専門職制

E1896 - 学校図書館ガイドラインと学校司書のモデルカリキュラム

文部科学省では,2015年6月,学校図書館の運営に関わる基本的視点や,学校司書の資格・養成等のあり方に関して一定の指針を得ることを目的に,「学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議」(座長:堀川照代青山学院女子短期大学教授。以下,協力者会議)を設置した。協力者会議は委員16名から構成され,計8回の審議を行なったのち,2016年10月,学校図書館のあるべき姿や学校司書養成のあり方等を盛り込んだ「これからの学校図書館の整備充実について(報告)」(以下,報告)を公表した。11月には,文部科学省から各都道府県教育委員会等に宛てて「学校図書館の整備充実について(通知)」(以下,通知)が発せられ,別添資料として「学校図書館ガイドライン」と「学校司書のモデルカリキュラム」が示された。...

【イベント】日本アーカイブズ学会2017年度大会(4/22-23・東京)

2017年4月22日と23日に、学習院大学で、日本アーカイブズ学会2017年度大会が開催されます。

22日は、総会のあと学習院大学大学院アーカイブズ学専攻教授・高埜利彦氏による講演会「日本のアーカイブズ制度を回顧する」が行なわれます。

23日は、午前に自由論題研究発表会が行なわれ、17本の発表が予定されています。午後には「日本アーカイブズ学会登録アーキビスト制度の発展をめざして」をテーマとする企画研究会シンポジウムが行なわれ、

・保坂裕興氏(学習院大学大学院アーカイブズ学専攻教授)「アーキビスト養成の国際的動向-能力保障型の人材育成-」
・加藤丈夫氏(独立行政法人国立公文書館長)「職務基準書を用いたアーカイブズ専門職制度の開発」

の2本の報告のほか、大友一雄氏(人間文化研究機構国文学研究資料館教授)のコメントが予定されています。

参加費が必要ですが、事前申込は不要です。

日本アーカイブズ学会(JSAS)、国立公文書館から提案された「日本におけるアーキビストの職務基準」に対して意見を提出

2017年2月5日、日本アーカイブズ学会(JSAS)は、国立公文書館から提案された「日本におけるアーキビストの職務基準」に対する意見を、2016年7月30日付で提出したことを発表しました。

この基準は、アーキビストを養成するための教育・育成体制や資格制度の確立を見据え、日本におけるアーキビストに関する職種と要件について、国立公文書館が2016年3月18日付で取りまとめたものです。収集・保存・利用というアーキビストの職種(job)ごとに、課業(task)・仕事(work)とアーキビストに求められる要件が整理されています。

人材育成については、2016年3月にまとめられた「国立公文書館の機能・施設の在り方に関する基本構想」で、重要な課題として指摘されています。

「日本におけるアーキビストの職務基準」に対する意見(JSAS, 2017/2/5)
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=297

日本におけるアーキビストの職務基準(PDF: 6ページ)
http://www.jsas.info/modules/20170205/20160318.pdf

関連:
国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議 2016年11月30日開催 第17回 配布資料一覧(内閣府)

米・図書館コレクション・技術サービス協会、キャリア開発の促進を目的としたメンタリングプログラムを開始

2017年1月17日、米国図書館協会(ALA)の図書館コレクション・技術サービス協会(ALCTS)が、専門能力の開発、リーダーシップの養成、ネットワークの構築機会の提供、会員による学習サークルの拡充など、会員のキャリア開発の促進を目的に、メンタリングプログラムを開始すると発表しています。

現在、最初のメンターとメンティの募集が行われています。

ALCTS announces new mentoring program(ALA,2017/1/17)
http://www.ala.org/news/member-news/2017/01/alcts-announces-new-mentoring-program

ALCTS Mentoring Program(ALCTS)
http://www.ala.org/alcts/mgrps/howto/mentor

2016年韓国図書館界の10大ニュース(記事紹介)

韓国図書館協会が発行する『図書館文化』の2017年1月号に、「2016年図書館界10大ニュース」という記事が掲載されています。

2016年12月14日から12月20日にかけて、同協会が選定した25項目のニュースを対象に、オンライン調査を行なった結果で、以下の10件が選ばれています。

・「学校図書館振興法」改正、司書処遇改善に関する議論
・Googleの電子図書館、合法化判決
・2016司書就業実態調査結果発表
・2016年図書館道の上の人文学事業
・地方公共団体による公共図書館委託に対する反対活動
・公共図書館1,000館 蔵書1億冊を突破
・「図書館法」改正によるオンライン納本の実施
・国会図書館資料保存館の釜山への建設及び「国会図書館法」改正
・図書館と地域書店の協力と共生
・韓国大学図書館連合会を中心とした大学図書館電子ジャーナルコンソーシアムの推進

