ニュージーランド

ニュージーランド公文書館、政府の記録保管に関する年次報告を公開:公的記録法(2005年施行)から10年

2015年12月14日、ニュージーランド公文書館は、公的記録法(2005年制定)のもとでは5回目となる2014/2015年度(会計年度)の年次報告を公開しました。

ニュージーランドにおいて、2005年に現行の公的記録法が施行されてから10年がたつものの、2014/2015年度に記録管理について監査した33の官庁のうち、一定水準以上の記録管理ができていたのは、かろうじて半数程度でしかなかった、とされています。

2010-2015年度の5か年の記録監査プログラムが満了したとのことで、2015/2016年度には、現行のプログラムの評価を行うとのことです。

CDNLAOニュースレター、最新号の特集は閲覧サービス

国立国会図書館が編集するCDNLAO(アジア・オセアニア国立図書館長会議)の英文ニュースレター“CDNLAO Newsletter”の第84号が公開されています。特集として閲覧サービスを取り上げており、オーストラリア、日本、中国、韓国、ラオス、ニュージーランドのそれぞれについて、以下の記事が掲載されています。

オーストラリア:Reader Services at the National Library of Australia
中国:The NLC Walks into the Subway Station
日本:Reader Services at the NDL: Taking Tokyo Main Library as an example
韓国:Policy Information Service for Administrative Support
ラオス:Library Services in the 21st Century
ニュージーランド:A new approach to on-site collection access in the Alexander Turnbull Library Reading Rooms, National Library of New Zealand

最も優れたGIF画像を表彰する国際的なコンペティション“GIF IT UP 2015”の優勝者及び各賞の受賞者が発表される

2015年12月8日、米国デジタル公共図書館(DPLA)と、ニュージーランド国立図書館の電子図書館ポータル“DigitalNZ”が、Europeanaやオーストラリア国立図書館の情報探索サービス“Trove”と連携して実施していた国際的なコンペティション“GIF IT UP 2015”の優勝者と各賞の受賞者が発表されました。

“GIF IT UP”は、DPLA・DigitalNZ・Europeana・Troveのサイトから利用できるパブリックドメインやオープンライセンスの動画・画像・テキスト等を使って作成された最も優れたGIF画像を表彰する国際的なコンペティションで、応募作品は、パブリックドメインで、著作権の制限がないことを宣言するか、再利用可能なクリエイティブコモンズであることが条件となっています。

Meet the winners of GIF IT UP 2015(DPLA,2015/12/8)
http://dp.la/info/2015/12/08/meet-the-winners-of-gif-it-up-2015/

View all of the GIF IT UP entries
http://gifitup2015.tumblr.com/

参考:

ニュージーランド国立図書館、高精細なデジタル化画像3,500枚を Flickr Commonsに追加

2015年11月23日、ニュージーランド国立図書館が、高精細なデジタル化画像3,500枚をFlickr Commonsに追加したと発表しています。

画像には著作権や提供者による利用制限などはないとのことです。

Flickrにアップロードする理由として、Flickrには同館のウェブサイトを訪れない多くの人の利用があること、Flickrのインターフェイスのほうが優れていること、コンテンツのシェアを容易にできることなどがあげられています。

On the Commons(National Library of New Zealand,2015/11/23)
http://natlib.govt.nz/blog/posts/on-the-commons

National Library NZ on The Commons
https://www.flickr.com/photos/nationallibrarynz_commons

米国デジタル公共図書館(DPLA)と“DigitalNZ”、最も優れたGIF画像を表彰する国際的なコンペティション“GIF IT UP 2015”を開催(10/12-11/21)

2015年10月12日から11月21日まで、米国デジタル公共図書館(DPLA)と、ニュージーランド国立図書館の電子図書館ポータル“DigitalNZ”は、Europeanaやオーストラリア国立図書館の情報探索サービス“Trove”と連携して、国際的なコンペティションである“GIF IT UP 2015”を開催しています。

“GIF IT UP”は、DPLA・DigitalNZ・Europeana・Troveのサイトから利用できるパブリックドメインやオープンライセンスの動画・画像・テキスト等を使って作成された最も優れたGIF画像を表彰する国際的なコンペティションで、2014年に第1回目が開かれています。

作品は、パブリックドメインで、著作権の制限がないことを宣言するか、再利用可能なクリエイティブコモンズであることが条件とのことです。

作品は国際的な委員会で審査され、優勝者と3人の次点者を選ぶとのことです。Tumblrの ‘notes’に最も書き込まれたGIFには“people’s choice award” が与えられ。ニュージーランドの児童・生徒向けにも特別な賞があるようです。

