分類

LGBTに関する資料の配架位置を変える(記事紹介)

2015年6月16日の米ロサンゼルス公共図書館中央館のブログで、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)に関する資料の配架位置を変更したことが紹介されています。

この記事の執筆者は同館の社会科学、哲学、宗教部門の図書館員Linda Rudell-Betts氏です。記事の冒頭ではRudell-Betts氏が利用者から深く傷ついた顔で「なぜゲイに関する資料が近親相姦や性的な緊縛に関する資料と並べて置かれているのか」と尋ねられた経験が紹介されています。当時、ロサンゼルス公共図書館で用いられたデューイ十進分類法(DDC)の14版ではLGBTに関する資料には異常性愛に関する分類番号があてられていました。

目録部門、科学技術部門、LGBTサービス委員会との協働により実現されたロサンゼルス公共図書館の新たな分類では、DDC22版の分類に一部手を加え、LGBTに関する資料をすべて「性的指向」(Sexual orientation)の下位に置きます。新たな分類では無性愛、異性愛、両性愛、同性愛、トランスジェンダーが並列に位置づけられるとのことです。

国立国会図書館、日本図書館協会と共同で日本十進分類法(NDC)のLinked Data形式化に係る研究を実施

国立国会図書館(NDL)は、2015年4月27日、日本十進分類法(NDC)をLinked Data形式化するために、日本図書館協会(JLA)と共同研究を行うと発表しました。

期間は、2015年4月から2016年3月までで、対象とするのは、NDC新訂8版及び新訂9版です。共同研究では、JLAから研究対象として提供されるNDCのデジタルデータ(MRDF)を基に、NDLとJLAが、Linked Data形式化に係る諸課題に関する調査研究を協力して行い、NDCのLinked Data形式のデジタルデータを作成する予定です。

新着情報(NDL)
http://ndl.go.jp/jp/news/index.html
※2015年4月27日付で「日本十進分類法のLinked Data形式化に向けて日本図書館協会と共同で研究を行います。」とあります。

日本図書館協会、日本十進分類法新訂10版を刊行

2015年1月26日、日本十進分類法 新訂10版が刊行されました。

新刊! 日本十進分類法 新訂10版(日本図書館協会)
http://www.jla.or.jp/committees/bunrui/tabid/187/Default.aspx

日本十進分類法 新訂10版(日本図書館協会)
http://www.jla.or.jp/publications//tabid/87/pdid/p11-0000000413/Default.aspx

参考:
E1005 - JLA分類委員会,NDC新訂10版試案説明会を開催<報告>
カレントアウェアネス-E No.163 2009.12.16
http://current.ndl.go.jp/e1005

米国議会図書館(LC)、文学作品、音楽作品等のジャンル/形式用語の試案を公表

米国議会図書館(LC)では、2007年から、当該の資料が「何であるか(what a work is)」を記述するための用語であるジャンル/形式用語(Genre/Form Terms)を検討しており、2014年12月3日に一般(general)、12月4日に文学作品、12月11日に音楽作品を対象とするジャンル/形式用語の試案を公開しています。それぞれ、来年の承認を目指して、意見が募集されています。

Library of Congress to Approve "General" Genre/Form Terms(LC, 2014/12/3)
http://www.loc.gov/catdir/cpso/genre_form_general_terms.html

Library of Congress to Approve Genre/Form Terms for Literary Works(LC, 2014/12/4)
http://www.loc.gov/catdir/cpso/genreliterature.html

Library of Congress to Approve Genre/Form Terms for Musical Works(LC, 2014/12/11)

国際十進分類法(UDC)日本語要約版が更新

国際十進分類法(UDC)の要約版であるUDC Summaryの日本語訳の情報が更新されています。

『情報の科学と技術』第63巻1号の戸塚隆哉氏の記事「〜UDCの最近の動き〜UDC日本語要約版の公開」によると、日本語要約版は、2012年に“Soope Note”等の分類表の説明なしで、2,000項目について公開されたとのことです。SENTOKYOブログによると、2014年には、2,600項目について公開されたとのことです。翻訳は情報科学技術協会内の専門部会「分類/シソーラス/Indexing部会」(山崎久道中央大学教授を中心とした15人のメンバー)が担当したとのことです。

