米国

Internet Archive(IA)、“Internet Arcade”にアーケードゲーム約1,100点を追加

2018年9月21日、Internet Archive(IA)は、アーケードゲームをプレイできる“Internet Arcade”に、1990年代から2000年代のアーケードゲーム約1,100点を追加したと発表しました。

Over 1,100 New Arcade Machines Added to the Internet Arcade(IA,2018/9/21)
http://blog.archive.org/2018/09/21/over-1100-new-arcade-machines-added-to-the-internet-arcade/

Internet Arcade
https://archive.org/details/internetarcade

エステファン夫妻、米国議会図書館(LC)によるガーシュウィン賞を受賞

2018年9月24日、米国議会図書館(LC)は、2019年のガーシュウィン賞の受賞者を、エミリオ・エステファン/グロリア・エステファン夫妻に決定したと発表しました。

2007年に、LCにより創設されたガーシュウィン賞は、米国を代表する作曲家・ガーシュウィン兄弟(Ira Gershwin、George Gershwin)にちなみ、ポピュラー音楽で世界の文化に大きな影響を与えた作曲家・演奏家に対し贈られる賞です。

賞は、2019年3月にワシントンD.C.で開催されるオールスタートリビュートコンサートにおいて授与されます。コンサートの様子は、公共放送サービス(PBS)を通じて全米で放映されます。

米ジョンズ・ホプキンス大学図書館に勤める英国籍研究者、就労ビザが更新されず米国を退去せねばならない事態に

2018年9月24日付けのInside Higher Educationの記事で、米国ジョンズ・ホプキンス大学図書館にDigital Scholarship Specialistとして雇用されていた英国籍のTamsyn Mahoney-Steel氏が、同大学が就労ビザの更新手続きを行わない判断を下したことで、米国を退去せねばならない事態に陥ったことを紹介しています。

記事によれば、Mahoney-Steel氏は2015年に3年間のH-1B(特殊技能職)ビザを取得し、同大学に就職しました。同氏は博士号を持っており、ジョンズ・ホプキンス大学におけるデジタル人文学の立ち上げ等を担っていたとのことです。しかし2018年6月にビザの更新手続きを大学に依頼したところ、トランプ政権下で状況が変わり、Mahoney-Steel氏の業務ではH-1Bビザは認められないと判断され、更新手続きは行われませんでした。

Mahoney-Steel氏は配偶者が米国市民であるため、市民権を得ることも可能でしたが、経済的理由により今まで手続きを行っていませんでした。

米国物理学会(APS)、物理学に関する統制語彙PhySH (Physics Subject Headings)を公開

2018年9月11日、米国物理学会が物理学に関する新たな統制語彙PhySH (Physics Subject Headings)を公開しました。SKOSによって定義された実体と関係を用いた、RDFの形式で提供されています。

PhySHはAPSの雑誌や会議等で用いるために作成されたもので、すでにAPS発行の雑誌ではPhySHの付与も始まっていますが、長期的にはより広いコミュニティで利用されることを想定しているとのことです。物理学のための完全にオープンな、高品質のスキーマを提供することを企図しており、CC0ライセンスの下で自由に利用することができます。

PhySH Now Publicly Available(APS)
https://journals.aps.org/edannounce/physh-now-publicly-available

PhySH - Physics Subject Headings(APS)
https://physh.org/

HathiTrust Research Center、HathiTrust搭載資料のテキストデータへのアクセスを、データマイニング等の非商用利用に限り、著作権保護期間中の資料にも拡大

2018年9月20日、HathiTrustは、ポリシーと分析ツールを更新し、HathiTrust Research Center(HTRC)において、データマイニングやコンピューターによる解析といった非商用利用に限り、著作権保護期間中のものも含めて、HathiTrustに搭載された1,670万件分のアイテムのテキストへのアクセスを提供すると発表しました。

