イスラエル

米国の大学・研究図書館協会、情報リテラシーに関する各国の事例の情報共有を目的としたホワイトペーパーを公開

2017年3月13日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の“Student Learning and Information Literacy Committee” (SLILC) が、ホワイトペーパー“Global Perspectives on Information Literacy: Fostering a Dialogue for International Understanding”を公開しました。

情報リテラシーの国際的な見方、考え方、概念化のされ方を示す各地域の事例を共有することが目的で、アフリカ、カナダ、欧州、オセアニア、アジア、ラテンアメリカ各国の情報リテラシーの専門家が寄稿しています。

ホワイトペーパーは13章に分かれており、研究傾向、情報リテラシーの枠組み、理論と実践、図書館員の役割、将来のビジョンという要素が、各著者の地域的・文化的視点から記述されています。

世界の変わった「図書館」10選(記事紹介)

2016年7月31日付のFlavorwireで、世界の変わった「図書館」(library)を写真と関連するウェブサイトへのリンク付きで10件紹介した“10 Unusual Libraries Around the World”という記事が掲載されています。

・辺地の子どもたちにラクダ・馬・車を使用して本を届ける移動図書館(モンゴル)
・アムステルダム・スキポール空港の空港図書館(オランダ)
・建築事務所Productoraが設計したガラス張りで内部をアレンジできる移動図書館“A47 Mobile Art Library”(メキシコ)
・クッド島にあるソネバギリ・リゾートの図書館(タイ)
・バスコンセロス図書館(メキシコ)
・シナイ山麓にある世界中のキリスト教文書のコレクションを持つ聖カタリナ修道院の図書館(エジプト)
・建築家・安藤忠雄氏が建築した福島県いわき市の絵本美術館「まどのそとのそのまたむこう」(日本)
・黒海沿岸のアルベナの浜辺にある、10か国語2,500冊の本を所蔵する“beach library”(ブルガリア)
・テルアビブのバス停に設置された、季節労働者のコミュニティを支援するための図書館“Levinski Garden Library”(イスラエル)

マラケシュ条約、2016年9月30日に発効:批准国が20か国に到達

世界知的所有権機構(WIPO)は、2016年6月30日、カナダがマラケシュ条約(盲人,視覚障害者及び読字障害者の出版物へのアクセス促進のためのマラケシュ条約)を批准したことにより、発効に必要な批准国数20か国に到達したと発表しています。

マラケシュ条約は、2016年9月30日に発効することになります。

批准20か国は、インド、エルサルバドル、アラブ首長国連邦、マリ、ウルグアイ、パラグアイ、シンガポール、アルゼンチン、メキシコ、モンゴル、韓国、オーストラリア、ブラジル、ペルー、北朝鮮、イスラエル、チリ、エクアドル、グアテマラ、カナダです。

関係団体もコメントを発表しています。

Canada’s Accession to Marrakesh Treaty Brings Treaty into Force(WIPO,2016/6/30)
http://www.wipo.int/pressroom/en/articles/2016/article_0007.html

WIPO-Administered Treaties
Contracting Parties > Marrakesh VIP Treaty (Treaty not yet in force)

イスラエル国立図書館、新館建設の定礎式を開催(4/5):2020年開館予定

2016年4月5日、イスラエル国立図書館は、2020年に開館する予定の新館の建設に向け、定礎式を開催することを発表しています。

当日は閉館時間を17:30に早め、定礎式の模様は同館のウェブサイト及びFacebookのページで実況するとのことです。

同館は「21世紀の図書館」としてリニューアルされるとされ、研究センター、屋内・屋外で文教活動が行える場、デジタル体験ができるホール等を備えるとされ、のべ約3万4,000㎡、地上2階、地下4階建とのことで、2019年に建設を終えることが予定されています。

2001年に米国のプリツカー賞を獲得したスイスのヘルツォーク&ド・ムーロン(Herzog & de Meuron)によるデザインとのことで、ヘルツォーク&ド・ムーロンのウェブサイトなどではイメージが公開されています。

Changes in opening hours and services(National Library of Israel)
http://web.nli.org.il/sites/NLI/English/library/visitus/openinghours/Pages/services-information.aspx

イスラエル国立図書館所蔵のアイザック・ニュートンの神学に関する手稿類が「世界記憶遺産」に

2016年2月9日、イスラエル国立図書館が、同館が所蔵するアイザック・ニュートンの神学に関する手稿類が、今週、UNESCOにより世界記憶遺産に承認されたと発表しています。

聖書の解釈・神学・古代文化史・神殿・終末の時に関する計算・歴史資料・錬金術などを扱っている同手稿類は、中東研究の専門家、ヤフダ(Abraham Shalom Yahuda)氏(1877-1951) のコレクションで、1936年に競売で入手したものであり、1960年代後半に図書館に寄贈されたとのことです。

