欧州連合

Europeana、Europeana Awarenessプロジェクトの公共図書館ネットワーク参加館を募集

2013年8月29日に、Europeanaがブログで、Europeana Awarenessプロジェクトの一環として形成が進められている公共図書館ネットワークへの参加を呼び掛けています。

Europeana AwarenessはEuropeana財団が進めているベストプラクティスネットワークで、Europeanaの利用とコンテンツ提供協力等のために、Europeanaをユーザや政策担当者、政治家等に向けて発信する活動等を行うプロジェクトです。

現在欧州の31か国から55の図書館が参加しているとのことで、Europeanaとしては参加館の倍増を目指したいとしています。記事では、ネットワークへの参加によって公共図書館が得られる利点等が紹介されています。

Europeana、“Europeana Data Model”への移行を発表

2013年7月16日、Europeanaは、協力機関との2年以上にわたる検討を経て、このほど、EuropeanaのデータモデルをESE(Europeana Semantic Elements)から、EDM(Europeana Data Model)へと移行すると発表しました。

EDMを採用することにより、例えばある百科事典の異なる巻号を結びつけたり、あるいはコンテンツとそのコンテンツのおかれた文脈(関連する地理情報等)との結び付け等が可能になるようです。

またEuropeanaは、これに関連して、United Ingestion Managerという新ツールも発表しています。

EDMへの移行を発表するブログ記事には、各種のドキュメントが掲載されています。

欧州の電子インフラ推進プロジェクト"CHAIN-REDS"とラテンアメリカのOA推進のための国際組織“LA Referencia”が提携

2013年6月12日、欧州議会のFP7プロジェクトの一つとして、様々な学問領域にまたがる電子インフラの構築を推進する“CHAIN-REDS”が、ラテンアメリカのオープンアクセス化を目指す国際組織“LA Referencia”との提携を発表しました。これにより、LA Referenciaに参加しているアルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、エクアドル、メキシコ、ペルー、ベネズエラのオープンアクセスリポジトリが、CHAIN-REDSのナレッジベースで検索できるようになったとのことで、今後CHAIN-REDSからリポジトリ登録資料の検索が可能となるようです。

文化庁、「諸外国における著作物等の利用円滑化方策に関する調査研究報告書」を刊行

文化庁が、2013年3月付けで「諸外国における著作物等の利用円滑化方策に関する調査研究報告書」を刊行していました。作成は、情報通信総合研究所です。

報告書には、EUにおける孤児著作物指令、英・仏・独・北欧・米・カナダ・韓国の各国における制度等がまとめられています。

諸外国における著作物等の利用円滑化方策に関する調査研究報告書 (PDF)
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/pdf/riyou_enkatsuka_houkoku_201303.pdf

Europeana Newspapersプロジェクト、ニューズレター第2号を刊行

2013年6月2日付けで、Europeana Newspapersプロジェクトがニューズレター第2号を刊行しました。

ニューズレターには、ベルリン州立図書館でEuropeana Newspapersプロジェクトに携わっているHans-Jorg Lieder氏のインタビューや、2013年5月3日にトルコ国立図書館で開催された文化遺産デジタル化に関するワークショップの記録等がまとめられています。

Europeana Newspapers Project Newsletter, Issue 2, June 2013 (Europeana Newspapers)
http://us5.campaign-archive2.com/?u=d6917fe9aedb5cab842024bb9&id=e1f7433e2e

Europeana、初の無料iPadアプリをリリース

2013年6月4日、Europeanaは初の無料iPadアプリをリリースしました。

これは、Glimworm ITがEuropeanaハッカソンの際にデザインしたもので、アプリを通じて英国のRoyal Botanic Garden Edinburgh等6機関から提供されている35万点の画像を利用できるとのことです。画像は全てパブリックドメインであり、自由に二次利用が可能、また、アプリのコードもオープンソースとしてGitHubで公開されています。

