米国

OCLC、クラウド型図書館システム“WorldShare Management Services”のアプリ“Digby”を開発

2017年6月19日、OCLCは、クラウド型図書館システム“WorldShare Management Services”(WMS)のモバイルアプリ“Digby”を開発したと発表しています

“Digby”は、図書館で働く学生アシスタント(student library worker)が、自身のモバイル端末を用いて図書館業務を行なえるよう、米・インディアナ州の研究図書館ネットワーク“PALNI”の会員館と連携して作成したものです。

アプリは、2017年8月にApple Store及びGoogle Playで公開されますが、それに先立ち、2017年米国図書館協会 (ALA) 年次総会開催中の6月24日と25日に会場内に設置されるブースで紹介されます。

OCLC WorldShare Management Services expands mobile capabilities(OCLC,2017/6/19)
http://www.oclc.org/en/news/releases/2017/201717dublin.html

米国の大学・研究図書館協会、高等教育のための情報リテラシーの「枠組み」への理解と活用促進のためのツールキットを公開

2017年6月16日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、“ACRL Framework for Information Literacy Toolkit”を公開したと発表しています。

ACRLの「高等教育のための情報リテラシーの「枠組み」」への理解と活用促進のための専門性開発を目的とした情報源として位置付けられています。

“Finding Time to Engage the Framework”,“The Framework's Structure”,“Foundations of the Framework”, “Strategies for Using the Framework”の4つのモジュールが用意されており、5つ目として“Collaboration and Conversations with the Framework”を開発中です。

各モジュールには、本質的課題、学習成果、アクティブラーニングのための資源、ディスカッションプロンプト、主な参照文献が掲載されています。

TRAIL、電子化公開した米・連邦政府のテクニカルリポートが6万1,500点を突破したと発表

2017年6月16日、米・連邦政府のテクニカルリポートを電子化してオンラインで公開しているTRAILが、利用可能となった資料が6万1,500点を超えたと、北米研究図書館センター(CRL)のウェブページで発表しています。

総ページ数は450万ページで、各レポート当たりの平均ページ数は75ページとなります。

搭載データはノーステキサス大学(UNT)電子図書館とHathiTrsutから利用できます。

TRAIL Digital Collection Surpasses 61,500 Items(CRL,2017/6/16)
http://www.crl.edu/news/trail-digital-collection-surpasses-61500-items

米・カリフォルニア州立図書館、州内90の図書館でVR体験を提供:Oculus VR社との連携事業

2017年6月7日、米・カリフォルニア州立図書館は、バーチャルリアリティ機器メーカーのOculus VR社と提携し、州内の184の図書館のうち、約半数にあたる90の図書館に無料でOculus VR社製品を設置すると発表しています。

新しい技術への平等なアクセスを目的に、図書館利用者にVRの体験をしてもらうパイロット事業です。

将来的には設置館を増やす計画もあるとのことです。

Virtual Reality Arrives in California Libraries(California State Library, 2017/6/7)
http://www.library.ca.gov/pressreleases/pdf/Virtual_Reality_Release.pdf

米国議会図書館、ウェブコミックとインターネット文化に関するウェブアーカイブを公開

2017年6月13日、米国議会図書館(LC)が、ウェブコミックとインターネット文化に関するウェブアーカイブを公開したと発表しています。

ウェブコミックのウェブアーカイブ(Webcomics Web Archive)では、インターネット上のみで公開されているマンガを収集したもので、図書館が所蔵するマンガ、グラフィルノベル、コミックアートを補完するものとして位置付けられています。

インターネット文化のウェブアーカイブ(Web Cultures Web Archive)では、GIFアニメやインターネット・ミーム、絵文字といった新しくうまれた文化を収集したもので、LCアメリカ民俗センターのコレクションです。

OCLC Researchと欧州研究図書館協会、欧州の研究情報管理基盤での永続的識別子の採用と統合に関する共同調査を開始

2017年6月13日、OCLC Researchと欧州研究図書館協会(LIBER)は、欧州の研究情報管理基盤での永続的識別子(PIDs)の採用と統合に関する共同調査を開始すると発表しています。

