オーディオブック

楽しみとしての読書に関する調査(カナダ)

2016年6月3日、カナダの出版団体Booknet Canadaは、同団体のミドルトン(Tim Middleton)氏が、4月1日に開催されたTech Forum 2016で発表した、カナダ人の楽しみとしての読書についての調査結果の概要をブログで公表しました。

2月に実施された余暇時間調査において「読書」を選択したカナダ人に焦点をあてた調査で、以下のような分析結果が指摘されています。

・読書を選択した人は性別では女性が高い(女性:73%、男性:27%)
・女性のなかでも35-54歳の層が最も割合が高い
・読書は全体的に減少している
・読書サークルは不人気
・冊子体の書籍は実店舗で購入する
・電子書籍、オーディオブックを図書館やオンラインサービスで利用、購入することが増えている
・読者は“The daily reader”(1日1~3時間読書),“The hybrid book reader”(冊子体、電子書籍両方を読む),“The digital reader”(電子書籍を好む)の3タイプに分けられる

Are Canadians spending their leisure time reading?(Booknet Canada,2016/6/3)

「第6回オーディオブックアワード」、受賞作が発表

2016年4月14日、株式会社オトバンクが、同社のオーディオブック配信サービス“FeBe”で配信中している作品を対象とし、利用者の投票によって決定する、「第6回オーディオブックアワード」の結果が発表されました。

2016年の「オーディオブック・オブ・ザ・イヤー」は、川村元気氏の『世界から猫が消えたなら』が受賞しました。

その他、文芸書部門大賞では、冲方丁氏の『天地明察』、ビジネス書部門大賞では、岸見一郎氏、古賀史健氏の『嫌われる勇気』、企画賞は待田堂子氏の『小説版 Wake Up, Girls! それぞれの姿』が受賞しています。

第6回オーディオブックアワードを開催しました(株式会社オトバンク, 2016/4/14)
http://www.otobank.co.jp/posts/717077
http://c84wq36hqth4ht.cdn.jp.idcfcloud.com/press/award6th.pdf
※2つ目のリンクはプレスリリースの資料です。

オーディオブックは日本に定着するか? 出版・ラジオ関係者が語る音声コンテンツの近未来(新刊JP, 2016/4/14)
http://www.sinkan.jp/news/index_6704.html

株式会社メディアドゥ、電子図書館事業(「OverDrive Japan」)での日本語オーディオブックの導入について発表

2016年4月1日、株式会社メディアドゥは、日本で展開している電子図書館事業「OverDrive Japan」において、障害者差別解消法対応の1つとして、日本語オーディオブックの提供を4月中に開始する予定であることを発表しています。

同社の発表では、国内のオーディオブック権利元との契約により、1万作品以上の日本語オーディオブックの導入としており、図書館としての基礎的環境整備につながるとしています。

電子図書館向け日本語オーディオブックの提供へ(メディアドゥ, 2016/4/1)
http://www.mediado.jp/service/1329/

参考:
出版社16社がオーディオブック普及に向け連携、「日本オーディオブック協議会」が設立
Posted 2015年4月7日
http://current.ndl.go.jp/node/28293

Amazon.co.jp、記憶を学びに変え次世代に残し語り継ぐ<記憶の継承>プロジェクトを発足 3月10日から東日本大震災に関するコンテンツを順次無料公開

2016年3月1日、Amazon.co.jpが、記憶を学びに変え次世代に残し語り継ぐことを目的として、AudibleやKindleなどといった同社のプラットホームを使った、<記憶の継承>プロジェクトを発足させると発表しています。

Audibleでは、3月10日より、<記憶の継承>特設ページにて「16歳の語り部~インタビュー版~」をはじめとしたオーディオブックを順次無料で公開するとのことです。

<記憶の継承>特設ページでは、Kindleの『三陸・広田半島の漁師が伝えたいこと』『会社の枠を越えたウェブサイト復旧支援~東日本大震災時にAWSユーザーグループのメンバーはどう行動したか~』『陸前高田市消防団高田分団 震災から3か月後』『Amazonの社員は、何故4年間ボランティア活動を継続できたのか』といった電子書籍も無料公開予定のコンテンツとして紹介されています。

Amazon.co.jpが取り組む<記憶の継承プロジェクト>として「16歳の語り部~インタビュー版~」3月10日より無料公開(PR TIMES,2016/3/1)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000016852.html
※Audible, Inc.のプレスリリース

Amazon.co.jp「記憶の継承」プロジェクト

米OverDrive社、2015年の電子コンテンツの貸出数について発表:全体で2014年から24%増、特に電子オーディオブックが急増

2016年1月5日、米OverDrive社は、同社が図書館に提供する電子書籍と電子オーディオブックの、2015年における貸出回数について発表しました。2015年のデジタルコンテンツ(電子書籍、電子オーディオブック、ビデオなど全体)の貸出回数は合計で1億6,900万以上にのぼり、2014年から24%増加したとのことです。

電子オーディオブックの貸出回数の伸びが、電子書籍を上回るペースであったことが報告されており、電子書籍の貸出回数は、1億2,500万で、2014年から19%の増加であったのに対し、電子オーディオブックは、4,300万の貸出回数で、2014年から36%増加したとのことです。

