フランス

龍谷大学古典籍デジタルアーカイブ研究センター、BnF所蔵の敦煌文書 「ペリオコレクション」の科学分析アーカイブ公開

2014年12月18日、龍谷大学古典籍デジタルアーカイブ研究センターが、フランス国立図書館(BnF)が所蔵している敦煌文書コレクションである「ペリオコレクション」の科学的分析データを公開しました。同センターは、2012年から2年間、BnFにおいて、高解像のデジタル顕微鏡などを用いた「非破壊」の分析手法を用いて、文書の材質調査を行ったとのことです。現在、220点の敦煌文書についての2,800点の顕微鏡画像が公開されており、データは今後も追加される予定とのことです。

フランス国立図書館所蔵の敦煌文書 「ペリオコレクション」の科学分析アーカイブ公開 ―古代中国研究の重要なデータが明らかに (龍谷大学, 2014/12/18)
http://www.ryukoku.ac.jp/news/detail.php?id=6498

公共図書館による電子書籍配信のための提言にフランス文化・通信省、関連団体の代表等が署名(フランス)

2014年12月8日、公共図書館による電子書籍配信のための提言に、フランス文化・通信省、フランス図書館員協会(association des bibliothecaires francais:ABF)、フランス出版協会(Le Syndicat National de l'Edition:SNE)などの関連団体の代表が署名を行いました。提言は、著者や出版者、書店、図書館の代表及びフランス文化・通信省により選ばれた人々が参加したワーキンググループで検討したもので、図書館への電子書籍配信の条件、図書館による電子書籍配信の利用モデル、ビジネスモデル、法的枠組み等について、当事者間で共有された、12の原則やベストプラクティスで構成されるとのことです。

Recommandations pour une diffusion du livre numérique par les bibliothèques publiques(Ministre de la Culture et de la Communication, 2014/12/10)

CA1838 - 欧米における図書館活動に係る著作権法改正の動向 / 南 亮一

 図書館活動に係る著作権法改正の動向は、日本については紹介されることがある(参照)(1)ものの、外国の動向については、特定の国(参照)や特定の分野(参照)を扱ったものはあるが、全体については管見によれば見当たらない。

 そこで本稿では、欧州連合(EU)を含む欧米諸国における著作権法の改正の動向についてレビューすることで、世界的な動向を明らかにすることとしたい。

フランス国立図書館の電子展示“France-Japon: Une rencontre, 1850-1914”が公開

フランス国立図書館(BnF)の電子展示会“France-Japon: Une rencontre, 1850-1914”が公開されました。国立国会図書館(NDL)の展示「近代日本とフランス―憧れ、出会い、交流」と相互補完的な機能を持ち、NDLのサイト上では日本がフランスに抱いている情熱を、そして、BnFのサイト上ではフランスが日本の魅力の虜になっている状況を明らかにすることを目指しているとのことです。両サイトは日仏文化協力90周年を記念し、2014年12月に公開されました。

"France-Japon, une rencontre, 1850-1914"(BnF)
http://expositions.bnf.fr/france-japon/

フランス国立図書館 フランス・日本ポータルサイト
http://expositions.bnf.fr/france-japon/infos/01_jp.htm

E1634 - オンライン資料の納本制度の現在(1)フランス

ウェブサイトや電子書籍など,オンライン上の情報をどのように収集し,次世代に残していくのかは大きな課題である。『カレントアウェアネス-E』では,オンライン上の情報資源に関する納本制度や関連する取組みなどの現在の動向について,国別に紹介していきたい。...

図書館の書架でシェイクスピアのファースト・フォリオが見つかる(フランス)

2014年11月25日付けのDaily Mail紙オンライン版等で、フランスのサントメール図書館の書架で、1623年に出版されたシェイクスピアの36編の戯曲をまとめた最初の作品集、『ファースト・フォリオ』が見つかったと報じられています。『ファースト・フォリオ』はこれまでに230冊の現存が確認されており、今回見つかったもので231冊目、フランスでは2冊目の発見であるとのことです。同書の推定価格は350万ポンドにもなります。

報道によれば、同書はサントメール図書館の書架に置かれていたものを、作業中の図書館員がたまたま見つけたとのことです。状態は良かったものの、標題紙を含む30ページが欠けており、また当然英語で書かれていることから、フランスの読者には見つけられずにいたのではないか、とされています。