UDCコンソーシアム(UDCC)のページでは、UDC Summaryは現在51の言語に翻訳され、公開されており、日本語版は、適用範囲注記(Soope Note)等が付された形で公開されています。

2014年12月4日、5日に開催される、情報科学技術協会の第11回情報プロフェッショナルシンポジウムで、「UDC 日本語要約版の公開と UDC の最近の動向について」と題した発表が行われるようです。

The UDC Summary(日本語版)
http://www.udcc.org/udcsummary/php/index.php?lang=ja

米国議会図書館(LC)、LCSH、LCCと関連マニュアルをPDFで公開

2014年6月6日、米国議会図書館(LC)のPolicy and Standards Divisionが、主題目録と分類に関するドキュメントの公開方針を発表しました。LCは、目録作成にかかるドキュメントをオンラインのみの公開とすることを2013年初頭に公表していました。

・米国議会図書館件名標目表(LCSH)
現在紙媒体で35版まで刊行されており、2014年6月に36版がPDF形式で公開されるとのことです。2015年1月には37版の公開が予定されており、それ以降毎年、PDF形式で公開される予定とのことです。

・米国議会図書館分類表(LCC)
最新版が現在PDF形式で公開されており、2015年1月から、毎年、新しい版の公開が予定されているとのことです。

マニュアルについてもPDF形式での全文公開が予定されており、必要に応じて随時更新されるとのことです。また、LCSHやLCCの使用されなくなった版についてもアーカイブし、調査目的などで使用できるよう、現行版とは別のページでの公開を予定しているとのことです。

Update on Subject and Classification Documentation Plans(LC, 2014/6/6付)
http://www.loc.gov/catdir/cpso/catdocplans.html

国文学研究資料館、「日本古典籍分類表」を公開

2014年3月17日、国文学研究資料館が、共同研究事業(科研・基盤A)「日本古典籍総合目録における隣接領域の受容拡大と検索機能の整備のための研究」(2008(平成20)年度~2011(平成23)年度)の成果として、「日本古典籍分類表」を公開しました。

「日本古典籍分類表」は、『内閣文庫所蔵国書分類目録』の分類を基本に、古典籍が置かれた実情に即した分類となるよう改正を施したものとのことです。特色として、従来の日本古典籍という概念から外れる、同館蔵の和刻本漢籍について、四部分類を見直した新たな分類を適用して、日本古典籍の一領域として組み入れたことが挙げられるとのことです。また、書籍以外の形態を取る懐紙、短冊、軸物、一枚物などについても、同様に、日本古典籍の領域としての新たな分類を適用して組み入れたとのことです。

日本古典籍分類表
https://www.nijl.ac.jp/pages/research/activity/classify_koten/index.html

【イベント】JLA分類委員会、「日本十進分類法新訂10版」第2回試案説明会を開催(11/12・東京)

2013年11月12日に日本図書館協会(JLA)分類委員会では、「日本十進分類法新訂10版」第2回試案説明会を開催します。内容は、改訂方針の確認、進捗状況、刊行までの予定、公表された試案(1,4,6,8,9類等)の概説、懸案事項に関する意見聴取、意見交換等となっています。

参加は無料ですが、資料は有料です。また、事前に参加申込が必要となっています。

JLA図書館イベントカレンダー
「日本十進分類法(NDC)新訂10版」第2回試案説明会
http://www.jla.or.jp/calendar/tabid/92/Default.aspx

OCLCのデューイ十進分類表編集長が20年ぶりに交代-米国人以外のトップは初

OCLCが、デューイ十進分類表(DDC)の第10代となる編集長について、1993年からこのポストにあったJoan S. Mitchell氏の後継として、Michael Panzer氏を指名したとのことです。

Michael Panzer氏は2007年にOCLCに加わり、2009年3月からDDCの編集補佐を勤めていたとのことです。それ以前は、ケルン大学(Cologne University of Applied Sciences)において、DDCと各国の件名標目表(ドイツのSWD、フランスのRAMEAU、米国のLCSH)をマッピングする研究プロジェクトCrissCrossのチームリーダーを務め、またDDCのドイツ語への翻訳も率いていたようです。

The Dewey blogによると、Michael Panzer氏が個人的に興味を持つ分野は、以下のような分野だそうです。

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