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国立情報学研究所、「不満カテゴリ辞書データ」の提供を開始

2017年2月27日、国立情報学研究所(NII)は株式会社不満買取センターと提携し、同社のサービス「不満買取センター」に投稿された「不満」から作成した「不満カテゴリ辞書データ」の研究コミュニティーへの提供を開始しました。NIIと不満買取センターは2016年5月から「不満」データの提供でも提携しており、不満カテゴリ辞書データの提供はこれに続くものとなります。

今回提供されるデータは2015年3月18日から2016年12月1日までに投稿された「不満」のうち約300万件を対象に、特定のカテゴリの不満投稿に頻出する単語をカテゴリ別にまとめたものです。17のカテゴリごとに、カテゴリ、単語、単語のカテゴリ所属スコアが提供され、特定企業・個人につながる情報等は含まれないとのことです。

大量の不満投稿から作成した不満カテゴリーの辞書データを無償提供開始(国立情報学研究所、2017/2/27付け)
http://www.nii.ac.jp/news/2016/0227/

ラテンアメリカのOAジャーナルプラットフォームSciELO、プレプリントサーバ“SciELO Preprints”の開発を計画

2017年2月22日、 ラテンアメリカにおけるオープンアクセスの電子ジャーナルプラットフォームSciELOは、プレプリントサーバ“SciELO Preprints”の開発を計画していることを発表しました。

SciELOに収録されている電子ジャーナルの掲載記事の編集・公開プロセスを効率化することを目的としています。2018年半ばまでに本格運用を開始する予定とのことで、それまでに効果が期待できそうな、プレプリントの普及、サーバの運用体制の明確化、サーバの実験的な運用、の3つの活動を計画しています。

SciELO Preprints on the way(SciELO, 2017/2/22)
http://blog.scielo.org/en/2017/02/22/scielo-preprints-on-the-way/

E1888 - 信頼できるデータリポジトリの中核的な統一要件

2016年11月,Data Seal of Approval(DSA)と国際科学会議(ICSU)世界科学データシステム(WDS)は,研究データ同盟(RDA)のDSA-WDS連携Working Group(WG)において策定した,「信頼できるデータリポジトリを認定するための中核的な統一要件」(Core Trustworthy Data Repositories Requirements)を発表した。本記事では,策定に至る背景及び要件の詳細を紹介する。...

Center for Open Science、農学分野のプレプリントサービスAgriXivを立ち上げ

2017年2月14日、非営利団体Center for Open Science(COS)は新たに農学分野を対象とするプレプリントサービス、AgriXivを立ち上げたことを発表しました。COSの提供するオープンソースプレプリントサービス、OSF Preprintsを利用しているとのことです。

The Center for Open Science Releases Another Branded Preprint Service With AgriXiv(Center for Open Science、2017/2/14付け)
https://cos.io/about/news/center-open-science-releases-preprint-service-agrixiv/

AgriXiv
https://osf.io/preprints/agrixiv

生命科学分野のプレプリントが一元的に手に入るリポジトリ構築を目指すASAPbioプロジェクト、支援の呼びかけを開始

2017年2月13日、生命科学分野のプレプリントが一元的に入るリポジトリの構築を目指すASAPbioプロジェクトが、資金提供等の支援の呼びかけを開始しました。

ASAPbioプロジェクトは有志の研究者らが立ち上げた活動です。生命科学分野のプレプリントはarXiv、bioRxivなど、複数のリポジトリ等に分散して存在していましたが、ASAPbioはプレプリントが一元的に手に入るリポジトリ(Central Repository)の構築を目指しています。すでに米国立衛生研究所、英ウェルカム財団等の助成機関がASAPbioを支持することを発表しています。

Request for Applications(ASAPbio、2017/2/13付け)
http://asapbio.org/rfa

Heavyweight funders back central site for life-sciences preprints(Nature、2017/2/13付け)
http://www.nature.com/news/heavyweight-funders-back-central-site-for-life-sciences-preprints-1.21466

参考:
米国化学会(ACS)、プレプリントサーバー“ChemRxiv”構築の意向を表明

クロアチアの国レベルのリポジトリ“DABAR”(記事紹介)

OpenAIREのブログで、クロアチアの国レベルのリポジトリ“DABAR”が紹介されています。

オープンアクセス(OA)ジャーナル415誌を収録するリポジトリHRČAKと、3万以上のフルテキストの文献が収録されているCroatian Scientific Bibliography(CROSBI)を除いて、クロアチアには2015年まで機関リポジトリが7しかなかったこと、クロアチアの学術コミュニティ全体のためのリポジトリを開設するイニシアチブが2014年3月に立ち上がったこと、そのリポジトリとしてDABAR(Digital Academic Archives and Repositories)が2015年8月に開設されたこと、などが紹介されています。

