CLIR(図書館情報資源振興財団)

E2140 - 3D/VR技術と学術図書館の役割に関する報告書

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)は2019年2月に報告書“3D/VR in the Academic Library: Emerging Practices and Trends”を発表した。研究・教育における3D及びVR(仮想現実)技術の利用と,これらの技術を用いた研究・教育を支援する上で学術図書館が担う役割を調査したもので,2018年3月の米・オクラホマ大学ビゼル図書館で開催された会議“3D/VR Creation and Curation in Higher Education: A Colloquium to Explore Standards and Best Practices”の内容を基に作成されている。8章立てで構成されており,様々な分野の専門家が,3Dコンテンツの作成,3D/VR技術の教育利用,保存,データキュレーション等について述べている。本稿では報告書の概要を紹介し,3D/VR技術に対する学術図書館の役割を考える材料としたい。

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)、研究・教育における3D/VR技術の利用支援のために学術図書館が担う役割についての報告書を発表

2019年2月26日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)は、報告書“3D/VR in the Academic Library: Emerging Practices and Trends”(学術図書館における3D/VR技術:新たな実践と動向)を発表しました。

研究・教育における3D及びVR(バーチャルリアリティ)技術の利用と、これらの技術を用いた研究・教育を支援する上で学術図書館が担う役割を調査したものです。

2018年3月に米・オクラホマ大学で開催された会議“3D/VR Creation and Curation in Higher Education: A Colloquium to Explore Standards and Best Practices”の内容をベースとしたものであり、さまざまな分野の専門家が執筆した、3Dコンテンツの作成、3D/VR技術の教育利用、保存、データキュレーション等に関する8章の論考からなります。

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)、「隠れた特別コレクションのデジタル化助成プログラム」の2018年度の助成プロジェクトを発表

2019年1月3日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)は、同財団が実施する「隠れた特別コレクションのデジタル化助成プログラム」(Digitizing Hidden Special Collections and Archives)の2018年度の助成対象に決定した17のプロジェクトを発表しています。

マイアミ大学図書館・デューク大学・ヒストリーマイアミ歴史博物館・米国デジタル公共図書館(DPLA)による、パンアメリカン航空関係資料のデジタル化及び航空に関するポータルの構築や、ハワイ州立文書館等によるハワイの政府文書のデジタル化、マサチューセッツ大学アマースト校による米国の障害及び障害者の権利運動に関する資料のデジタル化等のプロジェクトが採択されています。

図書館情報資源振興財団、“National Digital Stewardship Residency”プログラムに関する調査報告書を公開:2016-2018年に実施された3プログラムが対象

2018年10月25日、米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)が報告書“Supplementary Assessment of the National Digital Stewardship Residencies, 2016–2018”を公開しました。

CLIRは、デジタル資料の管理に携わる研究員や図書館員の専門性を高めるために修士号取得者を対象に行われているNational Digital Stewardship Residency (NDSR)プログラムの評価結果をまとめた報告書 “Keepers of Our Digital Future: An Assessment of the National Digital Stewardship Residencies, 2013-2016”を2016年12月に公開しましたが、今回の報告書はこれに続くものです。

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)、電子メールの保存に関する課題に対応するための推奨事項をまとめた報告書を公開

2018年8月13日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)が、報告書“The Future of Email Archives”を公開しました。

アンドリュー・W・メロン財団と英・電子情報保存連合(DPC)の支援を受けて結成された電子メールのアーカイブのための技術的アプローチに関するタスクフォースによる1年間の調査をまとめたものです。

電子メールの保存に関する課題に対処するための、(1)コミュニティ開発と支援、(2)ツールのサポート・テスト・開発、の2つの分野における長期的・短期的な推奨事項が掲載されています。

@CLIRnews(Twitter,2018/8/13)
https://twitter.com/CLIRnews/status/1029034683324145664

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)、中東地域の文化財を閲覧できる“Digital Library of the Middle East(DLME)”のプラットフォームの実装などに関して112万ドルの助成を獲得

