台湾

日本台湾交流協会、台湾日本関係協会と「文化交流の協力に関する覚書」を締結:図書室などを備える日本文化センターを設置

2017年11月22日、日本台湾交流協会が、台湾日本関係協会と「文化交流の協力に関する覚書」を締結したと発表しています。

文化事業における相互協力を強化し、日台間の相互理解と友好親善を深めることを目的としており、日本台湾交流協会は、台北事務所に、日本文化センターを設置します。

台湾・中央通訊社の日本語ニュースサイト「フォーカス台湾」の記事によると、日本文化センターには図書室、セミナー室、文化ホールが備えられるとのことです。

「公益財団法人日本台湾交流協会と台湾日本関係協会との協力文書」について(日本台湾交流協会,2017/11/22)
https://www.koryu.or.jp/ez3_contents.nsf/Top/964E66CA4EA6D8DA492581E000119299

【イベント】国際シンポジウム「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立をめざして」(11/11-12・神戸)

2017年11月11日と11月12日に、神戸大学先端融合研究環統合研究拠点コンベンションホールにおいて、科学研究費補助金基盤研究S「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立-東日本大震災を踏まえて-」研究グループ主催の国際シンポジウム「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立をめざして」が行なわれます。

東日本大震災後の実践的研究を踏まえながら、地域の歴史遺産を保全するための国際的なネットワークに着目し、これからの地域歴史資料学を展望するものです。

参加費は無料で、事前の申し込み不要です。

主な内容は以下の通りです。

●11月11日(土) ~災害資料の保存と活用~
・[趣旨説明]奥村弘氏(神戸大学)
・[基調講演]アンドルー・ゴードン氏(ハーバード大学)「災害が喚起する歴史保存と歴史認識の課題」
・[報告]イ・ユンギョン氏(韓国国家記録院/神戸大学)「韓国の災害資料の管理・活用の現状-公共機関を中心として-」
・[コメント]エリザベス・マリ氏(東北大学災害国際研究所)、白井哲哉氏(筑波大学)、佐々木和子氏(神戸大学)
・討論

【イベント】東京学芸大学主催国際シンポジウム「師範学校アーカイブズの現状と課題ー20世紀東アジアの教育と向き合うー」(11/18・小金井)

2017年11月18日、東京学芸大学において、同大学主催の国際シンポジウム「師範学校アーカイブズの現状と課題ー20世紀東アジアの教育と向き合うー」が開催されます。

同シンポジウムは「平成27年度文部科学省特別経費(プロジェクト分)―文化的・学術的な資料等の保存等―」として認められた「旧師範学校関係資料の保存とアーカイブズシステムの構築」の3年間の活動による、資料収集とアーカイブズシステム構築の成果であり、戦前の朝鮮半島や台湾での状況も対象に含め、教員養成史・師範教育史におけるアーカイブズの整備状況やその期待される役割を中心に議論されるものです。

台湾・故宮博物院、収蔵品の画像データ7万点以上をオープンデータで公開

台湾の故宮博物院は、収蔵品の画像データ7万点以上をオープンデータとして、ウェブサイトで公開しています。

同院のウェブサイト“故宮Open Data 專區(國立故宮博物院)”から収蔵品を検索し、画像データをダウンロードすることができます。画像データは申請なしに、用途を限定せずに無料で利用することが出来ます。また同院は、今後定期的に500点ずつ画像を追加していくと回答しています。

Taiwan’s National Palace Museum Digitizes 70,000 Images of From Its Vast Collection(Artnet,2017/8/10)
https://news.artnet.com/art-world/taiwans-national-palace-museum-digitizes-70000-images-1048163

関西大学図書館、台湾国家図書館と中文古籍聯合目録における連携協定を締結

関西大学図書館は、2017年7月26日に、台湾国家図書館の漢籍書誌データベース「中文古籍聯合目録」に、書誌情報を提供する連携協定を締結しました。この協定により、同館の漢籍資料が中文古籍聯合目録から検索可能となります。

国家図書館(台湾)と中文古籍聯合目録における連携協定を締結(関西大学,2017/8/4)
http://www.kansai-u.ac.jp/mt/archives/2017/08/post_2911.html

中文古籍聯合目錄(国家図書館)
http://rbook2.ncl.edu.tw/Search/Index/2

米・イェール大学図書館、ワークショップ“Know before you go: Researching East Asia in the U.S.”を開催

2017年2月17日、米・イェール大学図書館が、ワークショップシリーズ“Know before you go: Researching East Asia in the U.S.”を開催します。

