アーカイブ

スミソニアン協会、米国の美術関係者による対談イベントを記録した音声・映像資料のコレクションを取得

2017年10月5日、米・スミソニアン協会のArchives of American Artは、“Art Talk on Art”(ATOA)のコレクションを取得したことを発表しました。

“Art Talk on Art”は、1974年に芸術家が始めたパネルディスカッションのイベントで現在も継続して行われており、米国の美術史を語るうえで重要な情報源となっています。同コレクションは、1975年から2015年までにニューヨークで開催された、美術に関する500件以上のパネルディスカッションや対談を記録した録音資料と映像資料、文書類を含んでいます。イベントでは数千人のアーティストや、批評家、歴史家、美術商、学芸員、ライターなどが米国の美術に関する問題について語っています。“Art Talk on Art”は60テラバイトにものぼる音声と映像をデジタル化し、原資料とともにスミソニアン協会に寄贈しました。

同コレクションは現在、検索手段の準備中ですが、音声と映像資料は、同協会の事務局にて利用可能です。

東京大学文書館、「東京大学文書館デジタル・アーカイブ(ベータ版)」を試用公開

東京大学文書館が、2017年10月付けで、「東京大学文書館デジタル・アーカイブ(ベータ版)」を試用公開したと発表しています。

東京大学文書館が所蔵する資料の検索ができるもので、キーワードによって資料群や一点ごとの資料を検索する方法(キーワード検索)と、所蔵資料群全体の概要を把握して階層を辿る方法(資料概要)の2種類の検索機能が設けられています。

2017年度内に予定されている本公開への参考とするため、現在、ベータ版への意見・要望が求められています。

東京大学文書館 TOPICS
http://www.u-tokyo.ac.jp/history/index_j.html
※「2017.10 東京大学文書館デジタル・アーカイブ(ベータ版)の試用公開を開始しました。」とあります。

東京大学文書館デジタル・アーカイブ(ベータ版)
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/UTArchives/da/

法政大学図書館、「法政大学図書館デジタルアーカイブ」を公開

2017年10月14日、法政大学図書館が、「法政大学図書館デジタルアーカイブ」を公開しました。

同館では、「梅謙次郎文書」8タイトル、「正岡子規文庫」95タイトルを既に公開していましたが、正岡子規生誕150年を機に、詳細な検索機能とメタデータを付与したサイトとしてリニューアルするとともに、子規の自筆ノートなど新たに141タイトルを追加したものです。

法政大学図書館デジタルアーカイブサイトを公開しました(法政大学,2017/10/14)
http://www.hosei.ac.jp/library/NEWS/topics/171014_01.html

法政大学図書館デジタルアーカイブ
https://archive.library.hosei.ac.jp/

【イベント】公害資料館ネットワーク資料保存分科会/法政大学大原社会問題研究所環境・市民活動アーカイブズ資料整理研究会合同研究会「公害資料の整理」(東京・10/21)

2017年10月21日、東京都千代田区の法政大学市ヶ谷キャンパスにおいて、公害資料館ネットワーク資料保存分科会と法政大学大原社会問題研究所環境・市民活動アーカイブズ資料整理研究会による合同研究会「公害資料の整理」が開催されます。

公害資料館における資料整理の実践・課題・意義に関する報告と、その方法等を学ぶワークショップが行われます。

参加には事前の申し込みが必要です。

法政大学大原社会問題研究所環境・市民活動アーカイブズ資料整理研究会合同研究会のお知らせ(法政大学大原社会問題研究所)
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/notice/20171021-kankyouevent.html

米・テキサス大学ハリーランサムセンターが所蔵するノーベル賞作家カズオ・イシグロ氏のアーカイブ(記事紹介)

カズオ・イシグロ氏が2017年度のノーベル文学賞を受賞したことを受け、同氏のアーカイブを所蔵する米・テキサス大学オースチン校のハリーランサムセンターが、同氏のアーカイブについて紹介する記事を公開しています。

同アーカイブは、同センターが2015年に取得したもので、同氏の執筆した7つの小説に関するメモ書きや草稿など、構想段階の記録が含まれます。

これら記録類は、数か月かけて同氏自身によって整理され、注釈が付与されており、それらの注釈は、記録類に関する追加の情報となっているとのことです。

同センターのギャラリーでは、2017年10月31日まで、これら記録類の展示が行われます。

Students, Researchers and Public Have Access to Archive of Nobel Laureate Kazuo Ishiguro(Harry Ransom Center,2017/10/5)
http://www.hrc.utexas.edu/press/releases/2017/ishiguro.html

