英国

世界の研究機関情報のデータベースGRID、クリエイティブ・コモンズのCC0ライセンスの下で利用可能に

2016年12月5日、英国のDigital Science社が、世界の研究機関情報のデータベースGRIDを、クリエイティブ・コモンズのCC0ライセンスの下で利用可能にすることを発表しました。

2017年1月から、GRIDの月次のリリースのコピーが、パブリックドメインのものとしてFigshareにアップロードされます。

GRIDには、世界の6万6,000を超える研究機関についての情報や識別子が収録されています。

Digital Science Releases GRID Under CC0 License(Digital Science, 2016/12/5)
https://www.digital-science.com/blog/news/digital-science-releases-grid-under-cc0-license/

Digital Science社、研究の学際性に関するレポートを公開

2016年12月5日、Digital Science社は学際研究の特定と評価方法に関するレポート “Digital Research Report: Interdisciplinary Research - Methodologies for Identification and Assessment”を公開しました。このレポートはRCUKをはじめとする英国の研究・高等教育に関する助成会議における、研究と学際性に関するプロジェクトの一環としてまとめられたものです。

レポートの中では使用するデータや採用する手法、指標の選択によって、学際性やその評価に関する結果は大きく異なり、必ずしも一貫性はなかったとしています。この結果を受け、学際性を扱う場合には一つの指標のみに依存するべきではないとし、学際分野について扱う上での注意点を提言しています。

Interdisciplinary Research: Do We Know What We Are Measuring?(Digital Science News Blog、2016/12/5付け)
https://www.digital-science.com/blog/news/interdisciplinary-research-know-measuring/

英・Libraries Taskforceが、活動計画“Libraries Deliver: an Ambition for Libraries in England 2016-2021”を発表

2016年12月1日、英・Libraries Taskforceが、活動計画“Libraries Deliver: an Ambition for Libraries in England 2016-2021”を発表しています。

中央および地方政府の政策決定者から、住民の協同、生活支援のアクセス手段といったコミュニティのハブとしての図書館の役割についての理解を得て、計画に掲げられたプログラムへの支援がなされることをその目的としており、各地域で行われるそのような活動を、Libraries Taskforceとして支援していくことが述べられています。

図書館がコミュニティに貢献できることとして、

・豊かな文化や創造力
・読書やリテラシーの促進
・デジタルアクセスやデジタルリテラシーの改善
・住民の可能性の最大化の支援
・健康で幸福な暮らし
・さらなる繁栄
・強固で回復力が高いコミュニティの形成

英国映画協会、戦略計画“BFI2022”を発表:テレビ番組のデジタル化保存等

2016年11月29日、英国映画協会(BFI)が戦略計画“BFI2022”を発表しました。

そのなかで、ビデオ形式の少なくとも10万点の保存リスクが高い英国のテレビ番組をデジタル化して保存することが謳われています。

BFI ANNOUNCES BFI2022,ITS FIVE YEAR STRATEGY FOR UK FILM(BFI,2016/11/29)
http://www.bfi.org.uk/sites/bfi.org.uk/files/downloads/bfi-press-release-bfi-2022-unveil-five-year-strategy-29-11-2016.pdf

英国物理学会出版局(IOP Publishing)、Altmetric社と連携

2016年11月21日、英国物理学会出版局(IOP Publishing)はAltmetric社およびDigital Science社と提携を結んだことを発表しました。この提携により、IOP Publishingのプラットフォーム上でAltmetricスコア等が閲覧できるようになりました。

IOP Publishing partners with Altmetric to improve author services(IOP Publishing、2016/11/21付け)
http://ioppublishing.org/news/iop-publishing-partners-with-altmetric-to-improve-author-services/

参考:
ディスカバリサービスSummon上でAltmetricスコアが閲覧可能に
Posted 2016年2月16日
http://current.ndl.go.jp/node/30757

