学術情報流通

世界中の学生によるアドヴォカシー団体が作成したオープンアクセス推進のためのポスター

学術情報のオープンアクセスを求めて活動を行っている、大学生・大学院生による国際的なアドヴォカシー団体“Right to Research Coalition”がオープンアクセスの広報を行うためのポスターを紹介しています。同団体は2009年夏に誕生し、世界中で700万人もの学生が参加しているそうです。ポスターでは世界中の学生に対して「オープンアクセスを実現するために、今すぐ対話、政府へのロピー活動、学生自治体への働きかけ、署名などを始めよう」と呼びかけています。ポスターはクリエイティブコモンズの「表示 3.0 非移植」(CC-BY 3.0)ライセンスで公開されています。

ポスター(Right to Research Coalition)
http://www.righttoresearch.org/bm~doc/open-access-flyer.pdf

The newest addition to your Open Access toolkit(Right to Research Coalitionのブログ 2011/5/11付け記事)
http://www.righttoresearch.org/blog/the-newest-addition-to-your-open-access-toolkit.shtml

参考:

ケンブリッジ大学出版局、他の学術出版社の電子書籍等も提供可能なプラットフォーム“University Publishing Online”を発表

2011年7月13日、ケンブリッジ大学出版局(Cambridge University Press)が、他の学術出版社発行の電子書籍やデジタルコンテンツも提供できる電子書籍プラットフォーム“University Publishing Online”を提供すると発表しています。この“University Publishing Online”は、2011年10月から図書館に対して、世界中の学術出版社の電子書籍や関連したデータベース等を提供を開始する予定とのことで、すでに、Boydell & Brewer、Liverpool University Press、the Mathematical Association of America等が参加を表明しているとのことです。

Cambridge University Press announces new digital platform for other academic publishers (Cambridge University Press 2011/7/13付けのプレスリリース)
http://www.cambridge.org/press/article.asp?artid=156541

英国研究会議(RCUK)、学術電子インフラに関する英国の学術振興団体・高等教育機関等の見解と提言をまとめたレポートを公開

2011年7月13日に、英国研究会議(RCUK)が“Report of the e-Infrastructure Advisory Group”と題するレポート(2011/6/27付け)を公開しました。これは、英国ビジネス・イノベーション・技能省(BIS)を中心に組織された諮問グループ“e-Infrastructure Advisory Group”による、学術電子インフラに関する見解や提言がまとめられているようです。

Report of the e-Infrastructure Advisory Group (2011/6/27付けのPDF)
http://www.rcuk.ac.uk/documents/documents/e-IAGreport.pdf

学術情報流通やオンライン出版などをテーマにした、査読付きオープンアクセス雑誌“The Journal of Librarianship and Scholarly Communication”(米国)

2011年7月8日、米国のパシフィック大学図書館とカリフォルニア州立理工大学図書館が共同で、新しい査読付きオープンアクセス雑誌“The Journal of Librarianship and Scholarly Communication”を刊行すると発表しました。この雑誌は学術情報流通、機関リポジトリ、オンライン出版、デジタルプロジェクトをテーマとし、それらに携わる図書館実務担当者がアイディアや戦略などを共有する場を提供していくとのことです。第1号は2012年初頭に出版され、その後は季刊になる予定だそうです。各論文はクリエイティブコモンズライセンスで公開されるようです。

Pacific University Library and Cal Poly San Luis Obispo Library form partnership (Pacific University 2011/7/8付けプレスリリース)
http://www.pacificu.edu/news/detail.cfm?NEWS_ID=10010&CATEGORY_ID=2

E1189 - 大学図書館コンソーシアム連合JUSTICEの誕生:現状とその将来

E1189 - 大学図書館コンソーシアム連合JUSTICEの誕生:現状とその将来

2011年6月21日,株式会社サンメディア主催「第7回学術情報ソリューションセミナー2011 in 大阪」が開催され,国立情報学研究所(NII)学術情報基盤推進部図書館連携・協力室の守屋文葉氏と今村昭一氏による講演「大学図書館コンソーシアム連合の誕生:JUSTICEが見ている先は?」が行われた。その講演内容と配布資料に基づき,“JUSTICE”(Japan Alliance of University Library Consortia for E-Resources)が誕生した背景,概要と現状,将来のビジョンについて紹介する。...

