ドイツ

国立国会図書館、『外国の立法』2016年11月号でドイツの電子書籍再販制についての記事を掲載

国立国会図書館の調査及び立法考査局が刊行する『外国の立法』(2016年11月号)において、ドイツの電子書籍再販制についての記事を掲載しました。

記事では、書籍価格拘束法が改正され、電子書籍にも再販制度が適用されることが明文化されたことを紹介しています。従来、この法律では、再販制度が電子書籍にも適用されるかどうかを明確に定めていませんでしたが、実際には、電子書籍にも再販制度が適用されていました。

改正法は、2016年9月1日から施行されています。

【ドイツ】電子書籍に対する再販制度の適用(短信)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10212563_po_02690212.pdf?contentNo=1

外国の立法(2016年刊行分 No.266-1~)
http://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/legis/2016/index.html

Gabriel: Heute tritt die Buchpreisbindung für E-Books in Kraft(Bundesministerium für Wirtschaft und Energie, 2016/9/1)

独・De Gruyter社、研究者向けのウェブサービスであるKudosとの連携を発表

2016年9月12日、独・De Gruyter社が、論文の共有や研究論文のインパクト向上などを支援する研究者向けのウェブサービスであるKudosと連携することを発表しました。

De Gruyter Starts Partnership with Kudos - New Cooperation Will Boost the Visibility of Academic Content(De Gruyter,2016/9/12)
http://www.degruyter.com/dg/newsitem/199/de-gruyter-starts-partnership-with-kudos-new-cooperation-will-boost-the-visibility-of-academic-content

参考:
英・Emerald社、研究者向けのウェブサービスであるKudosとの連携を発表
Posted 2016年5月10日
http://current.ndl.go.jp/node/31546

研究者向けウェブサービスのKudos、2016年第1四半期の連携先拡大について発表
Posted 2016年4月12日
http://current.ndl.go.jp/node/31317

文化庁、米、英、豪、仏、独、韓、中7か国を対象に調査した「海外における著作権制度及び関連政策動向等に関する調査研究報告書」を公開

文化庁は、平成27年度文化庁調査研究事業として、シティユーワ法律事務所による「海外における著作権制度及び関連政策動向等に関する調査研究報告書」を文化庁のウェブサイトで公開しています。

海外における著作権制度及び関連する政策動向等に関する情報を収集することを目的として、近年の著作権法改正の概要、現在の著作権法改正に向けた検討状況、著作権等の集中管理制度の概要、著作権等の集中管理制度の近年の変革・現在の検討状況、著作権法分野における近年の主要裁判例について米国、英国、オーストラリア、フランス、ドイツ、韓国、中国を対象に調査を行ったものです。

調査は、各国の法律事務所に調査項目を提示して行われ、報告書は各国の法律事務所から調査結果の報告を受け、それらを翻訳してまとめられています。

海外における著作権制度及び関連政策動向等に関する調査研究報告書(平成28年3月付)
http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/chosakuken/pdf/h28_kaigai_hokokusho.pdf

著作権各種報告(懇談会・検討会議・調査研究)(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/chosakuken/

関連:

米・ハーバード大学ブッシュ・ライジンガー美術館、所蔵するバウハウス関係コレクションをデジタル化してオンラインで公開

2016年8月15日、ハーバード大学は、同大学のブッシュ・ライジンガー美術館で所蔵するバウハウスに関するコレクション32,000点をデジタル化してオンラインで公開したと発表しています。

バウハウスは、1919年に、建築家ヴァルター・グロピウスによってドイツで創設され、1933年まで存在した造形学校で、20世紀の芸術やデザインに大きな影響を与えました。

デジタル化は、バウハウスについての理解や研究を支援することを目的としており、また、2019年のバウハウス創設100周年を記念して、同学で行われるプロジェクトと関連して実施されたものです。

デジタル化された作品には、絵画、スケッチ、版画、彫刻、写真、テキスタイル等が含まれます。

The Bauhaus, a comprehensive new digital resource, launched by the Harvard Art Museums(Harvard Art Museums,2016/8/15)
http://www.harvardartmuseums.org/about/press-media/the-bauhaus-a-comprehensive-new-digital-resource-launched-by-the-harvard-art-museums

プレスリリース

機関リポジトリ推進委員会、海外事例調査やオープンアクセス(OA)に関する会議等に関する出張の報告書4件を公開

2016年8月10日、機関リポジトリ推進委員会は、同委員会のワーキンググループ協力員が2015年度末から2016年度に海外事例調査のために出張あるいはオープンアクセス(OA)活動に係る会議に参加した報告書4件を公開したことを発表しています。

(1)情報・システム研究機構国立極地研究所の南山泰之氏による、2016年2月22日から25日まで、オランダ・アムステルダムで開催された、第11回国際デジタルキュレーション会議(11th International Digital Curation Conference)の参加報告書

(2)九州大学附属図書館の林豊氏と北海道大学附属図書館の三隅健一氏による、2016年2月20日から27日までの欧州におけるOpenAIREプロジェクトの現状に関しドイツのビーレフェルト大学、ゲッティンゲン大学、コンスタンツ大学を対象に行ったインタビュー調査の報告書

(3)千葉大学附属図書館の三角太郎氏、 国立極地研究所の南山泰之氏、鈴鹿工業高等専門学校青山俊弘氏、 お茶の水女子大学附属図書館の香川朋子氏による、2016年3月1日から3日まで開催された研究データ同盟(RDA)第7回総会の参加報告書

