中国

フェアユースウィーク:中国で初開催

EIFL(開発途上国において図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織)のブログで、2016年5月19日・20日に中国で初めて開催されたフェアユースウィークの報告記事が掲載されています。

“Copyright issues in information services”をテーマに実施されたフェアユースウィークは、中国科学院(CAS)の主催で、一般人を含め、100名以上の図書館員、研究者、出版社が参加しました。

セッションでは、フェアユースの仕組みが、情報の共有と活用の促進や知的財産戦略の履行を如何に支援するかについて焦点が当てられ、大規模デジタル化、孤児著作物、図書館での権利制限規定、オープンアクセス、オープンデータなどについて議論されたとのことです。

イベントの資料(中国語)は中国科学院文献情報センター(LCAS)の機関リポジトリからダウンロードできます。

First China ‘Fair Use Week’ a success China’s first ‘Fair Use Week’ attracts over 100 participants(EIFL,2016/6/9)
http://www.eifl.net/news/first-china-fair-use-week-success

2016中国合理使用周

【イベント】第95回CRCC研究会「中国の科学技術は日本を抜いたか?」(6/24・東京)

2016年6月24日15時~17時、科学技術振興機構中国総合研究交流センターで、第95回CRCC研究会「中国の科学技術は日本を抜いたか?」が開催されます。

近年の中国の科学技術の発展は著しく、研究開発費、研究人材、研究論文の量と質においては、いずれも日本を抜き世界トップレベルとなっています。この講演では、中国の科学技術政策、行政体制、教育政策などを分析し、中国高速発展の原因を探ります。

参加無料ですが、事前登録が必要です。

第95回CRCC研究会「中国の科学技術は日本を抜いたか?」(2016年6月24日開催/講師:沖村 憲樹)のお知らせ(SciencePortal China)
http://www.spc.jst.go.jp/event/info_20160624.html

過去に開催したイベント・研究会等
http://www.spc.jst.go.jp/event/past_event.html

上海図書館、系譜やレコード、中華民国関連図書など所蔵資料のデジタルコンテンツを一部公開

2016年4月23日、世界図書・著作権の日に、中国の上海図書館は、同館の所蔵資料のデジタルデータ公開サイトで、系譜全文2,500点、上海古代傑作図画4点、古書善本および木版本50点、中華民国関連図書100点、昔のレコードの音声データ10点、オンライン動画講座30本、オンラインデジタル展示品20余点などを公開しました。

阅读,从图书馆出发 上海图书馆 2016世界读书日专题
http://wrd2016.library.sh.cn/

公開、共同開発、共有-上海図書館、一部デジタル所蔵資料をネットで無料公開(上海図書館)
http://www.library.sh.cn/Web/www/shtsg/201653/n96552590.html

ニュース(上海図書館 ※2016/5/3付で、「公開、共同開発、共有-上海図書館、一部デジタル所蔵資料をネットで無料公開」とあります。)
http://www.library.sh.cn/Web/www/shtsg/xinwen/index.html

Opening, Co-construction and Sharing - Part of the Digital Resources of Shanghai Library Opened Online Free(Shanghai Library)

Taylor&Francis社、中国の研究者等向けに中国語で情報発信を行なうウェブサイト“TandFChina.com”を開設

2016年5月4日、Taylor&Francis社は、中国語(北京語)で中国における学術コミュニティに関するリソースを提供し、Taylor&Francis社のコンテンツへの「玄関口」となるウェブサイトとして、“TandFChina.com”を立ち上げたことを発表しました。

発表によると、7万人を超える中国を基盤とする研究者が、2015年におけるTaylor & Francis社の雑誌に論文を掲載し、この数は2010年の5倍に及ぶとのことです。

Taylor & Francis Group launch TandFChina.com: its online hub for Chinese customers and partners(Taylor & Francis Group)
http://newsroom.taylorandfrancisgroup.com/news/press-release/taylor-francis-group-launch-tandfchina.com-its-online-hub-for-chinese-custo#.Vyt1w4SyOko

Twitter(tandfnewsroom, 2016/5/4)
https://twitter.com/tandfnewsroom/status/727769920373673984

『アジ研ワールド・トレンド』誌が2016年5月号で「アジアの古本屋」を特集

日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所の刊行している『アジ研ワールド・トレンド』誌が2016年5月号(No.247)で「アジアの古本屋」と題した特集を組んでいます。特集に関連して、以下の記事が掲載されています。

刊行して2カ月を経過した後、PDFで全文公開されます。

巻頭エッセイ
本に親しむ環境‐図書館と古書店‐ / 石川武敏

特集 :アジアの古本屋
特集にあたって / 二階宏之
韓国古書と向き合った60年‐文古堂店主朴贊益氏‐ / 花房征夫
コラム:神田神保町散策‐韓国を探して‐ / 二階宏之
多様化する中国の古本屋‐国有企業からネット販売まで‐ / 狩野修二
楼上からみる香港‐古書店の変遷‐ / 澤田裕子
書籍流通の一翼を担うモンゴルの古本屋 / マンドハイ・ルハグワスレン
インドネシア-多様な知の集積地- / 土佐美菜実
利便性と郷愁のはざま-タイの古書店事情- / 櫻田智恵
路上の大学に学ぶ-ミャンマーの古本屋- / 石川和雅
ベトナムの古本市場 / 上田新也
インド-古本でも本は本- / 坂井華奈子
古書店が私の図書館だった-トルコ- / 粕谷 元
イラン・テヘランの古書店-ある歴史家の視点から- / 小澤一郎

