米国

独立系の研究図書館が、全米人文科学基金、博物館・図書館サービス機構、国立歴史的出版物・記録委員会を支援する書簡を発表

大学や連邦政府機関には属さず、財団や学協会等によって運営されている複数の独立系の研究図書館が、全米人文科学基金(NEH)、博物館・図書館サービス機構(IMLS)、国立歴史的出版物・記録委員会(NHPRC)を支援する書簡を発表しています。

書簡では、NEH・IMLS・NHPRCは、独立系の研究図書館が人文科学や芸術に関する知識や貴重な資料を共有するにあたっての重要な連携先であり、独立系の研究図書館が持続的な活動を実施するにあたっては、企業等による民間の寄附に加えて、連邦政府からの支援が必須であると述べられています。

Letter in Support of the NEH, IMLS, and NHPRC(The Newberry Library)
https://www.newberry.org/letter-support-neh-imls-and-nhprc

米・カリフォルニア大学バークレー校東アジア図書館、北米において最大規模の中国映画コレクションを取得

2017年4月21日、米・カリフォルニア大学バークレー校(UCB)東アジア図書館(C.V. Starr East Asian Library)が、北米において最大かつ包括的な中国映画に関するコレクションを取得したと発表しています。

映画評論家のPaul Kendel Fonoroff氏のコレクションに含まれる7万点を超す定期刊行物、ポスター、写真、エフェメラ類で、20世紀初頭から1990年代までの中国の映画と娯楽産業の発展を示す資料であると紹介されています。

同館では2015年に同コレクションを取得し、これまで受入作業や、コレクションのウェブサイトを作成してきたとのことです。

C. V. Starr East Asian Library acquires the largest Chinese film studies collection in North America(カリフォルニア大学バークレー校図書館,2017/4/21)
http://news.lib.berkeley.edu/2017/04/21/fonoroff/

Internet Archive、マッキントッシュの初期モデルのソフトウェアをエミュレートしたコレクション“Software Library: Macintosh”を公開

2017年4月16日、Internet Archive(IA)が、アップル社のマッキントッシュの初期モデルのソフトウェアをエミュレートしたコレクション“Software Library: Macintosh”を公開しました。

1984年から1989年までに発表されたアプリケーション、ゲーム、OSから選定された43のソフトが公開されています。

Early Macintosh Emulation Comes to the Archive(IA,2017/4/16)
http://blog.archive.org/2017/04/16/early-macintosh-emulation-comes-to-the-archive/

Software Library: Macintosh(IA)
https://archive.org/details/softwarelibrary_mac

米国国立医学図書館、デジタルコレクション“Handwritten Recipe Books, 1600-1900”を公開

米国国立医学図書館(NLM)が、ブログで、オンラインで公開した“Handwritten Recipe Books, 1600-1900”を紹介する記事を掲載しています。

1800年代までの欧州では、料理・魔術・薬学は密接に関連し、それらが出版業の発達とともに「レシピ本」として刊行・普及していました。

各家の家長が、そのような「レシピ本」から書きぬいた内容が、アーカイブズや近代の手稿コレクションの中に多く含まれていることから。それらをデジタル化し、NLMのデジタルアーカイブ“Digital Collections”で公開したものです。

米国議会図書館、全米詩月間にあわせ、著名な詩人・作家の音声記録50点を追加公開

2017年4月3日、米国議会図書館(LC)が、全米詩月間(National Poetry Month)にあわせ、著名な詩人・作家の音声記録50点をデジタルコレクション“Archive of Recorded Poetry and Literature”で追加公開したと発表しています。

Celebrate National Poetry Month: 50 New Online Recordings from the Archive of Recorded Poetry and Literature(LC,2017/4/3)
http://blogs.loc.gov/catbird/2017/04/celebrate-national-poetry-month-50-new-online-recordings-from-the-archive-of-recorded-poetry-and-literature/

Ithaka S+RとOCLC Research、共同研究プロジェクト “University Futures; Library Futures”を発表

2017年4月10日、Ithaka S+RがOCLC Researchとの共同研究プロジェクト “University Futures; Library Futures”を発表しています。

