スウェーデン

スウェーデンの文化遺産のデジタル化とその保存、そしてアクセスへの取り組みを行うDigisam 英語ブログを開設

2012年9月4日、スウェーデンの国レベルでの文化遺産デジタル化とデジタル保存、デジタル文化遺産へのアクセスに関する取り組みを行う事務局Digisamが、これまでのスウェーデン語版ブログに加えて、英語簡略版の同名ブログを開設しました。

スウェーデンでは2012年から2015年まで国レベルでのデジタル化戦略がとられており、Digisamはスウェーデン国立公文書館が運営母体となっているようです。

Digisam (英語簡略版)
http://digisam-ra-eng.blogspot.it/

Digisam (スウェーデン語版)
http://digisam-ra.blogspot.jp/

ワールド・ワイド・ウェブ財団、ウェブの影響を測る多元的評価指標“Web Index”を発表 トップはスウェーデン

2012年9月5日にワールド・ワイド・ウェブ財団(World Wide Web Foundation)がウェブサイト“Web Index”を公開しました。Web Indexは、ウェブの成長度や利便性、人々や国家への影響を計る世界初の多元的な指標であるとされています。2012年版は61か国が対象になっており、その結果、トップはスウェーデンで、日本は20位でした。関連するレポートや資料、Linked Data形式のデータセットもあわせて公開されています。

Web Index
http://thewebindex.org/

Downloads | Web Index
http://thewebindex.org/data/downloads/

Japan(PDF:1ページ)
http://thewebindex.org/data/all/country/JPN.pdf

Web Foundation Launches the Web Index(World Wide Web 2012/9/5付けニュース)
http://www.webfoundation.org/2012/09/web-foundation-launches-the-web-index/

参考:

シェーブデ大学がスウェーデンの大学図書館で初めてWorldCat Localを導入、インタフェースの翻訳も計画中

スウェーデンのシェーブデ大学図書館(University library of Skövde)がOCLCのディスカバリサービスWorldCat Localを導入すると発表されました。スウェーデンの大学図書館では初ということです。15,000タイトルの電子ジャーナルおよび70,000タイトルの電子書籍を導入している同館は、WorldCat Localを選択した理由として、費用対効果の高さや定期的な新規コンテンツ追加、ユーザインタフェースの完成度を挙げています。また、同館ではWorldCat Localのインタフェースをスウェーデン語に翻訳することも計画しているそうです。新学期の始まる2012年9月には導入フェーズの第一段階を完了させたい、としています。

University of Skövde in Sweden selects WorldCat Local(OCLC 2012/8/9付けニュース)
http://www.oclc.org/news/releases/2012/201250.htm

スウェーデン王立図書館等による新聞デジタル化プロジェクト 100万ページを突破

2012年7月2日、スウェーデン王立図書館等による新聞デジタル化プロジェクト“Digidaily”において、スキャンしたページ数が100万を突破したと発表されています。2012年秋にはデジタル化資料の公開を行う予定のようです。

One million scanned pages. (Kungliga biblioteket 2012/7/2付けの記事)
http://www.kb.se/english/about/news/One-million-scanned-pages/

参考:
スウェーデン王立図書館、同国の新聞デジタル化プロジェクトの進捗等を紹介するブログを開設
http://current.ndl.go.jp/node/19546

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)第3回年次集会・総会の資料・報告

2012年5月21日と22日に、スウェーデンのウプサラ大学で開催された、「オープンアクセスリポジトリ連合」(COAR)の第3回年次集会・総会の資料が公開されました。ワーキンググループ会議や総会のほか、スウェーデン、ドイツ、アルゼンチン、インド、中国などにおける機関リポジトリやオープンアクセスの取組みについての発表が行われました。日本からは国立情報学研究所(NII)の武田英明教授から“NII National-wide Repository Network –Vision and Practice–”と題したプレゼンや、ポスターセッションへの参加が行われ、その様子は『月刊DRF』第29号などで紹介されています。

General Assembly 2012(COAR)
http://www.coar-repositories.org/about-coar/meetings/general-assembly-2012/

Program(COAR)
http://www.coar-repositories.org/about-coar/meetings/general-assembly-2012/program/

Presentations and Abstracts(COAR)

