デジタル資料

OCLC Research、アーキビストがIT専門家と効果的に連携するために必要な知識を解説した手引きを公開

2017年4月27日、OCLC Researchが、“Demystifying IT: A Framework for Shared Understanding between Archivists and IT Professionals”を公開しました。

あらゆる種類の電子記録やデジタルコンテンツへの対応が必要となった現状に鑑み、アーキビストが、その問題を解決するためにIT専門家と効果的に連携する際に知っておくべき、IT分野における優先事項・技術・文化を解説したものです。

2015年7月に公表した報告書“The Archival Advantage : Integrating Archival Expertise into Management of Born-digital Library Materials”の手引きであり、図書館やアーカイブ機関がボーンデジタル資料管理を実施するにあたって必要な知識を得るための事業“Demystifying Born Digital”シリーズの後継レポートとして位置付けられています。

E1885 - 第6回日中韓電子図書館イニシアチブ(CJKDLI)会議<報告>

2016年12月1日と2日,第6回日中韓電子図書館イニシアチブ(China-Japan-Korea Digital Library Initiative:CJKDLI)会議が韓国国立中央図書館(NLK)で開催された。国立国会図書館(NDL)と中国国家図書館(NLC)からは各4名,開催国であるNLKからは9名が出席した。なお,この会議は,2010年に締結した協定に基づいて,毎年度,日本,中国,韓国の国立図書館が持ち回りで開催しているものである(E1526E1647E1762参照)。...

米国議会図書館(LC)、障害者向けデジタル録音資料の利用が簡単になるソフトウェア“BARD Express”をリリース

2017年1月4日、米国議会図書館(LC)の視覚障害者及び身体障害者のための全国図書館サービス(National Library Service for the Blind and Physically Handicapped:NLS)が、NLSのデジタル録音資料のダウンロードサービスBARD(Braille and Audio Reading Download)の利用に役立つソフトウェア“BARD Express”をリリースしました。

BARDのデジタル録音資料の検索・ダウンロード・保存が簡単になるとのことです。また、使用方法を解説したビデオや図書館職員のためのガイドなどのサポートも提供されます。

BARD Expressの開発者はソフトウェア開発者のKirk Saathoffです。彼の妻と息子はNLSのBARDサービスの利用者であり、妻がPCを使っていて時々イライラしているのを見ていたようです。

Library of Congress Launches New Software to Simplify Download of Braille and Audio Reading Material(LC, 2017/1/4)
https://www.loc.gov/item/prn-17-001?loclr=ealn

参考:

カナダ国立図書館・文書館と韓国国立古宮博物館、資料保存等に関する覚書を締結

2016年11月16日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)と韓国国立古宮博物館が、3年間の覚書を締結しました。

写真やガラス乾板に関する保存技術調査や、最新動向の入手を目的に2015年7月に行われた業務交流を引き継ぐもので、専門家の交流やイベントの共催、貴重資料の資料保存のベストプラクティスや最新動向の共有、共同調査・研究、保存専門家の育成などを行うほか、デジタル情報源の管理について議論すると説明されています。

Collaboration agreement with the National Palace Museum of Korea in Seoul, South Korea (LAC,2016/11/18)
http://www.bac-lac.gc.ca/eng/news/Pages/mou-national-palace-museum-korea.aspx

国立国会図書館、NDLラボで文字画像データセット(平仮名73文字版)を試験公開

国立国会図書館が、NDLラボで文字画像データセット(平仮名73文字版)を試験公開しています。

これは、国立国会図書館デジタルコレクションのインターネット公開資料から、平仮名の文字画像を切り出したものです。画像形式はPNGで、合計で8万の画像があります。

文字画像データセット(平仮名73文字版)を試験公開しました(NDLラボ, 2016/9/27)
http://lab.ndl.go.jp/cms/hiragana73

文字画像データセット(平仮名73文字版) (7z形式) (約190MB)
http://lab.ndl.go.jp/dataset/hiragana73.7z

文字画像データセット(平仮名73文字版) (tar.gz形式) (約193MB)
http://lab.ndl.go.jp/dataset/hiragana73.tar.gz

文字画像データセット(平仮名73文字版) (zip形式) (約233MB)
http://lab.ndl.go.jp/dataset/hiragana73.zip

NDLラボ
http://lab.ndl.go.jp/cms/

参考:
NDLラボ、国立国会図書館デジタルコレクションの絵や図を含むページをサムネイル画像で一覧できる「国デコImage Wall」を公開

米国野球殿堂博物館、デジタル化資料等を公開するウェブページ“PASTIME”で、二グロリーグなどに関する資料を公開

2016年9月21日、米国野球殿堂博物館は、デジタル化資料等を公開するウェブページ“PASTIME”で、二グロリーグなどアフリカ系アメリカ人の野球選手に関する資料をデジタル化し、公開したことを発表しました。

