日本

静岡県が新県立中央図書館を中心とする「文化力の拠点」形成事業について、民間事業者向けのサウンディング型市場調査を実施

静岡県が新県立中央図書館等を中心とする「文化力の拠点」形成事業について、民間事業者を対象にサウンディング型市場調査を実施すると発表しています。

静岡県の「文化力の拠点」形成事業とは、東静岡駅南口の県有地に、県の高い文化力の発信や、学び、にぎわいの場を生む「文化力の拠点」を形成するというものです。「文化力の拠点」には公的機能の中心として新県立中央図書館の設置が想定されているほかに、民間活力の活用により、にぎわいと魅力ある拠点の形成を目指していくとされています。

この「文化力の拠点」形成事業について、2018年7月10日より個人・団体および民間事業者からの活用アイディア等の提案が受け付けられています。このうち民間事業者からの提案について、サウンディング型市場調査の形態がとられています。サウンディング型市場調査とは、国土交通省によれば、官民連携事業において、民間事業者が参加しやすい公募を行うこと等を目的に、事業発案段階や事業化検討の段階で地方公共団体が民間事業者に意見や提案などを求め、民間事業者との対話を通じ、市場性の有無や実現可能性の把握、民間事業者が有するアイディアの収集等をおこなう手法です。

【イベント】平成30(2018)年度国立大学図書館協会シンポジウム「大学図書館デジタルアーカイブの活用に向けて」(10/19・神戸)

2018年10月19日、神戸大学百年記念館(神大会館)六甲ホールにおいて、平成30(2018)年度国立大学図書館協会シンポジウム「大学図書館デジタルアーカイブの活用に向けて」が開催されます。主催は国立大学図書館協会で、大学図書館近畿イニシアティブとデジタルアーカイブ学会が後援しています。

開催趣旨によれば、近年、国内でのデジタルアーカイブに関する動きが活発である一方で、「大学図書館においては予算の縮減によって貴重資料の電子化が厳しくなり、既存のアーカイブも十分に活用されていない状況にある」とされており、「デジタルアーカイブの動きを大きな枠組みで理解するとともに、今後の活用に向けて我々が今何をすべきか考える機会として本シンポジウムを開催する」とのことです。

プログラムによれば、国立情報学研究所の高野明彦氏による「デジタルアーカイブ社会の実現に何が必要か?」、国立国会図書館の徳原直子氏による「ジャパンサーチ(仮称)の目指すところ」、東洋大学の生貝直人氏による「デジタルアーカイブの二次利用促進と著作権」の3本の講演のほか、4件の事例報告と、パネルディスカッションを開催予定とされています。

池田文庫の蔵書を紹介するコラム「池田文庫の本棚放浪記」が始まる

逸翁美術館のブログで、2018年7月31日から、池田文庫の蔵書を司書が紹介するコラム「池田文庫の本棚放浪記」が始まりました。

池田文庫・逸翁美術館はともに公益財団法人阪急文化財団が運営しています。

第1回は宝塚歌劇団の機関誌『歌劇』に関するコラムで、全国の図書館で創刊号から現在まで全て揃っているのは池田文庫だけとのことです。

池田文庫の本棚放浪記【第1回】~雑誌『歌劇』編(1)~(逸翁美術館ブログ,2018/7/31)
http://www.hankyu-bunka.or.jp/blog/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E6%96%87%E5%BA%AB/1893/

参考:
E1913 - 「阪急文化アーカイブズ」の公開について
カレントアウェアネス-E No.325 2017.05.25
http://current.ndl.go.jp/e1913

福岡市が総合図書館・分館の2007~2016年度の入館者数に誤りがあったと発表 新センサー導入で旧センサーの感度の問題が明らかに

2018年7月27日、福岡市が総合図書館・分館の2007~2016年度の入館者数に誤りがあったと発表しました。

福岡市総合図書館では2007年度(平成19年度)から出入口にセンサーを設置し、入館者数を計測していました。しかし2017年度にセンサーを新しいものに入れ替えたところ、前年度の入館者数と大きなかい離が生じた(2016年度は入館者数約163万人に対し、2017年度は約89万人)ことから、旧センサーの感度を検証した結果、入館者数を過剰にカウントしていたことが判明したとのことです。旧センサーは自動ドアの開閉や人影、日光の差し込みにも反応していたとされています。また、一部の分館でも同様の事象が発生したとのことです。

福岡市は再発防止策として、分館におけるセンサーの取付位置見直し・感度調整を行ったほか、総合図書館ではセンサー作動状況の定期的確認・調整を行うとしています。

三重県立美術館、県にゆかりのある若手作家の作品・資料の購入を目的としたクラウドファンディング実施

2018年7月31日、三重県立美術館が、2018年8月1日から10月31日まで、県にゆかりのある若手作家の作品・資料の購入を目的としたクラウドファンディング実施すると発表しました。

