NISO(米国情報標準化機構)

NISO、Open Discovery Initiativeを常設委員会化

2014年10月27日、米国情報標準化機構(NISO)はOpen Discovery Initiative(ODI)をワーキンググループから常設委員会(standing committee)とすることを発表しました。

ODIは2011年に設置された、図書館のディスカバリーサービスに関する規格・標準の開発や優良事例の推奨などを目的としたワーキンググループで、2014年6月にはディスカバリーサービスの透明性向上を目的とした推奨指針“Open Discovery Initiative: Promoting Transparency in Discovery”を公表していました。この指針の中ではNISOに対し、推奨事項への対応に関する研修等を行う常設の委員会あるいはワーキンググループの設置を推奨しており、今回の常設委員会設置はこの推奨指針に従ったものです。

NISO Launches Open Discovery Initiative (ODI) Standing Committee(2014/10/27付け、NISO)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=e5f64a19050de5e913330dbdcaa743e8042dde0e

参考:

NISOがInformation Standards Quarterly刊行、今号はオープンアクセスのインフラストラクチャーがテーマ

2014年9月17日、米国情報標準化機構(NISO)が、季刊誌“Information Standards Quarterly”(2014, vol.26, no. 2)を刊行しました。今号はオープンアクセスのインフラストラクチャーが特集テーマとなっており、OA出版を管理するにあたっての規格の役割や、出版社からのOAへの視点をまとめた記事の他、SHared Access Research Ecosystem(SHARE)、Clearinghouse for the Open Research of the United States(CHORUS)等のプロジェクトについての記事等も掲載されているようです。

Information Standards Quarterly (ISQ) Summer 2014, volume 26, no. 2
http://www.niso.org/publications/isq/2014/v26no2/

Themed Information Standards Quarterly Issue on Open Access Infrastructure Published by NISO(NISO, 2014/9/17付)

E1604 - ディスカバリーサービスの透明性向上のためになすべきこと

 Summon,WorldCat Local,Primo Central,EBSCO Discovery Service。膨大な学術情報をセントラルインデクスと呼ばれるデータベースに集積することで,高速な検索を可能にしたウェブスケールディスカバリーサービス(CA1772参照)が登場してはや5年になる。...

学術情報XML推進協議会、学術記事タグスイート(JATS)バージョン1.0の日本語訳(最終版)を公開

2014年7月28日、学術情報XML推進協議会が、米国情報標準化機構(NISO)の標準規格“Journal Article Tag Suite(JATS)”(ANSI/NISO Z39.96-2012)のバージョン1.0の日本語訳(最終版)を公開しました。

JATSは、学術論文などの雑誌記事をXML形式で記述するための共通規格で、米国国立医学図書館(NLM)の“NLM Journal Archiving and Interchange Tag Suite”(通称NLM DTD)をベースとしているとのことです。

JATS 1.0 には、Journal Archiving and Interchage (Green)、Journal Publishing (Blue)、Article Authoring (Pumpkin) の3つがあり、J-STAGEに採用されているJournal Publishing (Blue) を日本語訳したとのことです。

翻訳にあたっては、科学技術振興機構(JST)が作成したJATS 1.0 (ドラフト) の仮訳を下敷きとして、学術情報XML推進協議会のJATS規格検討分科会で見直し、修正を行ったとのことです。

ALA年次大会でのAltmetricsに関する発表資料

2014年の米国図書館協会(ALA)年次大会でエルゼビア社が出展したブースで行われたAltmetricsに関する発表の資料が、同社の運営するウェブサイト、Library Connectで公開されています。

公開されているのはElsevier社の研究員であるMike Taylor氏、米国情報標準化機構(NISO)のTodd Carpenter氏、Altmetric社のJean Liu氏の発表スライドです。

SLIDES: New horizons in evaluation metrics for scholarly research(Library Connect)
http://libraryconnect.elsevier.com/slides-new-horizons-evaluation-metrics-scholarly-research

NISO、ディスカバリーサービスの透明性向上のための推奨指針を公表

2014年6月26日、米国情報標準化機構(NISO)が、ディスカバリーサービスの透明性向上を目的とした推奨指針“Open Discovery Initiative: Promoting Transparency in Discovery”を公表しました。この推奨指針は、2011年に設置されたOpen Discovery Initiative(ODI)ワーキンググループの最終成果として作成されたものです。

多種多様なコンテンツが検索できるディスカバリーサービスでは、例えば、どのようなコンテンツが、どの程度まで(メタデータのみ、本文まで)統合インデクスに含まれているのかなどが不透明になっているという問題があると指摘し、その改善に向け、第3章では、コンテンツプロバイダー向けおよびディスカバリーサービスのベンダー向けの推奨指針がそれぞれまとめられています。

