ウェブアーカイブ

Internet Archive、Wayback Machineにウェブページを構成する要素をタイムスタンプ付きでリスト表示させる機能を追加

2017年10月5日、Internet Archive(IA)が、Wayback Machineに、収集されたウェブページを構成するファイル等の要素をタイムスタンプ付きでリスト表示させる機能を追加したと発表しています。

リストには、画像、CSSといった当該ページを構成するファイルなどの要素のURLや日付、現在のページと比較しての時差が表示されます。

リストにカーソルを合わせると強調表示され、クリックするとそのファイルのみが表示されます。

ツールバーの右側にある“About this capture” をクリックすることで利用することができます。

Wayback Machine Playback… now with Timestamps!(IA,2017/10/5)
http://blog.archive.org/2017/10/05/wayback-machine-playback-now-with-timestamps/

米国議会図書館、連邦裁判所のウェブアーカイブ“Federal Courts Web Archive”を公開

米国議会図書館(LC)が、2017年9月28日、連邦裁判所関連のウェブアーカイブ“Federal Courts Web Archive”を公開したことを発表しています。

同館のウェブアーカイブチームと法律図書館が作成したもので、最高裁判所、連邦控訴裁判所、一審裁判所といった連邦裁判所のウェブサイトが収集されており、判決速報・証言記録・訴訟事件一覧・規則・裁判官等の経歴等といった情報が含まれます。

Federal Courts Web Archive Launched(LC,2017/9/28)
http://blogs.loc.gov/law/2017/09/federal-courts-web-archive-launched/

ハリケーン・ハービーに関するツイートのデータセット、米・ノーステキサス大学のDigital Libraryに搭載

米・ノーステキサス大学(UNT)のDigital Libraryに、ハリケーン・ハービー及び関連して発生したテキサス州湾岸地域での洪水に関するTwitterのツイートのJSONデータセットが搭載されました。

合計704万1,866件のつぶやきのデータセットで、2017年8月18日から9月22日にかけて収集されました。

Hurricane Harvey Twitter Dataset (UNT Digital Library)
https://digital.library.unt.edu/ark:/67531/metadc993940/

参考:
E1815 - ソーシャルメディア・データの保存
カレントアウェアネス-E No.306 2016.06.30
http://current.ndl.go.jp/e1815

オーストラリア国立図書館、連邦政府機関のウェブサイトを収集・保存する“Australian Government Web Archive”に1,400万点のドキュメントを追加

2017年8月30日、オーストラリア連邦政府機関のウェブサイトを収集・保存するウェブアーカイブ“Australian Government Web Archive”(AGWA)に、バルク収集によって収集された1,400万点のドキュメント(1.9TB)が追加されたことが、オーストラリア国立図書館(NLA)が運営するウェブアーカイブPANDORAのTwitter公式アカウントで発表されています。

@NLAPandora(twitter,2017/8/30)
https://twitter.com/NLAPandora/status/902705884832268290

Australian Government Web Archive(NLA)
http://webarchive.nla.gov.au/gov/

スイス国立図書館による州立図書館と連携したウェブアーカイブ事業“Web Archive Switzerland”(文献紹介)

2017年8月19日から8月25日までポーランドのヴロツワフで開催される第83回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、スイス国立図書館のバーバラ(SIGNORI, Barbara)氏による“Preserving cultural heritage: Better together!”と題する文献が公開されています。

単独ではスイス全体のウェブサイトをアーカイブすることは不可能との判断のもと、地域の文化遺産を収集・保存する義務を負っている各州(カントン)立図書館と連携することとし、2013年から11の州立図書館とのパイロットプロジェクトを開始した、スイス国立図書館によるウェブアーカイブ事業“Web Archive Switzerland”を紹介するものです。

同プロジェクトでは、各州立図書館が収集するウェブ情報の選定とメタデータの作成を、スイス国立図書館が権利関係の処理や収集・保存・利用提供を担当しており、2017年時点では30の機関が参加し、7,800点のウェブサイトの27,300件のスナップショットが保存されていることが紹介されています。