クール・パパ・ベルや、オスカー・チャールストンなど、野球殿堂入りした選手などに関する資料のほか、20世紀のメジャーリーグにおける初のアフリカ系アメリカ人の選手となり、毎年4月15日に開催される「ジャッキー・ロビンソンデー」の由来ともなったジャッキー・ロビンソンが、メジャーリーグ入りするまでのストーリーなどに関する資料などが追加されました。

Negro Leagues History Digitized in Museum’s Latest Additions to PASTIME(Baseball Hall of Fame, 2016/9/21)
http://baseballhall.org/news/negro-leagues-history-digitized

関連:
Jackie Robinson(Baseball Hall of Fame)
http://baseballhall.org/hof/robinson-jackie

米国政府出版局(GPO)と米国議会図書館(LC)、GPOのデータベース“govinfo”で1991年から1998年までの米国議会の本会議録(デジタル版)を公開

2016年9月20日、米国政府出版局(GPO)は、米国議会図書館(LC)との連携により、1991年から1998年までの本会議録(毎日出される速記録である“Congressional Record”を集積し、索引化するなどした永久保存用のBound Edition)をデジタル化したものをGPOのデータベース“govinfo”で提供開始したことを発表しています。

公開されたのは、第102回議会から第105議会までの記録となり、湾岸戦争や北米自由貿易協定(NAFTA)、育児介護休業法の制定、共和党の上下両院支配などといったトピックが含まれるものです。

Congressional Record (Bound Edition)
https://www.govinfo.gov/app/browse/#browse/collection?collectionCode=CRECB_GPO&browsePath=_Congressional+Record+%28Bound+Edition%29

GPO and Library of Congress provide first time public access to electronic versions of digitized historical content(GPO, 2016/9/20)

米国テキサス州の学術図書館等のコンソーシアム“Texas Digital Library”、データリポジトリの運用開始について発表

2016年9月19日、“Texas Digital Library”は、TDLに加盟する学術図書館によるデータセットのリポジトリである“Texas Data Repository”について発表しています。

TDLは、2005年の米国図書館協会(ALA)の研究図書館協会(ARL)に加盟する4大学の連携協力をもとにはじまった、テキサス州の高等教育機関が加盟する各機関のコンソーシアムです。

“Texas Data Repository”は、ハーバード大学によって開発・使用されているオープンソースのアプリケーション“Dataverse”を使用しています。

10月にウェビナーを開催するほか、11月にシンポジウム等を開催し、2016年12月1日に正式に公開される予定です。

Texas Data Repository
http://data.tdl.org/

米国野球殿堂博物館、所蔵資料等をデジタル化し“PASTIME”のページでベーブ・ルースに関する資料などを公開:順次コンテンツを追加

2016年9月7日、ニューヨーク州にある米国野球殿堂博物館(National Baseball Hall of Fame and Museum)は、同館のウェブサイトで、デジタル化した所蔵資料や所蔵品を収録するページ“PASTIME (Public Archive System To Interact with the Museum Electronically)”を公開しました。

現在、同館が所蔵するベーブ・ルースに関する新聞記事等のスクラップブックの一部、ベーブ・ルースのサインが入った小切手や保険の支払いの領収証などのほか、同館の写真家Jean Fruth氏による2015年のMLBのワールドシリーズの写真などが掲載されています。

今回公開されたコンテンツは同館のデジタルアーカイブプロジェクトによるもので、今後もプロジェクトが進められ、アーティファクト・コレクション(バットやグローブ、ユニフォームなど)も含めてデジタル化し、公開していく予定であるとのことです。

PASTIME(Baseball Hall of Fame)
http://baseballhall.org/PASTIME

Digital Archive Project Launches today via PASTIME(Baseball Hall of Fame, 2016/9/7)

E1836 - オンライン資料の納本制度の現在(4)韓国

●選択的収集から網羅的収集へ
 韓国国立中央図書館(NLK)は,2004年1月に韓国国内のオンライン資料の収集・保存プロジェクトOASIS(Online Archiving & Searching Internet Sources)の試験運用を開始し,2005年から本格的な収集を行っている。2006年2月からは一般にも公開され,現在では,資料の有用性,希少性等を判断基準として,政府,地方公共団体,教育研究機関,商業機関,民間団体や,選挙・災害といったテーマごとのウェブサイト等を選択的に収集している(E457参照)。

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