Croatian national repository system DABAR & OpenAIRE(OpenAIRE Blog, 2017/2/7)
https://blogs.openaire.eu/?p=1767

全クロアチアリポジトリ"DABAR"(記事紹介)(STI Updates, 2017/2/10)
http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=9419

DABAR
https://dabar.srce.hr/

HRČAK

LA Referenciaのオープンアクセス出版物、OpenAIREのプラットフォームから検索可能に

LA Referenciaのオープンアクセス(OA)出版物が、OpenAIREのプラットフォームから検索できるようになりました。

2016年12月、OpenAIREは、LA Referenciaのメタデータのハーベストを開始しました。LA Referenciaには、アルゼンチン、ブラジル、チリなどラテンアメリカ9か国の、全分野にわたるピアレビュー誌の記事や学位論文など、120万件以上のメタデータが収録されています。

Europe and Latin America expand their collaboration for open science(OpenAIRE, 2017/1/18)
https://www.openaire.eu/europe-and-latin-america-expand-their-collaboration-for-open-science

参考:
OpenAIREとLA Referenciaがメタデータガイドライン等の共通化について合意
Posted 2015年12月8日
http://current.ndl.go.jp/node/30168

OpenAIRE、LA Referencia、SHAREがリポジトリのデータ交換等において協働へ
Posted 2015年7月17日

Center for Open Science、オープンソースの包括的プレプリントサービスを開始 PsyArXiv、SocArXiv、engrXivも正式公開

2016年12月5日、非営利団体Center for Open Scienceは新たにオープンソースのプレプリントサービス”OSF |Preprints”の中で、個別のブランドを立ち上げられるサービスを開始したことを発表しました。これにあわせて、心理学分野のPsyArXiv、社会科学分野のSocArXiv、工学分野のengrXivの3つのプレプリントサービスが、実際にOSF|Preprints内の個別ブランドとして正式リリースされています。

The Center for Open Science Releases a Comprehensive, Open Source Preprints Solution(Center for Open Science、2016/12/5付け)
https://cos.io/pr/2016-12-05/

PsyArXiv
https://osf.io/preprints/psyarxiv

SocArXiv
https://osf.io/preprints/socarxiv

engrXiv
https://osf.io/preprints/engrxiv

参考:
心理学分野のオープンアクセスリポジトリ“PsyArXiv”が公開
Posted 2016年8月22日

arXiv、システム更新のための作業を開始

2016年11月29日、プレプリントサーバarXivを運営する米・コーネル大学図書館は、スローン財団(Alfred P. Sloan Foundation)からの44万5千ドルの助成金を得て、今年創設25年を迎えたarXivの総点検及び現代化作業の第1弾(3年)を開始すると発表しています。

助成金は、arXiv-NGと呼ばれる次世代のarXivの詳細な設計図作成のための基金として用いられます。

arXivの担当者は、将来の方向性の検討のため、利用者調査等を行ないましたが、その95%がサービスに満足していると回答し大きな変更を求めていないことや、検索機能での改善を期待しているがコードやインフラの老朽化により、この種の変更の実装は難しいことが判明したことから、arXiv-NGでは、新機能や、外部との連携が行いやすいより柔軟なサービスとする計画とのことです。

Alfred P. Sloan Foundation awards grant for arXiv upgrade(コーネル大学図書館,2016/11/29)
https://www.library.cornell.edu/about/news/archive/alfred-p-sloan-foundation-awards-grant-arxiv-upgrade

参考:

信頼できるデータリポジトリを認定するための中核的な統一要件が発表される

国際科学会議世界科学データシステム(ICSU-WDS)とData Seal of Approval(DSA)は、研究データ同盟(RDA)のDSA-WDS連携ワーキンググループにおいて開発した、信頼できるデータリポジトリを認定するための中核的な統一要件を発表しています。

Unified Requirements for Core Certification of Trustworthy Data Repositories(ICSU-WDS,2016/11/25)
https://www.icsu-wds.org/news/news-archive/wds-dsa-unified-requirements-for-core-certification-of-trustworthy-data-repositories

WDS and DSA Announce Unified Requirements for Core Certification of Trustworthy Data Repositories developed through the RDA DSA?WDS partnership Working Group(RDA,2016/11/24)

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