カナダの大学図書館コンソーシアムCOPPULとOCULが、Archive-Itを用いたウェブアーカイブの共同事業を開始

2018年8月2日、カナダの大学図書館コンソーシアムである、プレーリー・太平洋大学図書館協議会(COPPUL)とオンタリオ州大学図書館コンソーシアム(OCUL)は、カナダでのウェブアーカイブ拡大を目的に、Archive-Itを用いたウェブアーカイブの共同事業を行なうと発表しています。

Internet Archiveの発表によると、今回の事業で多くの大学図書館が参加することで、カナダ全体でのウェブアーカイブ事業への参入障壁が軽減されることが期待されているようです。

カナダ国立図書館・文書館、先住民寄宿学校制度に関する真実と和解委員会に関するウェブアーカイブコレクションを公開

2017年7月20日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、先住民寄宿学校制度に関する真実と和解委員会(TRC)に関するウェブアーカイブコレクションを公開しました。

同委員会と関連する組織や、協力者・支援者の英語版とフランス語版のウェブサイトを収集したもので、多くは2015年時点のものが収集されており、ウェブサイトのほか、動画、新聞、ブログなど約300点のリソースが含まれています。

今後も継続的にデータを追加していくとしています。

マニトバ大学内に設置されている真実と和解のためのナショナルセンター(NCTR)及びウィニペグ大学・マニトバ大学の図書館と連携して作成されたもので、両館も独自にウェブアーカイブコレクションを公開しています。

Internet Archive、公共図書館による地域の歴史のウェブアーカイブ構築を目的とした継続教育プログラム“Community Webs”を実施

2017年7月18日、Internet Archive(IA)が、博物館・図書館サービス機構(IMLS)の“Laura Bush 21st Century Librarian Program”による2年間の助成を受け、公共図書館による地域の歴史のウェブアーカイブ構築を目的とした継続教育プログラム“Community Webs”に参加する図書館員の募集を開始しました。

同プログラムは、IAが、クイーンズ公共図書館、クリーブランド公共図書館、サンフランシスコ公共図書館、OCLCのオンライン学習コミュニティWebjunctionと連携して実施するもので、米国内の異なる公共図書館に勤務する職員15人を対象に研修や支援活動が行なわれます。

プログラムの成果として、Archive-Itを用いて収集する35TB分の地域の歴史のウェブアーカイブと、誰でも無料で利用可能なガイドや動画教材の作成が計画されています。

Internet Archive、児童・生徒向けウェブアーカイブプログラムの2016・2017年度の成果を公開

2017年7月5日、Internet Archive(IA)が、児童・生徒向けウェブアーカイブプログラム“K-12 web archiving program”の2016・2017年度の成果を公開しました。

今回で9回目の開催であり、プログラムに参加した全米の11の学校の児童・生徒が、インターネット上の情報について批判的に検討し、将来のために保存するウェブサイトを選定して、Archive-Itを使って収集する取組で、参加校は、同プログラムを学校のカリキュラムに組み込んでいます。

あわせて、同プログラムに参加した3人の教師の感想も紹介されています。

K-12 Web Archivists Capture History in the Making(IA,2017/7/5)
http://blog.archive.org/2017/07/05/k-12-web-archivists-capture-history-in-the-making/

英国国立公文書館、政府機関ウェブアーカイブのポータルサイト“UK Government Web Archive”をリニューアル

2017年6月30日、英国国立公文書館(TNA)が、ウェブアーカイブのポータルサイト“UK Government Web Archive”をリニューアルすると発表しています。

2015年後半に実施した利用者調査の成果や、技術の進展に対応したもので、オープンソースのCMSであるWordPressを基盤に作成されています。

また、新しいデジタル戦略にのっとって、アーカイブや全文検索サービスはクラウドで提供されるほか、pdfファイルの全文検索、政府機関・カテゴリー・収集年による絞り込み、インデックス作成の四半期から毎月への変更といった機能の追加・改善も行われます。

6月30日中には新しいサイトに切り替わる予定とされていますが、移行作業中は、Twitter・動画のウェブアーカイブや、全文検索機能は使えなくなります。

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