スウェーデン

"Building Libraries for Tomorrow"のレポートが公開

2013年9月16日付で図書館建築に関するレポート"Building Libraries for Tomorrow"が公開されました。

このレポートは、12ヶ国の17の図書館で実際に図書館建築のプロジェクトに関わったマネージャーや実務者を対象に、成功する図書館建築に必要な要素や空間などについて調査を行った結果をまとめたものとのことです。図書館建築の計画の重点が、蔵書や物理的な設備のための空間の設計から、人々やコミュニティのアウトカム、経験や革新のためのデザインに移ってきているという国際的な傾向が記されているとのことです。

調査には、Bill and Melinda Gates International Network of Emerging Library Innovatorsが協力しているとのことです。

Building Libraries for Tomorrow
http://www.geelonglibraries.vic.gov.au/sites/default/files/pdfs/Board-Report-Attachment4-Sept-16-2013.pdf

via:
New Report: Building Libraries for Tomorrow (IFLA News 2013/10/7付けの記事)

スウェーデンで、図書館の電子書籍貸出サービスに関する製品・サービスを提供する新会社Atingoが設立

スウェーデンで、電子書籍やオンデマンド出版を手掛けるPublit社と、図書館や文書館向けのシステムベンダであるAxiell社が、2013年8月に、図書館に電子書籍貸出に関する製品・サービスを提供する新会社“Atingo”を設立しました。これについて、ALA TechSourceに、ブリーディング(Marshall Breeding)氏の提供として記事が掲載されています。

記事では、スウェーデンの図書館における、利用者への提供実績に応じてそれぞれの図書館が料金を支払うという電子書籍貸出モデルを、米国のモデルとは異なるものとして紹介するとともに、Atingoは、これをさらに前進させる狙いであるとを紹介しています。Publit社側が、出版社から電子書籍タイトルを収集し図書館員向けに提供する目録や、図書館員用の管理インターフェースを提供し、またAxiell社側が、利用者向けのインターフェースを提供しているようです。

Atingo and the Swedish E-Book Lending Model(ALA Techsource, 2013/9/17付け)
http://www.alatechsource.org/blog/2013/09/atingo-and-the-swedish-e-book-lending-model.html

Atingo

スウェーデン王立図書館から盗まれた貴重書が返却される

2013年7月24日、米国の連邦捜査局(FBI)が、1990年代にスウェーデン王立図書館から盗まれた貴重書2冊を同図書館に返却したことを発表しました。同図書館では1995年から2004年の間に少なくとも56冊の貴重書等が盗まれており、今回返却されたのはそのうちの2冊とのことです。盗難品と知らずに購入し、所蔵していた米国の貴重書店が、FBIからの連絡を受け、返却に同意したとのことです。

United States Returns Stolen Antique Books to the National Library of Sweden (FBI 2013/7/24)
http://www.fbi.gov/newyork/press-releases/2013/united-states-returns-stolen-antique-books-to-the-national-library-of-sweden

DOAJが開始から10年を迎える

2013年5月12日、オープンアクセスジャーナルのディレクトリであるDOAJ(Directory of Open Access Journals)が、開始から10周年を迎え、それを記念する記事を公開しています。

DOAJは、2003年2月にスウェーデンのルンド大学図書館が、Open Society InstituteとSPARCの支援を受けて始めたものです。記事では、10年前と比較してオープンアクセスのモデルが大きく変わったことを指摘し、DOAJのウェブサイトが、オープンアクセスの学術コンテンツの中心に位置するようになったと述べられています。

DOAJ celebrates 10 years at the heart of Open Access (DOAJ 2013/5/12付けの記事)
http://www.doaj.org/doaj?func=news&nId=300&uiLanguage=en

10~13歳のみ入館可能なストックホルムの公共図書館“Tio Tretton”

2013年1月31日付けのIFLAのInternational Literacy and Reading Blogで、スウェーデンのストックホルムにある“Tio Tretton”という公共図書館が紹介されています(オリジナルポストは2012年12月17日付け)。

この図書館は、10歳から13歳までの子どものみ入館可能で、父兄・教師・支援アドバイザー等の大人の入館は不可となっています。また、入館を“許された”大人のスタッフはいますが、それも子どもからの質問に答えるのみで、子ども間のことには立ち入らないこと、子どもが望むことはなんでもさせることとが規則となっているようです。

