欧州

CA1390 - デンマークの図書館法改正 / 井田敦彦

2000年5月4日,デンマーク議会は図書館法改正案を可決した。デンマークでは図書館法はこまめに改正され,しかもその内容は,わが国の図書館法のように原理原則を記してあるのではなく極めて具体的である。こうした図書館法を中心に,デンマークの図書館は国全体として緊密なネットワーク…

CA1385 - セキュリティ機能を備えた図書館システム−TOLIMACプロジェクト− / 石橋隆宏

近年,図書館の電子化に対する関心は内外で高まっており,インターネット技術を用いた電子情報の提供が進んでいる。ネットワークを介して情報を提供する際には,不正アクセス,サーバへの侵入等,セキュリティ上の問題が発生する。図書館でも電子文書への不正アクセスや,利用者に関す…

CA1380 - 革命から10年,ルーマニアの図書館事情 / 水戸部由美

ルーマニアでは1989年12月にチャウシェスク政権が崩壊し,社会全体が急激な変化にさらされた。革命直後のルーマニアの図書館については以前紹介されたとおりだが(CA719参照),今回はその後の状況を紹介する。革命後,検閲が廃止されて図書館は第二次世界大戦後初めて全蔵書を一般に公開した…

CA1377 - NORDINFOの活動−北欧における電子図書館協力の試み− / 小澤隆

北欧の図書館協力推進機関であるNORDINFO(Nordic Council for Scientific Information)は,1999〜2002年の新戦略において,「北欧電子研究図書館(Nordic Electronic Research Library: NERL)」という新たなビジョンを打ち出した。NORDINFOは,学術情報およびドキュメンテーション分野の活動,特に研究図書館のネットワークシ…

CA1375 - ヨーロッパの図書館法制・政策に関するガイドライン / 倉橋哲朗

ここでは,欧州評議会(Council of Europe: CoE)と欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合(European Bureau of Library, Information and Documentation Associations: EBLIDA)による,「ヨーロッパにおける図書館法制・政策に関するガイドライン」を紹介していく。なお,CoEは,ヨーロッパの経済的・社会的発展を…

CA1358 - ノルウェーにおけるデータベースライセンスコンソーシアム / 菅原康栄

情報通信技術の進歩,特にインターネットの普及は,出版界に多大な影響を及ぼした。学術出版の分野においても,冊子体に代わり電子ジャーナルの数が急増しつつある。図書館等にとって,電子情報資源へのアクセスを確保するために,サービス提供機関(プロバイダ)とどのような使用契約を…

CA1348 - ヨーロッパ保存・アクセス委員会創立から5年の活動報告 / 村本聡子

ヨーロッパ保存・アクセス委員会(European Commission on Preservation and Access: ECPA)は,ヨーロッパ内の図書館,文書館,関係各機関に対する「資料の保存と利用」のための協力活動の支援と促進を目的に,1994年3月に非営利組織として発足した。事務局はアムステルダムにあるオランダ王立芸術科学院に置かれている(CA1298参照)。…

CA1341 - コソボの図書館,復興への道 / 軽部運代

旧ユーゴスラビアの内戦により,図書館も甚大な被害を受けた。ボスニア・ヘルツェゴビナの図書館に対するユネスコや各国の財政援助,書誌作成等の支援活動は以前紹介されたとおりであるが(CA1200参照),最近,セルビア共和国コソボ自治州においても復興に向けた取組みが始まっている。欧…

CA1328 - スイス連邦工業大学図書館の電子図書館プロジェクト / 河合美穂

スイス連邦の図書館ネットワークとETHZスイス連邦には,各州の大学図書館などを中心とするネットワークシステムが併存するが,1997年に,その中でドイツ語圏に属する五つが「ドイツ語圏スイス情報ネットワーク(Informationsverbund Deutschschweiz: IDS)」を構築した。そして,共同目録作業のためのフォ…

CA1315 - 移ろう電子ジャーナル−ノルウェー国立図書館の調査− / 前田直俊

昨日までアクセスできたのに,今日になったら突然姿を消していた。インターネットでよくあるこの不安定な現象は,電子出版物の書誌コントロールにとって厄介な問題である。1990年に施行されたノルウェーの新納本法は媒体を問わずあらゆる出版物を対象としているのが特徴で,電子出版物も…

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