欧州連合

APARSEN、欧州の研究図書館におけるデジタル保存への財政的準備状況の調査レポートを公表

EUのプロジェクトである“Alliance for Permanent Access to the Records of Science Network”(APARSEN)が、欧州研究図書館協会(LIBER)加盟館におけるデジタル保存への財政的準備状況を調査したレポートを公表しています。

BUSINESS PREPAREDNESS REPORT (PDF)
http://www.alliancepermanentaccess.org/wp-content/uploads/downloads/2013/03/APARSEN-REP-D36_1-01-1_0.pdf

欧州の研究インフラマップ、欧州委員会が公開

2013年3月22日、欧州委員会(EC)が、欧州の研究インフラを示したオンラインマップを公開しました。ECのFP7プログラムで助成を受けている、800件以上の研究インフラの所在地を示すもので、マップでは研究分野ごとに色分けされています。

Map of research infrastructures
http://ec.europa.eu/research/infrastructures/index_en.cfm?pg=mapri

Research & Innovation Infrastructures
http://ec.europa.eu/research/infrastructures/index_en.cfm

欧州の図書館における新聞デジタル化の現状は? Europeana Newspapersプロジェクトが調査結果を公表

欧州のデジタル化新聞コンテンツを集約してEuropeanaへ提供する“Europeana Newspapers”プロジェクトが、2013年3月15日に、欧州の図書館における新聞デジタル化の現状を調査した結果について公表しました。

それによると、デジタル化新聞へのアクセスは47の回答館中少なくとも40館(80%)がほぼ無料で提供しているものの、20世紀コンテンツへのアクセスには著作権関係で依然課題があること、デジタル化新聞は36%(47館中17館)がOCRを利用していないためコンテンツの検索ができない状況にある等、コンテンツ利用にはまだなされるべき取組みがあると指摘されています。

The extent of Newspaper Digitisation in European Libraries (PDF) (Europeana Newspapers 2013/3/15付けの記事)
www.europeana-newspapers.eu/wp-content/uploads/2013/03/ENP-2nd-Press-Release.pdf

The extent of Newspaper Digitisation in European Libraries (LIBER 2013/3/15付けの記事)

Europeana、2013年ビジネスプランを発表

2013年3月6日、Europeanaが2013年のビジネスプランを発表しました。

これによると、Europeana財団およびEuropeanaのネットワークの2013年の重点領域として次の3点が設定されています。一つ目は、Europeanaが一つの"生態系"として機能する必要があること、二つ目はEuropeanaは文化遺産機関にとってのコアサービスプラットフォームとなること、三つ目はデータ公開の価値を発信し続けていくこと、です。文書では以上の3点を4つの戦略トラック(Aggregate、Facilitate、Distribute、Engage) から解説しているようです。

Europeana Business Plan 2013 published (Europeana Professional 2013/3/6付けの記事)
http://pro.europeana.eu/web/guest/pro-blog/-/blogs/europeana-business-plan-2013-published

Europeana FashionがEuropeana財団とともにTumblrサイトを開設 まずは“靴”をテーマに

2013年5月に公開予定の欧州服飾アーカイブ“Europeana Fashion”が、Europeana財団とともにTumblrページを開設しました。

このTumblrサイトでは、ファッションの専門家や文化遺産コミュニティ等による、各月様々なテーマでの服飾資料の紹介を行っていくとのことで、この3月は「靴」がテーマとされています。ウェブサイトにはイタリアのMuseo Rossimoda della Calzaturaや、英国のNorthampton Museumsの所蔵している靴のデジタル画像が公開されています。

Europeana Fashion (Tumblrでの公式ページ)
http://europeanafashion.tumblr.com/

Fashion Heritage for the Masses -- Join us on Tumblr (Europeana 2013/3/4付けの記事)
http://blog.europeana.eu/2013/03/fashion-heritage-for-the-masses-join-us-on-tumblr/