欧州の研究情報管理の単館での実装に関する既存の研究を補完し、拡張することで、大学・研究図書館の指導者に、組織・グループ・国家・多国籍規模での研究情報管理の新たな動向や課題に対する有益な洞察を提供する事を目的としています。

永続的識別子の採用と統合や、曖昧さの解消や相互運用性の支援における役割に着目して、フィンランド・ドイツ・オランダ3か国での研究情報管理の実践を調査することで、国家規模での研究情報管理基盤や研究情報管理の実践、永続的識別子統合の具体例の事例研究を行ないます。

OCLC Research and LIBER to launch collaborative information management study(OCLC,2017/6/13)
http://www.oclc.org/en/news/releases/2017/201716dublin.html

米国デジタル公共図書館、メリーランド州のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始

2017年6月13日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が、メリーランド州のサービス・ハブからのコンテンツ(8万3,000点)の提供を開始したと発表しています。

メリーランド州のサービス・ハブ(州単位で複数機関のデータを集約する連携先)は、Digital MarylandとUniversity System of Maryland and Affiliated Institutions(USMAI)が共同で担っています。

ボルチモア・アンド・オハイオ鉄道博物館(B&O Railroad Museum)のコレクション、イーノック・プラット・フリー図書館のエドガー・アラン・ポー
コレクション、モンゴメリー郡歴史協会の農業支援婦人会(Women's Land Army)コレクションなどが含まれています。

OverDrive社が2017年後半からCost-per-Circulationモデルを導入すると発表

2017年5月30日、米OverDrive社は同社の図書館向け電子書籍プラットフォーム内において、買い切り型のモデルに加え、新たに利用のあった電子書籍について料金を求めるCost-per-Circulation (CPC)モデルを導入すると発表しました。

CPCモデルはいわゆる利用者主導型購入方式(Patron-Driven Acqusitions、PDA)に相当するものです。OverDriveの全書籍に導入されるわけではなく、当初はSimon & Schuster Audio、Baker Publishing、Lerner Publishingのオーディオブックと電子書籍が対象となるとのことです。これらの出版社の図書についても、CPCモデル以外に従来の買い切り型での提供も継続して行われます。

CPCモデルの開始は2017年後半を予定しており、料金体系についてはまだ確定していないとのことです。

米国議会図書館、2万5千枚のガラス乾板をデジタル化して公開

2017年6月12日、米国議会図書館(LC)は、チャールズ・ミルトン・ベル(C. M. Bell)及びその後継者によって、1873年から1916年にかけて撮影された2万5千枚のガラス乾板をデジタル化して公開したと発表しています。

同氏のスタジオで撮影された肖像写真や、地質調査所や内務省、アメリカ民族学局の依頼により撮影したインディアンの写真、公式行事に関する写真等が含まれます。

同館ウェブサイトの“free to use and reuse” のページで公開されています。

Free to Use and Reuse: 19th-Century Portrait Photos(LC,2017/6/12)
http://blogs.loc.gov/loc/2017/06/free-to-use-and-reuse-19th-century-portrait-photos/

米・アリゾナ州内にあった日系アメリカ人の強制収容所で発行された新聞がデジタル化して公開

2017年6月8日、アリゾナ州立大学(ASU)が、アリゾナ州立大学図書館とアリゾナ州立図書館・文書館・公的記録局が共同で、アリゾナ州内にあった2か所の日系アメリカ人の強制収容所で発行された新聞5,000ページ分デジタル化し、“ASU Library Digital Repository”で公開したと発表しています。

全文検索も可能となっています。

ASU archivist makes Japanese Internment Camp Collection digitally accessible(ASU,2017/6/8)
https://asunow.asu.edu/20170608-solutions-asu-archivist-makes-japanese-internment-camp-collection-digitally-accessible

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