スウェーデン国立図書館、電子リソースのナレッジベース及びリンクリゾルバをテーマとしたレポートを公開

スウェーデン国立図書館が、電子リソースのナレッジベースとリンクリゾルバをテーマとしたレポート“Knowledge Base and Link Resolver Study: General Findings”(2012年5月付け)を公開しました。これは、図書館システムに関するウェブサイト“Library Technology Guides”を運営するブリーディング(Marshall Breeding)氏が執筆したもので、各社リンクリゾルバの主な特徴や、図書館に対して行なったリンクリゾルバに関する調査結果などがまとめられています。なお、ブリーディング氏は、2012年5月末でヴァンダービルト大学図書館を退職し、今後はフリーのコンサルタントとして執筆・講演活動を行なっていくそうです。

Knowledge Base and Link Resolver Study: General Findings(PDF:103ページ)
http://www.kb.se/dokument/Knowledgebase_linkresolver_study.pdf

Knowledge Base and Link Resolver Study: General Findings(Librisbloggen 2012/6/5付け記事)

スウェーデンの図書館に関する2011年の統計のデータとレポートが公開

2012年5月21日に、スウェーデン王立図書館が、同国の図書館に関する2011年の統計を公開しました。公共図書館、病院図書館、研究図書館に関する統計データ等と、全体をまとめたレポートが公開されています。

Bibliotek 2011
http://www.kb.se/aktuellt/nyheter/2012/Utlaningen-av-e-medier-pa-biblioteken-fortsatt-stark/

参考:
スウェーデンの図書館に関する2010年の統計のデータとレポートが公開
http://current.ndl.go.jp/node/19700

スウェーデン王立図書館がOCLC WorldCat不参加を選んだ理由についてコメント

スウェーデン王立図書館は2011年12月に書誌データ利用ポリシーを理由としてOCLCの総合目録WorldCatへの参加を見送ることを発表し、その後OCLCがコメントを発表していました。この件に関して、同館が2012年4月19日付けのブログ記事で不参加の理由を整理したコメントを発表しています。主な内容は以下の3点です。

(1)WorldCatの書誌データの再利用等に関して参加館はOCLCよりも弱い権利しか与えられておらず、非対称な構造になっている。
(2)国立の図書館としてOCLCという単一の組織だけに協力するということはできない。
(3)スウェーデン王立図書館は書誌データを完全に公開することが戦略的に重要だと考えている。

最後に、各館がWorldCatからダウンロードした書誌をCCOライセンス(パブリックドメイン)も含めたオープンなライセンスで他のサービスに提供することをOCLCは許可すべきである、それはOCLCのサービスプロバイダとしての地位を弱めるのではなく強化することにつながるであろう、と主張されています。

メタデータやLinked Data等の専門家として知られるKaren Coyle氏は、自身のブログでこのコメントを紹介し、「スウェーデン王立図書館の反論はもっともであり否定できない」と述べています。

世界の美しい公共図書館25館(記事紹介)

2012年4月16日に、Flavorwireが、世界の美しい公共図書館25館を紹介している“The 25 Most Beautiful Public Libraries in the World”という記事を掲載しています。記事では、ノルウェーのVenneslaにあるVennesla Library and Culture Houseやカナダのバンクーバーにある中央公共図書館、英国のブリストル中央図書館のほかに、日本からは石川県の金沢海みらい図書館と宮城県のせんだいメディアテークが取り上げられています。

The 25 Most Beautiful Public Libraries in the World (Flavorwire 2012/4/16付けの記事)
http://flavorwire.com/280318/the-25-most-beautiful-public-libraries-in-the-world?all=1

参考:
世界の美しい書斎・私設図書館20軒(記事紹介)
http://current.ndl.go.jp/node/20357

Huffington Post、世界の美しい図書館を紹介
http://current.ndl.go.jp/node/15696

世界の美しい図書館13館、WebUrbanistが紹介

OCLC、スウェーデン王立図書館との交渉決裂についてコメントを発表

2011年12月21日付けでスウェーデン王立図書館(KB)が発表したOCLCとの交渉決裂について、OCLC副会長のミハルコ(James Michalko)氏がコメントを発表しています。ミハルコ氏は「我々は、KBの要望とOCLCの基準の双方を満たすかたちで、同館及び総合目録LibrisのデータをWorldCatに登録することが可能であると信じている。彼らが交渉終了を選択したことは残念だ」とし、以下の2点について述べています。

・“WorldCat Rights and Responsibilities”は任意のガイドラインであり、WorldCat由来の書誌レコードを他機関に提供するかどうかは最終的にはKBが決断することである。

・“WorldCat Rights and Responsibilities”と矛盾しないようなライセンス方式のアプローチもあり得る。

交渉の際には、KBやEuropeanaとは上記の点についても議論したと述べられています。また、同ガイドラインや書誌データのオープン化に関するOCLCの考え方などについて、Open Knowledge Foundation Blogの2011/6/6付け記事に解説があるようです。

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