件名

米国物理学会(APS)、物理学に関する統制語彙PhySH (Physics Subject Headings)を公開

2018年9月11日、米国物理学会が物理学に関する新たな統制語彙PhySH (Physics Subject Headings)を公開しました。SKOSによって定義された実体と関係を用いた、RDFの形式で提供されています。

PhySHはAPSの雑誌や会議等で用いるために作成されたもので、すでにAPS発行の雑誌ではPhySHの付与も始まっていますが、長期的にはより広いコミュニティで利用されることを想定しているとのことです。物理学のための完全にオープンな、高品質のスキーマを提供することを企図しており、CC0ライセンスの下で自由に利用することができます。

PhySH Now Publicly Available(APS)
https://journals.aps.org/edannounce/physh-now-publicly-available

PhySH - Physics Subject Headings(APS)
https://physh.org/

E2007 - 国立図書館におけるジャンル・形式用語の実務に関する調査

ジャンル・形式用語とは,その資料が「何であるか」を表す統制語彙である(CA1869参照)。2017年2月,国際図書館連盟(IFLA)の主題分析及びアクセス分科会が管轄するジャンル・形式用語ワーキンググループ(以下「ワーキンググループ」)は,各国の国立図書館のジャンル・形式用語の実務に関する調査“IFLA Survey on Genre Form Practices in National Libraries”を実施し,国立国会図書館(NDL)もこれに回答した。本稿では,2017年11月に公開された調査結果報告書の概要を紹介する。

米国議会図書館(LC)、美術作品・視覚著作物のジャンル/形式用語の試案を公表

2017年12月19日、米国議会図書館(LC)は、美術作品・視覚著作物(Visual Works)のジャンル/形式用語の試案を公表しました。

LCのPolicy and Standards Divisionと美術図書館協会北米支部(Art Libraries Society of North America)のCataloging Advisory Committeeとの共同プロジェクトによるものです。約50のジャンル/形式用語が掲載されています。LCは、2018年2月16日の承認を目指して、2月2日まで意見を募集しています。

Library of Congress to Approve Genre/Form Terms for Artistic and Visual Works(LC, 2017/12/19)
http://www.loc.gov/catdir/cpso/artvisualgenreform.html

国際図書館連盟の主題分析及びアクセス分科会、国立図書館におけるジャンル・形式用語の実務に関する調査報告書を公開

2017年11月14日、国際図書館連盟の主題分析及びアクセス(Subject Analysis and Access)分科会は、同分科会のジャンル・形式用語ワーキンググループが2017年2月に実施した国立図書館のジャンル・形式用語の実務に関する調査の報告書“IFLA Survey on Genre Form Practices in National Libraries”を公開したと発表しています。

77館から回答があり、報告書の“Conclusion”では、

・76%の館で、ジャンル・形式用語もしくはジャンル・形式用語を含む用語を使用しているもしくはその計画がある
・多くの館で少なくとも1つの独自のジャンル・形式用語を開発している
・多くの館で採用するのに適切であったり翻訳可能な既存の用語を調査している
・分野別の複数のジャンル・形式用語を用いている館もある
・多言語の用語の使用もしくは開発の計画がある館もある

といったことが指摘されています。

CA1869 - ジャンル・形式用語の動向 ―米国議会図書館の取組みをはじめとして― / 柴田洋子

ジャンル・形式用語は、「ホラー映画」や「探偵小説」「詩」といった、その資料が「何であるか」(what a work is)を表す統制語彙である。その資料の「主題は何か」(what a work is about)を表す件名標目とは異なる用語である。よって,ジャンル・形式用語と件名標目は,同一の資料に付与することもできる。たとえば、観覧車をテーマにした詩集(書籍)であれば、「詩集」というジャンル・形式用語と「観覧車」という主題を表す件名標目が付与されうる。...

