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イスラエル

カイロ・ゲニザ文書の照合プロジェクト(記事紹介)

イスラエル、Tel Aviv Universityにある高性能コンピュータによる、カイロ・ゲニザ(Cairo genizah)の照合プロジェクトについて各紙で報じられています。

1896年にカイロのBen Ezra シナゴーグ内のゲニザと呼ばれる文書保管室で発見された、カイロ・ゲニザは、9世紀から19世紀にかけて収集された、地中海沿岸でのユダヤの人々の生活の詳細を明らかにする32万ものページやページの断片からなる文書です。記事によると、この文書は世界中の67の図書館や美術館等に散逸しており、1世紀以上の調査で約4000のみの照合がされている状態とのことです。

今回の照合プロジェクトは、現存するほぼ全てのカイロ・ゲニザの断片をスキャンし、ウェブサイトにアップロードした、Friedberg Genizah Projectの努力によって可能となったとのことです。照合プロジェクトの経過報告レポートによると、5月16日に開始された照合作業の予定終了日は6月26日とのことです。

9th century, meet 21st: Supercomputer revolutionizes Cairo Geniza research(Times of Izrael 2013/5/27付け記事)

WikipediaとGLAMの協力:ハイファ大学図書館の事例(イスラエル)

文化施設(美術館 Galleries、図書館 Libraries、文書館 Archives、博物館 Museums:GLAM)とWikipediaの協力について報じているニュースレター"This month in GLAM"(2013年3月号)では、14件の国別のレポートが掲載されています。このうち、イスラエルについて、ハイファ大学と2012年9月から半年間行われたパイロットプロジェクトが終了したとのことで、図書館におけるウィキペディアン・イン・レジデンスや、大学図書館員に対するウィキペディアの書き方のレクチャーが行われたことなどが簡単に紹介されています。

Israel report: Wrapping up a 6-months pilot project at the Haifa University Academic Library
http://outreach.wikimedia.org/wiki/GLAM/Newsletter/March_2013/Contents/Israel_report

This month in GLAM (GLAM/Newsletter/March 2013)
http://outreach.wikimedia.org/wiki/GLAM/Newsletter/March_2013

ニュースレターのバックナンバー

Ex Libris社、機関リポジトリのコンテンツをPrimo Central Indexに追加するための登録サービスを開始

2013年1月27日、Ex Libris社が、ディスカバリサービスPrimo用の学術情報インデックスPrimo Central Indexに、機関リポジトリのコンテンツを追加するための登録サービスを開始しました。追加を希望する機関リポジトリ運営機関は自分で申請を行うことができます。

Institutional Repositories Registration
http://dc02vg0047nr.hosted.exlibrisgroup.com:8080/IRWizard/wizard.html

Ex Libris Extends Its Support for Open Access by Launching Registration of Institutional Repositories for Primo Central(Ex Libris 2013/1/27付けプレスリリース)

イスラエルの高校生の94%が授業中にソーシャルメディアを利用している?

イスラエルのハイファ大学が、高校生の授業中の携帯電話の利用について調査を実施し、その結果について、プレスリリースを出しています。調査はイスラエルの高校3校の生徒591人、教員144人を対象に行われたものです。

プレスリリースには以下のような結果が紹介されています。

・94%の生徒が、授業中に携帯でソーシャルメディアにアクセスしている。
・95%の生徒が、学習以外の目的で写真等を撮っている。
・91%の生徒が、授業中に音楽を聞いている。

94% of high school students using cellphones in class(2012/12/30付け)
http://newmedia-eng.haifa.ac.il/?p=6319

94% of High School Students Used Phones During Class (newswise 2012/12/26付け)
http://www.newswise.com/articles/94-of-high-school-students-used-phones-during-class

Article: Teens Facebook Their Way Through Class, Study Finds(Live Science 2012/12/28付け)

Ex Libris社、ディスカバリサービスPrimoの検索結果にaltmetricsを表示する拡張機能を提供

Ex Libris社のディスカバリサービスPrimoに“altmetrics”を表示する無料の拡張機能が登場しました。この機能は、Altmetric.comのサービスを利用してPrimoの検索結果にTwitterやブログ、Mendeleyなどにおけるインパクトを表示するというもので、同社のコミュニティサイト“EL Commons”で公開されています。

Altmetrics on Primo(Ex Libris Initiatives 2012/12/12付け記事)
http://initiatives.exlibrisgroup.com/2012/12/altmetrics-on-primo.html

Altmetric
http://www.altmetric.com/

Altmetricsの可能性:ソーシャルメディアを活用した研究評価指標 / 坂東慶太
http://dx.doi.org/10.1241/johokanri.55.638

