リポジトリ

国際科学会議世界科学データシステム(ICSU-WDS)とData Seal of Approval(DSA)、データリポジトリの認証機関“CoreTrustSeal”を設立

2017年9月11日、国際科学会議世界科学データシステム(ICSU-WDS)とData Seal of Approval(DSA)は、データリポジトリの認証機関“CoreTrustSeal”を設立したと発表しました。

CoreTrustSealはデータリポジトリなどのインフラの持続可能性や信頼性向上のための非営利組織です。「信頼できるデータリポジトリを認定するための中核的な統一要件」を元にした中核的なレベルの認証をデータリポジトリに対して提供しています。ICSU-WDSの認証とDSAの認証は、同機関の認証に置き換えられるとのことです。

同機関は最終的に、データサービスやソフトウェアなどに対して中核的なレベルの認証を提供することを目指しているとのことです。

CoreTrustSeal Certification Launched(ICSU-WDS,2017/09/11)
https://www.icsu-wds.org/news/news-archive/coretrustseal-certification-launched

カナダ研究図書館協会(CARL)によるプロジェクトPortage、研究データ発見のためのメタデータ標準に関する報告書を公開

2017年9月12日、カナダ研究図書館協会(CARL)の研究データ管理に関するプロジェクトPortageが、研究データ発見のためのメタデータ標準に関する報告書を公開しました。

Federated Research Data Repository(FRDR)のメタデータの枠組みや、主要な主題別メタデータ標準間のクロスウォークなどについてまとめられています。

PortageのData Discovery Expert Groupは、研究データの効果的な発見や利活用に資するメタデータの作成・管理等について支援することを目的とし、メタデータ標準の利用を促進しています。その下にあるMetadata Working Groupは、メタデータ標準の範囲の定義やメタデータ管理に関する提案を行っています。

E1949 - 東南・南アジアにおけるOAの現状:Asia OAの報告書から

2017年6月,オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)の地域コミュニティであるAsia OA(E1898参照)が,近年,多数の学術成果を生み出しているアジア地域のオープンアクセス(OA)の現状を把握することを目的に行った調査の報告書“Asia Open Access Regional Survey”を公開した。

日本学術会議、提言「持続的な文化財保護のために―特に埋蔵文化財における喫緊の課題―」を公表

2017年8月31日付けで、日本学術会議が、提言「持続的な文化財保護のために―特に埋蔵文化財における喫緊の課題―」を公表しています。

埋蔵文化財の保護について現状と問題点をまとめ、地方分権下での埋蔵文化財に関する法的権限のあり方、埋蔵文化財保護のための人材育成、遺跡調査情報の確実な継承と広範な活用、の3点について提言しています。

遺跡調査情報の継承と活用については、写真・図面のデジタル保存と管理、地方公共団体の文化財ホームページの充実、調査報告書リポジトリ事業の推進、などの論点が挙げられています。

日本学術会議
http://www.scj.go.jp/
※「提言「持続的な文化財保護のために―特に埋蔵文化財における喫緊の課題―」を公表いたしました。(平成29年8月31日)」とあります。

提言(日本学術会議)
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/division-15.html

図書館情報学分野のLISSAを含む6つのプレプリントサービスが公開

2017年8月29日、非営利団体Center for Open Science(COS)は、今週、新たに、図書館情報学分野のLISSA(LIS Scholarship Archive)を含む6つのプレプリントサービスが公開されたことを発表しています。

その他公開されたものは、INA-Rxiv(インドネシア)、MindRxiv(mind and contemplative practicesに関する研究)、NutriXiv(栄養学)、paleorXiv(古生物学)、SportRxiv(スポーツ科学)で、ともに、COSの提供するオープンソースプレプリントサービス、OSF Preprintsを利用しています。

米国国立医学図書館、連邦政府及び民間団体から助成を受けた研究成果のPubMed Centralへの登録支援を拡大

2017年8月29日、米国国立医学図書館(NLM)が、2017年10月からは保健福祉省コミュニティ生活局(ACL/HHS)の研究者が、2018年の初頭からは国土安全保障省(DHS)の研究者が、NIH Manuscript Submission (NIHMS) systemを用いて、各機関のパブリックアクセスポリシーに該当する原稿をPubMed Central (PMC) に登録することを支援すると発表しました。

また、ビル & メリンダ・ゲイツ財団の助成を受けた研究成果は、クリエイティブコモンズのCC BYライセンスのもとPMCで公開する必要がありますが、NIHMS systemでの支援は実施されていないため、出版社などから直接PMCに出版社版が登録されます。

NLMでは、2016年3月から、保健福祉省事前準備対応次官補局(ASPR/HHS)・環境保護庁(EPA)・航空宇宙局(NASA)の研究者に対して同内容の支援を行なっています。

E1946 - 研究データリポジトリの現状<文献紹介>

本文献は,2015年末(12月3日)時点で,DataCite(E1537参照)が運営する研究データリポジトリ(RDR)のレジストリ“re3data.org”に登録されている1,381のRDRについて,リポジトリの運営機関・種別・主題,リポジトリへのアクセス条件などを分析する。RDRは,それぞれ提供するサービスレベルなどの点で違いがあり,それらは主として各主題分野の事情の違いによるものであると指摘している。

米国デジタル公共図書館、オープンソースのハーベスタ“Spark OAI Harvester”を公開

2017年8月16日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が、OAI準拠のリポジトリ用のハーベスタ“Spark OAI Harvester”をオープンソースとして公開しました。

DPLAがこれまでしばしば直面した課題に対応するため、分散処理エンジンApache Sparkを用いて、ハーベスト作業の高速化・大規模化を実現するとともに、収取した複雑なメタデータの分析を容易にしています。

DPLA Launches Open-Source Spark OAI Harvester(DPLA,2017/8/16)
https://dp.la/info/2017/08/16/dpla-launches-open-source-spark-oai-harvester/

化学分野のプレプリントサーバー“ChemRxiv”のベータ版が公開

2017年8月14日、米国化学会(ACS)は、化学分野のプレプリントサーバー“ChemRxiv”のベータ版を公開したことを発表しました。

構築には英国王立化学協会(Royal Society of Chemistry:RSC)やドイツ化学会(Gesellschaft Deutscher Chemiker:GDCh)などが戦略的な助言を行っており、またfigshareの新しいプレプリントサービスを利用しています。管理・運営はACSが行ない、2018年まで継続的にアップデートが行なわれる予定です。

2016年8月に、ACSは“ChemRxiv”構築の意向を表明していました。

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