オープンコースウェア

研究と高等教育における“オープン”に関する政策提言書が公開-e-InfraNetプロジェクトによる欧州委員会提出用のレポート

英国情報システム合同委員会(JISC)と高等教育アカデミー(HEA)など欧州各国の機関がパートナーとなっている“e-InfraNetプロジェクト”が、“ 'Open' as the default modus operandi for research and higher education”と題する政策提言書を公表していました。

サマリーによると、この提言書は、2011年10月から実施された“e-InfraNetプロジェクト”の成果としてまとめられたもので、2回のアンケート調査、3回のワークショップ、及び2012年4月に設置されたシンクタンクの専門家からインプットに基づくものとのことです。また、“オープン”に関する政策立案は現状では断片化しており、全体を見通すアプローチをとったとのことです。オープンアクセス、オープンデータ、ソープンソースソフトウェア、オープンピアレビュー等、諸領域をカバーするものとなっているようです。そして、オープンについて6つの提言がなされています。

e-InfraNet: ‘Open’ as the default modus operandi for research and higher education(e-InfraNet、7/26付け)

研究図書館がMassive Open Online Courseに関わる際の法的・政策的な課題は? ARLがイシューブリーフを公表

北米研究図書館協会(ARL)が2012年10月22日付けで“Massive Open Online Courses: Legal and Policy Issues for Research Libraries”と題した文書を公表しました。大人数が同時に参加できる無料のオンライン講義である“Massive Open Online Course(MOOC)”をテーマに、研究図書館がMOOCにどのように関わるか、その際の法的・政策的な課題はどういうものかについて検討されています。

Massive Open Online Courses: Legal and Policy Issues for Research Libraries(PDF:15ページ)
http://www.arl.org/bm~doc/issuebrief-mooc-22oct12.pdf

米マサチューセッツ工科大学(MIT)、新しいeラーニングのイニシアティブ“MITx”を発表

2011年12月19日、米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)がeラーニングの新しいイニシアティブを立ち上げたと発表しています。このイニシアティブは、内部的に“MITx”という名で呼ばれているようです。MITxは、全世界に対してインタラクティブなオンライン学習プラットフォームを提供するもので、プロトタイプ版の公開が2012年春に予定されており、そのシステムはオープンソースソフトウェアとして公開されることになるそうです。MITxの立ち上げは、MITが2001年に開始したオープンコースウェア“MIT OpenCourseWare”の「次のステップ」とされており、オープンコースウェアは今後も継続されるようです。

MIT launches online learning initiative (MIT News 2011/12/19付けニュース)
http://web.mit.edu/newsoffice/2011/mitx-education-initiative-1219.html

What is MITx? (MIT News 2011/12/19付け記事)
http://web.mit.edu/newsoffice/2011/mitx-faq-1219

Open Culture、世界トップレベルの大学が無料公開している講義をリスト化、その数385コース

ウェブ上で無料で利用できる文化・教育リソースを紹介するブログ“Open Culture”が、世界トップレベルの大学がiTunesやYouTube等で無料で公開しているオンラインコースをリスト化して公開しています。リストでは人文・社会科学から自然科学までまとめられており、385コースが挙げられているようです。

385 Free Online Courses from Top Universities (Open Cultureのウェブサイト)
http://www.openculture.com/freeonlinecourses

参考:
文化機関・大学等が作成した、教育に役立つYouTube動画コレクション70
http://current.ndl.go.jp/node/8268

E1174 - オープンコースウェア誕生から10年

E1174 - オープンコースウェア誕生から10年

米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)が,大学の授業の動画や講義ノート,試験等をウェブで無料公開する「オープンコースウェア」(OpenCourseWare:OCW)を開始してから,2011年4月で10年を迎えた。OCWは,学位を取るためではなく,知識を広めることを目的として提供されているものである。...

TIME誌が選ぶ2010年のウェブサイトトップ50に、MITのオープンコースウェアが選ばれる

2010年8月25日、米国TIME誌が2010年のウェブサイトのトップ50を発表しました。これは、音楽・ビデオ部門、ニュース・情報部門、ショッピング・旅行部門などの10の部門別に、それぞれ5つのウェブサイトが選ばれるもので、このうち教育部門のなかで、マサチューセッツ工科大学(MIT)のオープンコースウェアが選ばれています。そのほかにも、“Chegg”という教科書のレンタルサービスを行うウェブサイトや、パブリックドメインにある書籍をオンラインで読める“Read Print”なども選ばれています。

50 Best Websites 2010 (2010/8/25付け TIME紙の記事)
http://www.time.com/time/specials/packages/0,28757,2012721,00.html

MIT OpenCourseWare (上記のウェブサイトの中のMIT OpenCorseWareの紹介ページ)
http://www.time.com/time/specials/packages/article/0,28804,2012721_2012929_2012925,00.html

アップル社のiTunes U、ダウンロード数が3億件を突破

2010年8月25日、アップル社の提供する、大学の講義などを無料でダウンロードできるサービス“iTunes U”のダウンロード数が、3億件を突破したとのことです。また、新たに東京大学、明治大学、早稲田大学、慶應義塾大学がiTunes Uで講義を公開するとのことです。

iTunes Uからのダウンロード数が3億件を突破 (2010/8/25付け Apple社のプレスリリース)
http://www.apple.com/jp/news/2010/aug/25itunes.html

アップル「iTunes U」、ダウンロード数が3億件を突破 (2010/8/25付け CNET Japanの記事)
http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20418868,00.htm

東京大学ら、「iTunes U」で講義を無償公開--無料で学べる世界の大学講義アーカイブ (2010/8/25付け CNETJapanの記事)
http://japan.cnet.com/apple/story/0,2000076557,20418901,00.htm

東京大学が「iTunes U」に参加 (2010/8/25付け 東京大学のプレスリリース)

Elsevier社、マサチューセッツ工科大学のOCWに自社雑誌コンテンツの掲載を許可

マサチューセッツ工科大学(MIT)とElsevier社が、Elsevier社刊行の雑誌に掲載された図・テキストなどを、MITが提供しているオープンアクセスのオープンコースウェア(OCW)に掲載可能とすることで合意したと発表しています。1論文あたり図・表は3つ(1雑誌あたりなら10)まで、文は100語(一連の文章なら300語)までと、掲載可能な量に制約はありますが、誰でも自由にダウンロードでき、クリエイティブ・コモンズのライセンスで利用・配布できるとのことです。

MIT, Elsevier Offer Free Content From More Than 2,000 Journals - MIT OpenCourseWare