中国におけるオープンアクセスとオープンデータ(記事紹介)

2016年3月17日付けのEIFL(開発途上国において図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織)のブログで、中国科学院文献情報センター(国家科学図書館)の顾(Ku Liping)氏が中国におけるオープンアクセス(OA)とオープンデータの状況を紹介しています。

・2014年に中国科学院(CAS)と国家自然科学基金委員会(NSFC)によるオープンアクセスポリシーの発表と、これによる中国におけるOA、オープンデータの進展

・OAポータル、リポジトリとしての“Open Repository of the NSFC”、“Institutional Repository Grid of CAS”、“China Open Access Journal Portal”の存在と、国家科技報告サービスシステム(National Science and Technology Report Service:NSTRS)によるOAデジタルコレクションの開発

・国立科学図書館とCASが図書館員向けに開催した機関リポジトリ・データ管理ワークショップ及び2016年に開催予定のイベント(第3回データライブラリアンセミナー、第1回フェアユースウィーク、第4回機関リポジトリカンファレンス、第5回オープンアクセスウィーク)

について紹介しています。

上海図書館、Linked Open Data技術を利用した系譜ナレッジベースを公開

上海図書館が、Linked Open Data(LOD)技術を利用した系譜ナレッジベース“家谱知识服务平台”(家譜知識服務平台)を公開したと発表しています。

“家谱知识服务平台”は、人名、場所、時間、出来事、門地などの概念が関連付けられているため、概念や非キーワードを使っても正確に検索できるほか、年表や地図などビジュアルデータも提供されていることで、他のデータと見比べてある土地における特定の家系の広がり方を調べることも容易であるとのことです。

このプラットフォームは、(1)系譜資料の世界的な総合目録の構築(2)ワールドワイドウェブ基盤の同定登録・統一方針機能(3)表示・記述・クラウドソーシングを支援する持続的で書誌統制可能なもの、という3つの目標に基づいて構築されているとのことです。

また、同館所蔵の17万点以上の盛宣懐関連資料のデータ編集作業を行なって、中国史年表、地理用語集、系譜資料所蔵機関ダイレクトリを含む“standard semantic vocabulary”を作成し、これらのデータセットを“上海图书馆的开放数据平台”(上海図書館開放数拠平台)においてLOD形式で公開するとともに、APIも公表しているとのことです。

上海図書館、LOD技術利用のデジタル人文サービスを開始(上海図書館・上海科学技術情報研究所,2016/2/29)

CDNLAOニュースレター、最新号の特集はアジア・オセアニア地域のIFLA/PACセンターにおける図書館資料の保存活動

国立国会図書館が編集するCDNLAO(アジア・オセアニア国立図書館長会議)の英文ニュースレター“CDNLAO Newsletter”の第85号が公開されています。特集として、アジア・オセアニア地域のIFLA/PACセンターにおける図書館資料の保存活動に関する記事を掲載しており、オーストラリア、日本、韓国、スリランカ、中国、トルコのそれぞれについて、以下の記事が掲載されています。

オーストラリア:Broadening Parameters at the National Library of Australia
日本:National Diet Library’s Preservation and Conservation Activities and the IFLA/PAC Regional Centre for Asia
韓国:Preservation Activities of IFLA PAC Korea Center
スリランカ:Activities of IFLA Preservation and Conservation (PAC) Centre Sri Lanka, National Library and Documentation Services Board

E1769 - 東アジア地域書誌コントロールの動向 国際フォーラム<報告>

E1769 - 東アジア地域書誌コントロールの動向 国際フォーラム<報告>

 2016年1月9日,大阪学院大学で日本図書館研究会情報組織化研究グループ主催の「東アジア地域における書誌コントロールの動向に関する国際フォーラム」が開催された。同フォーラムでは,日中韓における書誌コントロールの現状について,Linked Open Data(LOD;CA1746参照)やBIBFRAME(E1386参照),RDA(CA1767参照)などを切り口に,夏翠娟氏(上海図書館システム・ネットワークセンター),朴志英氏(漢城大学),渡邊隆弘氏(日本図書館協会目録委員長・帝塚山学院大学)が発表を行ったのち,木村麻衣子氏(学習院女子大学)をコメンテータに迎えてパネルディスカッションが行われた。以下,その内容を報告する。

E1762 - 第5回日中韓電子図書館イニシアチブ(CJKDLI)会議<報告>

 2015年12月10日と11日,第5回日中韓電子図書館イニシアチブ(China-Japan-Korea Digital Library Initiative:CJKDLI)会議(E1526E1647参照)が国立国会図書館(NDL)で開催された。中国国家図書館(NLC)と韓国国立中央図書館(NLK)からは各4名,開催国であるNDLからは9名が出席した。

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