スウェーデン

スウェーデン、新図書館法を施行

2014年1月1日、スウェーデンの新図書館法(2013:801)が施行されました。これは、2013年10月24日にスウェーデン議会で可決されたものです。国立国会図書館の『外国の立法』(2014年1月号)で、旧法と異なる点など、概要を紹介しています。

【スウェーデン】 新図書館法の制定(国立国会図書館調査及び立法考査局、『外国の立法』 、2014.1)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8407335_po_02580106.pdf?contentNo=1

2014年刊行分 No.258-1~ (国立国会図書館、『外国の立法』)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/2014/index.html

これからの公共図書館のデザインを模索する:“Model Programme for Public Libraries”が公開

図書館のデザインに関する情報を提供する“Model Programme for Public Libraries”というウェブサイトが立ち上がっていました。

主に3つのコンテンツから構成されており、サイトの紹介によると、“The Changing Public Library”では戦略検討に資する記事が提供され、“Design Challenges”では変わりゆく図書館の機能をサポートするスペースやデザインのアイデアと可能性が示され、また“Cases”では、実際の事例が紹介されているようです。“Cases”においては、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、オランダの図書館掲載されており、現時点で15事例が写真と共に紹介されています。

このウェブサイトは、デンマークのDanish Agency for Culture等によるもので、2013年9月に立ち上げられたようです。

Model Programme for Public Libraries
http://modelprogrammer.kulturstyrelsen.dk/en/

What is the Model Programme and Who Is Behind It?(Model Programme for Public Libraries)

スウェーデン全国書誌、Serials Solutions社のディスカバリーサービスSummonの検索対象に追加

2013年10月31日、Serials Solutions社は、スウェーデン王立図書館(Kungliga Biblioteket:KB)と協力し、同社のディスカバリーサービスSummonの検索対象に、スウェーデン全国書誌を追加すると発表しました。

スウェーデン全国書誌は、スウェーデン王立図書館が運営する総合目録LIBRISの一部で、1976年以降にスウェーデンで出版された出版物、1986年以降の地図の書誌情報などが含まれています。

The Swedish National Bibliography to be Indexed in the Summon Service(2013/10/31付け, Serials Solutions)
http://www.serialssolutions.com/en/words/detail/the-swedish-national-bibliography-to-be-indexed-in-the-summon-service

Swedish National Bibliography
http://www.kb.se/english/find/bibliographies/national/

About LIBRIS

スウェーデンのミュージアム3館が高精細画像を公開、Wikimedia Commonsにも共有

2013年10月23日、Wikimedia Foundation のコミュニティブログに、スウェーデンのミュージアム3館(The Royal Armoury、Skokloster Castle、The Hallwyl museum)の高精細デジタル画像の公開についてのアナウンスが掲載されています。

記事によると、3館は、2013年初頭より高精細デジタル画像をそれぞれのウェブサイトで公開することを進めてきており、また2013年10月に画像をWikimedia Commonsにアップロードし始めたとのことです。これまでにWikimedia Commonsには、およそ19,000点(7,000点のネガを含む)をアップロードしたとのことです。

Swedish Museums freely sharing images from their collections(Wikimedia Foundation Community Blog, 2013/10/23付け)
http://blog.wikimedia.org/2013/10/23/swedish-museums-share-images/

Commons:Livrustkammaren och Skoklosters slott med Stiftelsen Hallwylska museet

"Building Libraries for Tomorrow"のレポートが公開

2013年9月16日付で図書館建築に関するレポート"Building Libraries for Tomorrow"が公開されました。

このレポートは、12ヶ国の17の図書館で実際に図書館建築のプロジェクトに関わったマネージャーや実務者を対象に、成功する図書館建築に必要な要素や空間などについて調査を行った結果をまとめたものとのことです。図書館建築の計画の重点が、蔵書や物理的な設備のための空間の設計から、人々やコミュニティのアウトカム、経験や革新のためのデザインに移ってきているという国際的な傾向が記されているとのことです。

調査には、Bill and Melinda Gates International Network of Emerging Library Innovatorsが協力しているとのことです。

Building Libraries for Tomorrow
http://www.geelonglibraries.vic.gov.au/sites/default/files/pdfs/Board-Report-Attachment4-Sept-16-2013.pdf

via:
New Report: Building Libraries for Tomorrow (IFLA News 2013/10/7付けの記事)