Europeana Open Culture (iTunes)
http://itunes.apple.com/nl/app/europeana/id646414251

Open Knowledge Foundation、“Open Humanities Awards”の受賞者を発表

2013年5月8日、Open Knowledge Foundationが、今年2月から募集していたEUにおけるデジタル人文学プロジェクト顕彰プログラム“Open Humanities Awards”の結果を発表しました。

一人は、“Maphub”というプロジェクトを手掛ける、ウィーン大学のBernhard Haslhofer博士です。“Maphub”は、デジタル化された古地図資料へのアノテーションやジオリファレンス、Googleマップへのオーバーレイ等を可能とするオープンソースのウェブアプリです。もう一人は、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのRobyn Adams博士です。Adams博士の進めているプロジェクトは、オックスフォード大のボドリアン図書館にその名を残すトマス・ボドリーの外交文書を扱った“The Diplomatic Correspondence of Thomas Bodley, 1585-1597”とのことです。

ANNOUNCING THE OPEN HUMANITIES AWARD WINNERS (Open Knowledge Foundation Blog 2013/5/8付けの記事)
http://blog.okfn.org/2013/05/08/announcing-the-open-humanities-award-winners/

欧州原子核研究機構とOpenAIREplusプロジェクト、研究成果共有のためのリポジトリ“Zenodo”を公開

2013年5月8日、欧州原子核研究機構(CERN)と欧州委員会のOpenAIREplusプロジェクトが、“Zenodo”というリポジトリを公開しました。全科学領域にまたがり、テキストやスプレッドシート、音声、動画等フォーマットを問わず、研究者の研究成果を登載・共有できるというものです。

Zenodo
http://zenodo.org/

CERN and OpenAIREplus launch European research repository (CERN 2013/5/8付けの記事)
http://home.web.cern.ch/about/updates/2013/05/cern-and-openaireplus-launch-european-research-repository

クラウドベースで中小規模文化機関のデジタルリソースをEuropeanaに提供するプロジェクト“LoCloud”が始動

2013年4月8日、Europeana Professionalのブログで、3月19日と20日にノルウェー国立公文書館で開催された“LoCloud”というプロジェクトの開催イベントが紹介されています。

このLoCloudは、中小規模のローカルな図書館等の文化機関が、クラウドコンピューティングの技術とサービスを開発して、デジタルリソースをアグリゲートし、Europeanaで利用できるようにするプロジェクトです。

考古学・建築遺産に関するリポジトリベースのアグリゲータ構築プロジェクトCARARE(2010-2013)と、Europeana Local(2008-2011)の2つをベースにしたプロジェクトとして、2013年3月1日から3年間続けられます。

LoCloud
http://www.mdrpartners.com/projects/locloud/

Local content in a Europeana cloud: LoCloud project launch in Oslo (Europeana Professional 2013/4/8付けの記事)
http://pro.europeana.eu/pro-blog/-/blogs/1635124

LoCloud (Arkivverket 2013/3/18付けの記事)

EC、デジタルキュレーションにかかるコストをテーマとしたプロジェクト“4C”を始動

2013年3月25日、欧州委員会は“4C”(Collaboration to Clarify the Costs of Curation)という、デジタルキュレーションとそれにかかるコストをテーマとした調査プロジェクトを開始しました。欧州7か国の13の関係機関が共同で実施します。

デジタルキュレーションは、長期にわたってデジタル資料を読み込み可能な状態にし、アクセスや利用を保証する必要がありますが、4Cではそのために、各機関がデジタルキュレーションにかかるコストを予測して、長期/短期間でのキュレーションでえられる「利益」を図ることができるよう、実践的な指針を提供するとしています。

4C
http://4cproject.net/

Press Release: New EU collaboration to clarify the costs (and benefits) of curation (4C 2013/3/25付けの記事)
http://4cproject.net/2013/03/25/press-release-major-new-eu-initiative-to-understand-the-costs-and-benefits-of-digital-curation/

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