中国

上海図書館、間もなく「スマホ版利用者カード」という中国国内図書館初の新サービスを開始

2015年8月21日、上海図書館が、間もなく「スマホ版利用者カード」という国内図書館初の新サービスを開始すると発表しています。

利用者の利便性向上を目的に、各種図書館サービスを利用できる「スマホ版利用者カード」やインターネット企業と提携したオンライン・オフライン一体型サービスを提供するとのことで、サービスが開始されれば、利用者は出入室管理設備やセルフ操作設備にスマホをかざすだけで、閲覧室への入室や貸し出し・返却期限延長のセルフ操作ができるようになるほか、貸し出しサポートカウンターに設置された二次元コード読み取り装置でスマホを使った図書検索もできるようになるとのことです。

今後は上海市中心図書館の各区・県分館でも順次利用できるようになる見込みで、同カードは、微信(無料インスタントメッセンジャーアプリ)の上海図書館アカウントをフォローするか、上海図書館のアプリをダウンロードすれば使えるようになるとのことです。

日中韓子ども童話交流事業実行委員会主催、「日中韓子ども童話交流2015」が開催中(8/17~8/23)

子どもの未来を考える議員連盟と独立行政法人国立青少年教育振興機構で構成される、日中韓子ども童話交流事業実行委員会主催の「日中韓子ども童話交流2015」が、2015年8月17日から23日まで、東京都および新潟県にて開催中です。

今回の交流テーマは「実(みのり)」で、日本・中国・韓国の小学生が1週間、絵本・童話をテーマに交流し、共に語り合い、10冊のオリジナル絵本を創作し発表するとのことです

同時に、過去に本事業に参加した参加経験者による交流会も行います。約10年ぶりに再会する参加経験者たちは、ワークショップを通じて、「未来交流プラン」を描くとのことです。

2015年度活動報告(日本・中国・韓国子ども童話交流)
http://www.douwa-kids.com/ja/report2015/index.html

子ども童話:「日中韓交流」の結団式 東京に99人参加(毎日新聞,2015/8/18付け記事)
http://mainichi.jp/select/news/20150819k0000m040114000c.html

日中韓子ども童話交流2015:参加者新潟入り 奥只見湖を訪問(毎日新聞,2015/8/20付け記事)
http://mainichi.jp/shimen/news/20150820ddm012040134000c.html

ケンブリッジ大学図書館、中国コレクションを電子図書館で公開 甲骨文字や「十竹斎書画譜」など

2015年7月23日、ケンブリッジ大学図書館が、中国コレクションを電子図書館“Cambridge Digital Library”で公開しました。

公開したコレクションのなかには、商(殷)王朝時代の甲骨文字、1633年に南京の十竹斎で作成された多色刷の初期の例である「十竹斎書画譜」、1127年から1175年の仏教のテキスト、14世紀の桑紙に印刷された紙幣が含まれるようです。

Oracle bones and unseen beauty: wonders of priceless Chinese collection now online(Cambridge University Library,2015/7/23)
http://www.lib.cam.ac.uk/news/oracle-bones-and-unseen-beauty-wonders-priceless-chinese-collection-now-online

The World’s Oldest Multicolored Printed Book Has Been Opened and Digitized for the First Time(Colossal,2015/8/11付け記事)

国家自然科学基金委員会(NSFC)、”Open Repository of National Natural Science Foundation of China”(NSFC-OR)を公開(中国)

中国の国家自然科学基金委員会(NSFC)が運営するリポジトリ”Open Repository of National Natural Science Foundation of China”(NSFC-OR)が公開されています。

このリポジトリは、2015年5月20日に公開されました。NSFCの助成を受けた13万5,100の記事を収録しており、収録されているジャーナル数は9,700以上、著者数は2万以上となっています。1998年からの記事が収録されています。

Open Repository of National Natural Science Foundation of China (NSFC-OR)
http://or.nsfc.gov.cn/?locale=en

国家自然科学基金基础研究知识库(NSFC)
http://or.nsfc.gov.cn/?locale=zh_CN

Times Higher Education社、アジアの大学ランキング2015年版を公開

Times Higher Education社は、アジアの大学ランキング2015年版を公開しました。同ランキングは、世界大学ランキングと同様の方法に基いて集計されたものです。日本は、東京大学が1位を維持していますが、100位以内に19大学であり、2014年版の20大学、2013年版の22大学と比べて減っており、15大学は順位を落としているということです。比べて中国は、100位以内に21大学で、2014年版の18大学、2013年版の15大学と比べて増えており、北京大学が4位、清華大学が5位にランクインしているということです。

Asia University Rankings 2015 results(Times Higher Education)
https://www.timeshighereducation.co.uk/world-university-rankings/2014-15/regional-ranking/region/asia

Asia University Rankings 2015 results announced(THE、2015/06/10)
https://www.timeshighereducation.co.uk/news/asia-university-rankings-2015-results-announced

【イベント】日中大学図書館フォーラム2015(6/30・東京)

