リポジトリ

全国遺跡報告総覧、ディスカバリーサービス“EBSCO Discovery Service”とのデータ連携を開始

2017年4月11日、奈良文化財研究所が、全国遺跡報告総覧とEBSCO社のディスカバリーサービス“EBSCO Discovery Service”(EDS)間のデータ連携を開始したと発表しています。

全国遺跡報告総覧:ディスカバリーサービスのEDSが全国遺跡報告総覧に対応(なぶんけんブログ,2017/4/11)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2017/04/eds.html

arXiv、2018-2022年のビジネスプランを発表 会費の値上げへ

2017年3月28日、プレプリントサーバarXivは2018-2022年のビジネスプランを発表しました。新プランでは会費について、利用の多い機関を対象に値上げすることが発表されています。

arXivは利用の多い大学等の上位200機関を対象に、費用負担を求めるビジネスモデルを取っており、トップ50位の機関は年間3,000ドル、51-100位は2,500ドル、と利用の多寡に応じて負担額を変えています。この価格は2012年に設定されたものですが、その後の物価変動や、開発・運用コストの負担増に伴って、2018-2022年については会費の値上げを行うとのことです。

トップ25位は4,400ドル、26-50位は3,800ドル等と負担増を求める一方で、任意加入のarXivの利用状況が上位200位を下回る機関については、会費を1,500ドルから1,000ドルに下げることで、より多くの貢献を募るとされています。

米・図書館情報資源振興財団と英・Jisc、デジタルライブラリや研究データリポジトリの開発に関する連携を発表

2017年3月29日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)が、英・Jiscとの、デジタルライブラリや研究データリポジトリの開発に関する連携を発表しています。

両機関では以下の目標に関して協力することに合意しています。

・将来にわたる“digital empowerment”の可能性を支援するためのデジタルに関する技術や知識の習熟度の向上

・ベストプラクティスや効果的で安定的なツール・アプリの共有などを通じて、デジタルを基礎とした教育プログラムのための品質の良いコンテンツと接続性を促進

・教育、研究の革新、教育と実践のコミュニティの促進、あらゆるデジタルを基盤とした学術成果の相互連携の強化、を支援する一貫した、良く管理されたデジタル環境の開発の促進

研究データリポジトリの現状(文献紹介)

オープンアクセス誌“D-lib Magazine”の2017年3・4月号に、“The Landscape of Research Data Repositories in 2015: A re3data Analysis”と題する記事が掲載されています。

研究データリポジトリのレジストリ“re3data.org”に登録されている1,381の研究データリポジトリについて、リポジトリの運営機関・種類・主題、リポジトリへのアクセス条件やリポジトリが提供するサービスなどを分析しています。研究データリポジトリは、それぞれ提供するサービスレベル、サポートする言語、準拠する標準などの点で違いがあり、それらは主として各分野の事情の違いによるものだと指摘しています。

The Landscape of Research Data Repositories in 2015: A re3data Analysis
https://doi.org/10.1045/march2017-kindling

国立情報学研究所、「不満カテゴリ辞書データ」の提供を開始

2017年2月27日、国立情報学研究所(NII)は株式会社不満買取センターと提携し、同社のサービス「不満買取センター」に投稿された「不満」から作成した「不満カテゴリ辞書データ」の研究コミュニティーへの提供を開始しました。NIIと不満買取センターは2016年5月から「不満」データの提供でも提携しており、不満カテゴリ辞書データの提供はこれに続くものとなります。

今回提供されるデータは2015年3月18日から2016年12月1日までに投稿された「不満」のうち約300万件を対象に、特定のカテゴリの不満投稿に頻出する単語をカテゴリ別にまとめたものです。17のカテゴリごとに、カテゴリ、単語、単語のカテゴリ所属スコアが提供され、特定企業・個人につながる情報等は含まれないとのことです。

大量の不満投稿から作成した不満カテゴリーの辞書データを無償提供開始(国立情報学研究所、2017/2/27付け)
http://www.nii.ac.jp/news/2016/0227/

