チェコ

チェコ国立図書館、欧州の図書館による“eBooks on Demand”に加盟

欧州の“eBooks on Demand”(EOD)が、チェコ国立図書館(National Library of the Czech Republic)を含む、チェコ共和国の図書館5館から、著作権フリーの図書コレクションの提供を受けることを発表しています。これにより、EODのサービス提供図書館は、欧州12か国の36館になるとのことです。

EODは、パブリックドメインとなった資料について利用者からオンデマンドで注文を受け付け電子書籍化して提供する、欧州の図書館等によるプロジェクトです。

National Library of the Czech Republic joined the eBooks on Demand network(EOD)
http://books2ebooks.eu/en/content/national-library-czech-republic-joined-ebooks-demand-network

参考:
欧州におけるパブリックドメイン資料オンデマンド電子書籍化プロジェクト“eBooks on Demand”、サービス提供図書館が30館に
Posted 2012年3月15日
http://current.ndl.go.jp/node/20381

E1382 - 灰色文献の最前線―研究データの収集・管理・提供<報告>

E1382 - 灰色文献の最前線―研究データの収集・管理・提供<報告>

2012年11月29日と30日に,イタリアのローマにおいて「第14回灰色文献国際会議(Fourteenth International Conference on Grey Literature:GL14)」が開催された。灰色文献に関する国際的なネットワークGreyNetの主催によるものである。筆者も含めて17か国から約50名が参加した。...

世界の美しい図書館13館、WebUrbanistが紹介

2011年8月22日付けのWebUrbanistで世界の美しい図書館として13館が紹介されています。記事では、18世紀から20世紀初頭に建てられた図書館を取り上げており、オランダ・アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum Amsterdam)の図書閲覧室、アイルランドのトリニティ・カレッジ(ダブリン大学)の図書館(Trinity College Library)等が紹介されています。

Bountiful Books: 13 Incredibly Intricate Historic Libraries (WebUrbanist 2011/8/22付けの記事)
http://weburbanist.com/2011/08/22/bountiful-books-13-incredibly-intricate-historic-libraries/

読書は人の為になる チェコの子ども向け読書推進キャンペーン

2011年8月18日付けのNAPLEのブログ記事で、チェコで行われている子ども向けの読書推進キャンペーンの話題が取り上げられています。“Čtení pomáhá”(The Reading is Helpful)と呼ばれるこのキャンペーンは、予め学齢に応じて設定されている図書を子どもが読み、その後キャンペーンのウェブサイトで出される、その図書に関する質問に正解することで、仮想通貨として50チェココルナが子どもに与えられるようです。そして子どもは、その仮想通貨を使って、キャンペーンサイトに掲載されているチャリティ活動に寄付するようです。なお、子どもに与えられる仮想通貨は現実のお金に換金することはできませんが、子どもからチャリティ活動に支払われた寄付については、スポンサーとなっている企業等からの寄付金をもとに支払われるようです。

Čtení pomáhá
http://www.ctenipomaha.cz/

Čtení pomáhá (Bulletin SKIPの記事)
http://skip.nkp.cz/Bulletin/Bull11_215.htm#ti

Interesting Activities: Čtení pomáhá (The Reading Is Helpful)(NAPLE 2011/8/18付けの記事)

チェコのカレル大学が図書館情報学ポータルサイトをWikipedia内に開設

チェコのプラハにあるカレル大学の情報学・図書館学研究所が、チェコ語のWikipediaに図書館情報学関係の情報を集約したポータルサイトを開設しているようです。

Portál:Informační věda a knihovnictví
http://cs.wikipedia.org/wiki/Port%C3%A1l:Informa%C4%8Dn%C3%AD_v%C4%9Bda_a_knihovnictv%C3%AD

電磁波で水損資料の乾燥・カビ除去を行うシステム(チェコ)

