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フランス

フランス国立図書館、電子図書館GallicaのアプリをiPhoneにも対応

2013年5月14日、フランス国立図書館(BNF)は、これまで提供していた電子図書館GallicaのiPad用アプリをiPhoneにも対応させたと発表しました。

Gallica (iTunes)
https://itunes.apple.com/jp/app/gallica/id561943007?mt=8

L’application Gallica pour iPhone disponible gratuitement sur l’App Store (PDF)(BnF 2013/5/14付けのプレスリリース)
http://www.bnf.fr/documents/cp_appli_gallica_iphone.pdf

参考:
フランス国立図書館、200万点以上のコンテンツを擁する電子図書館“Gallica”の無料iPadアプリをリリース
http://current.ndl.go.jp/node/22210

フランス国立図書館、電子図書館“Gallica”のアンドロイド用アプリをリリース
http://current.ndl.go.jp/node/22685

電子図書館におけるクラウドソーシングによるテキスト化の現在<資料紹介>

2013年5月13日、フランス国立図書館(BnF)が、“Etat de l’art en matière de crowdsourcing dans les bibliothèques numériques”というレポートを公開しました。レポートでは、各国の様々なプロジェクトでのクラウドソーシングによるテキスト化事例を調査し、最後にクラウドソーシングを成功させるために何が必要かを検討しているようです。

ETAT DE L’ART EN MATIERE DE CROWDSOURCING DANS LES BIBLIOTHEQUES NUMERIQUES (PDF )
http://www.bnf.fr/documents/crowdsourcing_rapport.pdf

Etat de l’art en matière de crowdsourcing dans les bibliothèques numériques (BnF 2013/5/13付けの記事)
http://www.bnf.fr/fr/professionnels/pro_actualites.html

フランス国立図書館のウェブアーカイブ事業の現状―IIPCの2012年ワークショップ資料から

国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)のウェブサイトで、フランス国立図書館(BNF)によるウェブアーカイブ事業の実情や同国における電子納本に関する文献リストをまとめた資料等4点が公開されています。

これは、IIPCがスポンサーとなって2012年11月26日から30日にかけてBnFで開催されたワークショップ“How to Fit In?: Integrating a web archiving program in your organization”に関する資料です。ワークショップはウェブアーカイブの運用における課題や方法を検証する目的で開催されたもので、BnFの職員が様々な観点から自組織の運用について語っています。また、BnFとは異なる視点から話題を提供するために、英国図書館も報告を行なったようです。

公開されている資料は2012年11月時点のものもありますが、ワークショップのレポートは2013年4月付けとなっています。

HOW TO FIT IN? INTEGRATING A WEB ARCHIVING PROGRAM IN YOUR ORGANIZATION (IIPC)

絶版図書デジタル化に関する権利確認データベース“ReLIRE”が公開(フランス)

2013年3月21日、フランス国立図書館等が、フランスで20世紀に出版された絶版図書のデジタル化提供に関する権利確認用データベースサイト“ReLIRE”を公開しました。

これは、2012年3月に「20世紀の絶版書籍の電子的利用に関する2012年3月1日の法律第2012-287号」が制定されたことが背景にあり、“ReLIRE”には、まずは6万点の絶版書のリストが公開されているようです。

ReLIRE
http://relire.bnf.fr/

Le site ReLIRE est en ligne (BnF 2013/3/21付けの記事)
http://www.bnf.fr/fr/professionnels/pro_actualites.html

Exploitation des livres indisponibles du XXe siecle : la Sof ia
recoit l’agrement du ministre de la Culture (PDF) (sofia 2013/3/21付けのプレスリリース)
http://www.la-sofia.org/sofia/webdav/site/Sofia/shared/Nos%20communiqu%C3%A9s/Communique_ReLIRE.pdf

フランス国立図書館(BnF)、貴重書の装丁データベースを公開

2013年4月11日、フランス国立図書館(BnF)が、貴重書の装丁データベース“reliures.bnf.fr”を公開しました。

これは、電子図書館“Gallica”に登載されている、16世紀初頭から19世紀初頭までの装丁約200点をまとめたもので、今後も継続的に資料の追加が行われるようです。

reliures.bnf.fr
http://reliures.bnf.fr/

Actualités professionnelles  (2013/4/11付けで、“La base reliures.bnf.fr est en ligne”とあります)
http://www.bnf.fr/fr/professionnels/pro_actualites.html

博士課程の大学院生のためのイノベイティブなオンラインチュートリアルサービス:Form@doctの紹介(フランス)