2018年4月3日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)は、中東地域の文化財を閲覧できる“Digital Library of the Middle East(DLME)”のプラットフォームの実装やコンテンツのキュレーションに関してAndrew W. Mellon財団から112万ドルの助成を受けたことを発表しました。

スタンフォード大学の技術パートナーや世界のコンテンツプロバイダーと連携しつつ、2018年1月に公開されたプロトタイプの開発経験に基づいてDLMEの拡張などが進められます。プラットフォームの立ち上げは2020年を予定しています。

プラットフォームは今後の電子図書館プロジェクトが再利用できるものとなるとのことで、コンテンツへのアクセスやそれらの保存に関する仕様の統一を意図しているようです。

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)、中東地域の文化財を閲覧できる“Digital Library of the Middle East” (DLME)のプロトタイプを公開

2018年1月31日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)が、コンセプト実証(proof of concept)のため、中東地域の文化財を閲覧できる“Digital Library of the Middle East” (DLME)のプロトタイプを公開しました。

Antiquities Coalition、カタール国立図書館(QNL)、スタンフォード大学図書館と連携し、中東や北アフリカ地域の研究機関や研究者の協力を得て開発されたものです。

プロトタイプには、学者や専門家等によって選定された、テキスト、動画、写真、アーカイブ資料、手稿、3Dデータ、地図などといった約13万5,000点の当該地域の文化財が含まれており、公開にあわせて、オンライン展示や事例研究の公開も計画されています。

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)、「隠れた特別コレクションのデジタル化助成プログラム」の2017年度の助成プロジェクトを発表

2018年1月4日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)は、同財団が実施する「隠れた特別コレクションのデジタル化助成プログラム」(Digitizing Hidden Special Collections and Archives)の2017年度の助成対象に決定した14のプロジェクトを発表しています。
 
ニューヨークリバーサイド教会・米国議会図書館(LC)・ボストン公共放送局(WGBH)教育財団による、1960年代から1970年代初めにかけてのニューヨークの公共ラジオ放送のデジタル化や、ロチェスター工科大学・国立ろう工科大学による米国手話文学のビデオテープのデジタル化、ワシントン大学・米国国立公文書館(NARA)・ナショナルアーカイブ財団による米国海軍の航海日誌のデジタル化等のプロジェクトが採択されています。
 
CLIR Announces 2017 Digitizing Hidden Special Collections and Archives Awards(CLIR,2018/1/4)

米・図書館情報資源振興財団、大学図書館の学習や教育への貢献について調査した報告書を公開

2017年9月13日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)が、資源の提供・専門的な支援・空間として、大学図書館の学習や教育への貢献について調査した報告書“A Splendid Torch: Learning and Teaching in Today’s Academic Libraries”を公開しました。

CLIRの現・元の博士研究員による、ラーニングコモンズ、情報リテラシー教育、デジタルヒューマニティーズ教育、デジタルリテラシー、電子図書館と特別コレクション、3Dプリンター、をテーマとした小論が掲載されています。

Report Explores Academic Libraries’ Evolving Role in Supporting Learning and Teaching (CLIR,2017/9/13)
https://www.clir.org/about/news/pressrelease/a-splendid-torch

カタール国立図書館と米・図書館情報資源振興財団が“Digital Library of the Middle East” に関する覚書を締結

2017年8月22日、カタール国立図書館(QNL)と米・図書館情報資源振興財団(CLIR)が、“Digital Library of the Middle East” (DLME)によるデジタルコンテンツの開発や、その充実・利用可能化の促進に関する覚書を締結したと発表しています。

CLIRが国内外の機関と協力して実現に向けて活動しているDLMEでは、コンテンツの充実、検索機能の強化等のためのアプリケーション・ツール・製品の提供を通じた、中東・北アフリカ地域の文化遺産の持続可能なデジタル環境の構築が目標とされています。

今回の覚書の締結により、上記の実現のほか、当該地域の文化遺産への理解の強化、文化遺産の破壊への対応、教育、歴史記録への尊重の促進ための活動の支援が目指されています。

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