D-Lib Magazineの2015年3・4月号が電子図書館の実践を特集

オープンアクセス誌“D-Lib Magazine”の2015年3・4号が刊行されました。今号は、電子図書館の実践が特集テーマとなっています。ニュージーランドの国立図書館によるストレージのアウトソーシングの事例、北米研究図書館協会(ARL)の参加館以外の研究図書館を対象としたデジタルコレクション管理の実態についての調査、OpenDOARリポジトリのメタデータについての調査、フランスとドイツの電子学位論文のアクセスと制限についての調査、信頼できるデジタルリポジトリか否かについて自己監査を行ったDeakin Universityの事例、韓国におけるMLAをつなぐLinked Dataの事例等を扱った記事9本が掲載されています。

【Article】
Storage is a Strategic Issue: Digital Preservation in the Cloud
by Gillian Oliver, Victoria University of Wellington, New Zealand; Steve Knight, National Library of New Zealand

Managing Digital Collections Survey Results

TPPで著作権の保護期間が20年延長されると失われるもの(記事紹介)

環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉において、著作権の保護期間が著作権者の死後70年とする案で調整されていることをうけ、2015年2月10日、電子フロンティア財団(EFF)が、カナダ、ニュージーランド、マレーシア、ブルネイ、日本、ベトナムの各国において、著作権の保護期間が20年延長された場合の影響をまとめています。これらの6か国のうち1国でも反対すれば成立しないため、反対に向けて立ち上がるよう呼びかけています。

A Few Global Cultural Treasures We Will Lose For 20 Years Under the TPP(EFF, 2015/2/10)
https://www.eff.org/deeplinks/2015/02/few-global-cultural-treasures-lose-20-years-under-tpp

TPPで著作権の保護が20年延長されると何が失われてしまうのか?(Gigazine, 2015/2/12)
http://gigazine.net/news/20150212-tpp-20-years/

参考:
TPPの著作権法に関連する動きに対し、交渉関係者宛てに公開書簡:EFF、Creative Commons、図書館関連団体等
Posted 2014年7月10日

図書館システムに関する国際調査の2014年版が公開

Library Technology Guidesを運営するブリーディング(Marshall Breeding)氏による、図書館システムに関する国際調査の第8回目となる2014年版の結果が公表されています。米国、カナダ、オーストラリア、英国、ニュージーランドなど、80か国から3,141件の回答があったとのことです。

各種の図書館システムについて、システムの移行の動向や、満足度等をまとめた表などが掲載されています。機関や担当者からのコメント994件についても公開されています。

Perceptions 2014: An International Survey of Library Automation(Library Technology Guides, 2015/2/10)
http://librarytechnology.org/perceptions/2014/

Perceptions 2014: An International Survey of Library Automation
http://librarytechnology.org/blog.pl?Archive=2015-2&BlogID=1
※お知らせ

ニュージーランドの生徒の質問に図書館員が答えるAnyQuestionsの紹介動画が公開

ニュージーランドでは、教育省が、生徒の質問にオンラインのチャットで図書館員が応える無料のレファレンスサービス“AnyQuestions”を提供しています。このサービスには、ニュージーランド国立図書館やオークランド、ハミルトン、ウェリントン等の公共図書館が協力しており、月曜日から金曜日の午後1時から6時まで質問を受け付けているとのことです。また、“AnyQuestions”でよく聞かれる質問とその回答については、“ManyAnswers.co.nz”で探すことができるとのことです。

2014年12月15日、このサービスを紹介するニュージーランド国立図書館によるビデオがYoutubeで公開されています。

AnyQuestions: helping New Zealand school students(YouTube, 2014/12/15)
https://www.youtube.com/watch?v=FjtndQN4uWk

AnyQuestions
http://anyquestions.co.nz/

ManyAnswers.co.nz
http://manyanswers.co.nz/

ニュージーランドの公共図書館における2013年の電子書籍利用、2012年の2倍以上に

2014年12月8日、ニュージーランドの公共図書館管理者協会(the Association of Public Library Managers Inc: APLM)のウェブサイト“Public Libraries of New Zealand ”において、ニュージーランドの図書館データベースからの電子書籍の貸出が、2013年は800,000件以上であったことが発表されました。この数値は、2012年の貸出数であるおよそ350,000件の2倍以上とのことです。また、冊子体に関しては、4%減少し、4800万強だったとのことです。

Ebook issues more than double in NZ libraries (Public Libraries of New Zealand)
http://www.publiclibrariesofnewzealand.org.nz/ebook-issues-more-than-double-in-nz-libraries/

Public Library Statistics (Public Libraries of New Zealand)
http://www.publiclibrariesofnewzealand.org.nz/about-us/public-library-statistics/

参考:

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