館内の書架は年齢別ではなくテーマ別に配架されており、子供が「適切」と評価されるような図書ではなく、子ども自身が読みたい本を見つけることができるようにレイアウトされているとのことです。その他にも、館内には、読書だけでなく、映画作製や演奏、料理等のための環境が用意されているとのことです。

Tio Tretton (Kulturhuset)
http://kulturhuset.stockholm.se/TioTretton/

Children-only public library (IFLA blog 2013/1/31付けの記事)

スウェーデン図書館協会、電子書籍に対する協会の考えをまとめた資料の英訳版を公開

2012年9月11日付けのLibraries.fiの記事よると、スウェーデン図書館協会による、電子書籍に関する問題と図書館の役割についての資料“Say hello to your new librarian”の英語訳が公開されたとのことです。

Say hello to your new librarian (PDF)
http://www.biblioteksforeningen.org/wp-content/uploads/2012/08/Say-hello-to-yor-new-librarian-120906.pdf

スウェーデンの文化遺産のデジタル化とその保存、そしてアクセスへの取り組みを行うDigisam 英語ブログを開設

2012年9月4日、スウェーデンの国レベルでの文化遺産デジタル化とデジタル保存、デジタル文化遺産へのアクセスに関する取り組みを行う事務局Digisamが、これまでのスウェーデン語版ブログに加えて、英語簡略版の同名ブログを開設しました。

スウェーデンでは2012年から2015年まで国レベルでのデジタル化戦略がとられており、Digisamはスウェーデン国立公文書館が運営母体となっているようです。

Digisam (英語簡略版)
http://digisam-ra-eng.blogspot.it/

Digisam (スウェーデン語版)
http://digisam-ra.blogspot.jp/

ワールド・ワイド・ウェブ財団、ウェブの影響を測る多元的評価指標“Web Index”を発表 トップはスウェーデン

2012年9月5日にワールド・ワイド・ウェブ財団(World Wide Web Foundation)がウェブサイト“Web Index”を公開しました。Web Indexは、ウェブの成長度や利便性、人々や国家への影響を計る世界初の多元的な指標であるとされています。2012年版は61か国が対象になっており、その結果、トップはスウェーデンで、日本は20位でした。関連するレポートや資料、Linked Data形式のデータセットもあわせて公開されています。

Web Index
http://thewebindex.org/

Downloads | Web Index
http://thewebindex.org/data/downloads/

Japan(PDF:1ページ)
http://thewebindex.org/data/all/country/JPN.pdf

Web Foundation Launches the Web Index(World Wide Web 2012/9/5付けニュース)
http://www.webfoundation.org/2012/09/web-foundation-launches-the-web-index/

参考:

シェーブデ大学がスウェーデンの大学図書館で初めてWorldCat Localを導入、インタフェースの翻訳も計画中

スウェーデンのシェーブデ大学図書館(University library of Skövde)がOCLCのディスカバリサービスWorldCat Localを導入すると発表されました。スウェーデンの大学図書館では初ということです。15,000タイトルの電子ジャーナルおよび70,000タイトルの電子書籍を導入している同館は、WorldCat Localを選択した理由として、費用対効果の高さや定期的な新規コンテンツ追加、ユーザインタフェースの完成度を挙げています。また、同館ではWorldCat Localのインタフェースをスウェーデン語に翻訳することも計画しているそうです。新学期の始まる2012年9月には導入フェーズの第一段階を完了させたい、としています。

University of Skövde in Sweden selects WorldCat Local(OCLC 2012/8/9付けニュース)
http://www.oclc.org/news/releases/2012/201250.htm

スウェーデン王立図書館等による新聞デジタル化プロジェクト 100万ページを突破

2012年7月2日、スウェーデン王立図書館等による新聞デジタル化プロジェクト“Digidaily”において、スキャンしたページ数が100万を突破したと発表されています。2012年秋にはデジタル化資料の公開を行う予定のようです。

One million scanned pages. (Kungliga biblioteket 2012/7/2付けの記事)
http://www.kb.se/english/about/news/One-million-scanned-pages/

参考:
スウェーデン王立図書館、同国の新聞デジタル化プロジェクトの進捗等を紹介するブログを開設
http://current.ndl.go.jp/node/19546

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