ニュージーランド

E1600 - 電子書籍サービスで変わる大学図書館の業務と展望<報告>

電子書籍サービスで変わる大学図書館の業務と展望<報告>

2014年6月26日と27日の両日,オーストラリアのブリスベンにおいて,アジア・オセアニアの大学図書館員や研究者を対象に,エルゼビア社主催のeBooks Forum 2014が開催された。今回はChallenging the "norm"? Future Directions for eBooks (“規範”への挑戦:電子書籍の将来展望)をテーマに,日本,オーストラリア,ニュージーランド,カナダの大学図書館の事例報告や,エルゼビア社による取り組みの説明が行われた。本稿では,利用者のリクエストによって購入を決定するPDA/DDA(CA1777,E1310参照)による電子書籍のコレクション構築,および電子書籍の発見可能性(discoverability)とディスカバリーサービス(CA1772,E1563参照)について紹介する。...

E1571 - ニュージーランド国立図書館,利用及び再利用の方針を公表

 ニュージーランド国立図書館(NLNZ)が,2014年3月12日承認の,所蔵資料の利用及び再利用についての新方針を発表した。“Policy for Use and Reuse of Collection Items”と題する同方針は,ニュージーランド人による同館所蔵資料の利用・再利用を,明確な枠組みの中で,容易に行うことができるようにすることを目的とするものであり,9つの原則が示されている。なお,同方針における所蔵資料の利用・再利用とは,個人的,社会的,教育的,商業的な利用を目的とする,あらゆる手段での使用と定義されている。また,所蔵資料とは,研究者がアクセス可能なあらゆる同館所蔵の資料を意味し,ここにはボーンデジタルのコンテンツ,NLNZによりデジタル化された物理的なコンテンツ,研究者によりデジタルカメラで撮影された物理的なコンテンツを含むものとされている。また研究者とは,情報ニーズを満たすためにNLNZの資料を活用する者とされ,いわゆる利用者と同義である。...

ニュージーランド国立博物館、30,000点の高精細画像を無料でダウンロード可能に

ニュージーランド国立博物館(Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa)が、30,000点以上の高精細画像を無料でダウンロード可能としたことを発表しています。14,000点以上の画像が、クリエイティブコモンズの表示-非営利-改変禁止(CC BY-NC-ND)のライセンスで利用可能であり、また17,000点ほどの画像は、“no known copyright restrictions”とのことで、自由に利用してよいものとのことです。同館のCollections Onlineで検索、利用できるようになっています。

公式ブログの記事では、類似のイニシアティブとして、米国のMetropolitan Museum of Art、National Gallery of Art、Brooklyn Museum、Los Angeles County of Art、Yale University、欧州のRijksmuseum、British Library、British Museum、Victoria & Albert Museum、そしてニュージーランド国立図書館の利用・再利用に関する方針が列挙されています。

ニュージーランド国立図書館、資料の利用・再利用について新方針を発表

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)が、資料の利用・再利用についての新方針“Collection use and reuse policy”を発表しました。9つの原則が示されており、このうち原則4では、著作権者等との交渉においてはクリエイティブ・コモンズのライセンシングの枠組みを採用すること、原則5では著作権の制限がないものについては、提供にあたりその旨を明記するよう努めることなどが示されています。

Our new use and reuse policy(National Library of New Zealand, 2014/5/20付け)
http://natlib.govt.nz/blog/posts/our-new-use-and-reuse-policy

Collection use and reuse policy((National Library of New Zealand)
http://natlib.govt.nz/about-us/strategy-and-policy/collection-use-and-reuse-policy

『国立国会図書館月報』637号刊行、東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム「未来をつくる地域の記憶」概略を掲載

このほど刊行した『国立国会図書館月報』637号(2014年4月)に、2014年1月11日に国立国会図書館と東北大学災害科学国際研究所が開催した、東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム「未来をつくる地域の記憶」の概略をまとめた記事を掲載しています。

『国立国会図書館月報』 637号(2014年4月) (PDF)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8619055_po_geppo1404.pdf?contentNo=1

国立国会図書館月報
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/index.html

ワイカト大学、OA義務化方針を決定 ニュージーランドでは初

2014年3月24日、ニュージーランドのワイカト大学(University of Waikato)が、2014年3月の同大学評議会(Academic Board)でオープンアクセス(OA)義務化方針が承認されたことを発表しました。ニュージーランドでOA義務化方針を決定したのは同大学が初めてとのことです。

