展示

マップとタイムラインを使って解釈を示す 米バージニア大図書館がOmekaプラグインソフト“Neatline”を発表

2012年7月2日、人文・社会科学のイノベーションのための活動を行っている、米国バージニア大学図書館のScholars' Labが、“Neatline”というOmekaのプラグインソフトを発表しました。

“Neatline”は、文書資料や博物館資料等のコレクションを使って、インタラクティブなマップとタイムラインに、それら資料に関する解釈や説明を付けることができる「時空間展示ビルダー」とのことです。

具体的には、例えば、20世紀の文学批評については、従来、イェール学派やロシア・フォルマリズム等のように、大学や都市、国ごとにその集団を捉える向きがあるが、“Netline”を使うことで、文学批評家の所属する集団がそれぞれどのようなつながりを持ち、それが実際の批評活動とどの程度オーバーラップするのか等を示すことができると“Neatline”は説明しています。ウェブサイトには、そのほか、いくつかの実例が公開されています。

Neatline
http://neatline.org/

Announcing Neatline! (Scholars' Lab 2012/7/2付けの記事)
http://www.scholarslab.org/announcements/announcing-neatline/

参考:

ニューヨークをイメージづけるもの、それはランチ ニューヨーク公共図書館が同市100年のランチの歴史を振り返る展示を開催

2012年6月22日から2013年2月17日まで、ニューヨーク公共図書館が、ニューヨーク市100年のランチをテーマとした展示“Lunch Hour NYC”を同館で開催しています。

同館は、この開催趣旨について、ランチタイムとその喧騒が、どのように変化してニューヨークという街をイメージづけることになったのかを、資料を通じて伝えるものにしたいとしており、また、同館の所蔵するあまり知られていない資料であるレシピのパンフレット等を広める機会にしたいとしています。

展示では、ニューヨーク市の過去100年以上のランチについて、ビジネスランチである「パワーランチ」や学校給食、自動販売式のランチであるAutomat等について紹介しているとのことです。

Lunch Hour NYC
http://exhibitions.nypl.org/lunchhour/exhibits/show/lunchhour

NYPL's Lunch Hour NYC (Tumblr上での展示関連サイト)
http://lunchhournyc.tumblr.com/

大阪府立中之島図書館、特別展「大阪の都市遺産と住友~中之島図書館と住友文庫をめぐって~」を開催

2012年6月26日から7月6日にかけて、大阪府立中之島図書館で、特別展「大阪の都市遺産と住友~中之島図書館と住友文庫をめぐって~」が開催されます。中之島図書館の建築をはじめとして、住友家・住友グループに由来する、同館設立時に寄贈された蔵書・所蔵資料を展示して、大阪の都市遺産とそれを作り上げた人びとを紹介するということです。7月7日にはフォーラムも開催されます。

関西大学大阪都市遺産研究センター地域連携事業・平成24年度大阪府立中之島図書館特別展「大阪の都市遺産と住友~中之島図書館と住友文庫をめぐって~」
http://www.library.pref.osaka.jp/nakato/event/toshi-sumitomo.html

【イベント】国立国会図書館関西館第11回小展示「日本の詩歌」(6/21~7/17・京都)

2012年は「八雲立つ」で始まる最古の和歌が古事記に収録されて1300年、また与謝野晶子と萩原朔太郎没後70年に当たります。それにちなみ、2012年6月21日から7月17日にかけて、国立国会図書館(NDL)関西館において第11回小展示「日本の詩歌」が開催されます。与謝野晶子「君死にたまふことなかれ」を初出掲載した明治期の詩歌雑誌「明星」、萩原朔太郎晩年の詩集「定本青猫」の初版本など、日本の詩歌の歴史をたどる貴重な資料101点が展示されます。

関西館小展示「日本の詩歌」(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/1194813_1376.html

ポスター、チラシ(PDF:2ページ)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/poster120621.pdf

帯広畜産大学・旭川医科大学・小樽商科大学が互いの蔵書の弱みをカバーし合う「蔵書交換展示会」

2012年6月12日から28日にかけて、旭川医科大学図書館が、帯広畜産大学附属図書館から獣医学・農畜産学・食品科学分野の学生向け図書を100冊借りて展示会を行っています。6月13日から7月5日にかけては、帯広畜産大学附属図書館が、小樽商科大学附属図書館から「ドラッカー」に関する図書を100冊借りて展示会を行っています。貸出も行っているとのことです。

これらは、帯広畜産大学附属図書館、旭川医科大学図書館、小樽商科大学附属図書館の3館で連携し、お互いに100冊ずつの図書を貸し借りしあうことで、それぞれの蔵書が弱い分野をカバーするという取組です。2011年12月には、旭川医科大学図書館と小樽商科大学附属図書館の間で同種の試みが行われていました。

