北欧

文化庁、北欧5か国や英米について調査した「拡大集中許諾制度に係る諸外国基礎調査報告書」を公開

文化庁は、一般財団法人ソフトウェア情報センターに委託して、2015年10月から2016年3月まで実施した「拡大集中許諾制度に係る諸外国基礎調査報告書」(平成28年3月付)を同庁のウェブサイトで公開しています。

拡大集中許諾(Extended Collective License:ECL)について、北欧5か国(アイスランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド)及び英国、導入を検討している米国の現状に関し、文献調査、現地調査を含むヒアリング及び有識者による委員会における検討などにより、基礎調査を実施し、まとめたものです。

拡大集中許諾制度に係る諸外国基礎調査報告書(平成28年3月)
http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/chosakuken/pdf/h28_kakudai_kyodaku_hokokusho.pdf

著作権各種報告(懇談会・検討会議・調査研究)(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/chosakuken/

関連:
一般財団法人 ソフトウェア情報センター
http://www.softic.or.jp/

研究図書館センター(CRL)、購入提案プログラム(Purchase Proposal Program)を通じてマイクロフィルムコレクション7点を購入

2015年12月22日、北米の研究図書館センター(CRL)は、同センターの購入提案プログラム(Purchase Proposal Program)を通じてマイクロフィルムコレクション7点を19万2,215ドルの価格で購入したと発表しています。

この購入提案プログラムでは、単館では予算的に購入が難しいマイクロ資料やリプリント版を、CRLで購入するように推薦することができるプログラムとのことです。

購入した資料はCRL加盟館で相互貸借可能とのことです。

今回購入されることになった資料は以下の通りです。

・Arts and Culture Newspapers and Serials from Egypt, 1915-1974
・Church Missionary Society Archive, Section V: Missions to the Americas, Part 4: British Columbia, 1856-1925
・La Gaceta Mercantil De Buenos Aires, 1823-1852
・The Illustrated Weekly of India, 1940-July 1955
・El Nacional (Buenos Aires),1852-1899

文化庁、「諸外国における著作物等の利用円滑化方策に関する調査研究報告書」を刊行

文化庁が、2013年3月付けで「諸外国における著作物等の利用円滑化方策に関する調査研究報告書」を刊行していました。作成は、情報通信総合研究所です。

報告書には、EUにおける孤児著作物指令、英・仏・独・北欧・米・カナダ・韓国の各国における制度等がまとめられています。

諸外国における著作物等の利用円滑化方策に関する調査研究報告書 (PDF)
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/pdf/riyou_enkatsuka_houkoku_201303.pdf

ebrary社、北欧地域の1,300タイトルを収録した電子書籍コレクションを発表

2012年12月18日、ProQuest社傘下のebrary社が、北欧の電子書籍1,300タイトル以上を収録したコレクション“Nordic Collection”を発表しました。デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの大学出版局などのタイトルが収録されています。今後、2,000タイトル以上への拡大が予定されています。

ebrary Expands Non-English Offering with New Publishers and Products(PDF:2ページ)
http://www.ebrary.com/corp/newspdf/ebrary_non-english_content.pdf

E1333 - 北欧・デンマークにおける日本研究と北欧アジア研究所図書館

E1333 - 北欧・デンマークにおける日本研究と北欧アジア研究所図書館

2012年8月22日から24日まで,国際日本文化研究センター(以下,日文研)の海外シンポジウム「Rethinking “Japanese Studies” - from Practices in the Nordic Region(「日本研究」再考-北欧の実践から)」が,デンマークのコペンハーゲン大学で開催された。...

フィンランドの公共図書館統計2011が発表

2012年4月10日に、フィンランドの教育・文化省が2011年の同国の公共図書館統計を発表しました。統計によると、2011年1年間のフィンランドの公共図書館の貸出数は約1億点で、公共図書館来館者数は延べ5,300万人、図書館のインターネットサービスの利用件数は5,700万回になるとのことで、これはフィンランドの全住民が平均して年10回公共図書館を訪れ、約18点の資料を借りた計算になるようです。教育・文化省はこの統計をもとに、フィンランド人が読書と図書館利用に熱心であるとしています。なお、統計データはフィンランド語のほかに英語版でもオンライン公開されています。

Finnish Public Library Statistics (公共図書館統計英語版のページ)
http://tilastot.kirjastot.fi/en-GB/

Finns are avid readers and library users (Ministry of Education and Culture 2012/4/24付けの記事)
http://www.minedu.fi/OPM/Verkkouutiset/2012/04/kirjastotilastot.html?lang=en

島嶼地域の住民に図書館の本を届けるブックボート(フィンランド)

Scandinavian Public Library Quarterly誌(vol.43, no.4)に、フィンランドの島嶼地域の住民に図書館の本を届けるブックボートのサービスを紹介した記事が掲載されています。フィンランド西部の町Pargasで30年以上にわたり実施されているもので、人命救助用の船を兼用して、5月から9月までの間、4週間ごとに、11の場所を巡回しているとのことです。船のスペースが限られているため、資料は、島の住民が必要としそうなものを図書館員が考えながら、600冊程度が選ばれるとのことです。近年では、周辺地域でのサービスやフェリーを使ったサービスも開始されているとのことです。

No man is an island (When there is a book boat service available) (Scandinavian Public Library Quarterly, vol.43, no.4)
http://splq.info/issues/vol43_4/07.htm

(PDF版)
http://splq.info/issues/vol43_4/SPLQ-4-2010.pdf

参考:
CA1656 - 小特集 北欧のコミュニティと公共図書館:ノルウェー / マグヌスセン矢部直美

CA1655 - 小特集 北欧のコミュニティと公共図書館:デンマーク / 吉田右子

はじめに デンマークの公共図書館の最大の特徴は、生涯学習を公共図書館の理念として掲げ、コミュニティ住民の情報への公平なアクセスを確保するための活動を、一貫して行ってきたことである。その結果デンマークでは図書館間のネットワークが整備され、居住区がどこであっても平等な図書館サービスを受けることができる。2点目の特徴は、公共図書館が公的サービスとして確固たる位置づけを持ち、図書館サービスの公的財源と専門職制を揺ぎないものにしていること、さらに市民がそのことを支持している点である。…

CA1656 - 小特集 北欧のコミュニティと公共図書館:ノルウェー / マグヌスセン矢部直美

ノルウェーは今回紹介されている北欧3国の中では一番人口の少ない国である。統計局(Satatistisk sentralbyrå)(1)によると、人口は2007年1月1日現在で470万人弱。人口は少ないものの、国土は日本の面積に匹敵しており、公共図書館は全国土に住む人々にサービスを提供するという課題がある。広い地理をカバーするためブックモービル、ブックボートが長年存在してきたが、これらも近年予算削減に苦しみ、幾度も廃止政策が打ち出された。しかし、その度に全国的な署名活動等が展開され、現在のところ何とか維持されている。…

小特集 北欧のコミュニティと公共図書館(CA1655-CA1657)

日本における北欧の図書館への関心は高く、これまでも北欧の数々の図書館が、訪問記の形で紹介されてきた(1)。本稿はスウェーデン、デンマーク、ノルウェーの各国の公共図書館について、その最新の状況を報告するとともに、図書館サービスの置かれた状況や課題を論じるものである。…

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