イスラエル、Tel Aviv Universityにある高性能コンピュータによる、カイロ・ゲニザ(Cairo genizah)の照合プロジェクトについて各紙で報じられています。
1896年にカイロのBen Ezra シナゴーグ内のゲニザと呼ばれる文書保管室で発見された、カイロ・ゲニザは、9世紀から19世紀にかけて収集された、地中海沿岸でのユダヤの人々の生活の詳細を明らかにする32万ものページやページの断片からなる文書です。記事によると、この文書は世界中の67の図書館や美術館等に散逸しており、1世紀以上の調査で約4000のみの照合がされている状態とのことです。
今回の照合プロジェクトは、現存するほぼ全てのカイロ・ゲニザの断片をスキャンし、ウェブサイトにアップロードした、Friedberg Genizah Projectの努力によって可能となったとのことです。照合プロジェクトの経過報告レポートによると、5月16日に開始された照合作業の予定終了日は6月26日とのことです。
9th century, meet 21st: Supercomputer revolutionizes Cairo Geniza research(Times of Izrael 2013/5/27付け記事)