また、100万回以上の電子書籍貸出回数が合計100万回を超えていた図書館システムは33だったとのことです。

コンテンツやカテゴリ別の貸出回数の多かったタイトルなども発表されています。

Library Readers Borrow Record Numbers of eBooks and Audiobooks in 2015(Overdrive, 2016/1/5)

スターバックスコーヒー、今年も、不要本の売却収益を日本点字図書館に寄付してオーディオブックを制作する“Book For Two”キャンペーンを実施(12/1-12/25)

スターバックスコーヒーは、今年も、不要となった本を店舗に持ち寄ってもらい、それらを売却して得られる金額の全額を日本点字図書館に寄付する“Book For Two”を2015年12月1日から25日まで実施するとのことです。

対象は一般書籍、洋書、CD、DVDなどで、寄付金はオーディオブックの制作に役立てるとのことです。昨年は131万1,813円を寄付したとのことです。

今年で7回目となる同キャンペーンは、全国700余りの店舗で実施されるとのことです。

Book For Two(スターバックスコーヒー)
http://www.starbucks.co.jp/responsibility/bookfortwo/

スターバックス コーヒー「Book For Two」キャンペーンのご紹介(日本点字図書館)
http://www.nittento.or.jp/news/starbucks2015.html

参考:
スターバックス、2013年冬も「Book for Two」キャンペーンを実施
Posted 2013年11月27日
http://current.ndl.go.jp/node/24948

スターバックス、「Book for Two」プログラムを今年も実施、オーディオブック製作支援に 
Posted 2012年11月13日

米国出版社協会が2015年上半期の売上高を発表 2014年の上半期に比べて4.1%減少 

2015年10月8日、米国出版社協会(Association of American Publishers:AAP)が2015年上半期の出版社の売上高速報を発表しました

速報によれば、2014年上半期に比べて売り上げ高が4.1%減少し、55億8千万ドルとなったとのことです。

また2015年の上半期の特徴は、

○書籍(フィクション/ノンフィクション/宗教)の取り扱いは2014年の上半期に比べて減少しているが、6月から改善が見られる
○電子書籍の取り扱いは2014年から10.3%減少
・前年比減少の大部分は、児童/ヤングアダルトカテゴリ-から来ており、45.5%減少している
・「アナと雪の女王」「ダイバージェント」シリーズを含めての大ヒット作品による2014年の大きな成長に対して減少している
○ペーパーバックとオーディオブックの取り扱いは2桁成長
○教育分野の打ち上げは減少

とのことです。

AAP StatShot: Publisher Net Revenue from Book Sales Declines 4.1% in First Half of 2015(AAP,2015/10/8)

オーディオブック大手のAudible社、日本でのサービスを開始 オトバンクもAudibleへの作品提供を始める

2015年7月14日、オーディオブック大手のAudible社が日本でのサービスを開始したと発表しています。現在、Audible社は、米国・英国・ドイツ・フランス・オーストラリアにてサービスを展開しており、日本は6カ国目のサービス提供国となるようです。

日本語コンテンツも数千タイトルが用意されているとのことですが、7月15日には、日本最大のオーディオブック配信サービス「FeBe(フィービー)」を運営する株式会社オトバンクが、FeBeで配信している約13,000作品のうち一部(約2,000作品)のAudible上での配信を開始したそうです。

無料のアプリをスマートフォンにダウンロードすることで、月額1500円でオーディオブックなどのコンテンツを聴くことができるようです。
現在はAndroid版アプリのみ提供しているようですが、今年の夏にはiOS版も用意されるとのことです。

「いつでもどこでも」本を「耳で楽しめる」、オーディオエンターテインメントサービス Audible(オーディブル)が日本へ本格上陸(PR TIMES,2015/7/14付け)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000014472.html

出版社16社がオーディオブック普及に向け連携、「日本オーディオブック協議会」が設立

2015年4月6日、小学館、講談社、KADOKAWA、オトバンクら16社が、オーディオブックの普及に向けて連携し、著作者の利益・権利の確保を目指す「日本オーディオブック協議会」を設立したと発表しています。「オーディオブック市場の分析及び拡大」、「オーディオブックとデジタル・紙の共存・共栄」、「著作者の利益・権利の確保」の達成を目指した団体とのことです。

「日本オーディオブック協議会」設立 (日本オーディオブック協会)
http://www.otobank.co.jp/top/audiobook-council_press.pdf
※プレスリリース

電子書籍の次の柱に――大手出版社など16社、「日本オーディオブック協議会」設立(ITmedia, 2015/4/6)
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1504/06/news155.html

オトバンク、公共図書館向けのオーディオブック貸し出し事業を開始

株式会社オトバンクが、2014年7月2日、大日本印刷株式会社とともに、公共図書館向けのオーディオブック貸し出し事業を開始することを発表しています。図書館の利用者は図書館で電子図書館の利用登録を行うだけで、音源データを借りることができるものとのことです。

オトバンク、公共図書館でのオーディオブック貸し出し事業を開始(オトバンク、2014/7/2付け)
http://www.otobank.co.jp/top/library_press.pdf

FeBe(オトバンクのオーディオブック配信サービス)
http://www.febe.jp/

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