フランスの博士課程の大学院生のためのオンラインチュートリアルサービスForm@doctについて、IFLA Journal の2013年3月号に記事が掲載されています。この記事は、2012年8月に開催されたIFLAヘルシンキ大会で発表されたものです。

Form@doctが、もともとは2006年にフランスのブルターニュ地域の複数の大学が企画し開始したサービスが発端となっており、その後調査を経て、2010年に正式に公開されたとのことで、その発展の経緯や目的、大学院生に固有のニーズなどが言及されています。

IFLA Journal:October 2012 IFLA Journal Volume 39, No.1 (March 2013) (p.45-57.)
http://www.ifla.org/files/assets/hq/publications/ifla-journal/ifla-journal-39-1_2013.pdf

Form@doct
http://guides-formadoct.ueb.eu/

IFLA #wlic2012 >Form@doct: quels apprentissages en ligne pour des doctorants? (Information Literacy Weblog, 2012/8/12付け)

フランス国立科学研究センター(CNRS)、フランスの中世写本・初期刊本を集めた電子図書館を開設

2013年4月2日、フランス国立科学研究センター(CNRS)のInstitut de recherche et d’histoire des textesが、中世からルネサンス初期までの写本・初期刊本を集めた電子図書館“Bibliothèque virtuelle des manuscrits médiévaux”を公開しました。フランス国立図書館を除く、同国内の公共図書館等の資料を、都市別や地図上、あるいはキーワードで検索・閲覧できるようになっています。

Bibliothèque virtuelle des manuscrits médiévaux
http://bvmm.irht.cnrs.fr/accueil/accueil.php

Ouverture au public de la BVMM (Institut de recherche et d'histoire des textes 2013/4/2付けの記事)
http://www.irht.cnrs.fr/actualites/ouverture-au-public-de-la-bvmm

Le CNRS lance une bibliothèque virtuelle de manuscrits médiévaux
(Livres Hebdo 2013/4/3付けの記事)

国立国会図書館、『外国の立法』2013年3月号で議会の行政監視に関する特集

国立国会図書館の調査及び立法考査局が刊行する『外国の立法』(2013年3月号)において、各国議会による行政監視の現状に関する特集が組まれています。欧州議会と、米、英、独、仏、露、韓国、中国、豪が取り上げられています。

外国の立法
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/2013/index.html

特集にあたって
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8111644_po_02550002.pdf?contentNo=1

要旨
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8111643_po_02550001.pdf?contentNo=1

フランスにおける障害者向け電子書籍等提供プロジェクト(記事紹介)

2013年3月13日、フランス国立図書館(BNF)ラボがブログで、“Accessibilité : Panorama de l’offre de livres numériques”という記事を掲載しています。記事では、フランスにおける障害者向けの電子書籍提供プロジェクトを6点紹介しています。

Accessibilité : Panorama de l’offre de livres numériques  (Le Blog du LABO BnF 2013/3/13付けの記事)
http://labobnf.blogspot.jp/2013/03/accessibilite-panorama-de-loffre-de.html

スタンフォード大学図書館による第1回「研究図書館イノベーション賞」 結果発表

スタンフォード大学図書館が、今回初めて実施した「研究図書館によるイノベーション賞(Stanford Prize for Innovation in Research Libraries;SPIRL)」の結果が発表されました。

米国を中心に24機関のエントリーがあり、選考の結果、電子図書館“Gallica”とセマンティックウェブのアプローチを活用した検索サービスを提供するフランス国立図書館(BNF)と、スペインのアリカンテ大学に事務局をおく電子図書館プロジェクト“ミゲル・デ・セルバンテスバーチャル図書館(Biblioteca Virtual Miguel de Cervantes)”の2館が選ばれたとのことです。また、功労賞(Commendations of Merit)が、大学の研究成果のポータルサイト“Research Hub”を提供しているオーストラリアのグリフィス大学図書館と、デジタル化資料を用いた各種プロジェクトを行っているNYPL Labを抱えるニューヨーク公共図書館の2館に与えられるとのことです。

2013 SPIRL winners (Stanford University Libraries)

欧州委員会、電子書籍の付加価値税引き下げに関してフランスとルクセンブルクを提訴へ

2013年2月21日付けの欧州委員会(European Commission:EC)の発表によると、ECは、フランスとルクセンブルクが電子書籍についてEUの定めるより低い税率の付加価値税(VAT)を適用している件について、二国を欧州司法裁判所に提訴することを決定したそうです。