2015年6月30日、東京工業大学を会場とし、同大学附属図書館と日本科学協会との共催による「日中大学図書館フォーラム2015」が開催されます。

東京工業大学OBである上海交通大学図書館長の陳進氏を団長とする、中国各地の大学図書館から館長・副館長を中心とした図書館関係者で構成される「中国大学 図書館担当者訪日団2015」を迎えての開催となるとのことです。

フォーラムでは、両国の図書館関係者による基調講演・講演があり、

・基調講演
千葉大学附属図書館長・竹内比呂也氏:「これからの大学図書館」
陳進氏:「未来への思考、革新による展開」

・講演
筑波大学・呑海沙織氏:「大学図書館におけるラーニング・コモンズ」(仮)
北京大学図書館副館長・別立謙氏:「世界一流図書館に向けた北京大学図書館Action Plan(2014~2018)」
東京工業大学附属図書館長・高橋栄一氏:「研究大学における電子ジャーナル」(仮)
大連理工大学図書館長・楊海天氏:「日本からの寄贈図書の位置づけ、反響、提案 ~大連地域の大学~」

などといった発表者、テーマが予定されているようです。

日中大学図書館フォーラム2015 / Japan-China University Library Forum 2015(東京工業大学附属図書館)

『アジ研ワールド・トレンド』誌が2015年4月号で「図書館と障害者サービス-情報アクセシビリティの向上-」を特集

日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所の刊行している『アジ研ワールド・トレンド』誌が2015年4月号(No.234)で「図書館と障害者サービス-情報アクセシビリティの向上-」と題した特集を組んでいます。

刊行後2カ月を経過したためPDFで全文公開されています。

アジ研ワールド・トレンド 2015年4月号(No.234) 特集:図書館と障害者サービス-情報アクセシビリティの向上-
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Periodicals/W_trend/201503.html

【イベント】「2015東アジア文化遺産保存国際シンポジウムin奈良」開催(8/26-29・奈良)

2015年8月26日から29日まで、「東アジア文化遺産保存国際シンポジウム」が奈良で開催されます。

同シンポジウムは、歴史的・文化的背景、気象環境、材質、伝統技術など共通する点の多い日・中・韓を中心とした、東アジアの文化財保存修復の専門家が結集し、最新の調査研究成果の発表と討議を通じての文化交流を行うものということです。文化財保存支援機構が事務局となり、東アジア文化遺産保存学会、奈良県、関西大学/国際文化財・文化研究センター、日本文化財科学会、文化財保存修復学会などとの共催で、文化庁や奈良市、国内の新聞社数社等の後援で開催される予定のようです。

2007年に結成された「東アジア文化遺産保存学会」発足後は、日本・中国・韓国の持ち回りで国際シンポジウムを開催していたとのことです。

なお、8月29日に開催される予定の講演会の定員は400名で、参加費は無料とのことです。

【ご案内】2015東アジア文化遺産保存国際シンポジウムin 奈良(文化財保存支援機構, 2015/4/27)
http://www.jcpnpo.org/news/?p=1#1430097969-990481

2015東アジア文化遺産保存国際シンポジウムin奈良(文化財保存支援機構)
http://npojcp.wix.com/2015iscchea

Internet Archive(IA)、CADALと連携して50万冊の学術書をデジタル化

Internet Archive(IA)は、2015年4月15日、中国の70以上の大学図書館のコンソーシアムであるChina Academic Digital Associative Library(CADAL)と連携して、50万冊の学術書をデジタル化すると発表しています。2009年に開始された、100万冊の書籍の本文をパブリックドメインで公開する”The China-US Milion Book Sifital Library Project”を前進させるとのことです。

CADALは、各図書館へのアクセス、デジタル化した書籍を中国で表示するための技術、デジタル化に必要な人員などを提供し、IAはデジタル化する書籍を選び、デジタル化処理に必要な機材などを提供するとのことです。

Internet Archive and CADAL Partner to Digitize 500,000 Academic Texts(IA,2015/4/15)
http://blog.archive.org/2015/04/15/internet-archive-and-cadal-partner-to-digitize-500000-academic-texts/

参考:

Nature Index 2015アジア太平洋版公開

2015年3月26日号のNature誌の付録として、Nature Index 2015アジア太平洋地域版が公開されていました。これは2014年1月~12月のNature Indexのデータに基づき、アジア太平洋地域の状況を分析したもので、オンラインで無料公開されています。

プレスリリースによれば、共著者の割合に応じて国・研究機関ごとに論文数を案分した上で、雑誌数の少ない宇宙物理学分野の値を重み付けしたWFC(Weighted Fractional Count)に基づくと、アジア太平洋地域で2014年のWFCが最も高かったのは中国(6,032.51)で、次いで日本(3,198.73)、韓国(1,167.49)と続いた、とのことです。日本は生命科学分野で中国を凌いでアジア太平洋地域でトップの位置にある、とされています。

Nature Index 2015 Asia-Pacific(Nature、2015/3/25付け)
http://www.nature.com/nature/supplements/nature-index-2015-asia-pacific/index.html

Nature Index 2015: 中国が、アジア太平洋地域の高品質な科学研究を牽引(Nature Publishing Group、2015/3/26付け)

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