ニュージーランド

ニュージーランド国立図書館、戦略アドバイザリフォーラムの設置を発表

ニュージーランド国立図書館が、戦略アドバイザリフォーラムを設置したと発表しています。このフォーラムは、図書館界、関連業界などの機関(図書館情報専門家協会、大学図書館協会、学校図書館協会、公共図書館長会議等)の代表者で構成され、国立図書館長に対し、戦略、課題、幅広く図書館界にとって機会となることなどを助言することを任務としています。10月の会合では、学校図書館、ニュージーランドの文書遺産コレクションの位置づけ、刑務所図書館、学習スキルの基盤としての情報リテラシー、著作権・知的財産権問題が、優先して対処すべき課題として特定されたとのことです。

Introducing the Strategic Advisory Forum - National Library of New Zealand

オークランド戦争記念博物館、デジタルコンテンツを利用者がブラウザ上でリミックス・公開できるサービスを開始

ニュージーランドのオークランド戦争記念博物館が、第一次世界大戦の休戦協定成立から90周年を記念して、戦場から帰還した兵士を歓迎するイベントや勲章等の動画、写真、音声等のデジタルコンテンツを利用者がブラウザ上でリミックス・公開できるサービス“Memory Maker”を公開しました。これは、ニュージーランドの図書館・博物館・文書館等、デジタルリソースを提供している機関の連合体“National Digital Forum”(運営はニュージーランド国立図書館)のプロジェクトと位置付けられており、デジタルコンテンツは各機関から提供されています。

Memory Maker - Auckland Museum New Zealand
http://remix.digitalnz.org/

National Digital Forum
http://ndf.natlib.govt.nz/

E851 - ネット上の著作権侵害行為の法的責任,プロバイダにも(NZ)

ニュージーランドの改正著作権法が,同国内のインターネットプロバイダ(ISP)団体やインターネット利用者団体に波紋を投げかけている。 2008年4月11日に制定された改正著作権法は,第92A条1項で「ISPは,反復的侵害者のアカウントを,適切な条件のもと抹消するためのポリシーを導入し,合理的に運用しなければならない」と定めるとともに…

ニュージーランド国立図書館、「国民のネットワーク」事業のインパクト評価レポートを公表

ニュージーランド国立図書館が2007年9月から進めてきた「国民のネットワーク(people's network)」事業のインパクト評価レポートを公表しています。これは、全国の公共図書館から国民に対し、(1)インターネットへのブロードバンドアクセス、(2)ICT利用の研修、およびそれらを基盤として(3)デジタルコンテンツ、を提供するというもので、第1フェーズに参加した34図書館を対象として、プログラムの実態、利用者・ライブラリアンの意識などが調査されています。いくつかのケーススタディも紹介されています。

Aotearoa People’s Network Impact Evaluation 2008
http://www.peoplesnetworknz.org.nz/APN_Impact_Report.pdf

ニュージーランド国立図書館、10月に国内ウェブサイトの一括収集を実施

ニュージーランド国立図書館が、2008年10月に国内のウェブサイト(.nzドメインおよび調査した結果国内で運用されていると判明した200程度のウェブサイト)、推計1億URLを、画像、動画等も含めて一括でハーベスティングすると発表しています。すでに、10月1~4日にかけてテストを、また7~24日にかけて収集を行っているとのことです。その後、品質確認とテストを行い、11月7日まで追加でクロールを行うとしています。

New Zealand Web Harvest 2008
The National Library is harvesting a copy of the New Zealand internet. The harvest will take place during October 2008.

ニュージーランド国立図書館、国内のライブラリアンを対象とした同館サービスの満足度調査結果を公表

ニュージーランド国立図書館が、国内のライブラリアンを対象とした、同館のサービス・ウェブサイト等に対する利用者満足度調査の結果を公表しています。ライブラリアンの回答は、マネージャー、カタロガー、レファレンスライブラリアン、ILLライブラリアンの4職種ごとに集計されており、それぞれの職種による満足度、および、当該サービスの重要度の認識の相違がわかるようになっています。

Te Puna Customer Satisfaction Survey Results - National Library of New Zealand
http://www.natlib.govt.nz/catalogues/library-documents/te-puna-customer-satisfaction-survey-results

ネット上での著作権侵害行為に対しISPにも法的責任があるとする改正著作権法が成立(ニュージーランド)

「インターネットを使い、著作権を侵害しているデジタルコンテンツをアップロード/ダウンロードする行為を繰り返す利用者に対し、適切な条件のもとアカウントを閉鎖する」というポリシーを設け、またそれを適切に運用することを、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)に義務付ける条項(section 92A)を含む改正著作権法が、ニュージーランドで2008年8月1日、成立しました。同法は10月31日に施行される予定です。ただし、このISPに法的義務を課す条項については、著作権者団体とISP団体との間で、どのように運用するかについての合意が必要ということで、2009年2月28日に施行される予定です。

機関リポジトリのためのメタデータ分析ツールの比較研究(ニュージーランド)

ニュージーランドのワイカト大学が作成した機関リポジトリ用メタデータ分析ツール(MAT)と、ニュージーランド国立図書館が作成した同様のツール“Kiwi Research Information Service(KRIS)”を比較した論考が、E-LISで公開されています。この論考を執筆した研究グループは、この比較を元に、OAI-PMHプロトコルを用いてメタデータを収集して分析する機関リポジトリ用メタデータ分析ツールに必要な要件(および比較した両ツールの改善点)を示しています。

ニュージーランド国立図書館、MySpaceで音楽資料納本キャンペーン

ニュージーランド国立図書館が2008年4月29日、音楽資料の納本を促進するキャンペーンの一環として、SNS“MySpace”上にページ“Be Heard. Forever.”を立ち上げました。ミュージシャンの関心を喚起することを狙っているようです。

Be Heard. Forever. - MySpace.com
http://www.myspace.com/beheardforever

29 April 2008: Librarians promote immortality on MySpace - National Library of New Zealand
http://www.natlib.govt.nz/about-us/news/media-releases/defaultdocument.2008-04-29.3912426910/

参考:

ニュージーランド国立図書館、建物再構築が決定

ニュージーランド国立図書館は、2009年の末から2011年にかけて、建物を再構築する計画を立てていましたが、このほどそのための費用が認められたと発表しています。なお、この再構築の期間中、資料と職員は別の場所に移転するとのことです。

National Library Building Redevelopment
http://www.natlib.govt.nz/about-us/current-initiatives/building-redevelopment

27 May 2008: Minister's statement on National Library building redevelopment

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