日本

国立国会図書館、中曽根康弘関係文書を公開

2019年8月14日、国立国会図書館(NDL)は、東京本館憲政資料室(閲覧許可制)において、中曽根康弘関係文書全2,194点を公開しました。

中曽根康弘氏は、科学技術庁長官をはじめとする閣僚を歴任後、1982年に内閣総理大臣に就任し、2003年に政界を引退しています。関係文書の主な内容は、中曽根氏が自身の政策を表明した小冊子や講演録(印刷)、『中曽根内閣史』全6冊の編纂のために中曽根事務所が集めた資料(日程表など)、支持者が作成した資料、中曽根氏をめぐる新聞記事等です。

中曽根康弘関係文書を公開しました(NDL, 2019/8/14)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2019/190814_01.html

中曽根康弘関係文書(寄託)(リサーチ・ナビ)
https://rnavi.ndl.go.jp/kensei/entry/nakasoneyasuhiro.php

【イベント】東京大学主催「データ活用社会創成シンポジウム」(9/2・東京)

2019年9月2日、東京大学浅野キャンパスにおいて、東京大学未来社会協創推進本部データプラットフォーム推進タスクフォースの主催により「データ活用社会創成シンポジウム」が開催されます。

あらゆる分野と地域で誰もがデータを最大限に利活用できる「データ活用社会」の創成には、大学・研究機関をハブとした基盤環境の整備と人的環境の形成を全国レベルで促進することが重要であるという認識の下、米国ミシガン大学での取り組みや国内の最先端基盤環境、様々な地域や分野でのデータ利活用の取り組みの講演とパネルディスカッション等が行われます。参加費は無料ですが、参加には事前参加登録が必要で定員は250人です。また、データ活用事例に関するポスター発表も募集されています。

当日の主なプログラムは次のとおりです。

○基調講演“The Role of Data Science in a University and in Society”
Professor H.V.Jagadish(Michigan Institute of Data Science Director)

○講演「データ活用社会創成プラットフォームについて」
中村宏氏(東京大学総長特任補佐)

福井大学附属図書館、「W.E.グリフィス顕彰小論文コンクール」を実施

福井大学附属図書館が、明治維新期に福井藩の招きで来日し、福井と東京で日本の教育の近代化に貢献したW.E.グリフィスの業績を顕彰することを目的として、公益財団法人日下部・グリフィス学術・文化交流基金の助成による「W.E.グリフィス顕彰小論文コンクール」を実施しています。

募集内容は「グリフィスの福井」をテーマに、同館ウェブサイトで公開されているグリフィスの日記や書簡を参照しながら、グリフィスが福井滞在中に感じたことなどについて論じた日本語または英語による小論文です。

小論文の字数は、日本語の場合1,500字から2,000字以内、英語の場合600語から800語以内で、2019年11月10日が応募締切です。留学生、短期大学生、高等専門学校4年生以上を含む、福井県内の大学在籍の大学生および大学院生に参加資格があります。

結果は2019年12月上旬に同館ウェブサイト上で発表される予定です。

【イベント】防災推進国民大会2019セッション「東日本大震災のアーカイブと教訓の活用・発信」(10/19・名古屋)

2019年10月19日、名古屋コンベンションホール(愛知県名古屋市)において、防災推進国民大会2019の1セッションとして「東日本大震災のアーカイブと教訓の活用・発信」が開催されます。

東北大学災害科学国際研究所が主催するセッションであり、東日本大震災のデジタルアーカイブや教訓活用の取組、各地が連携した発信事業の紹介等が行われます。参加には事前参加登録が必要です。

当日の主なプログラムは次のとおりです。

〇発表1 「東日本大震災のデジタル・アーカイブ、岩手津波伝承施設について」
東北大学災害科学国際研究所 柴山 明寛 准教授

〇発表2 「東日本大震災の震災伝承ネットワーク等の取組について」
国土交通省東北地方整備局 武藤 徹 環境調整官

〇発表3 「震災の語り部と教訓の海外発信について」
東北大学災害科学国際研究所 Flavia Fulco 助教

〇発表4 「東北各地の大震災の教訓の活用構想について」
東北大学災害科学国際研究所 佐藤 翔輔 准教授

〇パネルディスカッション
司会・コーディネーター: 東北大学災害科学国際研究所 丸谷 浩明 教授

【イベント】「肖像権ガイドライン円卓会議―デジタルアーカイブの未来をつくる」(9/26・東京)

2019年9月26日、御茶ノ水ワテラスコモンホール(東京都千代田区)において、デジタルアーカイブ学会が主催する公開ラウンドテーブル「肖像権ガイドライン円卓会議―デジタルアーカイブの未来をつくる」が開催されます。

デジタルアーカイブの構築と利用に際し、肖像権に関わる問題への取り組みが大きな課題となっていることを背景として、デジタルアーカイブ学会法制度部会は肖像権処理のための「民間ガイドライン」の検討に取り組んでいます。今回の公開ラウンドテーブルは、そのガイドラインの素案を早期に公開し、各種関係者による多様な観点からの検討を今後進めていくための最初の場として設けられたものとあります。

参加費は無料であり、定員150名(事前申し込み要)とあります。プログラムは次のとおりです。

・開会の挨拶
吉見俊哉氏(デジタルアーカイブ学会会長代行・東京大学教授)

