化によって得られるようになった詳細な利用統計を収集活動に反映する試みが行わ…

E417 - 研究図書館の書庫スペース問題(英国)

11月,『英国の研究図書館における収蔵能力とアクセスを最適化する』と題する報告書が公開された。これは,研究図書館コンソーシアム(CURL)と英国図書館(BL)の委託を受けてCHEMS Consulting社が行った調査を報告したもので,英国の研究図書館の書庫スペース問題が浮き彫りになっている。報…

CA1029 - 英国図書館,コピーサービスに関し著作権管理団体との間で新協定 / 岡村美保子

コピーサービスが図書館サービスの中心的地位を占めるようになって以来,著作権問題が,図書館にとって重要な問題となっている。わが国においては,著作権法第31条という著作権を制限する規定を根拠として,図書館は著作権者の許諾を得ることなく図書館資料の複製物を利用者に提供して…

E408 - 盗品や略奪品を購入しないためのガイドライン(英国)

イラク戦争時に,戦渦に紛れて美術品や発掘品といった文化財が大量に盗難・略奪に遭ったのは記憶に新しい(CA1522参照)。英国文化・メディア・スポーツ省(DCMS)は10月25日,博物館や図書館,文書館が盗品や略奪品,不法に輸出入された文化財を購入したり借りたりしないようにするための…

E399 - 公共セクターのコンテンツにCCライセンスを(英国)

図書館や美術館,学術機関などの公共セクターは,自機関で作成したデジタル・コンテンツをできるだけ広く利用してもらえるよう努力する必要がある。しかし,現実には,利用条件が分かりにくい,許諾交渉が面倒であるなどの問題があり,利用者にとっては必ずしも利用しやすくなっていな…

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