ラテンアメリカのOAジャーナルプラットフォームSciELO、プレプリントサーバ“SciELO Preprints”の開発を計画

2017年2月22日、 ラテンアメリカにおけるオープンアクセスの電子ジャーナルプラットフォームSciELOは、プレプリントサーバ“SciELO Preprints”の開発を計画していることを発表しました。

SciELOに収録されている電子ジャーナルの掲載記事の編集・公開プロセスを効率化することを目的としています。2018年半ばまでに本格運用を開始する予定とのことで、それまでに効果が期待できそうな、プレプリントの普及、サーバの運用体制の明確化、サーバの実験的な運用、の3つの活動を計画しています。

SciELO Preprints on the way(SciELO, 2017/2/22)
http://blog.scielo.org/en/2017/02/22/scielo-preprints-on-the-way/

E1888 - 信頼できるデータリポジトリの中核的な統一要件

2016年11月,Data Seal of Approval(DSA)と国際科学会議(ICSU)世界科学データシステム(WDS)は,研究データ同盟(RDA)のDSA-WDS連携Working Group(WG)において策定した,「信頼できるデータリポジトリを認定するための中核的な統一要件」(Core Trustworthy Data Repositories Requirements)を発表した。本記事では,策定に至る背景及び要件の詳細を紹介する。...

Center for Open Science、農学分野のプレプリントサービスAgriXivを立ち上げ

2017年2月14日、非営利団体Center for Open Science(COS)は新たに農学分野を対象とするプレプリントサービス、AgriXivを立ち上げたことを発表しました。COSの提供するオープンソースプレプリントサービス、OSF Preprintsを利用しているとのことです。

The Center for Open Science Releases Another Branded Preprint Service With AgriXiv(Center for Open Science、2017/2/14付け)
https://cos.io/about/news/center-open-science-releases-preprint-service-agrixiv/

AgriXiv
https://osf.io/preprints/agrixiv

生命科学分野のプレプリントが一元的に手に入るリポジトリ構築を目指すASAPbioプロジェクト、支援の呼びかけを開始

2017年2月13日、生命科学分野のプレプリントが一元的に入るリポジトリの構築を目指すASAPbioプロジェクトが、資金提供等の支援の呼びかけを開始しました。

ASAPbioプロジェクトは有志の研究者らが立ち上げた活動です。生命科学分野のプレプリントはarXiv、bioRxivなど、複数のリポジトリ等に分散して存在していましたが、ASAPbioはプレプリントが一元的に手に入るリポジトリ(Central Repository)の構築を目指しています。すでに米国立衛生研究所、英ウェルカム財団等の助成機関がASAPbioを支持することを発表しています。

Request for Applications(ASAPbio、2017/2/13付け)
http://asapbio.org/rfa

Heavyweight funders back central site for life-sciences preprints(Nature、2017/2/13付け)
http://www.nature.com/news/heavyweight-funders-back-central-site-for-life-sciences-preprints-1.21466

参考:
米国化学会(ACS)、プレプリントサーバー“ChemRxiv”構築の意向を表明

クロアチアの国レベルのリポジトリ“DABAR”(記事紹介)

OpenAIREのブログで、クロアチアの国レベルのリポジトリ“DABAR”が紹介されています。

オープンアクセス(OA)ジャーナル415誌を収録するリポジトリHRČAKと、3万以上のフルテキストの文献が収録されているCroatian Scientific Bibliography(CROSBI)を除いて、クロアチアには2015年まで機関リポジトリが7しかなかったこと、クロアチアの学術コミュニティ全体のためのリポジトリを開設するイニシアチブが2014年3月に立ち上がったこと、そのリポジトリとしてDABAR(Digital Academic Archives and Repositories)が2015年8月に開設されたこと、などが紹介されています。

Croatian national repository system DABAR & OpenAIRE(OpenAIRE Blog, 2017/2/7)
https://blogs.openaire.eu/?p=1767

全クロアチアリポジトリ"DABAR"(記事紹介)(STI Updates, 2017/2/10)
http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=9419

DABAR
https://dabar.srce.hr/

HRČAK

ページ