Taxation: Commission refers France and Luxembourg to the Court of Justice over reduced VAT rates on ebooks(EC 2013/2/21付けプレスリリース)
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-13-137_en.htm

EC confirms crackdown on e-book VAT(The Bookseller 2013/2/21付け記事)
http://www.thebookseller.com/news/ec-confirms-crackdown-e-book-vat.html

欧州委員会、電子書籍の付加価値税引き上げ要求に応じないフランス・ルクセンブルクを提訴(ITmedia eBook USER 2013/2/22付け記事)

人文・社会科学系電子書籍ポータル“OpenEdition Books”が公開

フランスの国立科学研究センター(CNRS)や社会科学高等研究院(EHESS)等4機関が共同運営するLe Centre pour l'édition électronique ouverte (Cléo) が、2013年2月21日、“OpenEdition Books”を開設しました。Cléoが提供する人文・社会科学系を対象にしたOpenEditionのプラットフォームの一つに位置づけられるもので、他には図書・雑誌のレビュープラットフォーム“Revues.org”、イベント情報を提供する“Calenda”、研究者ブログプラットフォーム“Hypotheses”があります。

“OpenEdition Books”は、人文・社会科学系出版社からの電子書籍を提供するためのプラットフォームで、出版社に対しては長期のオープンアクセスの採用を求めています。“Understanding the world, in every language”を目標に、2013年夏までに1,000点の図書の提供を行い、毎年2,000点を追加していく予定としています。現在のところ、HTML版のみの提供ですが、PDFやEPUB版の販売を2013年6月18日から開始するとしています。

OpenEdition Books
http://books.openedition.org/

仏HADOPI、DRMなしでフランス国立図書館に著作物を納本することを提案

フランスの「インターネットにおける著作物の頒布及び権利の保護のための高等機関(HADOPI:Haute Autorité pour la diffusion des oeuvres et la protection des droits sur internet)」が、2013年2月4日に公表した見解のなかで、著作者はフランス国立図書館(BNF)に対し、デジタル著作権管理(DRM)技術を付与せずに著作物を納本するようにするという提案を述べているそうです。

Avis de l’Hadopi suite à la saisine de la BnF relative à l’exception de dépôt légal(HADOPI 2013/2/4付けニュース)
http://www.hadopi.fr/actualites/actualites/avis-de-l-hadopi-suite-la-saisine-de-la-bnf-relative-l-exception-de-depot-lega

Hadopi Says French National Library Needs Unprotected Works... To Put Its Own DRM On(Techdirt 2013/2/4付け記事)

Google、フランスにおけるデジタル出版基金の設立に対して6,000万ユーロを出資

2013年2月2日、Google社が、フランスの出版業界のイノベーションおよび収益拡大を支援するための2つの取組みを発表しました。同社のエリック・シュミット会長とフランソワ・オランド大統領が共同で発表を行っています。取組みのひとつは、デジタル出版基金“Digital Publishing Innovation Fund”に対して6,000万ユーロの出資を行うこと、もうひとつは、出版社との関係を強化し、同社のオンライン広告技術による収入増加を支援すること、です。

各紙では、いわゆる「リンク税」問題(出版社が、Google Newsの検索結果にニュース記事のタイトルや要約が掲載されることについて、著作権侵害でありライセンス料を支払うよう求めていた問題)を回避するための取組みであると報じられています。

Google creates €60m Digital Publishing Innovation Fund to support transformative French digital publishing initiatives(Official Google Blog 2013/2/2付け記事)
http://googleblog.blogspot.jp/2013/02/google-creates-60m-digital-publishing.html

トンブクトゥの歴史的文書はほぼ無事

2013年1月30日に、国際図書館連盟(IFLA)は、1月28日にフランス軍とマリ軍によって奪還されたトンブクトゥにおいて、放火の報道もあった歴史的文書がほぼ無事であると発表しています。IFLAは、今後も確認が取れ次第、この件に関する情報提供を行うとしています。

Timbuktu: bulk manuscripts safe! (Blue Shield)
http://www.ancbs.org/cms/index.php/en/home/55-institute-d-egypte

Situation in Mali for cultural heritage (IFLA 2013/1/30付けの記事)
http://www.ifla.org/news/situation-in-mali-for-cultural-heritage

参考:
仏・マリ軍奪回のトンブクトゥで歴史的文書が放火により焼失か
http://current.ndl.go.jp/node/22806

仏・マリ軍奪回のトンブクトゥで歴史的文書が放火により焼失か

西アフリカ・マリの武力紛争に関し、軍事介入したフランス軍とマリ軍が、2013年1月28日に北部のトンブクトゥを奪回したことが報じられていますが、これに関し、過激派が同市からの撤退に際し、13世紀以降の歴史的文書を多数所蔵するAhmed Baba Institute等の建物に放火し、これにより文書が焼失した可能性があることが伝えられています。