参考:
欧州の服飾アーカイブコレクションを提供するポータルサイト“Europeana Fashion” 2013年5月にも公開へ

世界のオープンデータの現状を知るための“Open Data Census”が公開

2013年2月20日、Open Knowledge Foundationが、世界のオープンデータの現状を提供する“Open Data Census”を公開しました。現在のところ、世界35か国、200以上のデータセットが公開されているとのことで、ウェブサイトでは、これらの情報を国別やマップで提供しています。

Open Data Census
http://census.okfn.org/

The Open Data Census -- Tracking the State of Open Data Around the World (Open Knowledge Foundation 2013/2/20付けの記事)
http://blog.okfn.org/2013/02/20/open-data-census-tracking-the-state-of-open-data-around-the-world/

Open Knowledge Foundation、“Open Humanities Awards”を発表

2013年2月14日、Open Knowledge Foundationが、Alliance of Digital Humanities Organisationsの刊行している“Digital Humanities Quarterly”の支援の下、Open Humanities Awardsという顕彰プロジェクトを発表しました。

これは、オープンコンテンツやオープンデータ、オープンソースツールを利用した人文学教育や研究を行う3~5年のプロジェクトへの助成プログラムで、授賞者には15,000ユーロが授与されるとのことです。なお、応募はEU市民に限られ、締切は3月12日となっています。

Open Humanities Awards
http://openhumanitiesawards.org/

€15,000 of Prizens on offer for Open Humanities Projects (2013/2/13付けの記事)
http://blog.okfn.org/2013/02/13/e15000-of-prizes-on-offer-for-open-humanities-projects/

Announcing the Open Humanities Awards (ALLC 2013/2/14付けの記事)

欧州の服飾アーカイブコレクションを提供するポータルサイト“Europeana Fashion” 2013年5月にも公開へ

2013年1月3日付けのEuropeanaのブログ記事によると、欧州の服飾アーカイブコレクションに関するプロジェクト“Europeana Fashion”が、2013年5月に、デジタル化資料を提供するポータルサイトを公開するようです。

“Europeana Fashion”は、欧州の服飾に関する20機関が所蔵している、歴史的なドレスやアクセサリー、写真、ポスター、スケッチ、動画、展示記録、ファッションカタログ等のコレクション70万点以上を提供するものになるとのことです。

Europeana Fashion
http://www.europeanafashion.eu/

Fashion is coming to Europeana (Europeana 2013/1/2付けの記事)
http://blog.europeana.eu/2013/01/fashion-is-coming-to-europeana/

CA1785 - 動向レビュー:Europeanaの動向:「欧州アイデンティティ」および「創造性」の観点から / 古山俊介

 図書館、ミュージアム、アーカイブズといった公的文化機関のもつ資料を電子化し、それを電子的に公開する試みは現在、それら異種の機関が協働して電子化資料を一括提供しようとする大規模な「文化遺産ポータル」へと駒を進めている。なかでも欧州連合(European Union、以下EU)は、国家の境界をこえた大規模ポータルの構築においていち早くスタートを切り、現時点でかなりの成功をおさめている。本稿は、EUにおける代表的な文化遺産ポータル“Europeana”について、その動向を概観する。...

Europeana、デジタルコンテンツ2,000万以上のデータセットをパブリックドメインライセンスで公開

2012年9月12日、欧州のデジタル化文化遺産ポータルEuropeanaが、登録しているデジタルコンテンツ2,000万以上のデータセットについて、クリエイティブコモンズのパブリックドメイン(CC0)ライセンスのもと提供すると発表しました。Europeanaは、今回の公開がタブレット端末やスマートフォン用のアプリ・ゲームの開発、新たなウェブサービスやポータルサイトの構築を促進するものであり、デジタル経済のさらなる発展につながるものとしています。

Europeana’s huge cultural dataset opens for re-use (Europeana 2012/9/12付けの記事)

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