株式会社資料保存器材のブログ「ほぼ日刊資料保存」の2011年6月13日付けの記事で、チェコ共和国で開発された、電磁波によって水損資料の乾燥やカビ除去を行うシステムが紹介されています。2002年に同国を襲った大洪水における、国立図書館等での被災資料救済・復旧プロジェクトから生まれたものだそうです。

水害を受けた本の乾燥とカビ退治の連続処理をマイクロ波でーチェコで開発された新システム(ほぼ日刊資料保存 2011/6/13付け記事)
http://www.hozon.co.jp/hobo/archives/4601

参考:
CA673 - マイクロ波で資料の害虫駆除 / 大橋邦生, 兎内勇津流
http://current.ndl.go.jp/ca673

Google、チェコ国立図書館所蔵の歴史資料約20万点をデジタル化へ

2011年2月22日付けのGoogleブックスのブログ“Inside Google Books”の記事で、Googleが歴史資料のデジタル化でチェコ国立図書館と提携したと発表しています。デジタル化される資料は、16世紀から18世紀までに刊行された、約20万点とのことです。また、チェコ国立図書館は、EUの支援を受け、2019年まで、19世紀から20世紀までの30万件の図書と雑誌のデジタル化を行うとも発表しています。

Printed treasures from the Golden City (2011/2/22付け Inside Google Booksの記事)
http://booksearch.blogspot.com/2011/02/printed-treasures-from-golden-city.html

Národní kulturní bohatství zachovají nové technologie
Statisíce knih a periodik online (2011/2/22付け Národní knihovna ČRのプレスリリース)
http://www.nkp.cz/files/tz_ndk_google.pdf

SCOAP3にチェコが参加、参加国数は24に

高エネルギー物理学分野の文献のオープンアクセス化を目指すコンソーシアム“SCOAP3”に、チェコの国立技術図書館が参加するとのことです。これにより参加国数は24か国になるとのことです。

The Czech Republic joins SCOAP3(2010/4/13付けSCOAP3のニュース)
http://scoap3.org/news/news76.html

The Czech Republic joins SCOAP3(2010/4/16付けResearch Informationの記事)
http://www.researchinformation.info/news/news_story.php?news_id=603

チェコ国立技術図書館が全面オープン

チェコ国立技術図書館が2009年9月9日に全面オープンしています。首都プラハの大学のキャンパス内に位置する同館の建物は8層からなり、およそ100万冊以上の資料が所蔵され、その3分の1以上はRFIDシステムを備えたフリーアクセスのスペースに配架されるとのことです。年間90万人の来館者が見込まれています。

New National Technical Library opens in Prague(Radio Prague 2009/9/9付けの記事)
http://www.radio.cz/en/article/120090

Národní technická knihovna(National Technical Library)
http://www.techlib.cz/en/

チェコ国立図書館の斬新な新館建築、混迷の度合いは増すばかり

チェコ国立図書館が建築を予定していた「タコ」の形をした斬新なデザインの新館ですが、事態は混迷の度合いを増す一方です。チェコの英字紙“ČeskéNoviny”などによる報道をまとめると、以下のような状況になっている模様です。

・2008年9月、建築設計競技(コンペ)で不正な審査が行われた疑惑等を理由に、国立図書館長が更迭される。
・2008年10月、建築家カプリツキー(Jan Kaplický)氏、一連の政府等の態度に反発して文化大臣賞の受賞を拒否と報じられる。
・2009年1月14日、カプリツキー氏が急逝(享年71歳)。
・2009年2月、新館建築を支持する人々による署名、デモンストレーションが開始される。
・2009年2月、カプリツキー氏の事務所“Future Systems studio”の経営権を握っている氏の前妻が、同館を含め氏が担当したプロジェクトを継続しないことを発表し、氏とともにデザインを担当した建築家を解雇したと報じられる。
・2009年4月、プラハ市議会野党の社会民主党(CSSD)が、著作権等の問題がすべて処理できるかどうかは不明だがという条件付きながら、当初予定された場所(景観地区の近く)とは別のプラハ市内(空港の近く)に新館を建設する計画を発表し、支持を呼びかけていると報じられる。

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