TNA(英国国立公文書館)

英国国立公文書館、政府機関ウェブアーカイブのポータルサイト“UK Government Web Archive”をリニューアル

2017年6月30日、英国国立公文書館(TNA)が、ウェブアーカイブのポータルサイト“UK Government Web Archive”をリニューアルすると発表しています。

2015年後半に実施した利用者調査の成果や、技術の進展に対応したもので、オープンソースのCMSであるWordPressを基盤に作成されています。

また、新しいデジタル戦略にのっとって、アーカイブや全文検索サービスはクラウドで提供されるほか、pdfファイルの全文検索、政府機関・カテゴリー・収集年による絞り込み、インデックス作成の四半期から毎月への変更といった機能の追加・改善も行われます。

6月30日中には新しいサイトに切り替わる予定とされていますが、移行作業中は、Twitter・動画のウェブアーカイブや、全文検索機能は使えなくなります。

CA1882 - 動向レビュー:英国の国立公文書館・大英図書館における私文書の閲覧体制―利用者の視点から― / 奈良岡聰智

近代日本の政治外交史研究において、私文書(政治家、外交官など個人が残した日記、書簡、書類、写真など)が果たす役割は極めて大きい。戦後日本で、私文書の収集・保存・公開を先駆けて行ってきたのは国立国会図書館憲政資料室で、コレクションの量や多様性、文書の収集・保存のためのノウハウの蓄積、研究者とのネットワークの深さなどの点において、他を圧倒する存在である。...

英国国立公文書館、ボーンデジタルの記録管理に関する報告書を公開

2016年2月11日、英国国立公文書館(TNA)が、ボーンデジタルの記録の課題を理解し、対処するための報告書を公開しています。

政府の各部署がボーンデジタル資料を管理し、移管する際の現在の課題に焦点をあてた“The digital landscape in government 2014-15”と、技術によって支援された再調査が、如何にそれらの課題を処理するのを助けるかについて紹介した“The application of technology-assisted review to born-digital records transfer, Inquiries and beyond”の2点です。

The National Archives publishes reports on born-digital records management(TNA,2016/2/11)
http://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/the-national-archives-publishes-reports-on-born-digital-records-management/

ハッシュタグ“#explorearchives”を使って、Twitter上で、アーカイブに関心を持つ人や機関が会話をするイベントが実施中(英国)

英国の国立公文書館(TNA)と、英国とアイルランドのアーカイブズ・記録協会(Archives and Records Association )は、2015年11月14日から22日まで、アーカイブの利用促進キャンペーン“Explore Your Archive”を開催していますが、Twitter上では、ハッシュタグ“#explorearchives”を使って、アーカイブに関心を持つ人や機関が会話をするイベントが実施されています。

アーカイブ機関の典型的な一日を調査する、コレクションを発見する、写真を投稿する、なぜアーカイブスを愛するのかを述べるなどをツイートすれば良いようです。

Explore Your Archive on Twitter all week! (TNA,2015/11/16)
http://blog.nationalarchives.gov.uk/blog/explore-archive-twitter-week/

ハッシュタグ“#explorearchives”の検索結果
https://twitter.com/search?q=%23explorearchives&src=typd

参考:
英国でアーカイブの利用促進キャンペーン“Explore Your Archive”が開催(11/14-11/22)

英国でアーカイブの利用促進キャンペーン“Explore Your Archive”が開催(11/14-11/22)

英国の国立公文書館(TNA)と、英国とアイルランドのアーカイブズ・記録協会(Archives and Records Association )は、2015年11月14日から22日まで“Explore Your Archive”を開催するとのことです。

英国とアイルランドの各地のアーカイブズで展示が行われたり、Twitter上でアーカイブについてハッシュタグを用いてツイートするイベントが行われたりするようです。

Explore Your Archive
http://www.exploreyourarchive.org/

Explore Your Archive on Twitter(TNA,2015/10/27)
http://blog.nationalarchives.gov.uk/blog/explore-archive-twitter-2/#.Vi9yYhssmis.twitter

英国国立公文書館、第二次世界大戦の捕虜の記録をオンラインで公開

2015年9月4日、英国国立公文書館(TNA)が、第二次世界大戦で捕虜とされた軍人・市民の記録100万点をオンライン(findmypast)で公開したと発表しています。

