オーディオブック

シンガポール国家図書館委員会、ビジネス関連の電子書籍やオーディオブックを利用することができるポータルサイト“Digital Business Library”を公開

2017年10月24日、シンガポール国家図書館委員会(National Library Board, Singapore:NLB)が“Digital Business Library”を公開しました。

世界的に著名なビジネス本作家による1万9,000点以上の電子書籍やオーディオブックを利用することができるポータルサイトで、NLBが、ビジネス支援を目的に、楽天子会社の米・OverDrive社と共同で立ち上げたものです。

最新の動向を把握するため、NLBとOverDrive社では、専門家と相談して収録作品を選定しており、また、モバイルフレンドリーなインターフェイスを導入しています。

Digital Business Library(National Library Board, Singapore,2017/10/23)
https://www.nlb.gov.sg/NewsAnnouncement/tabid/225/announcementId/249/Default.aspx

Booknet Canada、カナダ人の余暇時間と読書習慣に関する調査の結果(2017年)を公表

カナダの出版団体Booknet Canadaが、同団体が毎冬行っているカナダ人の余暇時間と読書習慣に関する調査の最新の結果を発表しています。

2つ選択可能な余暇時間の活動内容についての質問への回答は、インターネット(33%)、家族と過ごす(32%)、TV(31%)、映画(23%)、読書(22%)の順で、ここ3年間似た傾向を示しています。

この1年間に読書をしたと回答した成人の割合は82%で、そのうち、46%が図書館で本を借りたと回答しています。また、読書した冊数については、44%が昨年と同数、38%が増加、17%が減少したと回答しています。

媒体別では、90%が冊子体の書籍を利用しており、オーディオブックが26%、電子書籍は48%と回答しています。年齢別に見ると、18歳から44歳まで年齢層では、冊子体や電子書籍よりもオーディオブックを利用する傾向がありますが、55歳以上では冊子体を好む傾向があり、オーディオブックの利用は少なくなっています。

電子書籍の利用は、この1年間で読書をしたと答えた成人のうち20%が利用したと回答しており、そのうち38%はタブレット端末、23%が電子書籍専用端末、20%がスマートフォンで閲覧しています。

米・ノースカロライナ州、州全体の公共図書館で子ども向けのデジタルコンテンツが利用ができる“NC Kids Digital Library”を開設

2017年2月1日、米国のノースカロライナ州公共図書館長協会(North Carolina Public Library Directors Association :NCPLDA)が、OverDrive社及びノースカロライナ州政府・ノースカロライナ州立図書館と連携し、未就園児から第4学年までの子ども向けのデジタルコンテンツを提供する“NC Kids Digital Library”を開設したと発表しています。

3,700点を超える電子書籍、オーディオブック、ビデオ、リードアロング(朗読)などのコンテンツが、OverDrive社のプラットフォームを用いて、同州の85の地域・郡・市の図書館を通じて利用できます。

North Carolina Launches new eBook Sharing Service Specifically for Children(NCPLDA,2017/2/1)
http://ncplda.org/2017-2-1_NC_KidsDigital_LibraryFINAL.pdf

NC Kids Digital Library
https://nckids.overdrive.com/

参考:
米・コネチカット州立図書館、州単位の図書館用電子書籍アプリを開発へ:ニューヨーク公共図書館が開発したSimplyEをカスタマイズ

米国図書館協会、ニューベリー賞、コルデコット賞など子ども向けメディアを表彰する賞の2017年の受賞者・受賞作品を発表(米国)

2017年1月23日、米国図書館協会(ALA)が、ALA冬季大会において、ニューベリー賞、コルデコット賞、コレッタ・スコット・キング賞、マイケル・L・プリンツ賞など、子ども向けの各種メディアを表彰する賞の2017年の受賞者、受賞作品を発表しています。

American Library Association announces 2017 youth media award winners(ALA,2017/1/23)
http://ala.unikron.com/2017/

参考:
米国図書館協会(ALA)、ニューベリー賞、コルデコット賞など子ども向けメディアに関連する賞の受賞者を発表(米国)
Posted 2016年1月12日
http://current.ndl.go.jp/node/30410

米・シカゴ公共図書館、交通局と連携し、車内で電子書籍等を提供

2016年11月27日、米・シカゴ公共図書館は“CPL on CTA”の実施を発表しています。

シカゴ交通局(CTA)が運行する車内で、CTAの4G回線を用いて電子書籍やオーディオブック、映画、音楽、雑誌を提供するものです。

コンテンツは、シカゴの作家などシカゴに焦点をあてたものとなっており、図書館カードがあれば無料で利用できます。

Facebook(Chicago Public Library,2016/11/27)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=10154998875352454&id=35447572453

CTA, Chicago Public Library Partner To Offer Free Content For Riders(CBS Chicago,2016/11/27)
http://chicago.cbslocal.com/2016/11/27/cta-chicago-public-library-partner-to-offer-free-content-for-riders/

参考:
シンガポールで、書籍のジャンルにあわせてラッピングされた列車が運行:QRコードを用いた電子書籍の提供も
Posted 2016年10月25日

韓国・慶尚南道、教育庁が所管する図書館のシステムを統合:道内サービスの標準化や学校図書館との連携

2016年9月6日、韓国・慶尚南道教育庁が、同庁が所管する道内24の図書館システムの統合事業が完了し、利用者登録をすれば道内24館のどの館でも資料の貸出・返却が可能となったと発表しています。