Wiley社、Altmetricを全ジャーナルに導入
Posted 2014年7月9日
http://current.ndl.go.jp/node/26531

IEEE Xplore上でAltmetricスコアが閲覧可能に
Posted 2016年3月15日

【イベント】産総研第11回AIセミナー” Biomedical Text Mining: impact, challenges and applications”(12/19、東京)

2016年12月19日、産業技術総合研究所(産総研)臨海副都心センターにおいて、第11回AIセミナー” Biomedical Text Mining: impact, challenges and applications”が開催されます。

生命科学分野では膨大な文献情報について、効率良く解析、抽出し、有用な知識として活用するために、自然言語処理(NLP)技術やテキスト・マイニングが必要不可欠となっています。今回のセミナーでは、英国マンチェスター大学National Centre for Text Mining(NacTEM)からSophia Ananiadou教授及びRiza Theresa Batista-navarro博士、米国の国立医学図書館(NLM)からDina Demner-Fushman博士を招き、NLPとテキスト・マイニングの生命科学分野での応用例についての講演を行うとのことです。

なお、講演は英語で行われ、通訳は付かないとされています。

2016年12月19日 第11回AIセミナー「Biomedical Text Mining: impact, challenges and applications」(産総研人工知能研究センター)
http://www.airc.aist.go.jp/seminar/seminar_011.html

E1863 - 第13回電子情報保存に関する国際会議(iPRES2016)<報告>

2016年10月3日から6日までの4日間にわたり,第13回電子情報保存に関する国際会議(13th International Conference on Digital Preservation:iPRES2016;E1758ほか参照)が,スイスのベルンにあるベルンエキスポで開催された。2004年に始まったiPRESは,電子情報の保存に係る政策や具体的な事例の紹介,国際的な取組からNPO団体のような比較的小さな組織の活動まで,様々なトピックを幅広く扱っている。...

英ウェルカム・トラストの助成を受けた研究成果の出版プラットフォーム”Wellcome Open Research”開設

2016年11月14日、英のウェルカム・トラストから助成を受けた論文・データセット等の出版プラットフォーム“Wellcome Open Research”が開設・公開されました。論文の投稿受付は2016年10月17日から開始されており、最初の論文はグリニッジ標準時の2016年11月15日正午(日本時間の11月15日19時)に公開される予定です。

Wellcome Open Research
https://wellcomeopenresearch.org/

Wellcome Open Research launches with first articles(STM Publishing news、2016/11/14付け)
http://www.stm-publishing.com/wellcome-open-research-launches-with-first-articles/

Wellcome Open Research is open for submissions(Wellcome Trust、2016/10/17付け)
https://wellcome.ac.uk/news/wellcome-open-research-open-submissions

参考:

英国図書館(BL)、British Library Labs Symposium 2016開催、BLラボ各賞受賞者発表

2016年11月7日、英国図書館(BL)において第4回British Library Labs Symposium 2016が開催され、BLラボコンペの優勝者とBLラボ賞が発表されています。

・BL Labsコンペ優勝者
“SherlockNet: Using Convolutional Neural Networks to automatically tag and caption the British Library Flickr collection”
Karen Wang and Luda Zhao(スタンフォード大学修士課程)、Brian Do(ハーバード大学医学部博士過程)

・BLラボ賞/研究部門
“Scissors and Paste”
Melodee Beals(ラフバラー大学講師、デジタル史・メディア変換史)

・BLラボ賞/商業部門
“Curating Digital Collections to Go Mobile”
Mitchel Davis(出版・メディア企業家)

・BLラボ賞/芸術部門
“Here there, Young Sailor”
脚本・監督:Ling Low(ライター・映画製作)、視覚効果:Lyn Ong

・BLラボ賞/教育・学習部門
“Library Carpentry”

E1858 - 英国研究者の教育・研究実践に関する2015年調査報告

2016年6月15日,米国のIthaka S+Rは,英国のJisc,英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)と共同で実施した“UK Survey of Academics 2015”の調査結果を公表した。2012年以来2回目の調査となる今回は,2015年10月から12月にかけて行われ,英国の高等教育機関の研究者6,679名から有効回答を得た。...

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