関係者や歴史家は第二次世界大戦の戦争捕虜収容所の中で最も悪名高い囚人の一部のレコードをオンラインで検索することができるとのことです。

映画「大脱走」で有名な英国と英連邦の捕虜のナチスのキャンプ・スタラグルフトⅢ、「戦場にかける橋」「レイルウェイ 運命の旅路」で有名な極東の捕虜収容所の記録も含まれるとのことです。

今回の記録は、1939から1945年の期間をカバーし、名前・階級・捕虜となった場所・収容所で過ごした期間・生存者の数・脱走者の詳細・捕虜の国籍等が含まれるとのことです。

英国人は、オランダ人・米国人・オーストラリア人に続いて、多くの数の捕虜がおり、コレクションは個人の日記・写真を含む360,000の画像から構成されているとのことです。

Second World War prisoner of war records now online(TNA,2015/9/4)
http://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/second-world-war-prisoner-of-war-records-now-online/

英国国立公文書館が、戦前の海軍の下士官の軍役記録をデジタル化して有料で公開

2015年8月28日、英国国立公文書館(TNA)が、海軍の軍役記録を公開しました。英国海軍に1923年以前に入隊し、1924年以降に軍務に服した下士官のキャリアを調べることができるものとのことです。

ファイルのダウンロードは有料ですが、書誌情報の閲覧ができます。

Newly digitised records complete story of naval careers(TNA,2015/8/28)
http://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/newly-digitised-records-complete-story-of-naval-careers/

How to look for records of... Royal Navy ratings after 1923(TNA)
http://www.nationalarchives.gov.uk/help-with-your-research/research-guides/royal-navy-ratings-after-1923/

How to look for records of... Royal Navy ratings before 1853(TNA)

英国国立公文書館、英国情報局保安部(MI5)に関する102の新たなファイルを公開

2015年8月21日、英国国立公文書館(TNA)が英国情報局保安部(MI5)の102のファイルを新たに利用可能にしました。

冷戦期のスパイ、共産主義シンパ、第二次世界大戦中と後のイギリスにおけるファシスト活動、その他、1926年から1964年の間の個別のセキュリティーサービスを明らかにするものだとのことです。

Latest top secret MI5 files released(TNA,2015/8/21)
http://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/latest-top-secret-mi5-files-released/

Security Service file release August 2015(TNA,2015/8/21)
http://media.nationalarchives.gov.uk/index.php/security-service-file-release-august-2015/

‘The grandmother of us all’: the spy who recruited Philby? (TNA Blog,2015/8/21)

英国政府から英国国立公文書館(TNA)へ、ボーンデジタルの記録の移管開始

2015年6月24日、英国国立公文書館(TNA)は、英国政府からTNAにボーンデジタルの記録を移管する“digital transfer”プロジェクトの端緒として、ウェールズの言語政策に関する紙とデジタル(“hybrid record”)の資料がウェールズ政府から移管されたことを発表しています。

なお、移管された資料はTNAの検索システム“Discovery”で提供が開始されているとのことです。

The National Archives receives first born-digital records from government departments(TNA, 2015/6/24)
http://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/national-archives-receives-first-born-digital-records/
http://nationalarchives.gov.uk/documents/press-release-digital-transfer.pdf
※2つ目のリンクはプレスリリースです。

Digital records transfer(TNA)

【イベント】英国研究図書館コンソーシアムと英国公文書館、DCDC15を開催(12-14 October 2015, Manchester, UK)

2015年10月12日から14日まで、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)と英国公文書館(TNA)の合同会議"DCDC15"が、英国のThe Lowryで開催されるとのことです。DCDCとは"Discovering Collections, Discovering Communities"のことで、今年の会議のテーマは"Exploring new digital destinations for heritage and academia"ということです。登録受付は始まっており、参加費は無料ですが、夜のイベント参加は有料とのことです。

DCDC15
http://www.rluk.ac.uk/dcdc15/

http://www.rluk.ac.uk/wp-content/uploads/2015/03/DCDC15-programme.pdf
※プログラム

Europeana Space goes to DCDC2015(Europeana Space、2015/06/17)
http://www.digitalmeetsculture.net/article/europeana-space-presented-at-dcdc2015-manchester-12-14-october-2015/

参考:

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