カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。

アイルランド

トリニティ・カレッジ・ダブリン、アイルランドの17世紀の地図データを公開(アイルランド)

アイルランドのトリニティ・カレッジ・ダブリン(TCD)が、同国の17世紀の地図データを公開するウェブサイト“The Down Survey of Ireland”を公開しています。Down Survey(ダウン・サーベイ)とは、17世紀のクロムウェルの体制下で行われたアイルランド全土の測量調査であり、アイルランドに現代的な地図作成技術を持ち込みんだものとのことです。

このダウン・サーベイにより作成された地図コレクションは、オリジナルは焼失したものの、TCDの准教授Micheál Ó Siochrúらのグループが、アイルランドや英国、フランスの図書館などからコピーを収集し、今回初めてオンラインに公開したとのことです。カウンティ(州)、バロニー(男爵領)、パリッシュ(小教区)の約2,000の地図を閲覧できるようになっているようです。

TCD Website Brings 17th-Century Maps Together for First Time in 300 Years(TCD, 2013/5/13付け)
http://www.tcd.ie/Communications/news/pressreleases/pressRelease.php?headerID=3076&pressReleaseArchive=2013

Instagramに投稿された世界で最も美しい図書館

スマートフォン用の写真共有アプリ“Instagram”が、投稿された写真をまとめて「世界の最も美しい図書館」“The World’s Most Beautiful Libraries”として紹介しています。シュツットガルト市図書館やトリニティ・カレッジ図書館(ダブリン)等に加え、日本からも金沢海みらい図書館が紹介されています。

The World’s Most Beautiful Libraries (Instagram Blog)
http://blog.instagram.com/post/48128689065/libraries

トリニティ・カレッジ・ダブリン図書館、デジタル化資料提供サイト“Digital Collections”を公開

2012年11月30日、アイルランドのトリニティ・カレッジ・ダブリンの図書館が、同館のデジタル化資料を提供するウェブサイト“Digital Collections”を公開しました。

Digital Collections Trinity College Library Dublin
http://digitalcollections.tcd.ie/home/

Launch of Digital Collections (Trinity College Library Dublin 2012/11/30付けの記事)
http://tcld.wordpress.com/2012/11/30/launch-of-digital-collections/

ワールド・ブックナイト2013で配布される書籍は?(米国、英国・アイルランド)

世界図書・著作権の日である4月23日に開催されている大人のための読書振興イベント“ワールド・ブックナイト”について、2013年に配布される書籍のタイトルが公表されています。

米国(32冊)
http://www.us.worldbooknight.org/books/2013

英国・アイルランド(20冊)
http://www.worldbooknight.org/books/2013

Who chooses and how d books get chosen?
http://www.worldbooknight.org/books/the-selection-process

Further international partners
http://www.worldbooknight.org/component/k2/item/249?Itemid=751

参考
E1290 - 100万冊に愛を込めて World Book Night 2012が開催 カレントアウェアネス-E No.215 2012.05.24
http://current.ndl.go.jp/e1290

アイルランド政府、公的資金に基づく研究成果をオープンアクセス化へ

アイルランド政府が国レベルのオープンアクセスポリシー“National Principles for Open Access Policy Statement”を発表しました。これは、公的資金に基づく研究成果については、オープンアクセスとして提供する方針を定めたもので、声明文ではそれらの研究成果はオープンアクセスリポジトリへ登載されるべきとされています。

National Principles for Open Access Policy Statement (PDF)
http://www.tcd.ie/Library/assets/pdf/National%20Principles%20on%20Open%20Access%20Policy%20Statement%20%28FINAL%2023%20Oct%202012%20v1%203%29.pdf

Ireland has announced a National Open Access Policy (STM Publishing 2012/10/25付けの記事)
http://www.stm-publishing.com/ireland-has-announced-a-national-open-access-policy/

12歳の少年が開発するクラウド型図書館システム(アイルランド)

アイルランドはダブリン郊外のラスマインズに住む12歳の少年カラン(Shane Curran)が、スマートフォンで操作するクラウドベース図書館システムを開発する会社“Libramatic”を設立したと報じられています。カランは6歳でプログラミングを始め、小学校を卒業するとソフトウェア開発者兼最高技術責任者(CTO)としてCreditCroc社で働き始め、このたびアイルランドで最年少の会社経営者になったということです。