また、専用のウェブサイト(慶尚南道教育庁統合公共図書館)を構築し、24館の資料の統合検索が可能となったほか、障害者等一部住民のみを対象としていた宅配サービスの全道民への拡大、各館間での相互貸借サービスの開始、スマートフォンを用いた会員証、相互貸借の申込や電子書籍・オーディオブックの利用が可能なアプリの提供なども行っています。

その他、道内960の学校図書館との連携のため、読書教育総合支援システムを構築し、学校図書館からの公共図書館資料の検索と、資料の学校図書館での受取を可能としたと発表されています。

경상남도교육청 공공도서관 서비스, 확 달라진다 (慶尚南道教育庁,2016/9/6)
http://news.gne.go.kr/allBoard.do?mcode=XM1401070728004&idx=9105&point=view&boardId=boardQC1399882243039&page=1&search=

회원증 하나로 경남도내 24개 공공도서관 이용 가능(国際新聞,2016/9/6)

楽しみとしての読書に関する調査(カナダ)

2016年6月3日、カナダの出版団体Booknet Canadaは、同団体のミドルトン(Tim Middleton)氏が、4月1日に開催されたTech Forum 2016で発表した、カナダ人の楽しみとしての読書についての調査結果の概要をブログで公表しました。

2月に実施された余暇時間調査において「読書」を選択したカナダ人に焦点をあてた調査で、以下のような分析結果が指摘されています。

・読書を選択した人は性別では女性が高い(女性:73%、男性:27%)
・女性のなかでも35-54歳の層が最も割合が高い
・読書は全体的に減少している
・読書サークルは不人気
・冊子体の書籍は実店舗で購入する
・電子書籍、オーディオブックを図書館やオンラインサービスで利用、購入することが増えている
・読者は“The daily reader”(1日1~3時間読書),“The hybrid book reader”(冊子体、電子書籍両方を読む),“The digital reader”(電子書籍を好む)の3タイプに分けられる

Are Canadians spending their leisure time reading?(Booknet Canada,2016/6/3)

「第6回オーディオブックアワード」、受賞作が発表

2016年4月14日、株式会社オトバンクが、同社のオーディオブック配信サービス“FeBe”で配信中している作品を対象とし、利用者の投票によって決定する、「第6回オーディオブックアワード」の結果が発表されました。

2016年の「オーディオブック・オブ・ザ・イヤー」は、川村元気氏の『世界から猫が消えたなら』が受賞しました。

その他、文芸書部門大賞では、冲方丁氏の『天地明察』、ビジネス書部門大賞では、岸見一郎氏、古賀史健氏の『嫌われる勇気』、企画賞は待田堂子氏の『小説版 Wake Up, Girls! それぞれの姿』が受賞しています。

第6回オーディオブックアワードを開催しました(株式会社オトバンク, 2016/4/14)
http://www.otobank.co.jp/posts/717077
http://c84wq36hqth4ht.cdn.jp.idcfcloud.com/press/award6th.pdf
※2つ目のリンクはプレスリリースの資料です。

オーディオブックは日本に定着するか? 出版・ラジオ関係者が語る音声コンテンツの近未来(新刊JP, 2016/4/14)
http://www.sinkan.jp/news/index_6704.html

株式会社メディアドゥ、電子図書館事業(「OverDrive Japan」)での日本語オーディオブックの導入について発表

2016年4月1日、株式会社メディアドゥは、日本で展開している電子図書館事業「OverDrive Japan」において、障害者差別解消法対応の1つとして、日本語オーディオブックの提供を4月中に開始する予定であることを発表しています。

同社の発表では、国内のオーディオブック権利元との契約により、1万作品以上の日本語オーディオブックの導入としており、図書館としての基礎的環境整備につながるとしています。

電子図書館向け日本語オーディオブックの提供へ(メディアドゥ, 2016/4/1)
http://www.mediado.jp/service/1329/

参考:
出版社16社がオーディオブック普及に向け連携、「日本オーディオブック協議会」が設立
Posted 2015年4月7日
http://current.ndl.go.jp/node/28293

Amazon.co.jp、記憶を学びに変え次世代に残し語り継ぐ<記憶の継承>プロジェクトを発足 3月10日から東日本大震災に関するコンテンツを順次無料公開

2016年3月1日、Amazon.co.jpが、記憶を学びに変え次世代に残し語り継ぐことを目的として、AudibleやKindleなどといった同社のプラットホームを使った、<記憶の継承>プロジェクトを発足させると発表しています。

Audibleでは、3月10日より、<記憶の継承>特設ページにて「16歳の語り部~インタビュー版~」をはじめとしたオーディオブックを順次無料で公開するとのことです。

<記憶の継承>特設ページでは、Kindleの『三陸・広田半島の漁師が伝えたいこと』『会社の枠を越えたウェブサイト復旧支援~東日本大震災時にAWSユーザーグループのメンバーはどう行動したか~』『陸前高田市消防団高田分団 震災から3か月後』『Amazonの社員は、何故4年間ボランティア活動を継続できたのか』といった電子書籍も無料公開予定のコンテンツとして紹介されています。

Amazon.co.jpが取り組む<記憶の継承プロジェクト>として「16歳の語り部~インタビュー版~」3月10日より無料公開(PR TIMES,2016/3/1)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000016852.html
※Audible, Inc.のプレスリリース

Amazon.co.jp「記憶の継承」プロジェクト

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