研究図書館センター(CRL)、デジタル化資料が1,000万ページを超える

2018年9月1日、北米の研究図書館センター(CRL)がデジタル化を行なったページが1,000万ページを超えたと発表しています。

1,000万ページの節目となったのは、1944年から1945年に出版されたグアテマラの新聞“El Libertador: órgano del Frente Popular Libertador ”(会員館のみ閲覧可)でした。

CRLでは現在2万8,000タイトルを提供しており、オンライカタログや主要なディスカバリーサービスを通じて利用可能で、提携機関によるコンテンツとあわせ4,000万ページ分以上のデータを加盟館に提供しています。

CRL Reaches 10 Million Page Milestone(CRL,2018/9/1)
http://www.crl.edu/news/crl-reaches-10-million-page-milestone

ジョン・F・ケネディ大統領図書館、ケネディ家の様子を撮影したネガフィルム約1,700点をデジタル化して公開

2018年9月14日、米国のジョン・F・ケネディ大統領図書館(John F. Kennedy Presidential Library and Museum)が、同館所蔵のケネディ家に関するコレクションのなかから、約1,700点の硝酸塩のネガフィルムをデジタル化し、オンラインで公開したと発表しています。

今回公開されたものは、同館で所蔵する写真コレクションの一部であり、ケネディ大統領の母親の結婚前の様子を撮影した写真等といったケネディ大統領誕生以前からの物を含む、ケネディ家の日常生活、休暇、祝賀行事といった様子を撮影した写真が含まれます。

硝酸塩のネガフィルムは脆弱で、今回デジタル化されたフィルムの原本の何点かは劣化しているものの、概ねよく保存されているとのことです。

北米の研究図書館センター(CRL)、“Mexican Intelligence Digital Archives (MIDAS)”を公開

2018年9月13日、北米の研究図書館センター(CRL)が、“Mexican Intelligence Digital Archives (MIDAS)”の公開を発表しました。

米・ノースウェスタン大学、メキシコ大学院大学、メキシコのNPO“Articulo 19”が連携して作成したもので、メキシコの2つの主要な秘密諜報機関である連邦調査局(DFS)及び政治社会調査局(DGIPS)のデジタル化したアーカイブズを閲覧することができます。

MIDASには、最終的に1940年代から1980年代の30万件の文書が含まれる計画で、秘密諜報機関の職員等による、メキシコの政治活動家・労働運動家に関するレポートが含まれます。

米国議会図書館(LC)、CRSレポートをオンラインで提供するためのポータルサイトを公開

2018年9月17日、米国議会図書館(LC)は、LCの議会調査局(CRS)が刊行するCRSレポートをオンラインで提供するためのポータルサイトを公開しました。

2018年度予算が、LCに対してCRSを公開するように指示していることを受けて構築されたもので、既存の議会向けに公開している検索機能をできるだけユーザーフレンドリーとなるように設計し、キーワード検索できるようにして公開されています。今後、議会向けウェブサイトの機能が拡張した際には、それに合わせてポータルサイトも更新されます。

今後、議会において利用できるようになったレポートは、ポータルサイトにも搭載されていきますが、既刊分についても、LCが出来るだけ迅速に追加していくとしています。

米国大学・研究図書館協会(ACRL)の出版部門、大学図書館のマーケティング活動に関して調査したホワイトペーパーを公開

2018年9月14日、学術書の書評誌Choiceを発行する米国大学・研究図書館協会(ACRL)の出版部門が、大学図書館のマーケティング活動に関して調査したホワイトペーパーを公開しました。

ホワイトペーパーでは、大学図書館におけるサービスやリソースの利用促進方法、大学図書館がおこなっている戦術、戦術の成功例・失敗例、特にデジタルリソースに焦点を当てて資金や人材の調達を行なっている館などを概観しています。

閲覧には登録が必要です。

Choice Releases Marketing Academic Library Resources and Services White Paper(ACRL insider,2018/9/14)
https://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/16321

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