フランス

「より協力的で透明性のある連携に向けて: 非営利のメタデータサプライヤーからリンクリゾルバ・情報システムベンダーへの公開状」

2017年6月2日、日本のERDB-JP、フランスのBACON、英国のKB+ら非営利のメタデータサプライヤー(提供者)が連名で、リンクリゾルバ・情報システムベンダーに向け、利用すべきメタデータや情報提供等に関する要求をまとめた公開状「より協力的で透明性のある連携に向けて: 非営利のメタデータサプライヤーからリンクリゾルバ・情報システムベンダーへの公開状」を公開しました。

米・ペンシルベニア州立大学、短編小説の無料プリンターを図書館に設置

2017年5月18日、米・ペンシルベニア州立大学は、同大学図書館とフランスの出版社Short Editionが提携し、同大学の図書館に4台、同大学が立地するステートカレッジ内の公共図書館に1台、短編小説が無料で印刷される機械(short story dispensers)を設置したと発表しています。

同大学の教員・職員・学生が投稿した短編小説を、1分・3分・5分という話の長さにあわせて、レシートと同じような紙にプリントアウトすることができるようになっており、専用のウェブサイトに作品への感想を書き込むことを通じて、キャンパス内のコミュニケーションを促進させることを目的としています。

Short Edition社が大学と提携するのは初めてで、南北アメリカ全体でも、設置は2例目とのことです。

“PHAROS Art Research Consortium”、芸術作品の写真アーカイブ2,500万点分の公開を計画

2017年5月16日、米・ニューヨークに所在する美術館フリック・コレクション (Frick Collection) は、世界の関係機関と連携しての、未発表の芸術関連のドキュメントを含む2,500万点の芸術作品の写真アーカイブ公開の計画を発表しています。

フリック・コレクションでは、自館を含む世界の14機関とコンソーシアム“PHAROS Art Research Consortium”を結成し、写真アーカイブへのアクセスの革新のためのデジタル研究プラットフォームを構築しており、2020年までに現在の参加機関からの700万点分の写真アーカイブの公開を計画しています。

現在の参加機関は以下の14機関で、今後の参加館の拡大も計画されています。

仏・高等教育書誌センター、Springer社とナショナルライセンスを締結

フランスの高等教育書誌センター(Agence bibliographique de l'enseignement superieur:ABES)が、Springer社と、4つの電子書籍コレクションにアクセスできるナショナルライセンスを締結したと発表しています。

フランスのナショナルサイトライセンスプロジェクトISTEXからの財政支援によるもので、これにより、フランスの研究者は、SpringerLink上で上記電子書籍コレクションに含まれる、2013年までに刊行された、数学・物理学・天文学・化学・物質科学分野の電子書籍3万3千冊を利用できるようになります。

ISTEX : une nouvelle licence nationale signée avec Springer(ABES,2017/5/3)
https://fil.abes.fr/2017/05/03/istex-une-nouvelle-licence-nationale-signee-avec-springer/

世界17か国のインターネットユーザーの読書状況調査

2017年3月23日、ドイツの市場調査会社GfKが、インターネットユーザーに対して行った読書調査の結果を発表していました。

17か国(英国・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・ベルギー・オランダ・ロシア・カナダ・米国・メキシコ・ブラジル・アルゼンチン・中国・日本・韓国・オーストラリア)を対象に実施されたもので、調査結果の概要によると、インターネットユーザーの多数(59%)が、毎日もしくは少なくとも週1回は読書をしているという結果が得られたとのことです。

国別では、中国70%、ロシア59%、スペイン57%の順で読書をすると回答した割合が多く、また、低所得世帯(24%)より高所得世帯(35%)が、男性(27%)より女性(32%)が読書をする傾向が高いという結果が紹介されています。

また、読書をしないと回答したインターネットユーザーの割合が最も高かった国はオランダと韓国(16%)で、ベルギー(14%)、カナダ・フランス・日本(11%)と続きます。

