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米・マサチューセッツ大学ボストン校図書館及びボストン公共図書館(BPL)、地元のヒップホップ文化に関する資料・オーラルヒストリーを収集するイベントを開催

2018年5月19日、米・マサチューセッツ州のボストン公共図書館(BPL)中央館において、ラップミュージシャン、DJ、ダンサー、グラフィティ (graffiti) アーティストの資料やオーラルヒストリーを収集するイベント“Show 'Em Whatcha Got": Mass. Memories Road Show: Hip-Hop Edition”が開催されました。

マサチューセッツ大学ボストン校Joseph P. Healey図書館の地域史収集プロジェクトMass Memories Road Show(MMRS)とBPLによるものです。

地元のヒップホップ文化に関する資料3点(写真・チラシ・ポスター・衣装等)を会場に持参してもらってその場でスキャンしたり、オーラルヒストリーを収集して、それらをマサチューセッツ大学ボストン校図書館のデジタルアーカイブを通じて公開するものです。

米国デジタル公共図書館(DPLA)、ワシントンD.C.のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始

2018年5月15日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、ワシントンD.C.のサービス・ハブ(州・特別区等の単位で複数機関のデータを集約する連携先)である“District Digital”からのコンテンツの提供を開始したと発表しています。

“District Digital”は、ワシントンD.C.公共図書館とWashington Research Library Consortium(WRLC)が主導しており、米国国立公文書館(NARA)やスミソニアン協会、米国議会図書館(LC)等が参加しています。

公民権運動や、世界初の聴覚障害者のための大学であるギャローデット大学や米国の聾学校の19世紀後半から1990年代の様子を撮影した写真、ワシントンD.C.におけるジャズの歴史や、1982年の住民投票でワシントンD.C.が州の地位を得ること支持した一方連邦議会は否決したことなどに関するコンテンツ約5万点が、DPLAから閲覧できるようになりました。

スコットランド国立図書館(NLS)・スコットランド国立美術館(NGS)、1840年代から1940年代にかけてのスコットランドの生活を撮影した写真コレクションを購入:今後展覧会の開催やデジタル化を予定

2018年5月14日、スコットランド国立図書館(NLS)及びスコットランド国立美術館(NGS)は、スコットランド政府・Art Fund・文化遺産宝くじ基金(HLF)からの助成を得て、同国における初期の写真家の作品を含む、1840年代から1940年代にかけてのスコットランドの生活を写した1万4,000点を超す写真コレクションを購入したと発表しています。

写真愛好家で、1980年代に写真現像店チェーンの経営で成功したマキノン(Murray MacKinnon)氏が収集したもので、マキノン氏から購入したコレクターが所蔵していたものを取得したものです。

2019年度にNGSにおいて展覧会が行われ、引き続き国内で巡回展が開催されるほか、今後3年をかけてデジタル化しオンラインで公開されます。

100 years of Scottish life in photographs(NLS,2018/5/14)
https://www.nls.uk/news/archive/2018/05/mackinnon-photographic-collection

米国議会図書館(LC)、ESRI社の“Story Maps”を活用して同館所蔵資料を紹介するコンテンツ3点を公開

2018年4月27日、米国議会図書館(LC)が、ESRI社の“Story Maps”を活用して同館所蔵資料を紹介するコンテンツ3点を公開したと発表しています。

“Story Maps”は、テキスト・画像・視聴覚資料と地理情報システム(GIS)を組み合わせて、「物語」を作成することができるプラットフォームです。

LCでは、所蔵資料へのアクセスを向上させることを目的としており、今回公開されたコンテンツのテーマは、最初の女性写真家の1人Frances Benjamin Johnstonによる米・南部の建物調査時の写真を扱う“Surveying the South”、同館所蔵の1500年より前に印刷された貴重書インキュナブラに関する“incunables”、日系アメリカ人が第二次世界大戦中収容所で発行した新聞を扱った“Behind Barbed Wire”の3点です。

LCでは今後も新しいテーマを追加していく予定です。

写真共有サイトSmugMugが同業のFlickrを買収

2018年4月21日、写真共有サイトSmugMugが、同じく写真共有サイトのFlickrを買収したと発表しています。

SmugMug acquires Flickr: Two passionate communities together at last(SmugMug,2018/4/21)
https://news.smugmug.com/smugmug-acquires-flickr-two-passionate-communities-together-at-last-ca10955400c

