フランス

Springerらが自動生成論文を検出するオープンソースソフトウェアSciDetectを開発

2015年3月23日、Springer社が、同社とフランスのジョセフ・フーリエ大学が、オープンソースソフトウェアSciDetectを開発したと発表しています。SciDetectは、SCIgen、Mathgen、Physgenといった自動論文生成ソフトで生成された“偽”の論文を検出することができるものです。同社は実際にワークフローのなかでSciDetectを使用しているそうです。

Springer and Université Joseph Fourier release SciDetect to discover fake scientific papers(Springer, 2015/3/23付)
http://www.springer.com/us/about-springer/media/press-releases/corporate/springer-and-universit%C3%A9-joseph-fourier-release-scidetect-to-discover-fake-scientific-papers--/54166

SciDetect
http://scidetect.forge.imag.fr/

参考:
CA1829 - 査読をめぐる新たな問題 / 佐藤 翔

CA1844 - フランスにおける書籍デジタル化の動向 / 服部有希

フランスは、文化・通信省の主導の下、フランス国立図書館(BnF)が中心となり、書籍等のデジタル化を推進している。その対象は、パブリック・ドメインの資料から始まり、著作権保護期間内にある著作物へと拡大しつつある。

 本稿では、フランスにおける書籍等のデジタル化の進展を概観した上で、最新の動向である絶版書籍及び孤児著作物のデジタル化について紹介する。...

D-Lib Magazineの2015年3・4月号が電子図書館の実践を特集

オープンアクセス誌“D-Lib Magazine”の2015年3・4号が刊行されました。今号は、電子図書館の実践が特集テーマとなっています。ニュージーランドの国立図書館によるストレージのアウトソーシングの事例、北米研究図書館協会(ARL)の参加館以外の研究図書館を対象としたデジタルコレクション管理の実態についての調査、OpenDOARリポジトリのメタデータについての調査、フランスとドイツの電子学位論文のアクセスと制限についての調査、信頼できるデジタルリポジトリか否かについて自己監査を行ったDeakin Universityの事例、韓国におけるMLAをつなぐLinked Dataの事例等を扱った記事9本が掲載されています。

【Article】
Storage is a Strategic Issue: Digital Preservation in the Cloud
by Gillian Oliver, Victoria University of Wellington, New Zealand; Steve Knight, National Library of New Zealand

Managing Digital Collections Survey Results

フランス、文学的及び美術的所有権並びに文化資産に関するEU指令を国内法化する法律が成立

2015年2月20日、フランスにおいて、文学的及び美術的所有権並びに文化資産に関するEU指令を国内法化する法律が成立しました。

LOI n° 2015-195 du 20 fevrier 2015 portant diverses dispositions d'adaptation au droit de l'Union europeenne dans les domaines de la propriete litteraire et artistique et du patrimoine culturel (1) (legifrance)
http://legifrance.gouv.fr/affichTexte.do?cidTexte=JORFTEXT000030262934&dateTexte=&categorieLien=id,

Loi du 20 février 2015 portant diverses dispositions d’adaptation au droit de l’Union européenne dans les domaines de la propriété littéraire et artistique et du patrimoine culturel (vie-publique, 2015/2/23)

EuropeanaTech 2015の概要レポート

2015年2月12日から13日まで、フランス国立図書館にて、カンファレンス“EuropeanaTech 2015”が開催されました。Europeanaのブログ等でカンファレンスの概要が紹介されています。

Mapping the future of digital cultural heritage at EuropeanaTech 2015(Europeana, 2015/2/19)
http://pro.europeana.eu/pro-blog/-/blogs/mapping-the-future-of-digital-cultural-heritage-at-europeanatech-2015

EuropeanaTech Conference 2015: Review(Research Information, 2015/2/19)
http://www.researchinformation.info/news/news_story.php?news_id=1844

Natively speaking
https://kulturognaturreise.wordpress.com/2015/02/17/natively-speaking/
※ページの下部に英語での記事があります。

