米国

米・アイダホ自然史博物館、ジャイアントバイソンの化石の3Dモデルを公開:3Dプリント用のデータも公開

2017年12月4日、米・アイダホ州立大学のアイダホ自然史博物館は、ジャイアントバイソン(Bison latifrons)の化石の3Dモデル250点を、オンラインで公開しました。

あわせて、3Dプリント用のデータも公開されていますが、3Dプリントは非商用目的のみで利用可能です。

Library Publishing Coalition(LPC)、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリーの2018年版を公開:データベースもあわせて公開

2017年12月6日、図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)が、“Library Publishing Directory”の2018年版を公開しました(PDF版、EPUB版)。

米国・カナダ・英国・オーストラリア・ブラジル・ドイツ・アイルランド・スウェーデンの125の大学・研究図書館での出版活動について、各館ごとの担当部署、ウェブサイト、出版活動の概観、職員数、予算、OAのタイトル数、出版媒体、分野、査読誌の割合、APCが必要な学術雑誌の割合、出版プラットフォーム、デジタル保存戦略等がまとめられています。

また、2018年版の公開にあわせ、ダイレクトリー掲載情報を検索できるオンラインデータベースが新たに公開されました。オンラインデータベースには公開時点で2017年と2018年のデータが搭載されており、今後2014年から2016年までのデータが追加される予定です。

北米研究図書館協会(ARL)、今後の評価プログラムへの提言をまとめた報告書を公開

2017年12月4日、北米研究図書館協会(ARL)は、今後の評価プログラムに関するタスクフォースが作成した、今後の評価プログラムへの提言をまとめた報告書を公開しました。

現在ARLが提供している評価のためのプログラムと現実のニーズの差を解消するための第1段階として、ARLでは、タスクフォースに対して、現在提供している評価に関するサービス(目標、アウトカム、成果物、評価指標やツール、StatsQUAL)等を検討し、既存のサービスやツール、新しいサービスや重点的に取り組むべき事項等に関する提言を行うよう要請していました。

現在の高等教育の動向のなかで取組むべき、基準や評価プログラムの課題を検討し提言しているほか、ARLの会員館のニーズを満たすと考える新しい評価プログラムの詳細な体制も示しています。

次の段階では、より具体的な提言やビジネスモデルの開発などが計画されています。

Authors Alliance、ノンフィクション作家のためのフェアユースガイドを公開

2017年11月29日、作家を支援する団体“Authors Alliance”が、ガイドブック“Fair Use for Nonfiction Authors”を公開しました。

伝記作家・サイエンスライター・歴史家・文芸評論家・回顧録の作家・学者といった著作物を用いて執筆を行なうノンフィクション作家による、フェアユースによる著作物の活用を促し、調査や執筆を支援することを目的としています。

このガイドは、著作物の批評・討論・所感、著作の主張を立証するための著作物の利用、非商業的研究のための著作物の使用、といったノンフィクション作家がフェアユースに直面する状況に対処するために作成されたもので、例えば、音楽のトレンドを議論する学術文献での歌詞の収録、文芸批評における作品での著者のメタファーの仕様分析のための小説からの引用、写真家の光と影の技法についての論文での写真の掲載、研究者の方法論とその結果を批評するための科学論文での図表の仕様、回顧録での未発表の手紙からの引用、などを行ないたいノンフィクション作家を支援する内容となっています。

E1980 - 日本のデジタル人文学の国際学会JADH2017<報告>

2017年9月11日から9月12日にかけて,同志社大学(京都市)にて,日本デジタル・ヒューマニティーズ学会(JADH)年次国際学術大会JADH2017が開催された。この大会は2011年に大阪大学にて開催された人文情報学推進協議会主催の大会を継承し,2012年からはJADHの大会として毎年英語にて開催されているものである。国際的に活躍する10の国・地域のデジタル人文学研究者からなるプログラム委員会と,開催校である同志社大学を中心とした開催実行委員会の下,運営を行った。例年は三日間の開催で初日にワークショップを行っていたが,今回は初めて,二日間のみでワークショップなしでの開催となった。本年は,コラボレーションに焦点をあてた“Creating Data through Collaboration”というテーマの下,基調講演では,3万タイトル,50億字を超える中国古典等の大規模クラウドソーシング翻刻サイトctext.orgのためのシステムの構成,そして,それがなぜ選択されたのか,ということを中心とする講演が,このサイトの主宰者兼開発者スタージョン(Donald Sturgeon)氏(米・ハーバード大学)によって行われた。さらに,マイクロタスク・クラウドソーシングを様々なコンテンツに適用するCrowd4Uプロジェクトによる企画セッションが開催され,国立国会図書館(NDL)におけるL-Crowdによる書誌情報の誤同定のチェックや国デコImage Wallでのデジタル翻刻などの話題が採り上げられた。