学術文献検索サービス“Microsoft Academic Search”が大幅アップデート 検索可能分野が5から14に増加へ

米国のMicrosoft社は2006年から“Live Search Academic”という学術文献検索サービスを提供していました。2008年5月に同サービスを中止した後、同社の研究部門Microsoft Research Asiaが2009年10月に同種のサービス“Microsoft Academic Search”をリリースしました。当初はカバーされる分野がコンピュータサイエンスのみでしたが、2011年3月に化学、工学、数学、物理学の4分野が追加されていました。

2011年6月のアップデートによって、Microsoft Academic Searchの検索可能文献数は1,570万から2,710万へと増加したそうです。また、今後数か月間で、生物学・生物化学、臨床医学、免疫学、微生物学、分子生物学・遺伝学、神経科学、薬理学・毒性学、植物学・動物学、精神医学・心理学、の9分野が追加され、カバーされる分野は全部で14になるそうです。

その他、新機能として、地図上で研究機関を探すことができる“Academic Map”や、2つの機関の間で出版文献数、被引用数、h-indexなどの指標を比較するツール“Compare Organizations”などがリリースされたそうです。

Microsoft Academic Search

“PLoS ONE”、SPARC Innovatiorに選ばれる

2011年6月30日に、米国SPARCは、学術コミュニケーションを変革する活動を行っている個人や団体を表彰するSPARC Innovatorに、2006年創刊の全科学分野・医学分野の査読付きオープンアクセス誌である“PLoS ONE”を選出したようです。

PLoS ONE named as the new SPARC Innovator: Public Library of Science changes the face of open-access publishing, again (SPARC 2011/6/30付けの記事)
http://www.arl.org/sparc/media/11-0630.shtml

国際会議“Open Repositories 2011”の発表資料・ポスターが公開

2011年6月6日から11日にかけて、米国テキサス州オースティンで開催された国際会議“Open Repositories 2011”の発表資料・ポスターが公式サイトで公開され、参加者のレポートが『月刊DRF』No.18などに掲載されているようです。同会議では、セマンティックウェブ、Linked Data、識別子など関する発表に加えて、ポスター発表、7分で24人が発表する“24 x 7”、“Show Us the Future of Repositories”をテーマにしたプログラミングコンテスト“Developer Challenge”、などが行われたそうです。ポスター発表では、日本から、国立情報学研究所(NII)、Digital Mathematics Library in Japan (DML-JP)、MyOpenArchiveなど6件の参加があったとのことです。

Open Repositories 2011
https://conferences.tdl.org/or/index.php/OR2011/OR2011main

Open Repositories 2011 - Program
https://conferences.tdl.org/or/OR2011/OR2011main/schedConf/program

平成22年度CSI委託事業報告交流会「クラウド時代の機関リポジトリ」の資料・アンケート結果が公開

2011年6月13~14日に、国立情報学研究所(NII)で開催された平成22年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系)「クラウド時代の機関リポジトリ」の発表資料・アンケート結果などが公開されたそうです。同交流会では219名が参加し、「萌えるリポジトリ」、「ポスターセッション」、「試されるリポジトリ」、「つながるリポジトリ」、「パネルディスカッション」という5つのセッションが行われたそうです。

プログラム・発表資料・ポスターなど
http://www.nii.ac.jp/irp/event/2011/debrief/

アンケート結果
http://www.nii.ac.jp/irp/event/2011/debrief/enquete.html

トムソン・ロイター社、Journal Citation Reports (JCR)の2010年版をリリース

2011年6月28日、トムソン・ロイター(Thomson Reuter)社が、学術誌評価分析データベースJournal Citation Reports (JCR)の2010年版をリリースしました。2010年版では238分野における10,196タイトルの学術雑誌の情報が収録されているそうです。同社では、2006年以降、収録対象となる出版国の拡大に努めており、84か国で出版される1,355タイトルの雑誌を追加してきたそうです。

Thomson Reuters Releases Journal Citation Reports for 2010 (トムソン・ロイター 2011/6/28付けプレスリリース)
http://thomsonreuters.com/news_ideas/press_releases/?itemId=457747

ページ