ProQuest社、フランス国立図書館の貴重書をデジタル化

2015年2月12日、ProQuest社が、フランス国立図書館が所蔵する1700年までの貴重書約5,800タイトル、200万ページのデジタル化を行い、同社の“Early European Books”のコレクションとして提供を開始したと発表しています。このプロジェクトでは、最終的に、28,000タイトル、1,000万ページをデジタル化し、提供する予定とのことです。

同社の“Early European Books”プロジェクトではデンマーク王立図書館、イタリア・フィレンツェ国立中央図書館、オランダ王立図書館、ウェルカム図書館などのコレクションをデジタル化して提供しているとのことです。

ProQuest Transforms Research with Digitization of Rare, Historical Works from Bibliothèque nationale de France
http://www.proquest.com/about/news/2015/ProQuest-Transforms-Research-with-Digitization-of-Rare-Historical-Works-from-Bibliotheque-nationale-de-France.html

EuropeanaTech 2015が開催

2015年2月12日から13日まで、フランス国立図書館にて、カンファレンス“EuropeanaTech 2015”が開催されます。2011年にオーストリアで開催されて以来、2回目の開催とのことです。文化遺産の文脈における最新の技術の進展や技術革新が紹介されるとのことです。

EuropeanaTech 2015
http://www.europeanatech2015.eu/

Program(Europeana)
http://www.europeanatech2015.eu/programme/

Speakers
http://www.europeanatech2015.eu/speakers/

国際図書館連盟(IFLA)、日本ペンクラブ等、パリ新聞社襲撃事件に関する声明を発表

2015年1月7日に、フランス・パリの新聞社“Charlie Hebdo”がテロに襲撃された事件に関して、国際図書館連盟(IFLA)、国際出版連合(IPA)、米国図書館協会(ALA)、日本では日本ペンクラブ等が声明を発表しています。

IFLA releases statement regarding Charlie Hebdo attack(IFLA, 2015/1/13)
http://www.ifla.org/node/9309

An Affirmation of Artistic Freedom in Response to the Charlie Hebdo Tragedy(IFLA, 2015/1/8)
http://www.ifla.org/node/9295

ALA President Courtney Young releases statement regarding Charlie Hebdo attack(ALA, 2015/1/7)
http://www.ala.org/news/press-releases/2015/01/ala-president-courtney-young-releases-statement-regarding-charlie-hebdo

米国にあるフランスの彫刻作品のデジタルアーカイブ“French Sculpture Census”が公開

米国のUniversity of Texas at Dallas (UTD)やフランスの国立美術史研究所(L'Institut national d'histoire de l'art: INHA)等の6機関が協力し、米国にあるフランスの彫刻作品のデジタルアーカイブ“French Sculpture Census”を公開しました。米国の305か所の美術館や公共施設等にある、1500年から1960年の期間の、690人のアーティストによる、約7,000件の彫刻作品が登録されているとのことです。作品の情報は英語とフランス語で公開されており、データは今後も追加される予定とのことです。

French Sculpture Census
http://frenchsculpture.org/en/home

LC法律図書館、EUの機密情報収集に関する法律についてのレポートを公開

2014年12月付で、米国議会図書館(LC)法律図書館(The Law Library of Congress)が、EUとその加盟国である英国、フランス、オランダ、ポルトガル、ルーマニア、スウェーデンの機密情報収集を規定する法律についてのレポート“Foreign Intelligence Gathering Laws”を公開しました。

レポートでは、EU加盟国がどのように諜報機関の活動を制御し、情報収集に制限を課しているのかについて、明らかにしているとのことです。すべてのEU加盟国は、共通の責任として、個人情報保護に関するEU法に従う必要があるとのことです。

また、2014年31日のブログ“In Custodia Legis”では、2014年にLC法律図書館で公開された法律関係のレポートが紹介されています。

Foreign Intelligence Gathering Laws(PDF;38ページ)(The Law Library of Congress, 2014/12)
http://www.loc.gov/law/help/foreign-intelligence-gathering/foreign-intelligence-gathering.pdf

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