参考:
PLOS Oneとaltmetrics.org、Altmetricsに関する論文まとめページ“Altmetrics Collection”を開設
http://current.ndl.go.jp/node/22342

Leeds Equity Patners、Ex Libris社をGolden Gate Capitalに売却

2012年11月16日、米投資会社Leeds Equity Partnersが、イスラエルに拠点を持つ図書館システムベンダEx Libris社を、同じく投資会社のGolden Gate Capitalへ売却することを発表しました。手続きは2012年12月に完了する予定です。今後もEx Libris社はイスラエルで事業を継続していくということです。

一部報道では、買収金額について2億5,000万ドルから3億ドルと推測しています。なお、Leeds Equity Partnersは、2006年にFrancisco Partnersから4,500万ドルでEx Libris社を買収していました。

また、Marshall Breeding氏が、本件に関する解説をALA TechSourceに寄稿しています。

Ex Libris Group Announces Acquisition by Golden Gate Capital(Ex Libris 2012/11/16付けプレスリリース)

Ex Libris社のディスカバリサービスPrimoがバージョン4.1でブラウジング機能を追加

Ex Libris社が、ディスカバリサービスPrimoのバージョン4.1をリリースしました。新機能のひとつとして、件名標目、タイトル、著者名、請求記号によるブラウジング機能が追加されました。同社によるとブラウジング機能を備えたディスカバリサービスは初ということです。

Ex Libris Introduces Browsing Functionality in Primo 4.1(Ex Libris 2012/10/16付けニュース)
http://www.exlibrisgroup.com/?catid={916AFF5B-CA4A-48FD-AD54-9AD2ADADEB88}&itemid={46103664-D2DC-4F48-B5F3-37F7D17F3A3F}

参考:
E1319 - 続・北米260大学のOPACの「次世代度」をチェック<文献紹介>
http://current.ndl.go.jp/e1319

JSTOR、イスラエル国立図書館・ハイファ大学図書館とともに、ヘブライ語の重要雑誌のデジタル化提供プロジェクトを実施へ

2012年7月30日、JSTORは、ヘブライ語の重要雑誌のデジタル化と、それらのJSTORでの提供について、イスラエル国立図書館とハイファ大学図書館と協同で行うと発表しました。現在、“Horizons in Geography (אופקים בגיאוגרפיה)”等の4誌を対象に試験的にデジタル化が進められており、今後、ユダヤ研究、歴史学、社会学、社会科学の領域の50誌にまで拡大して実施する予定とのことです。

JSTOR, the National Library of Israel, and the University of Haifa Library Collaborate to Digitize, Preserve, and Disseminate Hebrew Journals (JSTOR 2012/7/30付けの記事)
http://about.jstor.org/news-events/news/jstor-national-library-israel-and-university-haifa-library-collaborate-digitize-pre

Ex Libris社がディスカバリーサービス“Primo”バージョン4.0をリリース、検索結果ランキングのパーソナライズ機能など

図書館システムベンダのEx Libris社が、2012年6月5日に、同社のディスカバリーサービス“Primo”のバージョン4.0をリリースしました。バージョン4.0での新機能として、検索結果ランキングを利用者の専門分野や身分でパーソナライズすることが可能になったそうです。その他に、検索結果の絞り込み機能の改善、Facebook連携、検索結果ページのe-Shelfへの保存、Primoをコンソーシアム導入した際に各館で個別設定が可能になったことが挙げられています。

Ex Libris Releases Primo 4.0(Ex Libris 2012/6/5付けニュース)

デジタル化したアインシュタインの論文や書簡資料を提供する“Einstein Archives Online”が公開

2012年3月19日に、イスラエルのヘブライ大学が、デジタル化したアルバート・アインシュタインの論文や書簡資料等を提供する“Einstein Archives Online”を公開しました。現在、“Einstein Archives Online”は、同大学のアインシュタイン・アーカイブズの8万点以上の資料目録を提供しており、そのうち、1921年までのアインシュタインの学術論文や公私にわたる活動に関する資料約2,000点についてデジタル化公開しているようです。同大学では今後もデジタル化資料の公開を増やしていく方針のようです。

Einstein Archives Online
http://www.alberteinstein.info/

Hebrew University launches Einstein Archives website (Hebrew University of Jerusalem Department of Media Relations 2012/3/19付けの記事)
http://www.huji.ac.il/cgi-bin/dovrut/dovrut_search_eng.pl?mesge133216577805872560

