カレントアウェアネス-E

E1968 - 図書館総合展2017フォーラムin安城<報告>

2017年では4か所目の図書館総合展「地域フォーラム」(E1940参照)が9月23日,愛知県の安城市中心市街地拠点施設「アンフォーレ」で開催された。アンフォーレは2017年6月にオープンし,その中心施設がアンフォーレ本館の2階から4階に位置する安城市図書情報館(以下,図書情報館)である。フォーラムでは,作家の荒俣宏氏の基調講演「つながる読書」,荒俣氏に神谷学安城市長とアンフォーレを設計した三上建築事務所の益子一彦所長を加えたパネル討論「まちづくりと図書館」などが行われた。主催者発表の参加者は267人であった。

E1967 - 関西大学アジア・オープン・リサーチセンターの目指すもの

関西大学の東アジア研究は,江戸時代末期に大阪に開設された漢学塾「泊園書院」をその源とする東西学術研究所(1951年設立)を中心に,近年の文部科学省グローバルCOEプログラムへの採択や「文化交渉学」という新しい学問体系の提唱等を通じて,広く社会的な認知を受けていると自負している。今回,更に,そうした長き伝統の中で培われてきた関西大学の東アジア研究の学術リソースと国際的学術ネットワークを基盤に東アジア研究のためのデジタルアーカイブを構築し,その活用を通して新たな人文知の未来を切り拓くべく,2017年4月,「関西大学アジア・オープン・リサーチセンター」(Kansai University Open Research Center for Asian Studies:KU-ORCAS)を立ち上げた。

E1969 - 第28回日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会<報告>

2017年9月13日から16日まで,日本資料専門家欧州協会(EAJRS;E1862ほか参照)第28回年次大会が,ノルウェーのオスロ大学で開催された。19の国・地域から92人が参加し,日本からは過去最多の36人が参加したということであった。「日本学支援のデジタル対策」をテーマに,14のセッションにわかれて,ゲストスピーカー3人は45分,その他のプレゼンターは最大30分で30本の発表が行われた。開催国であるノルウェーに関する発表のほか,北欧諸国からの発表も多く,各国・地域の日本学に関する状況やコレクション等についても知ることができた。以下,筆者が関心を持った発表を中心に紹介する。

E1963 - LISSASPAC日本支部設立会・記念研究講演会<報告>

2017年8月12日,アジア太平洋図書館情報学会(Library and Information Science Society for Asia and the Pacific:LISSASPAC)日本支部の設立セレモニー及び記念研究講演会が,大阪府立中之島図書館において開催され,32人の参加があった。

E1962 - 「e-Gov法令検索」の公開:法令をもっと身近に

2017年6月,日本の現行法令について,オープンデータとして国民に法令データを提供する「e-Gov法令検索」が公開された。これは,政府の働き方改革の一環として,法令改正作業の合理化のため,総務省が開発し,2016年10月に本格運用を開始した「法制執務業務支援システム(e-LAWS;イーローズ)」という政府内のシステムに登録された法令データを,電子政府の総合窓口(e-Gov)を通じて,機械判読可能で二次利用に適した形式で公開したものである。e-LAWSは,法令案作成から法令データ公表までの一連の過程を電子化するプロジェクトであるが,本稿では,e-Gov法令検索で提供されるe-LAWSの法令データに焦点を当てて紹介する。

E1964 - Code4Lib JAPANカンファレンス2017,熊本にて開催<報告>

2017年9月2日から3日にかけて,熊本学園大学にてCode4Lib JAPANカンファレンス2017が開催された。5度目の開催(E1851ほか参照)となる今回は39人が参加し,基調講演1件,発表8件,ライトニングトーク14件が行われた。本稿では開催概要や発表の一部を紹介し,報告としたい。

E1965 - 大学図書館問題研究会第48回全国大会(京都)<報告>

大学図書館問題研究会第48回全国大会が,2017年9月9日から11日にかけて,京都市の同志社大学新町キャンパスを会場に,130人を超える参加者を得て開催された。

E1956 - 待ちに待った陸前高田市立図書館の開館

2017年7月20日,陸前高田市立図書館(岩手県)の新図書館が開館した。本稿では,新図書館の概要や開館までの経緯について紹介する。

E1959 - 近畿大学アカデミックシアター:“知の実験劇場”の取組み

近畿大学アカデミックシアターは,近畿大学(近大)の建学精神である「実学教育」と「人格の陶冶」を礎に,人間のあらゆる知的好奇心を揺り動かす“知の実験劇場”として2017年4月に開館した。そのコンセプトは「文理の垣根を越えて,社会の諸問題を解決に導くための学術拠点」「従来の大学図書館にない,まったく新しい考えをもった図書館の創出」である。本稿では,アカデミックシアターの建物構成や主な取組みについて述べる。

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