アイルランド

アイルランド政府、アイルランド国立図書館によるデジタル化プロジェクトへの資金拠出を決定

2017年11月15日、アイルランドの文化・遺産・ゲールタクト省は、同国の文化機関・文化遺産機関によるデジタル化プロジェクトの一環として、アイルランド国立図書館(NLI)への200万ユーロの拠出を承認したと発表しています。

資金は1917年から1923年の出版物の目録化とデジタル化プロジェクトの第2弾に用いられ、デジタル化された出版物は、2018年から2023年までにかけて段階的に公開されます。

アイルランド保健省傘下の研究助成機関Health Research Board、同機関の助成を受けた研究成果を対象とする出版プラットフォームHRB Open Researchの開始をアナウンス

2017年10月25日、アイルランド保健省傘下の研究助成機関Health Research Board(HRB)が、同機関の助成を受けた研究成果のオープンアクセス出版プラットフォームHRB Open Researchを、2018年2月から開始すると発表しました。

HRB Open ResearchはF1000によって構築・運用されるもので、HRBの助成を受けた成果であって、公開・共有にふさわしいと著者らが考えるものであればなんでも公開することが可能です。費用はHRBが負担します。F1000が政府系助成機関の助成研究成果プラットフォームを手掛けるのは初めてとのことです。

アイルランド放送協会、デジタル化したニュース映像のコレクションを協会ウェブサイトで公開

2017年10月27日、アイルランド放送協会(RTÉ)が、デジタル化したニュース番組のコレクションの、同協会ウェブサイトからの公開を開始したと発表しています。

公開時点では、1985年3月7日から12月31日までに撮影された1,500本のニュースが公開されており、今後1999年までの映像が毎日追加されていく予定です。

アイルランド放送庁(Broadcasting Authority of Ireland)の支援を受けて、RTÉ Archivesによってビデオテープ1,332本・9,000時間分の映像がデジタル化されたものです。

TV news reports from 1980s and 1990s coming online (RTÉ,2017/10/27)
https://www.rte.ie/news/2017/1027/915583-rte-news-archives/

アイルランド国立図書館、同国出身の詩人イェイツに関する資料を購入・寄贈により取得

2017年9月27日、アイルランド国立図書館(NLI)が、同国出身の詩人ウィリアム・バトラー・イェイツ(William Butler Yeats)関連の資料を取得したと発表しています。

1つ目は、イェイツと妻との間でやり取りされた500通以上の手紙で、ロンドンでオークションに出品される前に、同館に対して打診があり、購入されたものです。

2点目は、イェイツの父であるJohn Butler Yeatsによる水彩画の自画像や家族の肖像画・スケッチ画で、family charitable trustからの助成を得て、オークションで購入したものです。

3点目は、現在、イェイツの遺族から展覧会のために貸出されている資料で、今後同館へ寄贈されることが発表されています。

アイルランド国内の発掘調査報告書を搭載する“TII Digital Heritage Collections”が公開

2017年6月19日、アイルランドのTransport Infrastructure Ireland(TII)が、Digital Repository of Ireland(DRI)及びDiscovery Programme社と共同で作成した“TII Digital Heritage Collections”が、DRIから公開されたと発表されています。

“TII Digital Heritage Collections”には1,500点以上の発掘調査報告書が搭載されており、同国の道路庁(National Roads Authority)や鉄道調達庁(Railway Procurement Agency)が2001年から2016年に実施したインフラ建設事業にともなって行なわれた発掘調査の約80%をしめます。

また、道路庁のセミナーの会議録(2003年から2009年)からの90論文およびTIIのオーディオブックや動画も含まれます。

同コレクションは、アイルランドのオープンデータポータル“HeritageMaps.ie”や、欧州の考古学の研究ポータル“ARIADNE”等からも検索可能です。

アイルランドの333の公共図書館で、Innovative Interfaces社のクラウド型図書館システム“Sierra”の共同運用を開始

2017年6月15日、米・Innovative Interfaces社が、アイルランドの公共図書館333館への同社のクラウド型図書館システム“Sierra”の導入が4月に完了したと発表してます。