報告書の閲覧には、名前とメールアドレスの入力が必要です。

【イベント】日仏図書館情報学会主催講演会「画家プッサンとフランス17世紀の出版史」(5/27・東京)

2017年5月27日、東京都渋谷区の日仏会館にて、日仏図書館情報学会主催、日仏美術学会後援の講演会「画家プッサンとフランス17世紀の出版史」が開催されます。講師は日本大学芸術学部教授の木村三郎氏です。

参加費は無料で、要予約、定員50名(先着順)とのことです。

チラシ
http://www.sfjbd.sakura.ne.jp/03_main/sub/pdf/kimura.pdf

参考:
【イベント】講演会「アルド・マヌーツィオとフランス」(5/21・東京)
Posted 2016年4月7日
http://current.ndl.go.jp/node/31284

CA1895 - 動向レビュー:デジタルレファレンスサービスの変化 / 渡辺由利子

An Answer for Everything: 10 Years of “Ask a Librarian”(あらゆる質問への答え:Ask a Librarianの10年)。2012年6月28日、このようなタイトルのお知らせが、米国議会図書館(LC)のウェブサイトに掲載された。インターネット上でレファレンスを受付けるAsk a Librarianのサービスが始まって10年が経ち、この間に58万件近くの問い合わせに答えてきたという内容であった。

フランス国立図書館、子供向けタブレット用アプリ“Gallicadabra”を公開

2017年3月7日、フランス国立図書館(BnF)が、3歳から12歳までの子どもを対象としたiOS用タブレットアプリ“Gallicadabra”を公開しました。

同館の国立児童図書センター(Centre national de la littérature pour la jeunesse:CNLJ)が選定したお話30点が利用でき、BnFの資料から選ばれた動物の画像アイコンからお話を選択できる機能もあります。

オフラインで利用できるほか、いくつかの話では、俳優による朗読を聞くことができます。

今後アンドロイド版も公開される予定とのことです。

Gallicadabra ! Et Gallica s'ouvre aux enfants (BnF Gallica,2017/3/7)
http://gallica.bnf.fr/blog/07032017/gallicadabra-et-gallica-souvre-aux-enfants

パブリックドメイン資料のオンデマンド電子書籍化プロジェクト“eBooks on Demand”に、フランスの50の図書館が参加

2017年2月20日、欧州の“eBooks on Demand”(EOD)は、トゥールーズ・ミディピレネー大学図書館ネットワーク(Toulouse and Midi-Pyrenees Universities Libraries Network)を通じ、フランスの50の図書館でのサービスの提供を開始したと発表しています。

EODは、パブリックドメインとなった資料について利用者からオンデマンドで注文を受け付け、電子書籍化して提供する欧州の図書館等によるプロジェクトで、オーストリア・インスブルック大学のUniversity and Regional Library of Tyrolが取りまとめています。

これにより、参加50館では、ネットワーク加盟館が所蔵する1904年以前の刊行物の電子書籍化に関する注文ができるようになります。

EODには、現在、欧州12か国の、38の図書館や図書館ネットワークが参加しています。

【イベント】日仏図書館情報学会主催トークセッション「フランスのバンド・デシネと図書館」(3/11・東京)

2017年3月11日、日仏図書館情報学会が、日仏会館において、トークセッション「フランスのバンド・デシネと図書館」を開催します。

現代フランスのコミック/バンド・デシネ研究者・笠間直穂子氏(國學院大學准教授)とバンド・デシネ翻訳家・原正人氏による、フランスと日本のコミック文化と交流、図書館での受容をテーマとするトークセッションです。

バンド・デシネ専門家に、図書館からの視点で須永和之氏(國學院大學教授)が加わり、フランスの図書館でバンド・デシネが利用される理由、バンド・デシネと漫画を通しての日仏文化交流の可能性等を語るものとされています。

参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です(定員50人、先着順)。

日仏図書館情報学会主催トークセッション「フランスのバンド・デシネと図書館」
http://sfjbd.sakura.ne.jp/03_main/sub/pdf/bandedessine.pdf

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