学術情報流通

SPARC Japanの支援による数学系論文ポータル「DML-JP」が試行開始

国内の学術機関リポジトリや、コーネル大学が運営する“Project Euclid”などに搭載されている数学系論文を、OAI-PMHを利用して収集し検索・ブラウジング可能とした数学系論文ポータル「DML-JP」が、アルファ版として試験公開されました。これを支援した国立情報学研究所(NII)の国際学術情報流通基盤整備事業(SPARC Japan)が速報しています。

DML-JP (alpha)
http://dmljp.math.sci.hokudai.ac.jp/

数学ポータルサイト"DML-JP"が試行開始 - 国際学術情報流通基盤整備事業
http://www.nii.ac.jp/sparc/2008/09/dmlj.html

参考:
E834 - 紀要電子化の周辺には,どんな世界が広がっているか?<報告>

研究者間の関係を樹形図で表すウェブサイト“Academia.edu”

世界中の研究者の関係を樹形図で表し、自分の研究関心に近い人を見つけたり、自分の研究関心に近い論文などを見つけることができるというウェブサイト“Academic.edu”が、現役学生や学術出版の編集者たちの手により、立ち上げられました。研究の関心領域と、大学名をキーにして、自分の関心領域からの学者界の広がりを、樹形図を辿って見ていくことができます。興味を持った研究者は、自分の業績や関心領域を登録し、樹形図に加わることもできます。

Academia.edu
http://www.academia.edu/

Academia.eduは研究者のためのGeni
- TechCrunch Japanese 2008/9/17付けの記事

ドイツ発の学術・研究・教育情報共有コミュニティサイト“ScienceStage”

ドイツのeinheit.berlin社が、学術・研究・教育情報を共有できるコミュニティサイト“ScienceStage.com”を開設しています。自然科学・社会科学・人文科学の各分野を網羅しており、今は亡き哲学者へのインタビュー映像なども公開されている点が特徴的です。

sciencestage.com :increasing knowledge transfer:
http://sciencestage.com/

September 17, 2008付けPeter Scott's Library Blogの記事
http://xrefer.blogspot.com/2008/09/sciencestage.html

英国研究公正局、研究機関・研究助成機関向けの「研究における不正行為の調査手順」書を作成

英国の独立機関、研究公正局(UKRIO)が2008年8月、

・研究における不正行為が告発された際の完全・公平な調査を保証する
・合意が形成されている標準プロセスを用いて調査することにより調査ミスを減らすことができることを例示する
・大学・研究機関によって全国的に採用されている標準的な手順に従って調査が行われていることを被調査者に改めて保証する

の3点を目的とした、研究機関・研究助成機関向けの「研究における不正行為の調査手順」書を作成、公開しています。

UKRIO: Procedure for the Investigation of Misconduct in Research
http://www.ukrio.org/sites/ukrio2/the_programme_of_work/procedure.cfm

E834 - 紀要電子化の周辺には,どんな世界が広がっているか?<報告>

2008年9月2日・9月3日の両日にわたり,京都大学数理解析研究所(RIMS)の主催,国立情報学研究所 国際学術情報流通基盤整備事業(SPARC Japan)の共催でRIMS研究集会(第4回 SPARC Japan セミナー2008)「紀要の電子化と周辺の話題」が開催された。...

UK PubMed Central、さらに発展へ

このほど、英国の政府機関、研究会議、慈善基金といった8つの研究助成機関が、UK PubMed Centralのウェブサイトをさらに充実させる3年計画に資金提供を行うことで同意したということです。このUK PubMed Centralの発展プロジェクトは、英国図書館(BL)、マンチェスター大学、欧州分子生物学研究所の欧州生命情報学研究所 (EMBL-EBI)によって実施され、下記の4点を目標にしています。

・米国のPubMedで利用可能な1,800万のデータに直接リンクを張る。
・テキスト分析やデータマイニングのツールを用い、研究論文から生物学に関連する情報を抽出する新手法を開発する。
・伝統的な雑誌文献には含まれないコンテンツへのアクセスを確保する。
・簡単に、直感的に使用できるインターフェースを開発する。

BLのプレスリリース

イスラム学分野のデジタル化資料に対するユーザ要件調査レポート(英国)

英国情報システム合同委員会(JISC)の助成により、英国エクスター大学が実施した、イスラム学分野のデジタル化資料に対するユーザ要件調査レポートが、JISCから公表されています。これは、英国のイスラム研究コミュニティに属する研究者、ライブラリアン、活動家等に対するアンケート調査やフォーカスグループインタビュー、イスラム学分野で多く利用されている図書館資料の調査等を通じて、デジタル化資料に対するユーザの要件を明らかにするというもので、調査を受けて、全国のイスラム学資源にアクセスするための権威あるゲートウェイサイトの構築、イスラム研究機関のウェブサイトのアーカイビングなど、5点が勧告されています。

Digital Islam : JISC
http://www.jisc.ac.uk/Home/news/stories/2008/09/digitalislam.aspx

2008年英国eサイエンス「全員参加集会」

英国では2002年から毎年、eサイエンスに係る人々が全国から一堂に会し、知見・成果等を共有し交流する「全員参加集会(All Hands Meeting)」が開催されています。その2008年集会が、「交差する境界(Crossing Boarders)」をテーマに9月8~11日にかけてエディンバラで開催されました。ウェブサイトではすでに、一部の発表資料が公開されています。
なおこの集会は、過去のすべての集会について、ウェブサイトと会議録を公開しています。

UK e-Science All Hands Meeting
http://www.allhands.org.uk/
(※過去の集会のウェブサイト・会議録は、画面上部の「ARCHIVE」タブから見ることができます。)

Full Programme

英国DCC、デジタル形式の学術データに付けるべき「注記」に関するブリーフィングペーパーを公表

英国のデジタルキュレーションセンター(DCC)が刊行しているブリーフィング・ペーパーの最新号で、デジタル形式の学術データに付与すべき「注記(Annotation)」について、短期的/長期的な意義、高等教育/継続教育(HE/FE)やeサイエンスの観点からの位置づけ、考えなければならない論点などを整理しています。

Digital Curation Centre: Resource Centre: Briefing Papers: Annotation
http://www.dcc.ac.uk/resource/briefing-papers/annotation/

「情報管理」誌に学術出版協会(SSP)の年次大会報告が掲載

2008年9月1日に刊行された「情報管理」誌が、時実象一・愛知大学文学部教授による学術出版協会(SSP)2008年年次大会(2008年5月、米国ボストンで開催)の報告記事を掲載しています。

時実 象一. 学術出版協会(Society for Scholarly Publishing)第30回年次大会. 情報管理. 2008, 51(6), p. 420-438.
http://joi.jlc.jst.go.jp/JST.JSTAGE/johokanri/51.420

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