また同日、ODIのメンバーでもあるEBSCO社が、同社のEBSCO Discovery Serviceではこの推奨指針に対応済みであるとプレスリリースを出しています。

NISO Publishes Recommended Practice on Promoting Transparency in Library Discovery Services(NISO 2014/6/26)

米国情報標準化機構(NISO)、Altmetricsに関する研究開発プロジェクト(フェーズ1)の成果として、ホワイトペーパーを公開、意見募集中

2014年6月9日、米国情報標準化機構(NISO)が、2013年7月から2014年6月までの期間で実施していた、Altmetricsに関する研究開発プロジェクトの成果がホワイトペーパーにまとめられ、公開されました。7月18日までの期間で意見が募集されています。

ホワイトペーパーでは、次の9つのカテゴリー(定義、研究成果、ディスカバリー、研究評価、データ品質と規則、グルーピングと収集、コンテクスト、関係者の観点と適用)にわけて、それぞれの検討事項をまとめ、第2フェーズに向けての検討項目(計25項目)を示しているようです。

学術著作とその作者の識別子、閲覧やダウンロードにおける利用統計の標準、詳細な指標での分析というよりもインフラの構築に最も高い優先順位が置かれたとのことです。このホワイトペーパーとそのフィードバックをもとに、第2フェーズの検討が行われるとのことです。

NISO Issues Altmetrics White Paper Draft for Comment(NISO, 2014/6/9付)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=0051dd6c2ee7962b1bd3cc35059326e1fafb2b00

NISO、KBART推奨指針を改訂

2014年4月7日、米国情報標準化機構(NISO)は、電子リソースのメタデータ交換に関する推奨指針“Knowledge Bases and Related Tools (KBART) ”を改訂しました。2010年に公開した指針を改訂するもので、2010年2月からKBARTフェーズIIのワーキンググループで検討されてきたとのことです。改訂された版では、コンソーシアムのためのメタデータ、オープンアクセスの出版物、電子書籍、会議録のメタデータについても取り扱っているとのことです。

NISO Publishes Revised Recommendations for Knowledge Bases and Related Tools (KBART)(NISO)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=9c4eb7b3c14493eae9eeb7a975762dbf9d1e5619

Knowledge Bases and Related Tools Recommended Practice Recommendations NISO RP-9-2014(NISO)
http://www.niso.org/apps/group_public/download.php/12720/rp-9-2014_KBART.pdf

米国情報標準化機構(NISO)、紙・電子書籍の“Demand-Driven Acquisition”の推奨事項のドラフトを公開し、意見募集

2014年3月24日、米国情報標準化機構(NISO)が書籍の“Demand-Driven Acquisition”(需要駆動型購入方式:DDA)に関する推奨事項をまとめたドラフトを公開し、4月24日までの1か月間、意見を募集しています。

このドラフトは、2012年6月に設置されたDDAのワーキンググループで検討された成果をまとめたもので、DDAの重要側面、DDAプログラムの目標、パラメーターの選択、プロファイルの選択肢、DDAのためのMARCレコードの管理、検討から除外すべきコンテンツ、プログラムの評価、所蔵しないコンテンツへの長期的なアクセスの提供、コンソーシアムでのDDAの検討、公共図書館におけるDDAなどについての推奨事項が掲載されているとのことです。

このドラフトで示されているガイドラインは、紙の資料と電子書籍の両方について、各図書館が蔵書の方針や予算にあわせて、あるいは、コンソーシアムへの参加や複数のアグリゲータの導入も視野に入れてDDAを検討できることを目指したものとのことです。

NISO Releases Recommended Practice on Demand-Driven Acquisition of Monographs for Public Comment(NISO, 2014/3/24付)

米国情報標準化機構(NISO)、論文のライセンスをメタデータで示すための“Open Access Metadata and Indicators”のドラフト版を公表しパブリックコメントを募集

米国情報標準化機構(NISO)のOpen Access Metadata and Indicators ワーキンググループが、2014年1月6日、論文のライセンスについての情報をメタデータで示すための“Open Access Metadata and Indicators”のドラフト版を公表しました。また、このドラフト版についてのパブリックコメントを募集しており、期間は1月6日から2月4日までとなっています

ドラフトでは、論文が特定の期間オープンアクセスであることを示すタグ、ライセンス条項へのURIを記述するためのタグの2つが提案されており、論文のライセンスに関する情報を流通させるためのプロトコルの開発が目指されているとのことです。

NISO RP-22-201x Open Access Metadata and Indicators(NISO 2014/1/6付け)
http://www.niso.org/apps/group_public/download.php/12047/rp-22-201x_OA_indicators__draft_for_comments.pdf

Open Access Metadata and Indicators(NISO)

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