ドイツ

【イベント】講演会「図書館はひらかれている ~いつでも、どこでも、だれにでも~ ケルン市立図書館の取組」(4/23・横浜)

2016年4月23日、横浜市中央図書館で、講演会「図書館はひらかれている ~いつでも、どこでも、だれにでも~ ケルン市立図書館の取組」が開催されます。

東京ドイツ文化センター・ケルン市立図書館・横浜市中央図書館の協働開催で、横浜市が誘致した「東京ドイツ文化センター横浜校」の開校に伴い来日する、ケルン市立図書館のハンネローレ・フォークト氏が登壇し、同館の取組について講演するものです。

逐次通訳があり、参加は無料です。

東京ドイツ文化センター・ケルン市立図書館・横浜市中央図書館が講演会を協動開催 「図書館はひらかれている ~いつでも、どこでも、だれにでも~ ケルン市立図書館の取組」(横浜市, 2016/3/18)
http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/201603/20160318-022-22861.html
http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/201603/images/phpu0mKHB.pdf
※2つ目のリンクは記者発表資料です。

Tokyo - 催し物カレンダー(Goethe-Institut)

ドイツ国立医学図書館、ライプニッツ協会から連邦と州による財政支援の終了についての勧告を受ける

2016年3月18日、ドイツ・ライプニッツ協会評議員会が、ドイツ国立医学図書館(ZB MED)が、専門情報分野での広範囲な変化にむけてそのサービスを調整するような十分な進歩を遂げていないとして、連邦と州による財政支援の終了を勧告しました。

それを受けて、ZB MEDは、同館が国内的にも国際的にもデジタルサービスの分野で大きな進歩を遂げていることを無視していることや、同館のドイツ国内での生命科学・医学分野での情報提供やオープンアクセスにおける貢献をあげて、資金提供を停止することは、ドイツにおける科学と研究部門の劣化を招くと反論しています。

ZB MEDは、大学外研究機関の共同体であるライプニッツ協会に所属しており、同協会に所属する機関は、少なくとも7年に一度同協会の審査を受け、その機関の業務が公的な資金で運営されるに値する質を保っているかを問われます。

A Black Day for ZB MED and German Life Sciences Research(ZB MED,2016/3/18)
http://www.zbmed.de/en/about/press/latest-news/article/a-black-day-for-zb-med-and-german-life-sciences-research/

学術雑誌のオープンアクセス化を目指すイニシアチブ“OA2020”が始動

2016年3月21日、学術雑誌のオープンアクセスへの迅速・円滑で学術指向な転換を誘導することを目的とするイニシアチブ“OA2020”が創設されました。

このイニシアチブは、「自然・人文科学における知識へのオープンアクセスに関するベルリン宣言」(2003年)に基づいて、マックスプランクデジタルライブラリ(Max Planck Digital Library)が主催するもので、2015年に開催されたベルリン12会議での議論を基に作成された関心表明(Expressions of Interest:EOI)やロードマップも発表しています。

学術出版社、大学、研究機関、助成団体、図書館、出版社を含む学術的な出版に関係する団体に対して、このイニシアチブへ参加することを求めており、2016年3月22日現在、ドイツ、オランダ、オーストリア、韓国、ノルウェイ、デンマーク、イタリア、スペイン、バチカン市国、ポルトガルの32機関がEOIへの支持を表明しています。

New initiative to boost Open Access(MAX-PLANK-GESELLSCHAFT,2016/3/21)
https://www.mpg.de/10398752/new-initiative-to-boost-open-access

OA2020

ドイツにおけるORCID導入・利用を推進する"ORCID DE"プロジェクト

2016年3月11日付のORCIDのブログで、ドイツ国内でのORCIDの導入促進を図る"ORCID DE"プロジェクトが、2016年2月から開始されていることが紹介されています。

ドイツ研究財団(DFG)からの資金を得て行なわれているもので、3年間のプロジェクトで、ORCID導入を検討している国内の大学や研究機関への支援を行うほか、

・オープンアクセスのリポジトリや出版サービスにおけるORCIDの使用等
・ドイツの統一典拠レコードであるGND(Gemeinsame Normdatei)とORCIDの連携

について取り組むようです。

本プロジェクトは、ドイツ・ネットワーク情報イニシアチブ(DINI) が創始し、ヘルムホルツ協会ドイツ研究センターのHelmholtz Open Science Koordinationsburoや、ドイツ国立図書館(DNB)、ビーレフェルト大学図書館などがパートナーとなって行われます。

ORCID Blog(2016/3/11付け)
http://orcid.org/blog/2016/03/14/announcing-orcid-de-project-foster-orcid-adoption-germany

英国・電子情報保存連合、ソーシャルメディアの保存に関するレポート“Preserving Social Media”を公開

2016年2月、英国の電子情報保存連合(DPC)が、ソーシャルメディアの保存に関心がある機関を対象としたレポート“Preserving Social Media”を公開しました。

研究者にとって重要な資料で、また、21世紀の重要な生活記録であるソーシャルメディアの収集には、新しい技術が必要であるとし、このレポートでは、ソーシャルメディアの長期アクセスのためのアーカイブ戦略の概要を、政策面・実装面で概説しています。

