ウェブアーカイブ

米国議会図書館、国際法廷に関するウェブアーカイブ“International Tribunals Archive”を公開

2017年6月20日、米国議会図書館(LC)が、国際法廷・国際裁判所に関して利用可能なデジタルコンテンツを整理し管理するために、同館のウェブアーカイブチームと法律図書館が “International Tribunals Archive”(ITA)を作成し、公開したと発表しています。

ITAは、第二次世界大戦後に設置された重要な国際法廷・国際裁判所についての情報を提供する関連ウェブサイトをデジタル形式で保存することを目的として作成されたものです。

International Tribunals Web Archive Launched(LC,2017/6/20)
http://blogs.loc.gov/law/2017/06/international-tribunals-web-archive-launched/

米国議会図書館、ウェブコミックとインターネット文化に関するウェブアーカイブを公開

2017年6月13日、米国議会図書館(LC)が、ウェブコミックとインターネット文化に関するウェブアーカイブを公開したと発表しています。

ウェブコミックのウェブアーカイブ(Webcomics Web Archive)では、インターネット上のみで公開されているマンガを収集したもので、図書館が所蔵するマンガ、グラフィルノベル、コミックアートを補完するものとして位置付けられています。

インターネット文化のウェブアーカイブ(Web Cultures Web Archive)では、GIFアニメやインターネット・ミーム、絵文字といった新しくうまれた文化を収集したもので、LCアメリカ民俗センターのコレクションです。

英国図書館、複雑で変化の激しい情報環境のなかでのウェブアーカイブやソーシャルメディアアーカイブの役割について議論するパネルディスカッションを開催

2017年7月14日、英国図書館(BL)が、パネルディスカッション“Web Archives: truth, lies and politics in the 21st century”を開催します。

21世紀のニュースの流通において、ウェブとソーシャルメディアが重要な役割を果たしている一方、フィクション・虚偽情報と事実を判別することや、何が真実かについて合意を得ることが難しくなっているという認識のもと、ウェブアーカイビングやデジタル研究の研究者や専門家が、複雑で変化の激しい情報環境のなかでのウェブアーカイブやソシャルメディアアーカイブの役割とは何かについて議論します。

7月12日から7月16日にかけて行われる“Web Archiving Week”にあわせて行われるもので、ロンドン大学先端研究所との共催です。

カナダ研究図書館協会、ウェブアーカイブに関する課題に取り組む“Canadian Web Archiving Coalition”を創設

2017年6月1日、カナダ研究図書館協会(CARL)が、“Canadian Web Archiving Coalition”の創設を発表しています。

カナダの図書館、アーカイブズなど、ウェブアーカイビングを実施、もしくは、関心を持つ機関による実践コミュニティとして位置付けられるもので、そのような機関の職員に参加を呼びかけています。

カナダでは、ウェブアーカイブを実施している機関は多いものの、国レベル
で協調して体系的に課題に取り組む仕組みがなかったことから創設されたものです。

富山県立図書館、「行政資料デジタルデータ公開サービス」を開始

富山県立図書館が、2017年6月1日から、「行政資料デジタルデータ公開サービス」を開始したと発表しています。

近年電子ファイルでの行政資料の刊行が増加していることから、これらの電子ファイルを収集・保存し、公開するもので、まずは、県機関が刊行する行政資料のうち電子ファイル形態のみで刊行されているものについて、同館OPACで検索・閲覧できるようにしています。

ウェブサイトの更新などにより見ることができなくなった過去の電子ファイルが閲覧でき、今後も順次追加される予定です。

該当資料は、書誌詳細画面の「資料情報」欄に「PDF表示」というリンクが貼られています。

はじめます「富山県立図書館行政資料デジタルデータ公開サービス」(富山県立図書館)
http://www.lib.pref.toyama.jp/attach/EDIT/000/000245.pdf

Internet Archive、ウェブアーカイブの相互運用性や共同開発に関する研究プロジェクト“WASAPI”の中間報告を発表

2017年5月26日、Internet Archive(IA)が、米国のノーステキサス大学・ラトガース大学・スタンフォード大学図書館と共同で行っている2年間の研究プロジェクト“WASAPI” (Web Archiving Systems APIs)の中間報告を公開しました。

プロジェクトは、APIを基盤とした相互運用性や発見可能性の向上や、ウェブアーカイブの研究利用促進のための技術開発が行われるとともに、共同技術開発のための継続的なコミュニティモデルの要点を描くことも目的としています。

博物館・図書館サービス機構(IMLS)の助成を受けた共同研究の成果は、Archive-Itに適用されることになっています。

WASAPI Year 1 Performance Report (IA,2017/5/26)
https://archive.org/details/WASAPIYearOneReport

Internet Archive、ウェブアーカイブの共同プロジェクト“End of Term Presidential Harvest 2016”で200TBのデータを収集

2017年5月9日、米・オバマ大統領任期満了にともなう連邦政府機関のウェブアーカイブの共同プロジェクト“End of Term Presidential Harvest 2016”において、Internet Archive(IA)が、2016年秋から2017年春にかけて、200テラバイトのウェブサイト及びパブリックデータの収集を行なったと発表しています。

収集データは100テラバイトのウェブページと100テラバイトのパブリックデータからなり、3億5千万件以上のURL/ファイル、7千万件以上のhtmlページ、4千万件以上のpdfファイル等が含まれ、Waybackマシーンから閲覧できるほか、2016年取集分を“End of Term”のポータルサイトに間もなく追加する予定とのことです。

その他、Waybackマシーン(beta)のサマリー機能を用いた収集データに関する予備統計のページや、IAが収集した全データのページ“End of Term 2016 Web Crawls”も公開されています。

国立国会図書館インターネット資料収集保存事業、2017年4月の特集「熊本地震」を公開

2017年4月3日、国立国会図書館(NDL)は、インターネット資料収集保存事業(WARP)の2017年4月の特集として「熊本地震」を公開しました。

熊本地震発生から1年を迎え、WARPで収集した、被害を受けた自治体の地震前(通常ページ)と地震後(災害用ページ)のウェブサイトを取り上げています。

今月の特集(2017年4月) - 熊本地震 -(WARP)
http://warp.da.ndl.go.jp/contents/special/special201704.html

今月の特集(2017年4月) - 熊本地震後に頻度をあげて収集したウェブサイトの一覧 -(WARP)
http://warp.da.ndl.go.jp/contents/special/special201704_list.html

CA1893 - ウェブアーカイブの利活用に向けた動き―世界の潮流とWARPの取組― / 前田直俊

1990年代半ばにウェブアーカイブが行われ始めてから20年が経過し、その間、技術開発、法整備、運用構築、普及活動など様々な分野で取組が行われてきた。この数年はとりわけ利活用に向けた議論が活発になっている。本稿は、そうした動きと背景について概観するとともに、国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)における利活用の取組を紹介する。

国立国会図書館のインターネット資料収集保存事業(WARP)、「科研費ウェブサイトコレクション」を公開

2017年3月23日、国立国会図書館のインターネット資料収集保存事業(WARP)が、「科研費ウェブサイトコレクション」を公開しました。

これはWARPが公開している「特色あるコレクション」のコンテンツのひとつです。WARPで保存している、科学研究費助成事業の助成を受けた研究の概要などを公開しているウェブサイトのうち、「研究種目」が新たな学問領域の形成を支援する「新学術領域研究」である研究のウェブサイトをまとめたものです。

科研費ウェブサイトコレクション(WARP)
http://warp.da.ndl.go.jp/contents/reccommend/collection/kaken.html

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