「帯広畜産大学から100冊の本がやって来る」展示会のお知らせ(旭川医科大学図書館)
http://acesv.asahikawa-med.ac.jp/info/news-2012-008.html

始まりました!!【蔵書交換展示 : ややや!小樽商科大学から100冊の本がやって来た】6/13-7/5(帯広畜産大学読書推進プロジェクト 2012/6/13付け記事)
http://d.hatena.ne.jp/dokusho_obi/20120613/1339560566

参考:

米国議会図書館、アルメニア印刷の創業500年を記念する展示会開催

LC(米国議会図書館)は、アルメニア印刷の創業500年を記念する展示会を4月19日から開催しています。このイベントは、ユネスコによる2012年の"本の首都"(World Book Capital)が、アルメニアの首都エレバンであることを記念するイベントともなっています。

Ref.
Library Marks 500th Anniversary of Armenian Printing With Exhibition, Publication - Exhibition to Open on Vardanants Day, April 19 (米国議会図書館 2012/4/18付けニュースリリース)
http://www.loc.gov/today/pr/2012/12-084.html

参考
2013年の“World Book Capital”はバンコク(タイ)に決定
Posted 2011年7月1日
http://current.ndl.go.jp/node/18569

東京国立博物館、音声で見学コースを案内したり伝統工芸の制作工程を体験できるアンドロイド用アプリ「トーハクなび」を公開

2012年4月19日に、東京国立博物館がアンドロイド端末用のアプリとして「トーハクなび」を公開しました。「トーハクなび」は、2011年1月から4月の間、東京国立博物館で貸出サービスとして実施した位置連動型博物館ガイド「とーはくナビ」をベースとして制作されたもので、東京国立博物館総合文化展をめぐる5つの見学コース等を紹介するアプリです。東京国立博物館の説明によると、一部のコースでは、コースに沿って歩くだけで建物や展示室に応じた概要説明が音声や写真、動画を通して提供されるとのことです。また、蒔絵や陶磁などの伝統工芸の制作工程を手元で体験できるインタラクティブなコンテンツも収録しているとのことです。

トーハクなび アプリについて (東京国立博物館 2012/4/19付けの記事)
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1467

英国図書館、シェイクスピアのファーストフォリオとコナン・ドイルのオリジナル原稿を4月23~25日に東京で公開

2012年4月16日に、英国図書館(BL)は、同館が所蔵するシェイクスピアの戯曲作品集である1623年の『ファースト・フォリオ』(First Folio)と、アーサー・コナン・ドイルによるシャーロック・ホームズシリーズのうちの一つ『スリークォーターの失踪』(The Adventure of the Missing Three-Quarter)のオリジナル原稿を、4月23日から25日にかけて東京で開催されるイベントで公開すると発表しました。このイベントは、英国政府が2012年に実施している英国文化発信事業「グレート・キャンペーン」の一環として行なわれるものです。

GREAT British icons bound for Tokyo (British Library 2012/4/16付けの記事)
http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/GREAT-British-icons-bound-for-Tokyo-58b.aspx

慶應義塾図書館がグーテンベルク聖書を特別展示 聖書の黄金装飾をCG化したiPad展示も

慶應義塾図書館が開館100周年にあたり、アジアで唯一同館が所蔵しているグーテンベルク聖書を特別展示するようです。「グーテンベルク聖書―世界初の印刷聖書―」と題した展示会では、2012年4月5日から4月28日までの全期間でグーテンベルク聖書のファクシミリ版5点とその他聖書を展示し、4月25日から28日までの期間限定でグーテンベルク聖書の原本を特別展示するとのことです。また、同大学のデジタルメディア・コンテンツ統合研究センターの協力を得て作成された、グーテンベルク聖書の黄金装飾のCGをiPadで閲覧する展示も行なうようです。なお、同展示会は、一般の方(高校生以上)も入場無料で見学できるようです。

図書館展示室 展示情報
http://www.mita.lib.keio.ac.jp/archives/exhibit/

印刷博物館、電子書籍をイチから考えなおす「What's 電子書籍?-新しい読書の時間がやってきた」展を開催

東京都文京区の印刷博物館のP&Pギャラリーで、2012年3月31日から5月27日まで「What's 電子書籍?-新しい読書の時間がやってきた」という展示が開催されるそうです。入場無料とのことです。展示は「電子書籍のある未来~生活を楽しく」「これまでの歴史」「紙の本を電子書籍に」の3つで構成されているそうです。

What's 電子書籍?-新しい読書の時間がやってきた(印刷博物館)
http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/120331/index.html

館長メッセージ 電子書籍展がはじまります(印刷博物館)
http://www.printing-museum.org/message/index.html

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