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CA1910 - ラテンアメリカのオープンアクセスとLa Referencia / 水野翔彦

 

 一般的に、オープンアクセス(OA)の推進には2つの手段があるといわれている。ひとつはOA誌の推進(ゴールドOA)、もうひとつはセルフアーカイブ(グリーンOA)である。

 ラテンアメリカについていえば、学術情報のOAが世界に広まり始めた1990年代、汎米保健機構の仮想保健図書館(1)、CLACSO(2)、SciELO(3)CA1566参照)やRedALyC(4)などのプラットフォーム上でゴールドOAは広がりを見せていた。DOAJ(Directory of Open Access Journals)(5)の登録情報からも、域内の各国が比較的早い時期からOAに取り組んでいることがわかり、ブラジル、メキシコ(6)を中心に2000年代後半にはかなり浸透していた(7)

CA1909 - オープンアクセスに関する中国の取組と科学技術雑誌の実態 / 李 穎, 田 瑞強

 2003年12月、当時の中国科学院(中国科学院:Chinese Academy of Sciences:CAS)院長の路甬祥氏は中国の科学者を代表して、オープンアクセス(OA)に関するベルリン宣言(E144参照)に署名した。また2004年5月に路氏と中国国家自然科学基金委員会(国家自然科学基金委员会:National Natural Science Foundation of China:NSFC)主任の陳宜瑜氏は、CASとNSFCを代表し、ベルリン宣言に署名した。

経済協力開発機構(OECD)・科学技術データ委員会(CODATA)、持続可能な研究データリポジトリのビジネスモデルに関する報告書を公開

2017年12月6日、経済協力開発機構(OECD)Global Science Forum(GSF)と科学技術データ委員会(CODATA)による報告書“Business Models for Sustainable Research Data Repositories”が公開されました。

48の研究データリポジトリの収入源、コスト、バリュープロポジション、ビジネスモデルを調査したもので、持続可能なビジネスモデル策定のための枠組みの提案や、政策的な規制とインセンティブのバランスが取れたリポジトリを支援する政策決定者や資金提供者にとって役立つ提案が行われています。

オープンアクセスリポジトリ連合、次世代リポジトリの機能・技術指針を公開

2017年11月28日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)の次世代リポジトリワーキンググループが、次世代リポジトリの機能・技術指針に関する報告書“Behaviours and Technical Recommendations of the COAR Next Generation Repositories Working Group”を公開しました。

報告書では、ソーシャルネットワーキング、ピアレビュー、ノーティフィケーション、評価といった共同体的なネットワークを理解した上で構築される新しいサービスの開発を促進する11の新しい機能・技術・標準・プロトコルが記載されています。

E1972 - 研究データ同盟第10回総会<報告>

2017年9月19日から21日にかけて,「障壁なきデータ共有」をスローガンとする研究データ同盟(RDA;CA1875参照)の第10回総会が,カナダのモントリオールで開催された。RDAには130の国・地域から6,000人以上が登録している(第10回総会時点)。本総会には437人が参加し,日本からは14人が参加した。

奈良文化財研究所、「平成29年度第1回報告書データベース作成に関する説明会」の予稿集及び質問回答集を公開

2017年11月10日、奈良文化財研究所が、同所において9月29日に開催した「平成29年度第1回報告書データベース作成に関する説明会」の予稿集及び質問回答集を公開しました。

全国遺跡報告総覧:平成29年度第1回報告書データベース作成に関する説明会予稿集を公開(なぶんけんブログ,2017/11/10)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2017/11/setsumeikai.html

報告書データベース作成に関する説明会予稿集(全国遺跡報告総覧)
http://sitereports.nabunken.go.jp/21333
http://doi.org/10.24484/sitereports.21333

全国遺跡報告総覧、文化財調査報告書と文化財イベント情報の連携機能を強化

2017年11月6日、全国遺跡報告総覧において、文化財調査報告書と文化財イベント情報の連携機能が強化されました。

文化財イベントの本文情報から特徴語を抽出し、その特徴語の構成と類似の報告書類を自動表示します。また、類似の報告書を自動表示する機能が改善され、より体感的な操作となっています。

全国遺跡報告総覧:文化財調査報告書と文化財イベント情報連携機能の強化(奈良文化財研究所, 2017/11/6)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2017/11/renkei.html

参考:
全国遺跡報告総覧、「発掘調査報告書の頻出用語俯瞰図」「発掘調査報告書の頻出用語」を公開
Posted 2017年4月28日
http://current.ndl.go.jp/node/33924

【イベント】第5回CODHセミナー「信頼できるデータリポジトリ〜CoreTrustSeal認証に関する実践的情報共有の場〜」(12/4・立川)

2017年12月4日、国立極地研究所において、第5回CODHセミナー「信頼できるデータリポジトリ〜CoreTrustSeal認証に関する実践的情報共有の場〜」が開催されます。人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、データ統合・解析システム(DIAS)オープサイエンス分科会、2017年10月設立の研究データ利活用協議会「国内の分野リポジトリ関係者のネットワーク構築」小委員会の共催です。

2017年9月に発足した新しいデータリポジトリ認証CoreTrustSealの申請書を実際に記入し、自らのデータリポジトリを自己点検すると同時に、記入結果を発表して参加者が批評しあうことで、認証に関する理解を深めます。また、申請書の項目がデータリポジトリの実情に合うかどうかを検証し、取るべき戦略について議論を深めます。幅広い分野を対象として、認証を中心にデータリポジトリに関するノウハウを共有する実践的なセミナーとのことです。

参加費は無料です。事前申込が必要です。講演は日本語が中心ですが、CoreTrustSealの申請書は英語で記入します。

13:30-14:00
『信頼できるデータリポジトリ』のコア認証とは
村山 泰啓(NICT/ICSU-WDS)

地球科学分野のプレプリントサービス“EarthArXiv”が公開

2017年10月25日、非営利団体Center for Open Science(COS)は、地球科学分野のプレプリントサービス“EarthArXiv”の公開を発表しました。

COSの提供するオープンソースプレプリントサービス、OSF Preprintsを利用する15番目のプレプリントサービスで、すでに200万件以上のプレプリントが検索・アクセスできます。

The Center for Open Science and EarthArXiv Launch Branded Preprint Service(COS, 2017/10/25)
https://cos.io/about/news/center-open-science-and-eartharxiv-launch-branded-preprint-service/

【イベント】第2回 SPARC Japan セミナー2017「プレプリントとオープンアクセス」(10/30・東京)

2017年10月30日、国立情報学研究所(NII)において、第2回 SPARC Japan セミナー2017「プレプリントとオープンアクセス」が開催されます。

プレプリントサーバの機能・運営の約30年の変遷を振り返りながら、化学・生命科学分野におけるプレプリントの位置付け等や、研究者ネットワークの商業出版者にとっての意義を論じ、将来の課題を含めてこれからのオープンアクセスを展望します。

参加費は無料です。事前の申込が必要で、申込受付は10月16日午後より開始されます。

11:10-11:55
arXiv.org の次世代システムの公開と戦略
引原 隆士(京都大学図書館機構長/arXiv.org会員コンソーシアム代表)

13:00-14:00
なぜSSRNはElsevierからBioRNを提供するのか(仮)
Gregg Gordon(Managing Director, SSRN)

14:10-14:55
プレプリント各論(1)
化学分野におけるプレプリントの位置付け・課題等について
生長 幸之助(東京大学大学院薬学系研究科/化学ポータルサイトChem-Station副代表)

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