Ex Libris社、いま注目されている論文を表示する“bX Hot Articles”等の3つの新サービスを無料公開

大手図書館システムベンダのEx Libris社が、2009年に発表した論文レコメンデーションサービス“bX Recommender”と同じ“bX”シリーズに含まれる3つの新サービスを開始したそうです。Ex Libris社のウェブサイトから無料(非商用目的の場合)で利用可能とされています。

・bX Hot Articles:分野毎に今月人気のある論文を表示するサービス。モバイル版あり。
・bX Most Popular Articles:昨年もっとも利用が多かった論文トップ100を表示するサービス。
・bX Journal Popularity Report:前季もっとも利用が多かった学術雑誌トップ50を表示するサービス。

bX Usage-Based Services > Overview
http://www.exlibrisgroup.com/category/bXUsageBasedServices

bX Hot Articles

イスラエル国立図書館がアイザック・ニュートンの手稿コレクションをデジタル化して公開

イスラエル国立図書館が、所蔵するアイザック・ニュートンの手稿コレクションをデジタル化してインターネットで公開したそうです。物理学者であるニュートンと聞いて一般に想像されるものとは違って、これらの手稿で扱われている内容は、聖書の解釈、神学、古代文明史、神殿、終末の時に関する計算、錬金術といったものであるとされています。このコレクションは、中東研究者であるAbraham Shalom Yehudaが1936年にロンドンで開かれたサザビーズのオークションで入手した資料や、経済学者ケインズが購入してケンブリッジ大学に所蔵されていたものが含まれているそうです。

The Newton Papers
http://dlib.nli.org.il/R/?func=collections&collection_id=7856

Newton Manuscripts (イスラエル国立図書館)
http://web.nli.org.il/sites/NLI/English/collections/Humanities/Pages/newton.aspx

イスラエル国立図書館のTwitterアカウントによる公開を知らせるツイート(2012/2/8)
http://twitter.com/NLIsrael/status/166924782267408384

参考:

Ex Libris社、HathiTrustの全文検索サービスを開始へ

2012年1月20日、Ex Libris社が、同社のディスカバリーインタフェース“Primo”による共同デジタルリポジトリ“HathiTrust”の全文検索サービスを開始する予定であると発表しました。具体的には、Primo用の検索インデクス“Primo Central Index”に、HathiTrustに収録されたデジタルコンテンツのフルテキストのインデクスが追加されるということのようです。

Primo Central Index to provide full-text search in renowned HathiTrust collection (Library Technology Guides 2012/1/20付け記事)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=16485

Primo Central Index
http://www.exlibrisgroup.com/category/PrimoCentral

参考:
EBSCO Discovery ServiceでHathiTrustの全文検索が可能に
http://current.ndl.go.jp/node/19066

Serials Solutions社、HathiTrustの全文検索サービスを開始へ

ExLibris社が2012年にリリース予定のクラウド型図書館システム“Alma”の開発の現状

イスラエルのEx Libris社が2011年1月に発表し、現在開発中のクラウド型次世代図書館システム“Alma”は、5月に第3弾、9月に第4弾のパートナー向けリリースがアナウンスされ、2012年初期のリリースが予定されています。米国のボストン・カレッジ、プリンストン大学、パーデュー大学、ベルギーのルーヴェン・カトリック大学をはじめとして、Almaの開発に関わっている図書館の数も増加しているようです。11月17日付けの発表では、初期導入館プログラム(early adopter programme)に英国のヨーク大学やランカスター大学など欧州の9機関が参加し、これで、3大陸にわたる計60以上の機関が協力に加わっていることになったとされています。

Nine European Institutions Join the Ex Libris Alma Early Adopter Programme (2011/11/17)

Ex Libris社の学術文献レコメンデーションサービス“bX”が、Elsevier社のScopus及びScience Directと連携

2011年10月26日、Ex Libris社が、同社の学術文献レコメンデーションサービス“bX”と、Elsevier社のSciVerse Scopus及びSciverse Science Directの連携を発表しました。bXはリンクリゾルバの利用ログを用いて関連文献をおすすめするサービスで、連携の結果、ScopusやScience Directの検索結果に関連文献が表示されるようになるようです。これらのサービスを共に導入している機関が対象とされています。

Elsevier and Ex Libris Collaborate to Present bX Recommendations in Scopus and Science Direct (Ex Libris 2011/10/26付けプレスリリース)
http://www.exlibrisgroup.com/?catid={916AFF5B-CA4A-48FD-AD54-9AD2ADADEB88}&itemid={94954577-220F-48EA-A11D-8675FD6659F2}