米国デジタル公共図書館(DPLA)、オクラホマ州のサービス・ハブからのコンテンツ提供を開始

2017年12月5日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、オクラホマ州のサービス・ハブ(州単位で複数機関のデータを集約する連携先)である“OK Hub”からのコンテンツの提供を開始したと発表しています。

“OK Hub”は、オクラホマ大学とオクラホマ州立大学が、オクラホマ歴史協会やオクラホマ州立図書館(Oklahoma Department of Libraries)とも連携して運営しているサービス・ハブです。ネイティブアメリカンの歴史や文化、同州の過去の環境や農業、同州に居住した人々の生活を示すコンテンツなど、10万点のコンテンツがDPLAから閲覧できるようになりました。

Oklahoma Hub Collections Now Discoverable in DPLA(DPLA,2017/12/5)
https://dp.la/info/2017/12/05/oklahoma-hub-collections-now-discoverable-in-dpla/

Library Journal誌による米国公共図書館ランキングの2017年版が発表

2017年12月4日、Library Journal誌(オンライン)が、今年で10回目となる、米国公共図書館ランキングの2017年版を発表しました。

博物館・図書館サービス機構(IMLS)が公表した2015年のデータに基づくもので、米国の7,409の公共図書館が対象です。

そのうち、259館に対して、「星付き図書館」(Star Libraries)として、予算規模ごとに、五つ星・四つ星・三つ星が与えられており、205館が昨年度に引き続き選ばれ、54館が新規もしくは再度選ばれています。

米国議会図書館、連邦裁判所ウェブアーカイブの新しい閲覧用ページを公開

2017年12月4日、米国議会図書館(LC)が、同館のウェブアーカイブチームと法律図書館が2017年9月に公開した連邦裁判所関連のウェブアーカイブ“Federal Courts Web Archive”の新しい閲覧用ページの公開を発表しています。

画面上部の表内に掲載された裁判所をクリックすると選んだ裁判所のウェブアーカイブへのリンクを紹介するほか、州や準州など地域から選択できる米国の地図やドロップダウンリストが用意されています。

New Way to Browse the Federal Courts Web Archive(LC,2017/12/4)
https://blogs.loc.gov/law/2017/12/new-way-to-browse-the-federal-courts-web-archive/

日本赤十字社と米・ハーバード大学ライシャワー日本研究所、デジタルアーカイブのメタデータ連携に関する覚書を締結

2017年11月13日、日本赤十字社と米・ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所が、デジタルアーカイブのメタデータ連携に関する覚書を締結しました。
 
同社の赤十字原子力災害情報センターが運営するデジタルアーカイブでは、東日本大震災・福島第一原子力発電所事故における同社の救護活動の記録をはじめとした原子力災害対応に関する情報を提供しています。同社は、今回の連携により、それらの情報がより広く共有・活用されることになるとしています。
 
ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所とデジタルアーカイブのメタデータ連携に関する覚書を締結(日本赤十字社,2017/11/20)
http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/171120_005040.html

赤十字原子力災害情報センター デジタルアーカイブ(日本赤十字社)
http://ndrc.jrc.or.jp/

米国国立医学図書館(NLM)、医学件名標目表(MeSH)の2018年版を公開

米国国立医学図書館(NLM)が、毎年更新されているシソーラス、医学件名標目表(MeSH)の2018年版を公開しています。

474の定義語(Descriptors)の追加、106の定義語の新しい用語への変更、7の定義語の削除、1の副標題の削除の結果、28,939のMeSHの定義語、79の副標題、116,909の全定義語、244,154の補足用語(Supplementary Concept Records)となるようです。

What's New for 2018 MeSH(NLM Techinical Bulletin, 2017/11/30)
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/nd17/nd17_mesh.html

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