スウェーデン

北欧閣僚会議がOA方針を発表

2014年1月29日付けで、北欧閣僚会議(Nordic Council of Ministers)がオープンアクセス(OA)方針を発表していました。同方針は2014年3月27日付けでROARMAPに登録されています。

北欧閣僚会議は北欧諸国(デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、アイスランド)の政府代表者による、相互利益追求を目的とする会議で、北欧共通の助成・研究政策提言機関である北欧研究会議(NordForsk)等を下部機関に持ちます。今回発表されたOA方針ではNordForskをはじめとする、北欧閣僚会議関連の研究機関を対象に、すべての発表物を北欧閣僚会議のリポジトリに登録することを求めています。2014年3月26日時点で、リポジトリでは約3,000の出版物が公開されていたとのことです。

Open Access mandate(Nordic cooperation、2014/1/29付け)
http://www.norden.org/en/publications/open-access/open-access-mandate

3000 Nordic publications available with Open Access(Nordic cooperation、2014/3/26付け)

スウェーデン王立図書館、書誌データをWorldcatを通じてCC0で公開することでOCLCと合意

2014年2月14日、スウェーデン王立図書館は、WorldCatを通じて提供される、同館が運営する総合目録Librisのデータを、CC0(パブリックドメイン)で公開することでOCLCと合意したと発表しました。

KB tecknar avtal om oppen licens(Kungliga Biblioteket, 2014/2/14付)
http://www.kb.se/aktuellt/nyheter/2014/KB-tecknar-avtal-om-oppen-licens/

The National Library of Sweden signs agreement on CC0 license with OCLC(Librisbloggen, 2014/2/14付)
https://5609apfgfd.appspot.com/librisbloggen.kb.se/2014/02/14/the-national-library-of-sweden-signs-agreement-on-cco-license-with-oclc/

via:

スウェーデン、新図書館法を施行

2014年1月1日、スウェーデンの新図書館法(2013:801)が施行されました。これは、2013年10月24日にスウェーデン議会で可決されたものです。国立国会図書館の『外国の立法』(2014年1月号)で、旧法と異なる点など、概要を紹介しています。

【スウェーデン】 新図書館法の制定(国立国会図書館調査及び立法考査局、『外国の立法』 、2014.1)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8407335_po_02580106.pdf?contentNo=1

2014年刊行分 No.258-1~ (国立国会図書館、『外国の立法』)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/2014/index.html

これからの公共図書館のデザインを模索する:“Model Programme for Public Libraries”が公開

図書館のデザインに関する情報を提供する“Model Programme for Public Libraries”というウェブサイトが立ち上がっていました。

主に3つのコンテンツから構成されており、サイトの紹介によると、“The Changing Public Library”では戦略検討に資する記事が提供され、“Design Challenges”では変わりゆく図書館の機能をサポートするスペースやデザインのアイデアと可能性が示され、また“Cases”では、実際の事例が紹介されているようです。“Cases”においては、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、オランダの図書館掲載されており、現時点で15事例が写真と共に紹介されています。

このウェブサイトは、デンマークのDanish Agency for Culture等によるもので、2013年9月に立ち上げられたようです。

Model Programme for Public Libraries
http://modelprogrammer.kulturstyrelsen.dk/en/

What is the Model Programme and Who Is Behind It?(Model Programme for Public Libraries)

スウェーデン全国書誌、Serials Solutions社のディスカバリーサービスSummonの検索対象に追加

2013年10月31日、Serials Solutions社は、スウェーデン王立図書館(Kungliga Biblioteket:KB)と協力し、同社のディスカバリーサービスSummonの検索対象に、スウェーデン全国書誌を追加すると発表しました。

スウェーデン全国書誌は、スウェーデン王立図書館が運営する総合目録LIBRISの一部で、1976年以降にスウェーデンで出版された出版物、1986年以降の地図の書誌情報などが含まれています。

The Swedish National Bibliography to be Indexed in the Summon Service(2013/10/31付け, Serials Solutions)
http://www.serialssolutions.com/en/words/detail/the-swedish-national-bibliography-to-be-indexed-in-the-summon-service

