日本

「インターネットと匿名性」に関する調査研究報告書(日本)

総務省情報通信研究所が、調査研究報告書『インターネットと匿名性』を公表しています。

この調査は、2007年2月にネットユーザに対して実施したプライバシー意識調査の結果を分析するとともに、インターネットと匿名性に係る法的な背景・位置づけを踏まえた現状分析、今後の方向性についての考察から成り立っています。現状分析の中では、インターネット以前からあった匿名による視聴・閲覧に関する倫理規定として、日本図書館協会の「図書館の自由に関する宣言」が紹介されています。

インターネットと匿名性
http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/data/research/survey/telecom/2008/2008-1-01.pdf

美容室を絵本との出会いの場に

鳥取県立図書館と鳥取県の美容業生活衛生同業組合が、美容室で子どもやその母親に絵本を紹介する運動を進めていると、日本海新聞が紹介しています。

絵本と出会いの場に美容室 - 日本海新聞
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/wadai/080624.html

専門図書館協議会、大阪府知事宛ての要望書を提出

専門図書館協議会が、財政再建計画の中で廃止が取り沙汰された、同協議会会員機関の大阪府労働情報総合プラザ、大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)情報ライブラリーについて、慎重な検討を求める要望書を大阪府知事宛てに提出したと発表しています。

専図協第54号(平成20年6月20日)
http://www.jsla.or.jp/doc/hashimoto0620.pdf

専門図書館協議会
http://www.jsla.or.jp/

日本の電子書籍専用端末向けコンテンツ配信サービス、終了へ

ソニー、松下電器産業の両社がそれぞれ販売していた電子書籍専用端末が生産を終了したことに伴い、両端末(およびPC)向けの電子書籍配信サービスも終了することになったとITmedia Newsが報じています。終了するのは「ΣBook.jp」「最強☆読書生活(PC版)」「Timebook Town」の各サイトで、各々の携帯電話向け電子書籍配信サービスは引き続き行われるとのことです。

電子書籍端末売れず──ソニーと松下が事実上撤退 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/01/news122.html

『ΣBook.jp』および『最強☆読書生活(PC版)』のサービス終了について
https://www.saidoku.com/NOTICE/20080630.html

CA1667 - 動向レビュー:日本の学術情報流通政策を考えるために / 小西和信

1. 学術情報流通と学術情報流通政策 まずは用語の整理から始めたい(1)。「学術情報流通」は、Scholarly CommunicationやScientific Communicationに相当する言葉と思われるが、最近よく使用される「学術コミュニケーション」が、学術情報の生産から利用に至るまでの全プロセスや研究者間のコミュニケーションに重心があるのに対し、「学術情報流通」は流通という側面に力点があるように見える。このようなニュアンスはあるものの現実的には同義語と受け止めて差し支えない。…

CA1661 - 公共図書館の多文化サービスを進めるために-情報ニーズ調査の必要性- / 平田泰子

1. はじめに 移民・難民などの民族的・言語的・文化的マイノリティ(以下、「マイノリティ」)に対する図書館サービスの歴史は、1世紀ほど前に遡るが、その目的は移民や難民を受け入れるホスト国の言語や文化への同化を促進することであった。しかし1960~70年代以降、公民権運動や民族意識の高揚などの影響を受け、ホスト国でも次第に同化からマイノリティの言語や文化を尊重する多文化主義政策の方向へと変わってきたことが、現在の図書館における多文化サービスの背景にある。…

IT戦略本部、報告書「次世代電子行政サービスの実現に向けたグランドデザイン」を公表

首相官邸IT戦略本部に設置されている、次世代電子行政サービス基盤等検討プロジェクトチームが、報告書「次世代電子行政サービス基盤等検討プロジェクトチーム」を公表しています。
「情報爆発時代において日本社会を知識創造の社会へ導き、社会インフラの刷新を伴うイノベーションの連鎖を実現する新たなサービス」というビジョンを掲げており、具体的な目標として、(1)利用者視点でのサービス提供、(2)行政事務の最適化推進、(3)企業活動の活性化、(4)国民と行政の信頼強化、を掲げています。
報告書では次世代行政サービスの標準モデルとして、引越や退職時の「ワンストップ・サービス」の実現に向けた具体的な提言がなされています。また図書館関係では、大学図書館における「モバイルを用いたサービスイメージ」として、携帯電話をもちいた、図書館の相互利用モデルについても提案されています。

NII、NACSIS-CAT/ILLセルフラーニング教材を提供開始

国立情報学研究所(NII)が、NACSIS-CAT/ILLセルフラーニング教材の利用申し込みの募集を開始しています。

NACSIS-CAT/ILL セルフラーニング教材
http://www.nii.ac.jp/hrd/ja/product/cat/slcat.html

21世紀の科学技術リテラシー像(日本)

国立教育政策研究所、日本学術会議、国際基督教大学を中心に150人以上の科学者により進められてきた科学技術の智プロジェクトが2年間の議論をまとめた総合報告書を公表しています。

科学技術の智プロジェクトは、2030年の時点で全ての日本人の大人が身に付けておいてほしい科学技術の素養(科学技術リテラシー)を提示することを目指して、活動してきました。

総合報告書のほか、数理科学、生命科学、物質科学、情報学、宇宙・地球・環境科学、人間科学・社会科学、技術の7つの専門部会の報告書も作成、公開されています。

21世紀の科学技術リテラシー像 ~科学技術の智 ~プロジェクト総合報告書
http://www.science-for-all.jp/minutes/download/report-sougou.pdf

科学技術の智プロジェクト総合報告書概要

東京都北区立中央図書館のRFID導入事例の紹介記事

2008年6月28日に開館する東京都北区立中央図書館は、30万冊の蔵書に2.45GHzのRFID(電子タグ、ICタグ)を付与してサービスを行います。このRFIDの導入事例について、IT系ニュースサイト@ITが、紹介記事を掲載しています。RFIDを導入している日本の公共図書館の多くは13.56MHzのRFIDを用いており、北区立中央図書館が導入した2.45GHzのRFIDは、通信距離、価格の面で優れているとのことです。

日本初の「ミューチップ」図書館、50冊を3秒で読み取り可能に - @IT
http://www.atmarkit.co.jp/news/200806/26/ic.html

参考:
E678 - 出版業界における電子タグ実証実験の動向(日本)
http://current.ndl.go.jp/e678

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