このシステムでは、スマートフォンのカメラを用いてISBNバーコードを読み取り、オンラインで図書の情報を取得してデータベースに格納するというもので、同様にカメラを用いて図書の貸出・返却も行うようです。学校の図書館ではシステムに多くの金額を費やしているのに司書が情報を手入力する必要があるなどあまり役に立ってないという経験から思いついたアイディアとされています。

Libramatic
http://www.libramatic.com/

Chief executive (12) launches library system(The Irish Times 2012/7/31付け記事)
http://www.irishtimes.com/newspaper/finance/2012/0731/1224321154831.html

ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンの学生グループがアイルランドの図書館情報学専攻者のキャリアパスの現状調査を開始

2012年6月22日に、アイルランドのユニバーシティ・カレッジ・ダブリン(UCD)で図書館情報学(LIS)を専攻する学生グループが、同国におけるLIS専攻者のキャリアパスについて調査を開始しました。LIS専攻者は卒業後にどこで働いているのか、仕事に役立つスキルは何か等をアンケート調査し、その結果をUCDの図書館情報学大学院等のカリキュラム開発に役立てるとしています。

なお、プロジェクトのウェブサイトには、LIS専攻者のキャリアパス等に関する参考文献とそのレビューが掲載されています。

Where Are You Now?: Career pathways of LIS graduates
http://lisworkforceproject.wordpress.com/

Where are you now?… Career pathways of LIS graduates (Library.ie 2012/6/22付けの記事)
http://www.library.ie/2012/06/22/where-are-you-now-career-pathways-of-lis-graduates/

参考:
CA1737 - 米国の図書館就職事情 / 田中あずさ
http://current.ndl.go.jp/ca1737

図書館情報学についてTwitter上で熱く語る#irelibchat開催へ(アイルランド)

2012年6月21日午後7時から8時(現地時間)にかけて、アイルランドの図書館関係者によるTwitter上のイベント“#irelibchat”が開催されます。これは、図書館情報学に関する幅広いトピックを参加者が選択し、Twitterを使って議論するというもので、英国における同様の取り組み(#UKLibChat)をアイルランドの図書館界で実施しようというものです。同国の図書館界ではこれが初めての試みで、アイルランドの図書館情報学をテーマとしたコミュニティブログ“libfocus”が主催するとのことです。

Third Thursday #irelibchat? (libfocus 2012/6/12付けの記事)
http://libfocus.blogspot.jp/2012/06/third-thursday-irelibchat.html

Join in on the #irelibchat Twitter chat (Library.ie 2012/6/11付けの記事)
http://www.library.ie/2012/06/11/join-in-on-the-irelibchat-twitter-chat/

#UKLibChat
http://uklibchat.wordpress.com/

Interleaf社、レファレンスサービスの質問回答管理システムInterleaf LQの提供を開始

アイルランドの図書館システムベンダーであるInterleaf社が、レファレンスサービスの質問・回答を管理するシステムの提供を開始しています。郷土史担当部署やレファレンス担当部署での利用を想定しているもののようです。

Ref.
Interleaf LQ application launched(Interleaf社 2012/6/8)
http://www.interleaf.ie/News/Interleaf-LQ-application-launched

製品概要
http://www.interleaf.ie/Products-and-Services/Library-Management-Systems/Interleaf-Applications/LQ-library-application
※インターフェースのスクリーンショットあり。

アイルランドの公共図書館、3分の1がOverDriveによる電子書籍サービス提供

アイルランドでOverDriveの代理店となっているInterleaf Technology社が、アイルランドの公共図書館の約3分の1に当たる10州の公共図書館が、OverDriveによる電子書籍サービスを開始した、と公表したとのことです。

Ref.
One third of Irish public Libraries use OverDrive ebooks service from Interleaf Technology(2012.6.12付け)
http://www.irishpressreleases.ie/2012/06/12/one-third-of-irish-public-libraries-use-overdrive-ebooks-service-from-interleaf-technology/