このOA義務化方針では、査読論文について、基本的に同大学のリポジトリ”Research Commons”に収録することを求めています。

University of Waikato approves Open Access Mandate Guidelines(University of Waikato、2014/3/24付け)
http://www.waikato.ac.nz/news-events/media/2014/03university-of-waikato-approves-open-access-mandate-guidelines.shtml

Open Access Mandate Guidelines(University of Waikato)
http://www.waikato.ac.nz/__data/assets/pdf_file/0007/186586/open-access-guidlines.pdf

CDNLAOニュースレター、最新号の特集は"歴史文書"-ニュージーランド国立図書館の地震後の対応などを紹介

国立国会図書館が編集するCDNLAO(アジア・オセアニア国立図書館長会議)の英文ニュースレター“CDNLAO Newsletter”の第79号が公開されています。“歴史文書”についての特集の第2号として、ニュージーランドのクライストチャーチでの地震後の国立図書館の対応についての記事など、以下の記事が掲載されています。

オーストラリア: To read in the libraries of dreams
ニュージーランド: Documenting unexpected events
フィリピン: NLP Leaves Its Mark: The Official Repository of the Written Cultural Heritage of the Philippines

CDNLAOニュースレター 第79号
http://www.ndl.go.jp/en/cdnlao/newsletter/index.html

参考:
CDNLAOニュースレター、最新号の特集は"歴史文書"-中国国家図書館の歴史文書などを紹介 Posted 2013年11月27日
http://current.ndl.go.jp/node/24956

ニュージランドのアーティストに関する情報を検索できる"Find New Zealand Artists"公開

17,000人以上のニュージランドのアーティストに関する情報を検索できるウェブサイト"Find New Zealand Artists"の公開が報じられています。このウェブサイトは、Auckland Art Gallery Toi o TāmakiとChristchurch Art Gallery Te Puna o Waiwhetuの共同プロジェクトで、ニュージーランドの図書館所蔵のアーティストファイル、美術協会の展示ヒストリー、出版物等からデータを得ているとのことです。

Find New Zealand Artists in one place(scoop.co.nz 2013/11/26付け記事)
http://www.scoop.co.nz/stories/CU1311/S00523/find-new-zealand-artists-in-one-place.htm

【イベント】国立国会図書館、「震災アーカイブに関する研究会-NZカンタベリー地震と東日本大震災の経験から-」(1/9)

国立国会図書館(NDL)は、2014年1月9日、「震災アーカイブに関する研究会-NZカンタベリー地震と東日本大震災の経験から-」を開催します。

2010年と2011年にニュージーランドで発生した地震に関する記録を収集する「CEISMICカンタベリー地震デジタルアーカイブ」に関して、その事務局長であるポール・ミラー氏による講演「なぜ大災害をアーカイブするのか?自然災害に関するデジタル記録の保存および無料公開の重要性について」を予定しています。またNDLの取組みの紹介や、意見交換も予定しています。

会場は東京本館と関西館(中継)です。

なお、このイベントは2014年年1月11日に仙台で開催する「東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム-未来をつくる地域の記憶-」のプレイベントとして開催されるものです。

イベント「震災アーカイブに関する研究会-NZカンタベリー地震と東日本大震災の経験から-」のお知らせ【2014年1月9日(木)開催】 (NDL東日本大震災アーカイブ, 11/11付け)
http://kn.ndl.go.jp/information/253

震災アーカイブに関する研究会-NZカンタベリー地震と東日本大震災の経験から- (国立国会図書館HP)

【イベント】東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム「未来をつくる地域の記憶」(1/11・仙台)

国立国会図書館と東北大学災害科学国際研究所は、2014年1月11日に、東日本大震災に関する記録・教訓を復興事業にどのように活用するのかについて、「東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム」を開催します。

このシンポジウムの国際招待講演では、以下の2件が予定されています。

・参加型デジタルアーカイブに向けた計画と展望
アンドルー・ゴードン氏(ハーバード大学歴史学教授/エドウィン・O・ライシャワー日本研究所JDArchiveプロジェクトディレクター)

・なぜ大災害をアーカイブするのか?自然災害に関するデジタル記録の保存および無料公開の重要性について
ポール・ミラー氏(カンタベリー大学人文科学創造芸術学科長/CEISMICカンタベリー地震デジタルアーカイブ事務局長)

2013年11月11日 東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム「未来をつくる地域の記憶」を2014年1月11日に東北大学で開催します(付・プレスリリース)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2013/1203209_1828.html

(プレスリリース)東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム -未来をつくる地域の記憶- 開催のお知らせ

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