NDL書誌情報ニュースレター2016年1号が刊行:「第40回ISSNセンター長会議参加報告」「第18回日韓業務交流報告」や「コラム:一生ケンメイ!」の連載を開始

国立国会図書館(NDL)が、ウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2016年1号(通号36号)を掲載しました。

「第40回ISSNセンター長会議参加報告」「第18回日韓業務交流報告」のほか、連載記事「世界のRDAの取組みのいま」(トルコ・メキシコ)、「文字コード講座 第2回―Unicode入門」を掲載しています。

また、新連載「コラム:一生ケンメイ!」を開始しました。

国立国会図書館 新着情報
http://www.ndl.go.jp/
※「2016年3月25日 NDL書誌情報ニュースレター2016年1号(通号36号)を掲載。「ISSNセンター長会議」「日韓業務交流」など国際色ゆたかにお届けします。NDLSHを紹介する「コラム:一生ケンメイ!」の連載も開始」とあります。

NDL書誌情報ニュースレター2016年1号(通号36号)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2016_1/index.html

この1年間で刊行された東日本大震災関係の本はどれくらいか(記事紹介)

図書館流通センター(TRC)社が開設しているブログ「TRC データ部ログ」の2012年3月13日付けの記事で、同社の作成している書誌データTRC MARCでこれまでに「東日本大震災(2011)」(「-写真集」も含む)という件名がつけられた本は604冊であったと紹介されています。なお、国立国会図書館件名標目表(NDLSH)では「東日本大震災 (2011)」、米国議会図書館件名標目表(LCSH)では“Tohoku Earthquake and Tsunami, Japan, 2011”という件名が設けられています。

1年(TRCデータ部ログ 2012/3/13付け記事)
http://datablog.trc.co.jp/2012/03/13151018.html

東日本大震災 (2011)(Web NDL Authorities)
http://id.ndl.go.jp/auth/ndlsh/01226692

Tohoku Earthquake and Tsunami, Japan, 2011(LCSH)
http://id.loc.gov/authorities/subjects/sh2011001896.html

参考:
米国議会図書館件名標目表(LCSH)に東日本大震災に関する件名が追加へ

OCLC、FASTに収録された160万件の件名データをLinked Dataとして公開

2011年12月14日、OCLC Researchが、FAST(Faceted Application of Subject Terminology)に収録された160万件の典拠データをLinked Data形式で公開開始しました。FASTは、米国議会図書館件名標目表(LCSH)を簡易なフォーマットで表現してウェブ上で利用しやすくしたものです。これに先だって、2011年11月にはFASTのデータを検索するためのインタフェース“searchFAST”が公開されています。なお、米国議会図書館(LC)は“Authorities & Vocabularies”というサービスを通して、2009年からLCSHをLinked Data形式で提供しています。

FAST Linked Data (OCLC)
http://id.worldcat.org/fast/

searchFAST
http://fast.oclc.org/searchfast/

FAST (Faceted Application of Subject Terminology) (OCLC)
http://www.oclc.org/research/activities/fast/default.htm

OCLC、Google Map上の地名等から主題検索するシステムをデモ公開

OCLCが、Google Map上に表示される地名等を検索語として主題検索するプロトタイプシステムをデモ公開しています。FAST(Faceted Application of Subject Terminology)と呼ばれる主題検索のためのメタデータスキーマを使って、Google Map上で目印の付けられた地名等からWorldCatあるいはGoogleブックスの検索ができるようです。また、FASTのガイド本の刊行についてもOCLCから発表されています。

FAST Guide Book and Map-based Demo Interface Now Available(OCLCのニュースリリース)
http://www.oclc.org/research/news/2010-08-09.htm

FAST Geographic Subjects
http://fast.oclc.org/MapFAST/

IFLA、「主題典拠データの機能要件(FRSAD)」の最終報告書を公開

2010年7月26日、国際図書館連盟(IFLA)がこれまで検討を行ってきた「主題典拠データの機能要件(FRSAD)」の最終報告書を公開しました。

Functional Requirements for Subject Authority Data (FRSAD) Final Report
http://www.ifla.org/en/node/1297

参考:
「主題典拠データの機能要件(FRSAD)」ドラフト第2版のレビュー開始
http://current.ndl.go.jp/node/13470

ページ