ウェブアーカイブ

国立国会図書館のインターネット資料収集保存事業(WARP)、「科研費ウェブサイトコレクション」を公開

2017年3月23日、国立国会図書館のインターネット資料収集保存事業(WARP)が、「科研費ウェブサイトコレクション」を公開しました。

これはWARPが公開している「特色あるコレクション」のコンテンツのひとつです。WARPで保存している、科学研究費助成事業の助成を受けた研究の概要などを公開しているウェブサイトのうち、「研究種目」が新たな学問領域の形成を支援する「新学術領域研究」である研究のウェブサイトをまとめたものです。

科研費ウェブサイトコレクション(WARP)
http://warp.da.ndl.go.jp/contents/reccommend/collection/kaken.html

米・国家デジタル管理連盟、報告書“Web Archiving in the United States: A 2016 Survey”を公開

2017年3月14日、米国の国家デジタル管理連盟(National Digital Stewardship Alliance:NDSA)が、報告書“Web Archiving in the United States: A 2016 Survey”を公開しました。

2016年1月20日から2月16日にかけて、米国内のウェブアーカイブ実施機関や同事業を計画してる機関を対象に、その現状を調査したものです。

調査結果の特徴として

事業化の進展、プログラムの著しい進捗(データ収集/評価・選択/ビジョンと目的の分野で進捗が著しく、利活用/メタデータ/品質保証と分析の分野で進捗が乏しい)、Archive-Itなどの外部サービスを活用している機関は20%以下、担当職員が常勤である割合が低い、プログラム開発と成功に必要な能力はアーカイブツールの取り扱い/評価と選択/品質保証の3点

ということが指摘されています。

そして、品質保証のための技術から政策やマネジメントまでの幅広い分野での連携への関心が高いが、多くの機関では、連携事業を実施したり参加するためのリソースが不足していることが述べられています。

米・最高裁判所の判決文に引用されたウェブ情報を保存する“U.S. Supreme Court Web Citations”(記事紹介)

2017年3月13日付の米・法律情報保存連合会(Legal Information Preservation Alliance)のブログで、米・最高裁判所の判決文に引用されたウェブ情報を保存する“U.S. Supreme Court Web Citations”が紹介されています。

以前から問題となっていた、米・最高裁判所の判決文のウェブ情報の引用のリンク切れに対応するもので、米・カリフォルニア大学バークレー校のロースクールとアプリケーション開発者が連携して作成しました。

最高裁判所が判決を公表すると、そのpdfファイルをダウンロードし、テキストに変換した上で引用されたウェブ情報を探し、担当者が評価の上、法律分野のオンライン上の参照文献の保存サービス“perma.cc”のAPIを利用して該当情報をアーカイブします。

また、新しい判決文から引用情報が収集された際に登録者に通知する機能もあるとのことです。

東北大学、「動画でふりかえる3.11―東日本大震災公開動画ファインダー―」を公開

2017年2月10日、東北大学災害科学国際研究所は、東日本大震災の津波の発生状況・被害を映像でたどることができる動画検索システム「動画でふりかえる3.11-東日本大震災公開動画ファインダー-」を公開しました。

このウェブサイトでは、インターネット上に公開されている動画から、東日本大震災に関連するものだけを選んでリンクし、「どこで」撮影されたものか分かるように、撮影された「場所」を地図上にプロットしています。2017年2月現在、約1,700件の東日本大震災に関する動画がリンクされています。

津波の来襲状況や被害に関する動画検索システム「動画でふりかえる3.11 ―東日本大震災公開動画ファインダー―」を公開しました(東北大学、2017/2/10)
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/02/press20170210-01.html

「動画でふりかえる3.11」-東日本大震災公開動画ファインダー-
http://311movie.irides.tohoku.ac.jp/SearchPage?16

参考:
【イベント】「第8回DAN(Digital Archive Network)ワークショップ」開催(2/17・岩手)
Posted 2017年2月1日

Internet Archive、消失したウェブページのアーカイブを自動的に表示させるChrome拡張機能を公開

2017年1月13日、Internet Archive(IA)が、閲覧したいウェブページが消失していた場合、 Wayback Machineに保存されているアーカイブデータを自動的に検索して表示させる、ウェブブラウザGoogle Chrome用の拡張機能を公開したと発表しています。

Wayback Machine Chrome extension now available(IA,2017/1/13)
https://blog.archive.org/2017/01/13/wayback-machine-chrome-extension-now-available/