また、確立された標準や優良事例がない場合には、英国・アイルランド・ドイツにおける研究者・文化遺産機関・政府アーカイブによって行われている近年の取組みを紹介しています。

そして、ソーシャルメディアをめぐる現状や、実例を明示した知識に基づいた、研究や文化遺産コレクションのためのソーシャルメディアの保存の進展についての提案が述べられています。

Preserving Social Media(DPC)
http://dx.doi.org/10.7207/twr16-01

Digital Preservation Coalition(電子情報保存連合)
http://www.dpconline.org/

参考:
米国議会図書館(LC)のTwitterアーカイブの実現に向けた課題(文献紹介)
Posted 2015年7月16日

ゲーテ大学で、いわき明星大学の震災アーカイブ事業の一環として写真展「Living Here in Fukushima - 3.11 and after -」が開催

2016年2月10日から3月27日まで、ドイツのヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学フランクフルト・アム・マイン(Goethe-Universität Frankfurt am Main)で、福島県沿岸部の地震・津波被害や原発事故による影響、そして人々がどのように生き、復興の道を歩んでいるのかを、写真や地図を使いながら説明した写真展「Living Here in Fukushima - 3.11 and after -」が開催されます。

いわき明星大学による震災記録の保存活動「震災アーカイブ事業」の一環として開催されるもので、いわき明星大学の研究員が短期留学しながら準備を進めてきたものとのことです。

ドイツで本学の震災アーカイブ事業による写真展を開催(いわき明星大学, 2016/2/12)
http://www.iwakimu.ac.jp/releases/detail.html?id=852
http://www.iwakimu.ac.jp/media/files/_u/topic/file1/2ggy0mqb1u.pdf
※2つ目のリンクは展示のチラシです。

Living here in Fukushima(Goethe-Universität, 2016/2/5)

図書館ネコにまつわるコンテンツ(記事紹介)

2016年2月14日付の国際図書館連盟(IFLA)のブログに、世界の公共図書館の現状を紹介する“'Guest Blogger' series”の記事として、ベルリン中央・地域図書館のSarah Dubek氏による“Some cat content for my fellow librarians at Valentine’s Day <3”と題した記事が掲載されています。

同氏は、自身を猫好きの図書館員と自己紹介しており、

・米国のシンシナティ公共図書館(オハイオ州)のブックポストから拾われ、
現在は同館の司書のケンプル氏のペットとして暮らしている“Joan Didion The Cat”のFacebook

・図書館で活躍するネコの姿を描いたドキュメンタリー映画“Puss in Books:Adventures of the Library Cat”の作者であるGary Roma氏のウェブサイトに掲載されている、世界各国の図書館ネコの情報をまとめた“Library cats map”

・ドイツの専門図書館Fachinformationszentrum der Bundeswehrの猫好きの司書・ベーナー(Dörte Böhner)氏のブログで、図書館ネコを取り上げたページ(タグ:“bibliothekskatze”がついたページ)

ベルリンの公共図書館での難民向け「ウェルカムカード」の取組(記事紹介)

2016年2月7日付の国際図書館連盟(IFLA)のブログに、世界の公共図書館の現状を紹介する“'Guest Blogger' series”の記事として、ベルリン中央・地域図書館のSarah Dubek氏による“Refugees Welcome: library membership cards for refugees in Berlin—first numbers after four months”と題する記事が掲載されています。

IFLAの公共図書館常任委員会では、欧州の公共図書館におけるシリア難民に関する対応を収集しているとのことで、この記事では、2015年10月から2016年1月までのベルリン中央・地域図書館における対応状況が紹介されています。

記事によると、2015年に、ベルリンには約7万9,000人の難民があり、そのうち24%はシリアからであったとのことで、これを受け、ベルリンの公共図書館協会(Verbund der Öffentlichen Bibliotheken Berlins:VÖBB)は、国内で先がけて図書館カードについて難民が登録する際の正式な証明書を不要とし、一時的な滞在証明書や宿泊証明での発行を可能としたようです。

E1758 - 第12回電子情報保存に関する国際会議(iPRES2015)<報告>

 2015年11月2日から6日までの5日間にわたり,第12回電子情報保存に関する国際会議(12th International Conference on Digital Preservation:iPRES2015;E990,E1109,E1354,E1628参照)が,米国ノースカロライナ州のノースカロライナ大学チャペルヒル校で開催された。2004年に始まったiPRESは,電子情報の保存に係る政策や具体的な事例の紹介,国際的な取組からNPO団体のような比較的小さな組織の活動まで,様々なトピックを幅広く扱っている。

国立国会図書館調査局の『レファレンス』No.780で「ドイツ連邦議会における議会公文書の管理状況―ドイツ連邦議会公文書館と公文書館規則を中心に―」を刊行

国立国会図書館調査及び立法考査局が、刊行物『レファレンス』No.780(2016年1月)で「ドイツ連邦議会における議会公文書の管理状況―ドイツ連邦議会公文書館と公文書館規則を中心に―」を公開しました。

レファレンス
http://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/refer/2016/index.html

ドイツ連邦議会における議会公文書の管理状況―ドイツ連邦議会公文書館と公文書館規則を中心に―
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_9616694_po_078005.pdf?contentNo=1

ページ