リポジトリ

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)とDuraSpaceが連携

2018年6月6日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)とDSpace等を運用する米国の非営利団体DuraSpaceが連携を発表しています。

リポジトリ関係者の能力構築を目的とした開発途上国を中心とする研修事業や、他のコミュニティーとともにオープンソースのリポジトリの価値を促進する国際的な活動を実施するとしています。

COAR and DuraSpace enter into partnership(COAR,2018/6/6)
https://www.coar-repositories.org/news-media/coar-and-duraspace-enter-into-partnership/

米・カリフォルニア電子図書館(CDL)とデータリポジトリDryadが連携

2018年5月30日、米・カリフォルニア電子図書館(CDL)とデータリポジトリDryadの連携が発表されています。

両者の連携は、データの公開を研究者のワークフローに簡便な形で組み込み、研究データに関する商用サービスに代わる信頼できる持続可能な製品を開発することを目的としています。

また、連携により、出版者に対しては、論文投稿システムとの直接的な統合や、より包括的なキュレーションサービスを、研究機関に対しては、出版者・図書館・研究者間にある壁をなくし世界中からアクセス可能で、コミュニティー主導の、低価格なインフラ・サービスを提供できるとしています。

Letter to the Community: CDL and Dryad Partnership(CDL,2018/5/30)
https://www.cdlib.org/cdlinfo/2018/05/30/letter-to-the-community-cdl-and-dryad-partnership/

PubMed及びPubMed Central、データセットを公開している論文を見つけるためのフィルターの提供を開始

2018年4月24日、米国国立医学図書館(NLM)が、PubMed及びPubMed Central(PMC)において、データセットを公開している論文を見つけるためのフィルターの提供を開始したと発表しています。

Data Filters in PMC and PubMed. NLM Technical Bulletin. 2018, (421).(NLM,2018/4/24)
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/ma18/brief/ma18_pmc_data_filters.html

プレプリントサーバarXiv、検索機能の更新を発表:arXiv Search v0.1

2018年4月17日、プレプリントサーバarXivを運営する米・コーネル大学が
検索機能の更新を発表しています。

arXiv-NGと呼ばれる次世代のarXivの開発プロジェクトの一環で、

・検索エンジンをLuceneからElasticsearchに変更
・ユーザーインターフェイスへのCSSフレームワークBulmaの採用
・著者検索の改善(ORCID idでの著者検索ほか)
・タイトルやアブストラクト内の数式のTeXの記述様式による検索対応
・DOIの検索フィールド追加
・ACM(米国計算機学会)の主題分類と数学主題分類(MSC)の別フィールド化
・タイトル及びアブストラクトでのワイルドカードによる検索の改善
・トップ画面の検索窓がすべて新しい検索フィールドに対応
・検索でヒットした箇所のハイライト表示

が追加されたと紹介されています。

今後の計画として、全文検索対応(2018年予定)、APIの改善(2018年後半予定)、ファセット検索機能の追加(2019年半ばから後半予定)があげられています。

プレプリントサーバbioRxiv、プレプリントへリンクするQRコード画像の生成機能を公開

プレプリントサーバbioRxivがQRコード画像の生成機能を公開しています。

ポスター発表などの際にモバイル機器からプレプリントへアクセスできるとしています。

bioRxiv QR Code Image Generator(bioRxiv)
https://connect.biorxiv.org/qr/

参考:
PLOSが生命医学分野のプレプリントサーバbioRxivとの連携を発表 PLOSの雑誌に投稿された論文は自動的にbioRxivへ登録されることに
Posted 2018年2月7日
http://current.ndl.go.jp/node/35443

米国化学会(ACS)、化学分野のプレプリントサーバーChemRxivを支援するため、英国王立化学会(RSC)、ドイツ化学会(GDCh)と提携

2018年3月20日、米国化学会(ACS)は、化学分野のプレプリントサーバーChemRxivの財政的・戦略的発展を支援するため、英国王立化学会(Royal Society of Chemistry:RSC)、ドイツ化学会(Gesellschaft Deutscher Chemiker:GDCh)と提携することを発表しました。

剽窃のチェックなどの新しい機能も実装されるようです。

この提携により、ChemRxivは化学分野の研究コミュニティによるプレプリントサーバーとなり、引き続きChemRxivが維持され、化学コミュニティのニーズを満たすことができるだろうとしています。

E2011 - 次世代リポジトリの機能要件および技術勧告

2017年11月28日,オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)の次世代リポジトリワーキンググループは,「次世代リポジトリの機能要件および技術勧告(Next Generation Repositories Behaviours and Technical Recommendations of the COAR Next Generation Repositories Working Group)」を発表した。同報告書には,次世代リポジトリとしての11の機能要件とその機能要件に関係する技術勧告が示されている。同ワーキンググループは,次世代リポジトリのビジョンを「リポジトリを,分散型でグローバルにネットワーク化された学術コミュニケーションのインフラストラクチャの基礎として位置付け,その上に付加価値サービスを積み重ね,それにより(商業出版社に支配された)既存のシステムを,より研究中心的で革新的な,学術コミュニティによって共同管理されたシステムに,変えていくこと。」と定義している。次世代リポジトリは,従来の人間によるアクセスだけでなく機械的な処理が可能であることを重視しており,11の機能要件は付加価値サービスおよび機械アクセスを強く意識した内容である。以下,11の機能要件と,関係する技術勧告を挙げる。

bepressとSSRNが統合運用パイロットを開始

2018年3月12日、機関リポジトリソフトウェア”Digital Commons”を提供するbepressと、社会科学分野の主題リポジトリSSRNが、両者の統合運用に関するパイロットを開始すると発表しました。このパイロットにはコロンビア大学法科大学院図書館と、ジョージア大学法学部図書館が参加します。

bepressとSSRNはいずれもエルゼビア社に買収され、傘下にあります。今回のパイロットでは両システム間でのコンテンツの簡易な転送を実現し、機関リポジトリ登録コンテンツを増やすことを目指します。また、Digital CommonsとSSRNでのダウンロード数を著者が合算して確認できるようにすること等も検討するとされています。

PLOSが生命医学分野のプレプリントサーバbioRxivとの連携を発表 PLOSの雑誌に投稿された論文は自動的にbioRxivへ登録されることに

2018年2月6日、PLOSは米国の民間非営利研究所、コールド・スプリング・ハーバー研究所(CSHL)との連携を発表しました。CSHLは生命医学分野のプレプリントサーバであるbioRxivを運営している団体で、今後、PLOSの雑誌に投稿された論文は、自動的にbioRxivにも登録されるようになります。

PLOSの雑誌に投稿された論文は、bioRxiv登録基準に則った剽窃等のチェックが行われた後、自動的にbioRxivのサーバーに登録されるようになり、著者は特に追加の作業を行う必要はないとのことです。著者は論文投稿時に、この自動登録を解除することもできます(オプトアウト方式)。

E1988 - COAR Asia Meeting 2017<報告>

2017年12月4日から6日にかけて,ネパールの首都カトマンズにおいて,オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)の主催するAsia OA Meeting 2017“Moving to higher ground - from open access to open science in Asia”が開催された。COARによる,アジア地域を主眼とした国際会議は,2016年3月の日本,同11月のマレーシア(E1898参照)に続き,第3回目となる。今回の会議は,オープンアクセス(OA)・オープンサイエンス(OS)の国際動向およびアジア各国の活動に係る情報共有を図ると同時に,開催国であるネパールの活動を発展させる一助となることを目的としていた。日本からは,国立情報学研究所(NII)および鳥取大学から計4人が参加した。

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