UNESCO recognizes Newton's theological manuscripts as "Memory of the World"(イスラエル国立図書館,2016/2/9)
http://web.nli.org.il/sites/NLI/English/library/news/Pages/unesco.aspx

Newton Papers(イスラエル国立図書館)
http://web.nli.org.il/sites/NLI/English/collections/Humanities/newton/Pages/list.aspx

参考:
イスラエル国立図書館がアイザック・ニュートンの手稿コレクションをデジタル化して公開
Posted 2012年2月9日

イスラエル国立図書館、エルサレムの高精細の地図200点をオンラインで公開

2016年1月6日付のJewish Press紙によると、イスラエル国立図書館は、貴重な200点のエルサレムの高精細の地図をWikimedia Israelと連携してウィキメディアコモンズで公開したとのことです。

イスラエル・ハイファの運送会社の経営者Eran Laor氏が没後国立図書館に寄贈した地図のコレクションの一部で、1486年から1947年までの、様々な形式や言語の地図が含まれるとのことです。

National Library Posts 220 High Resolution Jerusalem Maps on Wikimedia(The Jewish Press,2016/1/6付け記事)
http://www.jewishpress.com/news/national-library-posts-220-high-resolution-jerusalem-maps-on-wikimedia/2016/01/06/

NDL書誌情報ニュースレター2015年3号が刊行:ししょまろはんのLinked Open Dataに関する取組みや、本号から連載を開始した「世界のRDAの取組みのいま」の記事等を掲載

国立国会図書館(NDL)が、ウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2015年3号(通号34号)を掲載しました。

京都の図書館司書の自己学習グループ「ししょまろはん」による、Linked Open Dataに関する取組み(「Web NDL Authorities」の利活用事例紹介)や、7月24日にNDL関西館で、8月21日にNDL東京本館で開催された「全国書誌データ・レファレンス協同データベース利活用研修会」の報告記事などを掲載しているほか、本号から「世界のRDAの取組みのいま」の連載を開始しています。

なお、本号に掲載されている「世界のRDAの取組みのいま」は、シンガポールとイスラエルについての記事となっています。

NDL書誌情報ニュースレター2015年3号(通号34号)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2015_3/index.html

ししょまろはんのLOD(Linked Open Data)に関する取組み―Web NDL Authoritiesの利活用事例紹介
(NDL書誌情報ニュースレター2015年3号(通号34号))
http://www.ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2015_2/article_01.html

英国図書館(BL)、イスラエル国立図書館(NLI)と共同で、BLが所蔵するヘブライ語の手稿860点以上をデジタル化

2015年7月23日、英国図書館(BL)は、イスラエル国立図書館(NLI)と共同で、BLが所蔵するヘブライ語の手稿860点以上をデジタル化することを発表しました。

このプロジェクトは、世界中のコレクションから数万のヘブライ語の手稿をオンラインで利用可能とするNLIの大規模イニシアチブ”International Digital Library of Hebrew Manuscripts”の一環です。Polonsky財団の助成を受けた別のプロジェクトにより、すでに1,250点がデジタル化され、公開されています。今回のプロジェクトと合わせて、2,110点以上がデジタル化され、NLIとBLのウェブサイトから閲覧可能となります。また、BLが所蔵するヘブライ語の手稿3,200点すべての目録が作成されます。

International Digital Library of Hebrew Manuscripts(BL, 2015/7/23)
http://www.bl.uk/press-releases/2015/july/international-digital-library-of-hebrew-manuscripts

News(NLI)

イスラエルの博物館・美術館のポータル“Museums in Israel – the National Portal”が公開

イスラエルの博物館・美術館のポータル“Museums in Israel – the National Portal”が公開されています。イスラエルの首相府等と博物館、美術館が協力し、提供しているポータルとのことです。各館の情報、展示、コレクションアイテムのセクションに分かれており、現在51の博物館、美術館の情報が登録されています。

Museums in Israel – the National Portal
http://www.museumsinisrael.gov.il/en/Pages/default.aspx

“Cataloging & Classification Quarterly”誌で世界のRDAの適用状況を特集

“Cataloging & Classification Quarterly”誌の2014年52巻、6-7号で世界のResource Description and Access(RDA)の適用状況について紹介する記事を集めた特集が組まれています。

中国、フィリピン、シンガポール、イラン、トルコ、イスラエル、ドイツ語圏の諸国、メキシコ、カナダにおけるRDAの適応状況、フランス語、スペイン語への翻訳の活動について取り上げられているようです。

Cataloging & Classification Quarterly(Volume 52, Issue 6-7, 2014)
http://www.tandfonline.com/toc/wccq20/52/6-7

RDA Around the World(JSC, 2014/9/24)
http://www.rda-jsc.org/RDAaroundtheworld.html

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