【イベント】アートアーカイヴ・シンポジウム「企業アーカイヴの現在」(10/14・大阪)

2017年10月14日、大阪市にある大阪府立江之子島文化芸術創造センターにおいて、大阪新美術館建設準備室と特定非営利活動法人Japan Cultural Research Institute (JCRI)主催のアートアーカイヴ・シンポジウム「企業アーカイヴの現在」が開催されます。

アートやデザインに関するアーカイヴの構築に先進的に取り組んでいる企業の担当者をパネリストとし、企業内でのアーカイヴの取り組みに焦点を当て、企業アーカイヴならではの特色や課題について報告・討論するものです。

参加費は無料で、事前の申し込みも不要ですが、定員は先着50人です。

アートアーカイヴ・シンポジウム「企業アーカイヴの現在」を開催します(9/28・大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000412669.html

米国国立公文書館、連邦政府各機関から提出された記録管理に関する報告書を分析した報告書を公開

2017年9月28日、米国国立公文書館(NARA)が、連邦政府各機関から提出された、上級記録管理官報告書(SAORM Report)・連邦電子メール管理報告書(Federal Email Management Report)・記録管理に関する自己評価(RMSA)を分析した報告書“Federal Agency Records Management Annual Report 2016”を公開しました。

分析の結果、2019年12月31日が期限となっている、全ての永続的な電子記録の電子的フォーマットでの管理への移行に向けて、連邦政府機関全体で、記録管理の改善と電子記録や電子メール管理の強化が進展していることがわかったとされています。

2016 Annual RM Report Released(NARA,2017/9/28)
https://records-express.blogs.archives.gov/2017/09/28/2016-annual-rm-report-released/

京都大学図書館機構、ジョサイア・コンドル建築図面110件(4建築114画像)を「京都大学貴重資料デジアルアーカイブ」で追加公開

2017年9月28日、京都大学図書館機構が、ジョサイア・コンドルの建築作品のうち4建築(東京復活大聖堂(ニコライ堂) 、唯一館、三井家倶楽部、山県邸)の図面110点(114画像)を「京都大学貴重資料デジアルアーカイブ」で追加公開したと発表しています。

平成19年度総長裁量経費「建築家ジョサイア・コンドル作品図面のデジタル化とデータベース構築」事業で工学研究科井手亜里教授が作成した高精細画像255点が、分割撮影された元画像を図面1枚の画像になるように接合し公開されています。

【図書館機構】ジョサイア・コンドル建築図面110件(4建築114画像)を追加公開しました(京都大学図書館機構,2017/9/28)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1376152

【イベント】シンポジウム「情報管理専門職をめぐる民間企業と大学・学界―記録情報管理の現状と研究教育・人材育成―」(2017年度日本アーカイブズ学会第1回研究集会)(11/17・福岡)

2017年11月17日、九州大学中央図書館において、日本アーカイブズ学会(JSAS)・九州大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻主催のシンポジウム「情報管理専門職をめぐる民間企業と大学・学界―記録情報管理の現状と研究教育・人材育成―」が開催されます。日本アーカイブズ学会が毎年開催する研究集会を兼ねています。

シンポジウムでは、民間企業の記録情報管理に焦点をあて、記録情報の管理や資産としての価値付け・活用を専門とする民間企業に関して議論が行われる予定で、具体的には、現在、様々な領域で、なにが課題となっているのか、求められているのか、また、企業が求める専門職像に対して、大学・学界側はどのように応じ、何を提供できるかなど、教育研究や人材育成のあり方についてを議論し、今後のキャリアパスの方向性や、研究・教育における連携協力の可能性を探ることを目的としています。

入場無料で事前の申込みも不要です。

シンポジウム「情報管理専門職をめぐる民間企業と大学・学界」(九州大学附属図書館)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/events/20171117

アイルランド国立図書館、同国出身の詩人イェイツに関する資料を購入・寄贈により取得

2017年9月27日、アイルランド国立図書館(NLI)が、同国出身の詩人ウィリアム・バトラー・イェイツ(William Butler Yeats)関連の資料を取得したと発表しています。

1つ目は、イェイツと妻との間でやり取りされた500通以上の手紙で、ロンドンでオークションに出品される前に、同館に対して打診があり、購入されたものです。

2点目は、イェイツの父であるJohn Butler Yeatsによる水彩画の自画像や家族の肖像画・スケッチ画で、family charitable trustからの助成を得て、オークションで購入したものです。

3点目は、現在、イェイツの遺族から展覧会のために貸出されている資料で、今後同館へ寄贈されることが発表されています。

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