『図書館文化』2017年1月号
http://www.kla.kr/jsp/fileboard/cultureboard.do?procType=view&f_board_seq=52558
http://www.kla.kr/culturepaper/2017/01/EBook.htm

米国図書館協会とGoogle社、“Libraries Ready to Code”プロジェクトの第2フェーズのパイロットプログラムへの図書館情報学分野の教員の参加を呼びかけ

2017年1月10日、米国図書館協会(ALA)とGoogle社は、21世紀の新しいスキルとして求められるプログラミング能力開発のための活動の充実化を目的に行なっている“Libraries Ready to Code”プロジェクトの第2フェーズのパイロットプログラムへの図書館情報学分野の教員の参加を求めています。

1月6日に公開された第1フェーズの調査結果“Ready to Code Connecting Youth to CS Opportunity through Libraries”において、図書館員のさらなるプログラミング能力の養成が必要とされたことを受けたもので、大学院課程において、図書館情報学の修士課程の学生に、公共図書館や学校図書館においてプログラミングを教えることできる能力を身に付けさせることを通じて、全米の若者のコンピュータ的思考能力を養成する事を目的としています。

第2フェーズでは、ALA認定の図書館情報学大学院及び学校図書館司書の認定プログラムを提供する大学院の専任教員7名を募集し、2017年の秋学期において、そのような内容に基づいた指導を行なってもらい、その成果をフィードバックし評価することを通じて、全国に普及させるための大学院課程のモデルを構築することを目指しています。

文部科学省、「学校図書館の整備充実について(通知)」「「学校司書のモデルカリキュラム」について(通知)」をウェブサイトで公開

文部科学省が、平成28年11月29日付の通知「学校図書館の整備充実について(通知)」「「学校司書のモデルカリキュラム」について(通知)」をウェブサイトで公開しました。

文部科学省 新着情報
http://www.mext.go.jp/
※平成28年12月19日更新欄に「学校図書館の整備充実について(通知)」「「学校司書のモデルカリキュラム」について(通知)」とあります。

学校図書館の整備充実について(通知)(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/link/1380597.htm

最も信頼度の高い専門職は:米・メイン州立図書館による調査

米国のコロラド州立図書館等による調査グループLibrary Research Service(LRS)が、メイン州立図書館が公開した調査報告書“Maine State Library: Trusted Professionals Survey 2016”の概要を紹介しています。

同調査は他の専門職と比較しての図書館員への信頼度を把握し、人口層全体での図書館の位置を評価することを目的に行われたもので、調査された22の専門職のうち、図書館員は2番目に信頼できる専門職とされたことが紹介されています。

調査では、78%の回答者が、図書館員への信頼度を「非常に高い」「高い」としており、図書館員より信頼度が高い専門職は、看護師(81%)のみで、図書館員の後は、薬剤師(74%)、医師(68%)、高校教員(59%)、警察官(59%)と続きます。

また、学歴や収入が高い程、図書館員への信頼度が高かったことも紹介されています。

Maine State Library study finds that Librarian is one of the most trusted professions(LRS,2016/12/1)

【イベント】日本アーカイブズ学会2016年度第1回研究集会「いま再び学会資格制度を考える~学会登録アーキビスト制度に関するアンケート結果報告会~」(12/11・東京)

2016年12月11日、東京外国語大学本郷サテライトにおいて、日本アーカイブズ学会(JSAS)2016年度第1回研究集会「いま再び学会資格制度を考える~学会登録アーキビスト制度に関するアンケート結果報告会~」が開催されます。

2012年に「学会登録アーキビスト」制度を創設した同会では、この夏、登録アーキビスト資格の現状と課題を把握するため、登録アーキビストを対象とした「登録アーキビスト制度に関するアンケート」を実施しており、本研究集会では、アンケートの結果報告と、コメンテーターからのコメントを踏まえ、創設5年を迎える同資格制度の現状と課題について議論するとされています。

参加費無料で、事前の申込も不要です。

日本アーカイブズ学会2016年度第1回研究集会のお知らせ(JSAS,2016/11/17)
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=285

全日本教職員組合、「公立小中学校の学校図書館において非正規で働く方の勤務実態に関するアンケート」の集計結果等を発表

2016年11月11日、全日本教職員組合の学校図書館職員対策部が、「公立小中学校の学校図書館において非正規で働く方の勤務実態に関するアンケート」の集計結果と、それを受けての分析及び主張を公表しています。

アンケートは2015年11月から2016年3月にかけて行われ、377人から回答を得たものです。

「公立小中学校の学校図書館において非正規で働く方の勤務実態に関するアンケート」集計結果・分析および主張(全教,2016/11/11)
http://www.zenkyo.biz/modules/senmonbu_torikumi/detail.php?id=546

ページ