システムの共同運用により、コスト削減・国民サービスの改善をはかり、2013年から2017年にかけての戦略計画の実現を目指すものです。

Nationwide Public Library System in Ireland with Over 300 Locations Now Live on a Single Innovative System(Innovative,2017/6/16)
https://www.iii.com/nationwide-public-library-system-ireland-300-locations-now-live-single-innovative-system/

アイルランド国立図書館、1916年と2016年のアイルランドを記録するウェブサイト・トップ10を発表

2016年12月13日、アイルランド国立図書館(NLI)は、2016年のアイルランドの生活に関して、また、1916年のイースター蜂起に関しての最善の記録としてのウェブサイト・トップ10を発表しました。

これは、一般から推薦を受け付けていたもので、選ばれたウェブサイトには、展覧会に焦点をあてたもの、追悼的な内容のもの、風刺的な内容のものがあり、また、ブログ、全国メディアの放送局、オンラインニュース出版社からボランティアや地域の歴史グループによって運営されている独立・非営利の放送局のものが含まれます。

選ばれた10のウェブサイトは、同館の運営するウェブアーカイブで収集・保存されます。

National Web Archive to preserve top ten websites chosen by Irish public (NLI,2016/12/13)
http://www.nli.ie/en/list/latest-news.aspx?article=ecebe796-efdf-4086-946d-6c7d73cc9a21

Twitter(@NLIreland,2016/12/14)
https://twitter.com/NLIreland/status/808987410918936576

PRESS RELEASE

アイルランドの研究図書館コンソーシアムCONULの戦略計画“Ireland's Memory, Ireland's Discovery”が始動

2016年11月22日、アイルランドの国立図書館と大学図書館によるコンソーシアム“Consortium of National and University Libraries”(CONUL)が、2016年から2019年までの戦略計画“Ireland's Memory, Ireland's Discovery”を始動させました。

戦略計画では、国内の研究図書館の蔵書をオンラインで検索できる総合目録の構築、イベントや展覧会の共催とスタッフの交流を通じた学習・教育支援のベストプラクティスの共有、公的資金を用いた研究のオープンアクセス化のためのアドヴォカシー活動が謳われています。

Conul Strategy 2016-2019 Launched(CONUL,2016/11/23)
http://www.conul.ie/conul-strategy-2016-2019-launched/

アイルランド国立図書館、“Remembering 1916, Recording 2016”と題したウェブアーカイブプロジェクトを開始

2016年11月7日、アイルランド国立図書館(NLI)が、“Remembering 1916, Recording 2016”と題したウェブアーカイブプロジェクトの開始を発表し、国民に対して、2016年のアイルランドに関する最高の記録と思うウェブサイト及び1916年の出来事を思い出させるウェブサイトの推薦を求めています。

受付は2016年11月28日までで、各カテゴリーごとに5つのウェブサイトが選ばれます。

同国の、イースター蜂起100周年を記念したプロジェクト“Ireland 2016”の一環です。

NLI Launches Public Call for ‘Remembering 1916, Recording 2016’ Web Archive(NLI,2016/11/7)
http://www.nli.ie/en/list/latest-news.aspx?article=9f90ab97-f633-47f5-8e1f-2fd7904a6566

OCLC、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)とデジタルレファレンスサービスの提供について合意

2016年9月29日、OCLCは、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)と、英国及びアイルランド国内でのデジタルレファレンスサービスの提供について合意したことを発表しています。

OCLCの“QuestionPoint”を用いて行なわれるもので、先行して実施された、北イングランドの25の高等教育機関の図書館によるコンソーシアム“The Northern Collaboration ”とOCLCによる事業の成功を基盤にした合意です。

現在のところ、33の大学が合意に基づいて契約したと発表されています。

OCLC and Society of College, National and University Libraries (SCONUL) partner for virtual reference service(OCLC,2016/9/29)
http://www.oclc.org/news/releases/2016/201603sheffield.en.html

関連:
Academic libraries from the UK’s Northern Collaboration to use OCLC QuestionPoint for out-of-hours enquiry services(OCLC,2014/12/12)

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