・デジタルアーカイブにおける肖像権の諸問題
瀬尾太一氏(日本写真著作権協会常務理事・授業目的公衆送信補償金等管理協会常務理事)

・肖像権処理ガイドライン(案)の概要
数藤雅彦氏(弁護士)

株式会社未来の図書館 研究所、『調査・研究レポート』Vol.2のPDF版を公開

2019年8月10日、株式会社未来の図書館 研究所は、『調査・研究レポート』Vol.2(2019年3月発行)のPDF版を公開したことを発表しました。『調査・研究レポート』では、同研究所が行っている、図書館のこれからのあり方に関する調査研究や、その成果を活用した教育研修事業等についての活動成果が紹介されています。

今回PDF版が公開されたVol.2では、同研究所第2回シンポジウム「図書館とソーシャルイノベーション」の記録、ワークショップ「図書館員の未来準備」の概要、同ワークショップで展開された内容と関連する研究レポート2本が収録されています。

『調査・研究レポート』Vol.2をWebで公開しました(株式会社未来の図書館 研究所, 2019/8/10)
http://www.miraitosyokan.jp/wp/20190810/

【イベント】シンポジウム「資料から再発見する江戸の底力」(松江・9/14)

2019年9月14日、島根大学において、公益財団法人手錢記念館(島根県出雲市)・島根大学法文学部山陰研究センター・島根大学附属図書館の主催により、シンポジウム「資料から再発見する江戸の底力―手錢家所蔵資料(文書・古典籍・美術)を繋ぎ活かす取り組み―」が開催されます。

同シンポジウムは2019年6月に手錢記念館と島根大学が包括的連携に関する協定を締結したことを記念して、手錢記念館及び同館と共同プロジェクトを実施している島根大学法文学部山陰研究センター・島根大学附属図書館が、プロジェクトの合同成果報告として開催するものです。

手錢記念館と法文学部及び附属図書館は、10年以上にわたって、手錢家の所蔵する江戸時代の貴重な美術品や文献資料、歴代当主らによる和歌や俳諧作品、関連資料等について、調査研究・デジタル化・資料活用を協力して進めています。シンポジウムでは、手錢家の資料調査に長年携わり、江戸時代の文学・歴史学の分野の第一線で活躍する研究者による最新の学術成果の報告や、今後の調査研究の展望を示すパネルディスカッションが行われます。

入場無料・事前申込不要です。プログラムは次のとおりです。

○基調講演
「手錢家蔵書の形成過程を探る」
田中則雄氏(島根大学法文学部)

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、「科学技術指標2019」及び「科学研究のベンチマーキング2019」を公表

2019年8月9日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が、日本及び主要国の科学技術活動を客観的・定量的データに基づき体系的に分析した基礎資料として「科学技術指標2019」を取りまとめ、公表しています。

「科学技術指標2019」では、日本の状況について、研究開発費、研究者数は主要国中第3位、論文数は世界第4位、注目度の高い論文数は世界第9位、パテントファミリー(2か国以上への特許出願)数は世界第1位であることなどが示されています。その他、研究者に占める博士号保持者の割合(高度研究人材の活用度)が産業分類によって異なり、米国と比較すると高度研究人材の活用度が低い傾向にあり、人口100万人当たりの博士号取得者数が、主要国と比べて少なく、日本のみ減少傾向が続いていることも示されています。

日本及び主要国の科学技術活動を、論文という指標から把握するための基礎資料として「科学研究のベンチマーキング2019」も同時に取りまとめられ公表されています。

宮城県図書館、東日本大震災文庫ミニ展示「震災と学校」を実施

宮城県図書館が、2019年8月10日から10月10日まで、同館3階の東日本大震災文庫で、ミニ展示「震災と学校」を実施します。

震災当時の学校の記録や、震災後の社会貢献活動の様子などが分かる資料の一部を展示するものです。

東日本大震災文庫ミニ展示「震災と学校」(宮城県図書館)
http://www.library.pref.miyagi.jp/latest/events/exhibition/1405-shinsaib...

参考:
宮城県図書館、東日本大震災文庫ミニ展示「震災と交通」を実施
Posted 2019年6月11日
http://current.ndl.go.jp/node/38320

宮城県富谷市、市内初の図書館開設のため図書館建設費の一部を募るクラウドファンディングを開始

2019年8月9日、宮城県富谷市は、市内初の図書館「富谷市民図書館」建設に向けて、図書館建設費の一部を募るクラウドファンディングを開始しました。募集期間は2019年11月7日までです。

富谷市には市内6つの公民館図書室があるのみで、図書館法及び図書館設置条例に基づく図書館が整備されておらず、「富谷市民図書館」の2022年度開館に向けて取り組みが進められています。今回のクラウドファンディングプロジェクトの目標金額は1,038万円で、支援金は総額8億円を予定している図書館整備費用の一部に充てられます。

このクラウドファンディングへの個人からの寄付金は「ふるさと納税」の対象となり、所定の手続きを経た場合には、寄付額から2,000円を除いた金額が所得税・個人住民税から控除されます。

@tomiya.seikatu(Facebook,2019/8/9)
https://www.facebook.com/tomiya.seikatu/posts/1346832522146449

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