Shakespeare's First Folio found in France: Bard's 400-year-old book was overlooked on library shelf - and it's worth £3.5 million(Daily Mail Online、2014/11/25付け)

フランスで、文学的、芸術的及び文化的資産の領域におけるEU指令の国内法化法案が上程

2014年10月22日、フランスで、文学的、芸術的及び文化的資産の領域におけるEU指令の国内法化法案が閣議決定を経て、国民議会(下院)に上程されました。

この法案の内容は、以下の3つとのことです。

1.著作権及び著作隣接権の保護期間に関するEC指令(2006/116/EC)を変更する2011年9月27日の指令(2011/77/EU)の国内法化。
 現在、50年である著作隣接権の保護期間を、著作者の平均余命が長くなっていることにかんがみ、70年に延長する。

2.孤児作品の正式な利用に係る2012年10月25日のEU指令(2012/28/EU)の国内法化。
 孤児作品を、美術館、文書館、映画館、教育施設等でデジタル化して利用することを可能とする。

3.EU国内から不法に流出した文化財の返却に関するEU指令(2014/60/EU)の国内法化。

Culture : adaptation au droit de l'UE dans les domaines de la propriété littéraire et artistique et du patrimoine culturel(Assemblée nationale, 2014/10/22)

E1618 - 図書館におけるLinked Data:実現させよう!<報告>

 フランスのリヨンにおける世界図書館情報会議(WLIC):第80回国際図書館連盟(IFLA)年次大会に先立ち,2014年8月14日にパリのフランス国立図書館(BnF)において,IFLA情報技術分科会とセマンティックウェブ研究会(Semantic Web SIG)の共催でサテライト・ミーティング「図書館における  Linked Data」が開催された。国立図書館,公共図書館からの参加者のほか,大学等の研究機関やITベンダなどから合わせて188名を超える参加があり,国立国会図書館(NDL)からは関西館図書館協力課の大柴忠彦課長と筆者が参加した。...

【イベント】海外日本美術資料専門家(司書)の招へい・研修・交流事業(JALプロジェクト)の公開ワークショップ「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言」が開催(12/11・東京)

2014年12月11日、東京国立近代美術館にて、海外日本美術資料専門家(司書)の招へい・研修・交流事業(略称:JALプロジェクト)の公開ワークショップ「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言」 が開催されます。

JALプロジェクトは、海外の日本美術資料専門家(司書)を日本に招へいし、東京・京都・奈良の関係諸機関において研修ならびに交流を行うもので、平成26年度の文化庁文化芸術振興費補助金によるものとのことです。最終日に行われる公開ワークショップでは、米国、フランス、英国から招へいされた7名が同プロジェクトの報告と、日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言を行い、ディスカッションを行うとのことです。

JAL プロジェクト 2014 「海外日本美術資料専門家(司書)の招へい・研修・交流事業」
公開ワークショップ「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言」 「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言」開催のご案内(東京国立近代美術館)
http://www.momat.go.jp/art-library/JAL/JAL2014_WS_v01.pdf

2014.12.11 公開ワークショップのご案内(東京国立近代美術館)

【イベント】国立国会図書館、国際シンポジウム「日仏交流の過去と現在―国立国会図書館・フランス国立図書館の所蔵資料から」を開催(12/11・NDL東京本館)

2014年12月11日、国立国会図書館東京本館において、国際シンポジウム「日仏交流の過去と現在―国立国会図書館・フランス国立図書館の所蔵資料から」を開催します。

ヴェロニク・ベランジェ氏(フランス国立図書館日本資料担当司書)による報告「フランスにおける日本文化受容の一側面―フランス国立図書館の電子展示会プロジェクト」のほか、三浦信孝氏(中央大学教授)のショートスピーチ「日本の近代化とフランスの影響」、クリストフ・マルケ氏(フランス国立東洋言語文化研究学院教授)、西堀昭氏(横浜国立大学名誉教授)らをパネリストとし、三浦信孝氏の進行によるパネルディスカッション「日仏交流の諸相―近代的制度、産業技術と芸術文化を中心に」を行います。定員は200名、参加費は無料です。申込締切は12月9日午後5時です。

国際シンポジウム「日仏交流の過去と現在―国立国会図書館・フランス国立図書館の所蔵資料から」(国立国会図書館, 2014/10/3)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/20141211lecture.html

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