ホワイトハウス、オバマ政権がソーシャルメディア上で発信したコンテンツを独創的にアーカイブするプロジェクトを発表

2017年1月5日、ホワイトハウスは、オバマ政権がソーシャルメディア上で発信したコンテンツを独創的にアーカイブするプロジェクトを発表しました。

これは、2016年10月にホワイトハウスが、オバマ政権のソーシャルメディアのコンテンツを保存・公開することを発表した際に、独創的なアーカイブ・活用の方法を募集していたものです。

次のようなプロジェクトが発表されています。

・ソーシャルメディアのコンテンツをアーカイブするシステムArchiveSocialが、25万件以上のオバマ政権のソーシャルメディアのコンテンツをアーカイブして、日付・プラットフォーム・キーワードで検索可能に。
・デジタルアートを支援する団体Rhizomeが、オバマ政権と関係のあるインターネットカルチャーについてのエッセーを公開
・MIT Media Labなどが、ホワイトハウスがTwitterで最も多く取り上げたトピックは何かについて分析
・GIFファイルの検索エンジンGiphyが、ホワイトハウスが発信したすべてのGIFファイルと、ホワイトハウスのVineのすべてのコンテンツを閲覧することができるページを公開
・オレゴン州の企業Feel Train社が新しいTwitterのボットを生成して、今後8年間、ホワイトハウスのツイートを再びツイート

韓国国立中央図書館のウェブアーカイブ“OASIS”の2017年の計画

2017年1月5日、韓国国立中央図書館(NLK)が、同館が実施しているウェブアーカイブ“OASIS”の2017年の計画を発表しています。

2004年に試験収集を行ない、2005年から本格的に選択収集を開始したOASISでは、2016年までに韓国のドメイン約100万件のうち、22万5,470件を収集しています。

2016年には、OASISのウェブサイトの更新、“co.kr”を対象とした包括収集の試験、“.com”、“.net”、“.org”への収集拡大のための分析作業が実施されています。

2017年には包括収集を30万件に拡大するとともに、収集したウェブサイトの活用のため視覚化サービスを開発する計画であると発表されています。

사라진 웹사이트, 타임머신 타고 Go Go~(NLK,2017/1/5)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=8911&notice_type_code=3&cate_no=4

参考:
E1836 - オンライン資料の納本制度の現在(4)韓国
カレントアウェアネス-E No.310 2016.09.01
http://current.ndl.go.jp/e1836

Internet Archive、収集したホワイトハウスのソーシャルメディアや米・連邦政府のウェブデータを用いたハッカソンを開催

Internet Archive(IA)が、2017年1月7日に、収集したホワイトハウスのソーシャルメディアデータ(2009年から現在まで)や政府のウェブデータ(2008年、2012年、2016年)、今回の大統領選挙関係のデータといったコレクションを用いた非公式のハッカソンを開催すると発表しています。

Join us for a White House Social Media and Gov Data Hackathon!(IA,2017/1/2)
http://blog.archive.org/2017/01/02/join-us-for-a-white-house-social-media-and-gov-data-hackathon/

参考:
Internet Archive、米国大統領選挙のウェブアーカイブ構築への支援を呼びかけ
Posted 2016年11月14日
http://current.ndl.go.jp/node/32928

ホワイトハウス、オバマ政権がソーシャルメディア上で発信した情報を米国国立公文書館で保存すると発表
Posted 2016年11月2日
http://current.ndl.go.jp/node/32861

アイルランド国立図書館、1916年と2016年のアイルランドを記録するウェブサイト・トップ10を発表

2016年12月13日、アイルランド国立図書館(NLI)は、2016年のアイルランドの生活に関して、また、1916年のイースター蜂起に関しての最善の記録としてのウェブサイト・トップ10を発表しました。

これは、一般から推薦を受け付けていたもので、選ばれたウェブサイトには、展覧会に焦点をあてたもの、追悼的な内容のもの、風刺的な内容のものがあり、また、ブログ、全国メディアの放送局、オンラインニュース出版社からボランティアや地域の歴史グループによって運営されている独立・非営利の放送局のものが含まれます。

選ばれた10のウェブサイトは、同館の運営するウェブアーカイブで収集・保存されます。

National Web Archive to preserve top ten websites chosen by Irish public (NLI,2016/12/13)
http://www.nli.ie/en/list/latest-news.aspx?article=ecebe796-efdf-4086-946d-6c7d73cc9a21

Twitter(@NLIreland,2016/12/14)
https://twitter.com/NLIreland/status/808987410918936576

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