OverDrive e-books now available in one-third of Irish public libraries(2012.6.12付け)
http://www.siliconrepublic.com/new-media/item/27724-overdrive-e-books-now-avail

トリニティ・カレッジ・ダブリン図書館が300周年を迎える(アイルランド)

1712年5月23日に旧館の礎石が置かれて300年を迎えたのを記念して、アイルランドのトリニティ・カレッジ・ダブリンの図書館では、同館職員の集合写真の撮影や、ジョナサン・スウィフトやオスカー・ワイルド等といった同大学の著名な卒業生に扮した人々のイベント等が行われたようです。その様子が同館の300周年記念特設サイトで公開されています。なお、同館は、これまでにたびたび「美しい図書館」として取り上げられている図書館です。

We Are 300... (Trinity College Library Dublin 2012/5/24付けの記事)
http://tcld.wordpress.com/2012/05/24/we-are-300/

Old Library Tercentenary 1712-2012 (Trinity College Dublin図書館の300周年特設サイト)
http://www.tcd.ie/Library/tercentenary/

参考:
世界の美しい図書館13館、WebUrbanistが紹介
http://current.ndl.go.jp/node/18970

E1290 - 100万冊に愛を込めて World Book Night 2012が開催

E1290 - 100万冊に愛を込めて World Book Night 2012が開催

ユネスコの定める世界図書・著作権の日(E1168参照)である4月23日に,英国・アイルランド・ドイツ・米国で,大人のための読書振興イベントである「ワールド・ブック・ナイト2012」(World Book Night 2012)が開催された。...

アイルランド国立図書館、ジェイムズ・ジョイスの手稿のデジタル画像を公開

アイルランド国立図書館が、ジェイムズ・ジョイスの手稿のデジタル画像を無料公開しています。

これについては、米国のジョイス研究家が、同時期に販売を開始し著作権を主張しているとのことです。

Ref.
More service enhancements (アイルランド国立図書館 2012/4/10付けニュース)
http://www.nli.ie/en/list/latest-news.aspx?article=3f4bf22c-6dc8-4182-be71-4b09b9df84f2

Ireland’s National Library publish James Joyce manuscripts online amid copyright dispute - Same materials published in US and being sold for profit (Irish Central紙 2012/4/14付けの記事)
http://www.irishcentral.com/ent/Irelands-National-Library-publish-James-Joyce-manuscripts-online-amid-copyright-dispute-147430065.html

アイルランド図書館会議、同国公共図書館の2012年予算統計を公表

2012年3月16日に、アイルランド図書館会議(Chomhairle Leabharlanna)が、同国に32ある公共図書館局(public library authority)の2012年予算の年次統計を公表しました。2012年の公共図書館サービス予算は前年比で2.6%減であること、全体での図書館資料費は2011年と比較し12.1%減少していること等が示されているようです。

Public Library Authorities Budgeted Expenditure for 2012 (PDF)
http://www.librarycouncil.ie/publications_archive/documents/2012budgets.pdf

2012 Public Library Estimates of Expenditure Published. (Chomhairle Leabharlanna 2012/3/16付けの記事)
http://www.librarycouncil.ie/2012-public-library-estimates-of-expenditure-published/

チェスター・ビーティー図書館の絵巻修復事業(記事紹介)

アジアと欧州の博物館ネットワークであるASEMUSの2012年2月7日付けの記事で、アイルランドのダブリンにあるチェスター・ビーティー図書館が住友財団の助成を受けて行なっている、17世紀に作られた日本の絵巻の修復事業を紹介しています。修復作業の進捗については、修復を担当しているrestorientのブログに掲載されているようです。

restorient
http://www.restorient.com/index.php

restorient blog
http://restorient.blogspot.com/

Asia-Europe effort conserves ancient Japanese scrolls (ASEMUS 2012/2/7付けの記事)
http://asemus.museum/news/asia-europe-effort-conserves-ancient-japanese-scrolls/