参考:
Ex Libris社、リンクリゾルバ“SFX”を使った学術リコメンデーションサービス“bX”を開始
http://current.ndl.go.jp/node/12814

イスラエル博物館とGoogle、デジタル化死海文書を公開

2011年9月26日、かねてよりGoogleとイスラエル博物館とが共同で進めてきた死海文書のデジタル化プロジェクトが完成し、“Digital Dead Sea Scrolls”としてインターネット公開されたようです。デジタル化されたのは、イザヤ全書(Great Isaiah Scroll)等の5つの写本とのことで、ウェブサイトでは写本の内容を検索できるほか、英文対訳を参照することも可能となっているようです。

Digital Dead Sea Scrolls
http://dss.collections.imj.org.il/

From the desert to the web: bringing the Dead Sea Scrolls online (The Official Google Blog2011/9/26付けの記事)
http://googleblog.blogspot.com/2011/09/from-desert-to-web-bringing-dead-sea.html

死海文書5巻をネットに公開、拡大も可能 (AFPBB News 2011/9/27付けの記事)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2830879/7837217

イスラエル国立図書館、保存すべき資料を誤って無料で市民に提供

イスラエル国立図書館は、2011年6月に、未整理で保管されている65万冊のうち重複などの理由で不要と判断された資料3万点を無料で市民に提供したとのことですが、その際に、ユダヤ教・ユダヤ人等に関する資料や、1872年刊のダーウィンの著作等、本来は保存すべき資料も誤って提供してしまったとのことです。原因等を究明するための委員会が設けられるとのことです。

How did Israel’s National Library give away a first-edition Darwin?(HAARETZ.com 2011/7/21付けの記事)
http://www.haaretz.com/print-edition/news/how-did-israel-s-national-library-give-away-a-first-edition-darwin-1.374323

The Book Giveaway has ended(イスラエル国立図書館の不要資料提供のお知らせ)
http://jnul.huji.ac.il/eng/messages.html

イスラエル国立図書館、2億ドルをかけて新館建設や資料デジタル化を実施へ

イスラエル国立図書館が、2億ドルをかけてリニューアルプロジェクトを開始すると発表しています。計画には、新館を建設することや、所蔵資料をデジタル化しオンラインで提供することが含まれているとのことです。

Official launch of The National Library renewal(イスラエル国立図書館 2011/3/27付けのニュースリリース)
http://www.nli-renewal.org.il/en/node/208/631

$200 million renewal project launched at Nat'l Library(Jerusalem Post 2011/3/28付けの記事)
http://www.jpost.com/NationalNews/Article.aspx?id=214091

イスラエルのヤド・ヴァシェム記念館、Googleと提携してホロコースト関係写真資料等をデジタル化公開

2011年1月26日に、イスラエルにあるヤド・ヴァシェム記念館(Yad Vashem Memorial and Museum)が、Googleと提携して、同館の所蔵するホロコースト関係の写真資料や手稿資料等をデジタル化して公開しました。公開された“Yad Vashem Photo Archive”では、約130,000件の写真資料等が閲覧できるようです。なおこの公開は、国連の定める国際ホロコースト記念日(International Holocaust Remembrance Day)である1月27日に合わせたものとのことです。

Yad Vashem Photo Archive
http://collections.yadvashem.org/photosarchive/en-us/photos.html

International Holocaust Remembrance Day
http://www.un.org/holocaustremembrance/

Explore Yad Vashem’s Holocaust archives online (2011/1/26付け Official google.org. Blogの記事)

全欧州規模のホロコースト関係資料のオンラインデータベース化プロジェクトが始まる

2010年11月16日、欧州委員会(EC)の研究開発情報サービス委員会(CORDIS)のニュースによると、“European Holocaust Research Infrastructure”というコンソーシアムが設立され、今後同コンソーシアムによって、ホロコースト関係資料のデータベースの構築が行われるとのことです。このプロジェクトは、オランダにある戦争資料の研究機関“NIOD”を中心に、EUの11か国とノルウェー、そしてイスラエル各国から、図書館や文書館、博物館等20機関が参加しているようです。データベースは、全欧州規模に分散しているホロコースト関係の資料を一元的に閲覧できるものを目指し、今後4年間かけて構築されるとのことです。

European Holocaust Research Infrastructure
http://www.ehri-project.eu/

NIOD-led Holocaust Studies project launched (2010/11/16付け NIODのニュース)
http://www.niod.knaw.nl/actueel/default.asp?ID=703

EU making sure Holocaust never happens again (2010/11/17付け EC CORDISのニュース)

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