Swedish National Bibliography
http://www.kb.se/english/find/bibliographies/national/

About LIBRIS

スウェーデンのミュージアム3館が高精細画像を公開、Wikimedia Commonsにも共有

2013年10月23日、Wikimedia Foundation のコミュニティブログに、スウェーデンのミュージアム3館(The Royal Armoury、Skokloster Castle、The Hallwyl museum)の高精細デジタル画像の公開についてのアナウンスが掲載されています。

記事によると、3館は、2013年初頭より高精細デジタル画像をそれぞれのウェブサイトで公開することを進めてきており、また2013年10月に画像をWikimedia Commonsにアップロードし始めたとのことです。これまでにWikimedia Commonsには、およそ19,000点(7,000点のネガを含む)をアップロードしたとのことです。

Swedish Museums freely sharing images from their collections(Wikimedia Foundation Community Blog, 2013/10/23付け)
http://blog.wikimedia.org/2013/10/23/swedish-museums-share-images/

Commons:Livrustkammaren och Skoklosters slott med Stiftelsen Hallwylska museet

"Building Libraries for Tomorrow"のレポートが公開

2013年9月16日付で図書館建築に関するレポート"Building Libraries for Tomorrow"が公開されました。

このレポートは、12ヶ国の17の図書館で実際に図書館建築のプロジェクトに関わったマネージャーや実務者を対象に、成功する図書館建築に必要な要素や空間などについて調査を行った結果をまとめたものとのことです。図書館建築の計画の重点が、蔵書や物理的な設備のための空間の設計から、人々やコミュニティのアウトカム、経験や革新のためのデザインに移ってきているという国際的な傾向が記されているとのことです。

調査には、Bill and Melinda Gates International Network of Emerging Library Innovatorsが協力しているとのことです。

Building Libraries for Tomorrow
http://www.geelonglibraries.vic.gov.au/sites/default/files/pdfs/Board-Report-Attachment4-Sept-16-2013.pdf

via:
New Report: Building Libraries for Tomorrow (IFLA News 2013/10/7付けの記事)

スウェーデンで、図書館の電子書籍貸出サービスに関する製品・サービスを提供する新会社Atingoが設立

スウェーデンで、電子書籍やオンデマンド出版を手掛けるPublit社と、図書館や文書館向けのシステムベンダであるAxiell社が、2013年8月に、図書館に電子書籍貸出に関する製品・サービスを提供する新会社“Atingo”を設立しました。これについて、ALA TechSourceに、ブリーディング(Marshall Breeding)氏の提供として記事が掲載されています。

記事では、スウェーデンの図書館における、利用者への提供実績に応じてそれぞれの図書館が料金を支払うという電子書籍貸出モデルを、米国のモデルとは異なるものとして紹介するとともに、Atingoは、これをさらに前進させる狙いであるとを紹介しています。Publit社側が、出版社から電子書籍タイトルを収集し図書館員向けに提供する目録や、図書館員用の管理インターフェースを提供し、またAxiell社側が、利用者向けのインターフェースを提供しているようです。

Atingo and the Swedish E-Book Lending Model(ALA Techsource, 2013/9/17付け)
http://www.alatechsource.org/blog/2013/09/atingo-and-the-swedish-e-book-lending-model.html

Atingo

スウェーデン王立図書館から盗まれた貴重書が返却される

2013年7月24日、米国の連邦捜査局(FBI)が、1990年代にスウェーデン王立図書館から盗まれた貴重書2冊を同図書館に返却したことを発表しました。同図書館では1995年から2004年の間に少なくとも56冊の貴重書等が盗まれており、今回返却されたのはそのうちの2冊とのことです。盗難品と知らずに購入し、所蔵していた米国の貴重書店が、FBIからの連絡を受け、返却に同意したとのことです。

United States Returns Stolen Antique Books to the National Library of Sweden (FBI 2013/7/24)
http://www.fbi.gov/newyork/press-releases/2013/united-states-returns-stolen-antique-books-to-the-national-library-of-sweden

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