三重県にゆかりのある若手作家等の中で、現在活躍中、もしくは、これからの活動が期待される人の作品・資料を収集することで、作家の芸術活動を支援するとともに三重県の芸術文化の振興に寄与するための資金を募集するものです。

目標金額は169万8,000円ですが、目標金額にかかわらず、寄せられた寄附金の範囲内で事業を実施するとしています。

「三重県ゆかりの才能発掘!若手作家を中心としたアーティストの作品収集」のためのクラウドファンディングのご案内(三重県立美術館,2018/7/31)
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0013900044.htm

神埼市立図書館と大倉精神文化研究所附属図書館が「姉妹図書館」の提携を結ぶ

佐賀県の神埼市立図書館と、神奈川県横浜市に所在する大倉精神文化研究所附属図書館が、「姉妹図書館」の提携を結んだことが佐賀新聞で報じられています。

大倉精神文化研究所は神埼市出身の実業家・教育者である大倉邦彦が1932年に創設した民間の研究機関で、附属図書館も同年に開設されています。今回の姉妹図書館提携は2022年の大倉精神文化研究所創立90周年記念事業の一環として行われたもので、今後は相互の資料展示機会を設けるなど、交流を深めていく予定であるとのことです。

内容充実へ姉妹提携 神埼市と研究所(神奈川県)の図書館 教育者の大倉邦彦(神埼市生まれ)を縁に(佐賀新聞LiVE、2018/7/28付け)
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/251509

京都大学、デジタルアーカイブシステム(Peek)の新版を試験公開

2018年7月30日、京都大学は京都大学研究資源アーカイブの資料を閲覧・検索するためのオンラインサービス、京都大学デジタルアーカイブシステム(Peek)の新版を学外向けに試験公開しました。

新Peekでは画面デザイン等が一新されているほか、「地図からさがす」、「年表からさがす」といった新機能も提供されています。

Peek 京都大学デジタルアーカイブシステム
https://peek.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/app/

京都大学研究資源アーカイブ(トップページ「お知らせ」に2018年7月30日付けで新システム公開の情報を掲載)
http://www.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/

赤穂市(兵庫県)、赤穂市「忠臣蔵」浮世絵データベースを公開

2018年7月28日、兵庫県の赤穂市が、赤穂市「忠臣蔵」浮世絵データベースを公開しました。

赤穂市立歴史博物館・赤穂市教育委員会市史編さん室・赤穂義士会(事務局:市史編さん室)が所有・所管する「忠臣蔵」の浮世絵を閲覧できるデータベースです。

データベースは、立命館大学アート・リサーチセンターとの学術交流協定に基いて構築されています。

赤穂市
http://www.city.ako.lg.jp/
※新着情報の7月28日欄に「赤穂市「忠臣蔵」浮世絵データベースへようこそ!」とあります。

赤穂市「忠臣蔵」浮世絵データベースへようこそ!(赤穂市)
http://www.city.ako.lg.jp/edu/shougai/akoukiyoedatebase.html

第34回日本図書館協会建築賞に、市立小諸図書館(長野県)・ふみの森もてぎ図書館(栃木県)が選ばれる

日本図書館協会(JLA)図書館施設委員会は、「優れた図書館建築を顕彰し、それを広く世に知らせることによって、図書館建築の質の向上を図ること」を目的とした第34回日本図書館協会建築賞に、市立小諸図書館(長野県)・ふみの森もてぎ図書館(栃木県)を選んだと発表しています。

『図書館雑誌』2018年8月号に選考結果・講評が掲載され、第104回全国図書館大会にて表彰式が行われます。

日本図書館協会図書館施設委員会
http://www.jla.or.jp/committees/shisetu/tabid/283/Default.aspx
※「第34回 日本図書館協会建築賞  発表」とあります。

市立小諸図書館「『第34回日本図書館協会建築賞』を受賞しました」(県立長野図書館,2018/7/28)
http://www.library.pref.nagano.jp/omedeto_1807komoro

【イベント】国立国会図書館(NDL)、平成30年度アジア情報研修を開催(11/8-9・京都)

国立国会図書館(NDL)は、2018年11月8日、9日に、NDL関西館において、アジア情報研修を実施します。

この研修は、日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所との共催により実施します。受講者は、事前課題に回答する必要があります。

定員は20人(原則、1機関につき1人)で、参加費は無料です。事前の申込が必要です。

対象:各種図書館、調査研究・教育機関、中央省庁・地方公共団体に所属する方、大学院生等
テーマ:東南アジア諸国の政府情報~日本語と英語による調査を中心に~

11月8日(木)13:30-17:30
実習1 東南アジア諸国の諸制度を調べる(NDL関西館アジア情報課)
講演 東南アジア諸国情報の入手方法(京都大学東南アジア地域研究研究所)  

11月9日(金)9:30-12:00 
実習2 東南アジア諸国の統計情報を調べる(アジア経済研究所図書館)

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