Islamist rebels torch SA-funded Timbuktu manuscript library: mayor (Times LIVE 2013/1/28付けの記事)
http://www.timeslive.co.za/africa/2013/01/28/islamist-rebels-torch-sa-funded-timbuktu-manuscript-library-mayor

Timbuktu mayor: Mali rebels torched library of historic manuscripts (Guardian 2013/1/28付けの記事)
http://www.guardian.co.uk/world/2013/jan/28/mali-timbuktu-library-ancient-manuscripts

民間企業と提携したBNFの資料デジタル化に対し、COMMUNIA等6団体が抗議声明を発表

2013年1月15日にフランス国立図書館(BNF)が所蔵資料デジタル化で民間企業2社と提携を発表した問題について、1月18日に、COMMUNIA、Open Knowledge Foundation France、Creative Commons France、La Quadrature du Net、Framasoft、そしてSavoirsCom1の6つの団体が連名でこれに抗議する声明文書を発表しました。

文書では、デジタル化対象となっている資料が既にパブリックドメインとなっているものでありながら、今回の提携がその2社に対して今後10年間デジタル化した資料の排他的な商業利用を認めているとして批判する内容となっています。

Non à la privatisation du domaine public par la Bibliothèque nationale de France ! (6団体の抗議声明)
https://www.laquadrature.net/fr/non-a-la-privatisation-du-domaine-public-par-la-bibliotheque-nationale-de-france

Elsevier社にボイコット活動を行った数学者、arXivを利用したオープンアクセスジャーナルの計画を公表

2012年2月にElsevier社へのボイコット活動を行った英ケンブリッジ大学の数学者Tim Gowers氏が、2013年1月16日、自身のブログにおいて、数学者ら自身によるオープンアクセスジャーナルの構築計画を発表しました。

これは、“Episciences Project”と名づけられており、プレプリントサーバーの“arXiv”を利用して査読を経た論文を、商業出版社を介することなく最小限のコストで公開するというもののようです。

Natureの記事によると、このプロジェクトを進めているリーダーである、仏グルノーブル大学の数学者Jean-Pierre Demailly氏は、「数学の伝統的な学術雑誌とは別のものを提供したい」と語っており、フランス政府の助成を背景に、早ければ2013年4月にもプロジェクトを立ち上げるとしているようです。

Why I’ve also joined the good guys (Gowers's Weblog 2013/1/16付けの記事)
http://gowers.wordpress.com/2013/01/16/why-ive-also-joined-the-good-guys/

フランス国立図書館が民間企業2社と提携、15~17世紀書籍7万冊とレコード20万枚のデジタル化を実施

フランス国立図書館(BNF)が所蔵資料のデジタル化に関して民間企業2社とパートナーシップを結んだと現地紙で報じられています。デジタル化対象資料と提携先企業は、1470年~1700年に出版された7万冊のフランス語書籍をデジタル化するProQuest社および、20万枚のレコードをデジタル化するBelieve Digital and Memnon Archiving Services社ということです。

Deux nouveaux partenariats de numérisation des collections de la BNF(leParisien.fr 2013/1/15付け記事)
http://www.leparisien.fr/flash-actualite-culture/deux-nouveaux-partenariats-de-numerisation-des-collections-de-la-bnf-15-01-2013-2483639.php

Numérisation à la BnF : Google et la British Library, plus respectueux(ActuaLitte 2013/1/16付け記事)

UNESCO事務局長、マリの武力紛争に関し、同国の文化遺産保護を求める

UNESCOのイリナ・ボコヴァ事務局長が、マリでの武力紛争に関し、同国の文化遺産保護を呼びかけていることを公表しています。

マリとフランスの当局に対し武力紛争の際の文化財の保護に関する条約(1954年ハーグ条約)を尊重べきとする書簡を送り、また関係者に同国内の文化遺産に関する位置情報を提供したとのことです。

http://www.unesco.org/new/en/media-services/single-view/news/la_directrice_generale_de_lunesco_exhorte_les_forces_militaires_a_proteger_les_sites_culturels_au_mali_lors_des_raids_aeriens_et_interventions_terrestres/

参考:
ブルーシールド、マリの文化財保護に関する声明を公表 Posted 2012年6月7日
http://current.ndl.go.jp/node/21036

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