カレントアウェアネス-E

E2056 - 平成30年7月豪雨による図書館等への影響

2018年6月28日以降の台風第7号や梅雨前線等の影響による大雨(平成30年7月豪雨)により,西日本を中心に広い範囲で様々な被害が生じた。本稿では,2018年9月10日までの情報を基に,豪雨の影響を受けた図書館等の状況を中心に紹介する。

E2058 - NDL,2017年度電子情報の長期保存対策調査の概要報告書を公開

国立国会図書館(NDL)は,2018年8月,NDLウェブサイトにて「国立国会図書館パッケージ系電子出版物を対象とした長期保存対策調査報告書【概要】」を公開した。

E2057 - 「国立国会図書館資料デジタル化の手引 録音資料編」を公開

国立国会図書館(NDL)は,所蔵するアナログ形式の録音資料のうちカセットテープとソノシートをデジタル化する場合の仕様の共通化や技術の共有化を目的に「国立国会図書館資料デジタル化の手引 録音資料編(カセットテープ,ソノシート)」(以下「手引」)を作成し,NDLウェブサイト上で2018年6月に公開した。手引作成の背景や,概要について紹介する。

E2059 - アジア学研究者の研究支援ニーズと大学図書館の役割(米国)

2018年6月,米・Ithaka S+Rが,米国のアジア学研究者の研究活動や支援ニーズについて調査した報告書“Supporting the Changing Research Practices of Asian Studies Scholars”を公開した。調査は2017年・2018年に,11の大学図書館の図書館職員29人からなる研究チームが,研究者169人に半構造化インタビューを実施する手法で行われた。本報告書は,そのインタビューを抽出・分析した結果である。なお,Ithaka S+Rでは,研究支援サービス向上のため,同種の調査を研究分野別に行ってきている(E1380参照)。

E2052 - FAIR原則と生命科学分野における取組状況

近年,学術研究の世界においてはいわゆる「オープンデータ」の潮流が世界的に広がっている。すなわち,研究の成果であるデータを公開し,共有することが科学の発展のために強く推奨されるようになった。さらに,データの公開・共有化もただやみくもに行えば良いのではなく,一定のルールに基づくべきだとされるようになった。このルールの中で現在最も世界的に人口に膾炙していると思われるのが,FAIR原則である。
 

E2055 - 納本制度70周年記念国際シンポジウム<報告>

2018年7月11日,国立国会図書館(NDL)は,日本の納本制度が70周年を迎えたことを記念し,東京本館において,国際シンポジウム「納本制度の過去・現在・未来-デジタル化時代における納本制度の在り方について-」を開催した。

E2053 - EU一般データ保護規則(GDPR)と図書館への影響

個人データの保護を受ける権利は,欧州連合(EU)において基本的な権利と位置付けられている。EU一般データ保護規則(General Data Protection Regulation:GDPR)はその保護を強化し,域内のルールを統合する規則として,2016年4月に採択された。同年5月に公布・施行された後,2年間の猶予を経て,2018年5月25日から適用が始まった。以下では,GDPRの概要及び諸外国で検討される図書館におけるGDPRへの対応等を紹介する。

E2054 - 2018年米国図書館協会(ALA)年次大会<報告>

2018年6月21日から6月26日にかけて,2018年米国図書館協会(ALA)年次大会(E1945ほか参照)がルイジアナ州ニューオーリンズで開催された。今回の大会はErnest N. Morial Convention Centerをメイン会場とし,約2万5,000人が参加してブース展示やセッションが行われた。筆者は,私立大学図書館協会が実施する海外派遣研修(長期研修)に参加する機会を得て,その研修の一環として同大会へ参加した。本稿では,大会の概要と筆者の印象に残っていることを中心に報告する。

E2051 - Japan Open Science Summit 2018<報告>

2018年6月18日から19日まで,学術総合センター(東京都千代田区)において,Japan Open Science Summit 2018(JOSS2018)が開催された。国内でオープンサイエンスに携わる関係者を対象としたカンファレンスである。基調講演,特別講演及び18のセッションで構成され,最後にパネルセッションが設けられたほか,主催及び協力機関がオープンサイエンスや研究データに関する各自の取組について紹介するポスター展示が行われた。本報告では,このうち,2つの講演と2つのセッションを中心に報告する。

E2050 - 鳥取県内の公共図書館でのデータベース共同利用が始まる

鳥取県立図書館(以下「当館」)では,県民への農業分野に関する情報提供機能強化のため,県内すべての市町村立図書館(分館含む)で一般社団法人農山漁村文化協会の農業や食に関する様々な情報を検索できるオンラインデータベース「ルーラル電子図書館」を利用可能とする契約を締結し,2018年6月から提供を開始した。

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