高等教育の変化のなかでの研究図書館の未来をテーマとしており、図書館がこれまでのような蔵書量ではなく、サービスを基準に区別した時に何が起こるか、また、その成功のためのモデルはあるかという研究課題のもと実施されます。

University Futures; Library Futures OCLC Research and Ithaka S+R Join Forces on New Research Project(Ithaka S+R,2017/4/10)
http://www.sr.ithaka.org/blog/university-futures-library-futures/

米・カリフォルニア大学バークレー校図書館、オーラルヒストリープロジェクト“The Freedom to Marry Oral History Project”の成果を公表

2017年4月10日、米・カリフォルニア大学バークレー校図書館のバンクロフト図書館内にあるオーラルヒストリーセンターが、結婚に関する世論の変化、結婚に影響を与える法律の再考、これら変化に大きな影響を与えた個人・機関の行動を記録することを目的に実施したオーラルヒストリープロジェクト“The Freedom to Marry Oral History Project”の成果の公表を発表しています。

総計100時間に及ぶ23のインタビュー記録からなり、トランスクリプトも公開されています。

New Release: Freedom to Marry Oral History Project(カリフォルニア大学バークレー校,2017/4/10)
http://news.lib.berkeley.edu/2017/04/10/freedom-to-marry/

米国図書館協会、米国図書館界の概況についての報告書 (2017年版)及び「2016年に最も批判を受けた図書」を公表

2017年4月10日、米国図書館協会(ALA)が、全米図書館週間にあわせ、米国図書館界の概況をまとめた報告書“State Of America's Libraries Report”の2017年版を公表しています。

報告書では、図書館が、(1)あらゆる種類の情報を質の評価に必要な知識や訓練を利用者に提供していること、(2)幼児のリテラシー・コンピュータスキル・労働力開発支援に大きな役割を果たしていること、(3)資料・プログラム・サービスにコミュニティの多様性を反映させることで住民にとって安全な場所を提供していること、を示しています。

その他、館種別では

・大学図書館
学術コミュニケーション、デジタルアーカイブス、データキュレーション、デジタルヒューマニティーズ、可視化、ボーンデジタルの分野で新しい役割を担いつつある。新興領域として、計量書誌学、オルトメトリクス、e-Learning、custom information solutions、研究データ管理がある。

米国教育協会が公表した、学校図書館・メディアセンターの現状調査報告(記事紹介)

米・コロラド州立図書館の調査部門ライブラリー・リサーチ・サービス(LRS)が、2017年3月15日、米国教育協会(NEA)が発行した報告書“Trends in School Library Media Centers”の内容を紹介しています。

2000年から2013年までの学校図書館のデータの分析結果をまとめたもので、LRSは、

・90%の公立学校が図書館・メディアセンターの設置を報告している

・都心の学校図書館/メディアセンターが減少する一方、中小都市・農村部・郊外の町においては数が増加している

・学校図書館メディアスペシャリストの数は期間中8.8%増加している

・公立学校では、平均2校当たり1人の常勤の州認定の学校図書館メディアスペシャリストが雇用されている一方、保護者・教員・地域団体等が州・学区の認可を得て運営するチャーター・スクールでは平均4校当たり1人の雇用しかない

米・イェール大学東アジア図書館、日本のLGBTQ関連のエフェメラ類コレクションを公開

2017年4月7日、米・イェール大学東アジア図書館が、日本のLGBTQ(lesbian, gay, bisexual, transgender, queer/questioning)関連のエフェメラ類コレクションの公開を発表しています。

主に東京のLGBTQ団体が作成・頒布したフライヤー、ニュースレター、パンフレットなどからなり、年代的には、1993年から2016年のものとのことです。

Japanese lesbian, gay, bisexual, transgender, and queer collection(イェール大学図書館,2017/4/7)
http://web.library.yale.edu/news/2017/04/japanese-lesbian-gay-bisexual-transgender-and-queer-collection

ページ