【イベント】シンポジウム「デジタル写真データベースが拓く学術活動の未来―蓄積された画像資料をいかに活用するのか―」(5/19・東京)

2018年5月19日、東京都千代田区の一橋大学一橋講堂において、科学研究費助成事業(科研費)による研究プロジェクト「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」が主催するシンポジウム「デジタル写真データベースが拓く学術活動の未来―蓄積された画像資料をいかに活用するのか―」が開催されます。

同プロジェクトは、国外における日本の学術調査に関わる写真・動画資料を集積したデータベース「地域研究画像デジタルライブラリ」(DiPLAS)の構築を目指しており、地域研究に関わる進行中の科研費プロジェクトを対象に、過去に蓄積された画像資料のデジタル化・共有化を技術的に支援しています。

同シンポジウムでは、この分野での研究支援の重要性を訴えるとともに、支援対象となった研究の進展に同プロジェクトが及ぼした効果を検証するとしています。

発表内容は以下の通りです。

米国デジタル公共図書館(DPLA)、オハイオ州のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始

2018年3月2日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、オハイオ州のサービス・ハブ(州単位で複数機関のデータを集約する連携先)である“Ohio Digital Network”からのコンテンツの提供を開始したと発表しています。

“Ohio Digital Network”は、オハイオ州立図書館が、同州の大学図書館コンソーシアム“OhioLINK”、公共図書館ネットワーク“OPLIN”、地元の歴史協会“Ohio History Connection”と連携して運営しています。

第二次世界大戦中のプロバガンダポスター、ケント州立大学銃撃事件に関するオーラルヒストリー、同州ノックス郡のラテンアメリカ系住民の生活記録、チェスの歴史に関するコレクション、1827年から1838年にかけて刊行されたThe Birds of America誌の写真乾板(北米の鳥類の写真)など、約9万点のコンテンツがDPLAから閲覧できるようになりました。

国立国会図書館(NDL)、1クリック検索「明治から昭和前期に刊行された写真集」を公開

2018年2月16日、国立国会図書館(NDL)は、国立国会図書館デジタルコレクションに収録されている明治から昭和20年までに刊行された写真集を1クリックで検索できる、「明治から昭和前期に刊行された写真集」を公開しました。

都道府県名や「建築・建設」「スポーツ」「関東大震災」などの項目名をクリックすることで、2,600点以上の写真集を検索できます。

あわせて、国立国会図書館デジタルコレクションを利用する際に便利なツールを掲載した「便利ツール」のページを新たに設けました。「明治から昭和前期に刊行された写真集」をはじめ、同時に作成・公開した他の1クリック検索ツールへのリンクも掲載しています。

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、「JIRCASフォトアーカイブ」を公開:海外での研究活動で撮影・収集したスライド画像をflickrで公開

2018年1月15日、国立研究開発法人国際農林水産業研究センター(JIRCAS)が、「JIRCASフォトアーカイブ」を公開しました。

旧農林水産省熱帯農業研究センターおよび国際農林水産業研究センターの在外研究員等が世界各国での現地調査及び研究協力を通じて撮影・収集したスライド、約12,000枚をflickrで公開したもので、政府標準利用規約第2.0版(クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンス(CC BY)互換)に基づいて公開されています。

海外での研究活動の歩みを画像で見る : JIRCASフォトアーカイブを公開(JIRCAS,2018/1/15)
https://www.jircas.go.jp/ja/reports/2017/r20180115

JIRCASフォトアーカイブ(flickr)
https://www.flickr.com/photos/jircas/sets/72157687418510445

米国議会図書館(LC)と“Flickr”で開始した歴史的写真の公開プロジェクト“Flickr Commons”が10周年

2018年1月16日、米国議会図書館(LC)と“Flickr”が、両者が連携して開始した歴史的写真の公開プロジェクト“Flickr Commons”が10周年を迎えたと発表しています。

現在では、スミソニアン協会、英国図書館(BL)、米国医学図書館(NLM)、米・航空宇宙局(NASA)、スコットランド国立図書館、オーストラリア国立図書館、アイルランド国立図書館、スウェーデン国立図書館、ノルウェー国立図書館や、博物館・大学のアーカイブなど、110を超す機関が参加しています。

Calling All Photo Fans and History Detectives: Flickr Commons, 10th Anniversary(LC,2018/1/16)
https://blogs.loc.gov/loc/2018/01/calling-all-photo-fans-and-history-detectives-flickr-commons-10th-anniversary/

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