米国の主要な東アジアコレクション所蔵機関の図書館員や館長を招き、貴重資料、最近の購入資料、デジタル化プロジェクト、旅費の補助金、利用方法等についての説明を受けるもので、プリンストン大学東アジア図書館の館長で中国及び西洋の書誌学者のMartin Heijdra氏及び日本研究司書の野口契子氏による講演が行われます。

夏休みなど近い将来に調査のために他の図書館を訪れる際のコネクション作りもワークショップの目的とされています。

Know before You Go: Researching East Asia in the U.S. - East Asian Library and the Gest Collection, Princeton University(イェール大学図書館,2017/2/14)
http://web.library.yale.edu/news/2017/02/know-you-go-researching-east-asia-us-east-asian-library-and

参考:

京都大学図書館機構、人文科学研究所東アジア人文情報学研究センター図書室に台湾漢学リソースセンターを開室

2016年12月26日、京都大学図書館機構は、台湾国家図書館と学術交流協定(MEMORANDUM OF UNDERSTANDING BETWEEN THE NATIONAL CENTRAL LIBRARY, REPUBLIC OF CHINA (TAIWAN) AND KYOTO UNIVERSITY LIBRARY NETWORK, JAPAN)を締結し、人文科学研究所東アジア人文情報学研究センター図書室に台湾漢学リソースセンター(Taiwan Resource Center for Chinese Studies、略称TRCCS)を開設したと発表しています。

人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センターに台湾漢学リソースセンターが開設されました。(京都大学図書館機構,2016/12/26)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1373308

台湾やペルーでも、2017年からElsevier社の電子ジャーナルの閲覧が不可能に

台湾の図書館コンソーシアムCONCERTは、Elsevier社と、2017年のライセンス契約において契約料を下げるよう交渉していましたが、台湾の大学図書館の75%以上が同社の提案を拒否したことにより、交渉が決裂したと発表しています。

CONCERTでは、Google Scholor、図書館間貸出し、郵送複写サービス、学術コミュニティのネットワークを通じた学術情報資源へのアクセスを提案しています。

台湾科技大学においては、当初、2016年末までCONCERTを支持するとともに、2017年1月からはElsevier社と個別交渉することを予定していましたが、台湾教育部の政策や、他の大学との友好精神にもとづき、他の大学とともに、交渉をしないと決めたと発表しています。同大学では、影響を最小限に抑えるため、代替計画を策定し、教職員を支援するとしています。

2016年12月23日付けのNatureオンライン版記事では、ペルーにおいても、政府が国立科学技術委員会(CONCYTEC)に対して、アクセスに必要な経費を支出しないため、2017年からElsevier社製品へのアクセスできなくなることが紹介されています。

台湾の国家図書館、「台湾華文電子書庫 Taiwan eBook」を公開

2016年11月8日、台湾の国家図書館が、「台湾華文電子書庫 Taiwan eBook」を公開しました。

同館では2015年より、台湾各地の図書館と協力し、文献のデジタル化を進めてきており、デジタル化が完了した書籍1万3,778冊(1911~1949年に出版された図書1万2,178冊、政府出版物595冊、著作権者から許諾を得た書籍1,005冊)が、インターネットを利用して無料で閲覧できます。

国家図書館、1911~1949年の書籍1万冊余りを電子化(TAIWAN TODAY(台湾外交部),2016/11/9)
http://taiwantoday.tw/ct.asp?xItem=249343&ctNode=2320

臺灣華文電子書庫 Taiwan eBook 啟用上線(国家図書館,2016/11/8)
http://www.ncl.edu.tw/information_236_7018.html

台北市立図書館、台湾内のコンビニエンスストア約1万店舗での本の受取・返却サービスを開始

2016年10月17日、台湾の台北市立図書館が、利用者カードを所持し、かつ、同サービスのオンライン登録をした住民を対象に、台湾のコンビニエンスストア約1万店舗での本の受取及び返却が可能なサービスを開始しました。

2015年2月にファミリーマートと連携して始めた事業を拡大したもので、セブンイレブン、ハイ・ライフの店舗も対象となりました。

1回5冊まで借りることができますが、登録時に補償金として200台湾元、配送代として50台湾元が必要です。

三大超商就是我的圖書館(台北市立図書館,2016/10/17)
http://www.tpml.edu.tw/ct.asp?xItem=233242313&ctNode=57686&mp=104021

Taipei library expands services through convenience stores(Focus Taiwan,2016/10/17)
http://focustaiwan.tw/news/aedu/201610170019.aspx

参考:
E1357 - ただいま増殖中,台湾の知恵図書館
カレントアウェアネス-E No.226 2012.11.15
http://current.ndl.go.jp/e1357

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