アイルランド図書館協会、同国のヘルスサイエンス分野の図書館の実態と今後の方向性をまとめた調査報告書を公開

2012年1月26日に、アイルランド図書館協会の一セクションであるヘルスサイエンス図書館グループ(Health Sciences Libraries Group:HSLG)が、“Irish health libraries: new directions. Report of the status of health librarianship and libraries in Ireland”と題した調査報告書を公開したようです。この報告書では、同国におけるヘルスサイエンス分野の図書館等に勤務する職員の現状、ヘルスサイエンス分野の図書館が提供しているサービスやリソース、サービス提供基準等の調査を踏まえた上で、今後同国のヘルスサイエンス分野の図書館が執るべき方向性について提言をまとめているようです。

Health Libraries Report is a Call to Action (PDF) (Health Sciences Library Group 2012/1/26付けのプレスリリース)
http://www.hslg.ie/wp-content/uploads/2012/01/SHELLI_PRESS-RELEASE.pdf

アイルランド王立音楽アカデミー、19世紀のギターミュージックの楽譜コレクションをデジタル化

2012年1月19日、アイルランド王立音楽アカデミー(Royal Irish Academy of Music)が、特別コレクションであるJosiah Andrew Hudlestonコレクションをデジタル化公開したようです。この特別コレクションは、Josiah Andrew Hudleston(1799-1865)が収集した、19世紀のギターミュージック1,000作品以上の楽譜が含まれているようです。

Online Library Catalogue
http://library.riam.ie/uhtbin/cgisirsi.exe/0/x/0/60/80/X/BLASTOFF

19the century guitar music collection now available online from the Royal Irish Academy of Music (Royal Irish Academy of Music 2012/1/19付けの記事)
http://www.riam.ie/19th-century-guitar-music-collection-now-available-online-from-the-royal-irish-academy-of-music/

アイルランド図書館会議、公共図書館員向けに利用者とのコミュニケーション法を解説したガイドブックを公開

2011年10月20日にアイルランド図書館会議(Library Council)が、利用者と公共図書館員がコミュニケーションを円滑に行うためのガイドブック“Say It Write”をウェブサイトで公開しました。このガイドブックは、公共図書館員が利用者と効果的にコミュニケーションを取ってより容易に「つながる」ことで、時間と予算の節約に役立つものとして作成されたようです。話し方だけでなく、印刷媒体やポスター、パワーポイント等での表現の仕方等も収録されているようです。

Say It Write
http://www.library.ie/sayitwrite/

Say it Write guidelines launched (Library Council 2011/10/20付けの記事)
http://www.librarycouncil.ie/say-it-write-guidlines-launched/

アイルランド国立図書館と同国の大学図書館2館が資料共同管理で協力

2011年8月22日、アイルランド国立図書館とユニバーシティ・カレッジ・ダブリンの図書館、そしてトリニティ・カレッジ(ダブリン大学)の図書館の3館が、資料共同管理に関する協力協定を結んだようです。これは、3館の資料の収蔵能力が限界に達し、資料保存環境の悪化のリスクが高まってきたことが背景にあるようです。今後、3館はコレクションの管理と両立したサービス提供に関する連携のあり方について、コンサルティング会社による調査を受けるようです。

Collaborative Storage Facility Proposal (National Library of Ireland 2011/8/24付けの記事)
http://www.nli.ie/en/list/latest-news.aspx?article=b17d3034-8b5e-473d-8b19-eec3fd1afc31

New Collaborative Storage Facility in Bid to Conserve Ireland’s Library Collections (Trinity College Library Dublin 2011/8/23付けの記事)

世界の美しい図書館13館、WebUrbanistが紹介

2011年8月22日付けのWebUrbanistで世界の美しい図書館として13館が紹介されています。記事では、18世紀から20世紀初頭に建てられた図書館を取り上げており、オランダ・アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum Amsterdam)の図書閲覧室、アイルランドのトリニティ・カレッジ(ダブリン大学)の図書館(Trinity College Library)等が紹介されています。

Bountiful Books: 13 Incredibly Intricate Historic Libraries (WebUrbanist 2011/8/22付けの記事)
http://weburbanist.com/2011/08/22/bountiful-books-13-incredibly-intricate-historic-libraries/

参考:
Huffington Post、世界の美しい図書館を紹介
http://current.ndl.go.jp/node/15696

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