ドイツ

Springer Nature社、ドイツの老舗人文科学系出版社J.B. Metzler社を買収

Springer Nature社とHoltzbrinck Publishing Groupは、1682年設立の人文科学系出版社であるJ.B. Metzler社を買収したと公表しました。なお、J.B. Metzler社は、以前Holtzbrinck Publishing Groupの一部であったことがあり、買収後もブランドは維持されシュトゥットガルトに本拠を置き続けるとのことです。

Springer Nature expands its humanities portfolio with acquisition of renowned publisher J.B. Metzler(Springer、2015/07/31)
https://www.springer.com/us/about-springer/media/press-releases/corporate/springer-nature-expands-its-humanities-portfolio-with-acquisition-of-renowned-publisher-j-b--metzler/720078

Germany: Springer Nature Acquires the J.B. Metzler Publishing House(InfoDOCKET、2015/07/31)

独バーデン=ヴュルテンベルク州でElsevier社との間に州単位のコンソーシアム契約が結ばれる

2015年7月17日、ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州の研究図書館コンソーシアムが、Elsevier社との間で州単位の購読契約を結んだことが発表されました。

バーデン=ヴュルテンベルク州はドイツ南西部に位置する州で、コンソーシアムには52の大学・高等教育機関が参加しています。今回結ばれたコンソーシアム契約により、これら52機関からElsevier社の電子ジャーナル約2,500タイトルが利用できるようになるとのことです。

German Consortium Baden-Wuerttemberg Signs Agreement with Scientific Publisher Elsevier(Public Relations University Freiburg、2015/7/17付け)
http://www.pr.uni-freiburg.de/pm/ub-elsevier-en

German Consortium Baden-Wuerttemberg Signs Agreement with Scientific Publisher Elsevier(PR Newswie、2015/7/17付け)

ドイツの大規模な出版グループ、Verlagsgruppe von Holtzbrinckが電子書籍をDRMフリーに

2015年7月21日付のThe Booksellerによると、ドイツの大規模な出版グループ、Verlagsgruppe von Holtzbrinckが電子書籍をDRMフリーにするとのことです。

8月からは、DRMと同等に効果的で信頼できるとして、代わりに電子透かしを導入するようです。

German publisher Holtzbrinck drops DRM(The Bookseller,2015/7/21)
http://www.thebookseller.com/news/german-publisher-holtzbrinck-drops-drm-307497

参考:
JSTOR、電子書籍約25,000点をすべてDRMフリーに
Posted 2015年4月21日
http://current.ndl.go.jp/node/28352

E1677 - 仏・独における電子版博士論文のOAに関する調査<文献紹介>

E1677 - 仏・独における電子版博士論文のOAに関する調査<文献紹介>

Joachim Schopfel et al. A French-German Survey of Electronic Theses and Dissertations: Access and Restrictions. D-Lib Magazine, 2015, 21(3/4)

Springer Nature社が設立

 欧州連合や米国司法省などの主要な公正競争監視機関は、Springer Science+Business Mediaと、Nature社の親会社であるMacmillan Science and Educationの大半の事業の合併を承認したそうです。新会社の名称は” Springer Nature”となるそうです。なお、Holtzbrinck Publishing Group(Macmillan Science and Educationのオーナー)とBC Partners(Springerを所有するファンドの顧問)間の合意は、2015年1月15日にすでに発表されていました。

Springer Nature created following merger completion(NPG、2015/5/6)
http://www.nature.com/press_releases/springer-nature-merger-complete.html

Springer Nature created following merger completion(Macmillan Science and Education、2015/5/6)

E1661 - 諸外国の国立図書館におけるセルフ撮影サービスの導入動向

 カメラ機能を有する携帯端末や手軽に持ち運びのできる高性能のデジタルカメラの普及によって,場所を選ばず誰もが容易に資料を複製できるようになった。それに伴い,利用者からは,複写に係る時間や費用を軽減し,高画質のデジタル複製画像を入手するため,利用者が持ち込んだデジタルカメラを閲覧室で使用し,所蔵資料を撮影することについて,許可を求める声が大きくなってきている。こうした現状を踏まえて,2010年2月,OCLCは,閲覧室での利用者によるデジタルカメラの使用に関する報告書を刊行し,その利点や推奨される実例を示した(E1027参照)。また,近年,新たに閲覧室でのデジタルカメラの使用を認める国立図書館が増えている。ドイツ国立図書館(DNB)は,2014年10月に利用規則を改正し,閲覧室でのデジタルカメラの使用を認めることとした。英国図書館(BL)でも同様の動きがあり,2015年1月から,段階的に閲覧室でのデジタルカメラの使用を認める決定を行った。スコットランド国立図書館(NLS)は,同様のサービスについて試験的な実施を検討している。本稿では,2014年秋に筆者がDNB,BL及びNLSで行った聞き取り調査等を基に閲覧室における利用者によるデジタルカメラの使用に係るサービスの動向と実例を紹介したい。

D-Lib Magazineの2015年3・4月号が電子図書館の実践を特集

オープンアクセス誌“D-Lib Magazine”の2015年3・4号が刊行されました。今号は、電子図書館の実践が特集テーマとなっています。ニュージーランドの国立図書館によるストレージのアウトソーシングの事例、北米研究図書館協会(ARL)の参加館以外の研究図書館を対象としたデジタルコレクション管理の実態についての調査、OpenDOARリポジトリのメタデータについての調査、フランスとドイツの電子学位論文のアクセスと制限についての調査、信頼できるデジタルリポジトリか否かについて自己監査を行ったDeakin Universityの事例、韓国におけるMLAをつなぐLinked Dataの事例等を扱った記事9本が掲載されています。

【Article】
Storage is a Strategic Issue: Digital Preservation in the Cloud
by Gillian Oliver, Victoria University of Wellington, New Zealand; Steve Knight, National Library of New Zealand

Managing Digital Collections Survey Results

Macmillan Science and Educationの大半の事業とSpringer Science+Business Mediaの全事業が合併へ

2015年1月15日、Holtzbrinck Publishing GroupとBC Partners(BCP)は、Springer Science+Business Mediaの全事業(BCPが顧問を務めるファンドが所有)とHoltzbrinckが所有するMacmillan Science and Education(MSE)の大半の事業(すなわち、Nature Publishing Group、Palgrave Macmillan、およびMacmillan Educationのグローバル事業)を合併することで合意したと発表しました。

統合事業の組織構造についての詳細は、事業の合併実現時に発表されるとのことです。なお、合併の実現は2015年の前半と見込まれているとのことです。

Holtzbrinck Publishing Group and BC Partners announce agreement to merge majority of Macmillan Science and Education with Springer Science+Business Media(Holtzbrinck Publishing Group, 2015/1/15)

CA1838 - 欧米における図書館活動に係る著作権法改正の動向 / 南 亮一

 図書館活動に係る著作権法改正の動向は、日本については紹介されることがある(参照)(1)ものの、外国の動向については、特定の国(参照)や特定の分野(参照)を扱ったものはあるが、全体については管見によれば見当たらない。

 そこで本稿では、欧州連合(EU)を含む欧米諸国における著作権法の改正の動向についてレビューすることで、世界的な動向を明らかにすることとしたい。

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