スウェーデンで、図書館の電子書籍貸出サービスに関する製品・サービスを提供する新会社Atingoが設立

スウェーデンで、電子書籍やオンデマンド出版を手掛けるPublit社と、図書館や文書館向けのシステムベンダであるAxiell社が、2013年8月に、図書館に電子書籍貸出に関する製品・サービスを提供する新会社“Atingo”を設立しました。これについて、ALA TechSourceに、ブリーディング(Marshall Breeding)氏の提供として記事が掲載されています。

記事では、スウェーデンの図書館における、利用者への提供実績に応じてそれぞれの図書館が料金を支払うという電子書籍貸出モデルを、米国のモデルとは異なるものとして紹介するとともに、Atingoは、これをさらに前進させる狙いであるとを紹介しています。Publit社側が、出版社から電子書籍タイトルを収集し図書館員向けに提供する目録や、図書館員用の管理インターフェースを提供し、またAxiell社側が、利用者向けのインターフェースを提供しているようです。

Atingo and the Swedish E-Book Lending Model(ALA Techsource, 2013/9/17付け)
http://www.alatechsource.org/blog/2013/09/atingo-and-the-swedish-e-book-lending-model.html

Atingo

スウェーデン王立図書館から盗まれた貴重書が返却される

2013年7月24日、米国の連邦捜査局(FBI)が、1990年代にスウェーデン王立図書館から盗まれた貴重書2冊を同図書館に返却したことを発表しました。同図書館では1995年から2004年の間に少なくとも56冊の貴重書等が盗まれており、今回返却されたのはそのうちの2冊とのことです。盗難品と知らずに購入し、所蔵していた米国の貴重書店が、FBIからの連絡を受け、返却に同意したとのことです。

United States Returns Stolen Antique Books to the National Library of Sweden (FBI 2013/7/24)
http://www.fbi.gov/newyork/press-releases/2013/united-states-returns-stolen-antique-books-to-the-national-library-of-sweden

DOAJが開始から10年を迎える

2013年5月12日、オープンアクセスジャーナルのディレクトリであるDOAJ(Directory of Open Access Journals)が、開始から10周年を迎え、それを記念する記事を公開しています。

DOAJは、2003年2月にスウェーデンのルンド大学図書館が、Open Society InstituteとSPARCの支援を受けて始めたものです。記事では、10年前と比較してオープンアクセスのモデルが大きく変わったことを指摘し、DOAJのウェブサイトが、オープンアクセスの学術コンテンツの中心に位置するようになったと述べられています。

DOAJ celebrates 10 years at the heart of Open Access (DOAJ 2013/5/12付けの記事)
http://www.doaj.org/doaj?func=news&nId=300&uiLanguage=en

10~13歳のみ入館可能なストックホルムの公共図書館“Tio Tretton”

2013年1月31日付けのIFLAのInternational Literacy and Reading Blogで、スウェーデンのストックホルムにある“Tio Tretton”という公共図書館が紹介されています(オリジナルポストは2012年12月17日付け)。

この図書館は、10歳から13歳までの子どものみ入館可能で、父兄・教師・支援アドバイザー等の大人の入館は不可となっています。また、入館を“許された”大人のスタッフはいますが、それも子どもからの質問に答えるのみで、子ども間のことには立ち入らないこと、子どもが望むことはなんでもさせることとが規則となっているようです。

館内の書架は年齢別ではなくテーマ別に配架されており、子供が「適切」と評価されるような図書ではなく、子ども自身が読みたい本を見つけることができるようにレイアウトされているとのことです。その他にも、館内には、読書だけでなく、映画作製や演奏、料理等のための環境が用意されているとのことです。

Tio Tretton (Kulturhuset)
http://kulturhuset.stockholm.se/TioTretton/

Children-only public library (IFLA blog 2013/1/31付けの記事)

スウェーデン図書館協会、電子書籍に対する協会の考えをまとめた資料の英訳版を公開

2012年9月11日付けのLibraries.fiの記事よると、スウェーデン図書館協会による、電子書籍に関する問題と図書館の役割についての資料“Say hello to your new librarian”の英語訳が公開されたとのことです。

Say hello to your new librarian (PDF)
http://www.biblioteksforeningen.org/wp-content/uploads/2012/08/Say-hello-to-yor-new-librarian-120906.pdf

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