米国

アジア/太平洋 米国図書館員協会、米・2018会計年度予算案に対し、反対声明を発表

2017年3月30日、アジア/太平洋 米国図書館員協会(APALA)が、米・2018会計年度予算案において、博物館・図書館サービス機構(IMLS)への予算措置が行われなかったことに対し、反対声明を発表しています。

会員に影響を与える事業として、

・マイノリティの図書館情報学修士号取得等を支援する“Spectrum Scholarship Program”

・有色人種の図書館員の合同カンファレンス“Joint Conference of Librarians of Color”

・ネイティヴ・ハワイアンがリテラシー能力を取得するための活動を行なうNPOや図書館への助成金プログラム“Native Hawaiian Library Services Grants”

をあげています。

Gale社と米国図書館協会、米・2018会計年度予算案を受け、国会議員向けのアドヴォカシー活動を開始

米・2018会計年度予算案において、博物館・図書館サービス機構(IMLS)への予算措置が行われず、また、図書館サービス及び技術法(Library Services and Technology Act: LSTA)関連予算が削減されたことを受け、2017年3月29日、Cengage Learning傘下のGale社は、米国図書館協会(ALA)等と協力し、
図書館の財源への国会議員の理解を得るために、図書館の教育的・経済的価値に焦点をあてたアドヴォカシー活動を行なうとし、そのためのウェブサイトを立ち上げています。

EMPOWER LIBRARIES(Gale)
http://learn.cengage.com/GWP17213297

Twitter(@galecengage,2017/3/29)
https://twitter.com/galecengage/status/847133971519619073

CA1896 - 動向レビュー:共同運用による図書館システム導入の新たな可能性 / 上野友稔,香川朋子,片岡 真

日本の学術機関で運用する図書館システムは、冊子資料の書誌ユーティリティであるNACSIS-CATを中心とした構成により30年以上の歴史を持つ。図書館システムは安定、成熟した状態にある一方、急速に進展した電子リソースの管理やサービスの利活用など、学術情報流通の変化に十分に対応できていない。

CA1895 - 動向レビュー:デジタルレファレンスサービスの変化 / 渡辺由利子

An Answer for Everything: 10 Years of “Ask a Librarian”(あらゆる質問への答え:Ask a Librarianの10年)。2012年6月28日、このようなタイトルのお知らせが、米国議会図書館(LC)のウェブサイトに掲載された。インターネット上でレファレンスを受付けるAsk a Librarianのサービスが始まって10年が経ち、この間に58万件近くの問い合わせに答えてきたという内容であった。

OCLC Researchが、研究データ管理の「現実」を調査する報告書シリーズの第1弾を公開

2017年3月30日、OCLC Researchが、研究データ管理(RDM)の「現実」を調査する報告書シリーズ“The Realities of Research Data Management”の第1弾として“A Tour of the Research Data Management (RDM) Service Space”を公開しました。

RDMサービスに関して異なる選択をした世界の4つの研究大学(英・エジンバラ大学、米・イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、豪・モナシュ大学、蘭・ヴァーヘニンゲン大学)の、計画時の意思決定、開発、導入に焦点をあてた調査で、これらの機関が如何にしてRDMに関する能力を獲得したかを検証しています。

第1弾の報告書では、4大学の事例に加え、北米・欧州・豪州の研究大学におけるRDMサービスを調査し、以下の3つをRDMサービスにおける主要な構成要素として指摘しています。

・教育:研究者や利害関係者に、自身のデータ管理や長期的なキュレーションの仕組みを整える重要性や、時には必要性を伝える。

・専門知識:RDMの課題に取り組む研究者に対して、意志決定の支援やカスタマイズされたソリューションを提供する。

米・航空宇宙局、14万点の映像、写真、音声を利用できる“NASA Image and Video Library”を公開

2017年3月29日、米・航空宇宙局(NASA)が、14万点の映像、写真、音声を利用できる“NASA Image and Video Library”を公開したと発表しています。

レスポンシブウェブデザイン、ダウンロード時の解像度の選択、Exifデータの表示などに対応しており、APIも提供されています。

NASA Unveils New Searchable Video, Audio and Imagery Library for the Public(NASA,2017/3/29)
https://www.nasa.gov/press-release/nasa-unveils-new-searchable-video-audio-and-imagery-library-for-the-public

米・図書館情報資源振興財団と英・Jisc、デジタルライブラリや研究データリポジトリの開発に関する連携を発表

2017年3月29日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)が、英・Jiscとの、デジタルライブラリや研究データリポジトリの開発に関する連携を発表しています。

両機関では以下の目標に関して協力することに合意しています。

・将来にわたる“digital empowerment”の可能性を支援するためのデジタルに関する技術や知識の習熟度の向上

・ベストプラクティスや効果的で安定的なツール・アプリの共有などを通じて、デジタルを基礎とした教育プログラムのための品質の良いコンテンツと接続性を促進

・教育、研究の革新、教育と実践のコミュニティの促進、あらゆるデジタルを基盤とした学術成果の相互連携の強化、を支援する一貫した、良く管理されたデジタル環境の開発の促進

米国議会図書館、将来にわたり保存すべき録音資料として25作品を追加

2017年3月29日、米国議会図書館(LC)が、将来にわたって保存すべき米国の録音資料を登録している“National Recording Registry”に2016年分として新たに加える作品25点を発表しました。

LCでは、録音資料保存法(National Recording Preservation Act)のもと、全米録音資料保存委員会(National Recording Preservation Board)の助言を受け、文化的、歴史的、あるいは芸術的に重要で、発表から少なくとも10年以上が経過している録音資料25作品を毎年選んでおり、今回の選出分を含めて475作品が登録されています。

National Recording Registry Picks Are "Over the Rainbow" (LC,2017/3/29)
https://www.loc.gov/item/prn-17-029/

LCがPREMISデータディクショナリの概説資料改訂版を公開

米国議会図書館(LC)がPREMIS(Preservation Metadata Maintenance Activity)の概説資料、”Understanding PREMIS”の2017年改訂版を公開しています。同資料の初版は2009年に公開されていました。

Understanding PREMIS rev 2017
https://www.loc.gov/standards/premis/understanding-premis-rev2017.pdf

参考:
LC、PREMISデータディクショナリの「やさしい」概説資料を刊行
Posted 2009年2月5日
http://current.ndl.go.jp/node/11751

米・国立公文書館とメロン財団、持続可能な歴史記録のデジタル版の公開・発見システムの計画・開発のための事業を開始

2017年3月23日、米・国立公文書館(NARA)は、同館所管の歴史資料の保存や刊行等を行う“National Historical Publications and Records Commission”(NHPRC)を通じ、メロン財団(Andrew W. Mellon Foundation)と共同で“Digital Edition Publishing Cooperatives”事業を実施すると発表しています。

これまでの経験では、個々の学術成果のデジタルインフラを構築・維持し続けることが困難であることから、歴史記録のデジタル版を、研究者・学生・国民が利用しやすくするために、信頼ができ、持続可能で、現場主導型のシステムの計画を策定し、実装することを目的としています。

NARAでは、そのシステム開発のために、助成金付きの提案を求めており、メロン財団が最大200万ドルの資金を提供し、NHPRCが助成金受領者の選定を含むプロセスの管理を担当します。

取組の第1段階として、計画策定のためとして、2017年12月に、8件の提案に対して、1年間で最大10万ドルの助成金が与えられます。

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