韓国・法院図書館と英国・オックスフォード大学ボドリアン法律図書館、韓国の法律関連資料の寄贈に関する覚書を締結

韓国のメディアが、同国の最高裁判所(大法院)に設置されている法院図書館と英国・オックスフォード大学ボドリアン法律図書館が、2016年8月1日、「大韓民国法院図書館とオックスフォード大学法律図書館間の大韓民国の法律図書寄贈に関する覚書」を締結したことを報じています。

記事によると、法院図書館では、海外の法律図書館運営機関に対して同国の法律関係資料を寄贈することを通じて海外での韓国法研究を支援しており、2007年から、米国・ドイツの7機関(コロンビア大学、ワシントン大学、ハーバード大学、カリフォルニア大学バークレー校 /フライブルグ大学、マックス・プランク研究所、ベルリン自由大学)とも同様の覚書を締結しているとのことです。

その他、法院図書館では、12か国48の法科大学と資料交換協定を締結し、学術誌・論文集・判例集等の法律資料の交換を行っていることが紹介されています。

한국 법률서적·자료, 옥스퍼드대에서 교육자료로 활용(連合ニュース,2016/8/2)
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2016/08/01/0200000000AKR20160801155400004.HTML

법원도서관‧영국 옥스퍼드대 법학도서관 MOU 체결(法律ジャーナル,2016/8/2)

“European Open Science Cloud”に対応へ:ドイツ国内の研究データセンターをリンクするプロジェクト“GeRDI”

2016年7月21日、ドイツ経済学中央図書館(ZBW)が、“European Open Science Cloud”(EOSC)に対応した、ドイツにおける研究データ基盤の連携のプロジェクト、“GeRDI”(Generic Research Data Infrastructure)を開始することを発表しました。

“GeRDI”はドイツ国内の全ての研究者が、あらゆる分野の研究データを検索し、利用できるようにすることを目的とし、国内の研究データセンターをリンクさせ、仮想的なネットワークを構築することが目的とされています。

まず第一段階として国内の、異なる分野、種別の3機関の研究データセンターシステムをリンクさせる取組を3年の間に行い、第二段階では、それを他の機関にも広げることが発表されています。

第一段階は、Deutschen Forschungsgemeinschaft(DFG)から300万ユーロ(ZBWには160万ユーロ)の資金提供を受け、行われるものです。

GeRDI to be model of a linked research data infrastructure(ZBW, 2016/7/21)

大阪府立中央図書館、「住友文庫ドイツ医学学位論文目録」を公開

2016年7月21日、大阪府立中央図書館が、「住友文庫ドイツ医学学位論文目録」を公開しました。

大阪府立中央図書館が所蔵する「住友文庫」に収められている19世紀後半から20世紀初頭にかけてのドイツの医学に関する学位論文を検索できるデータベースで、関西大学大阪都市遺産研究センター・朝治啓三教授の研究グループが2010年から4年半にわたって同資料を調査した成果である「住友文庫ドイツ医学学位論文目録」(全4巻)収録の目録データの提供を受け構築されたものです。

大阪府立中央図書館 お知らせ
http://www.library.pref.osaka.jp/site/central/
※「「住友文庫ドイツ医学学位論文目録」を公開しました (2016年7月21日更新)」とあります。

金沢大学附属図書館で、企画展示「青島鹵獲(チンタオロカク)資料(青島文庫)」が開催中

2016年6月23日から8月10日まで、金沢大学附属図書館で、企画展示「青島鹵獲(チンタオロカク)資料(青島文庫)」が開催されています。

第一次世界大戦時、旧日本軍が、ドイツの租借地であった青島のドイツ政府機関や図書館等の蔵書を鹵獲(戦利品として取得)し、日本各地の高等教育機関に配付しましたが、金沢大学では、「青島文庫」として現存しています。

今回の展示では、同大学で所蔵する354冊のうち、23冊が展示されます。

企画展示「青島(チンタオ)鹵獲(ロカク)資料(青島文庫)」(金沢大学附属図書館,2016/6/23)
http://library.kanazawa-u.ac.jp/clib/index.php?key=jo8m605al-12#_12

チラシ
http://library.kanazawa-u.ac.jp/files/EUi/chintao_tenji2016.pdf

関連:
志村恵.青島歯獲書籍について: 現在の所蔵を中心に.金沢大学文学部論集:言語・文学篇.2007,(27),p.23-36.
http://hdl.handle.net/2297/3858

参考:
名古屋市図書館、コレクション「ドイツ人俘虜収容所図書室蔵書」の調べ方案内を公開
Posted 2015年10月9日

マックスプランク協会の人類史に関する研究所、人類の文化多様性に関するデータベース“D-PLACE”を公開

2016年7月8日、ドイツのテューリンゲン州イェーナにある、人類史に関する研究所である“Max Planck Institute for the Science of Human History”は、人類の文化の多様性に関し、地域、言語(語族)、文化(エスノグラフィー等)、環境(気候、生態、景観など)などに関するデータベース“D-PLACE”を公開しました。

1,400以上の人類社会について扱ったもので、19世紀、20世紀の民族誌学者による、主に産業革命以前の社会に関する情報で構成されるデータベースとなっています。

構築には、マックスプランク協会の研究者だけでなく、オークランド大学、コロラド州立大学、トロント大学、ブリストル大学、イェール大学、Human Relations Area Files(HRAF)、セントルイス・ワシントン大学、ミシガン大学の研究者らが参画しています。

‘PLOS ONE’に、2016年7月8日付の記事も掲載されています。

D-SPACE
https://d-place.org/home

D-PLACE Database
http://www.shh.mpg.de/221977/dplacejuly2016

関連:

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